恋愛の歌
詩編
この国がなく民もなく 荒野に果てる身であったなら
海の泡より生まれしひとよ あえて今一度 尋ねさせてくれ
そなたはわたしに 嫁いでくれるかい天駆ける鳥 風の流れに 海原往くもの 潮(うしお)の渦に
荒ぶる獣も老いの定めに あらがいながらも従い生きるが
そなたはわたしに 縛られはすまいため息はとめどなく 抜け殻をさいなんで
かつて わたしは虚空を舞いめぐり
星々の輝きすらも わが意のままに
大理石の玉座に 囚われた今
まどろみの夢 つたなき迷妄この国がなく民もなく 荒野に果てる身であったなら
海の泡より生まれしひとよ あえて今一度 尋ねさせてくれ
そなたはわたしに 嫁いでくれるかい
帝王の苦悩。
あなたとぼくのあやまちは
1、あなたとぼくのあやまちは
ぼくが本気になったこと
ささげたもののみかえりは
はばたく夢か まやかしなのか2、愛を交わして やすらかな
寝息にしのびこんでみた
胸のひみつの宝箱
みしらぬかおがしまってあった
七億年 生きたのに かしこくはなれなくて3、滅びゆくのに貸した手を
ほほにかさねて さとってた
いつの世だかに むすばれて
すみついたのは 遠い日のぼく
七億年 生きたのに かしこくはなれなくて
七億年 生きたのに すなおにはなれなくて
時間と空間、次元を超越した主人公が疑心暗鬼から、ひとりの少女のために世界を滅亡させてしまう物語。
夢魔とつがったせいに違いない
「ものごころついてから あなたが
はじめて愛を交わしたいきものは
あたたかい肉と芳香をそなえた
この世界のニ・ン・ゲ・ンでしたか?
ほんとに……? ほんとうに……?」1、触れては遠のく 夜想のベール
来る日 来る月 描きもとめて
ふりはらえない はるけき慕情
恋も契りも 知る以前からの
すべての起こりは……
夢魔とつがったせいに違いない
2、吐息 交わしあう 類いのむつごと
うらやむ 無邪気なときもあったかと
自嘲に自堕落 織りなすコキュートス
ベアトリーチェよ あなたは いずこに?
どこから たがえた……?
夢魔とつがったせいに違いない
「アダムの最初の妻
土くれからつくられたリリス
夜の女王リリス
彼女 あるいは 彼女の子孫たちと
凍てついた氷のまぐわいを持った者は
永劫に ヒトとの性交では
悦びを得ることがない。」
3、くつろぎの庭のうち
憎しみのバラで いっぱい
楽園に入れない 耳もとにささやき声
「……アナタがしあわせ」
最初に(夢想の中で?)愛をかわした異性が、この世のものでなかった。
もう、この世界の恋愛では、喜びを得ることがない。それでも、いいか……。
百万本のペニス
たとえおまえが オレの知らないモノを何本しゃぶっていようが たとえおまえが 請われるままに 肉のあわせめさらしまくろうが かまやしないさ ふりでもいいぜ せめて シャワー・タイム告げられるまで どうか やさしく いたわってくれ ドブ泥まみれ砕け散ったクズを
たとえおまえが 時間いくらで かぐわしさ むさぼられようとも たとえおまえが はやり病に ひと通り蝕まれていようと 気にはしないさ ふりでもいいぜ せめて 同じ空気吸える間 どうか やさしく いたわってくれ ドブ泥まみれ砕け散ったクズを
おまえのことを おとしめながら ゲスに半立つオヤジども おまえをそしり悦にいる 無垢のつもりのもの欲しげまんこ 生まれついての可憐さを 価値と信じてなぜいけない?
ちまたでは愛が容姿で手に入る ちまたでは愛が技巧で手に入る ちまたでは愛が名前で手に入る ちまたでは愛が金で手に入る
入れたもの勝ち 入れたもの勝ち とりあえずは勝ち誇りたまえ 得られたものが光る糞でも ケチくさい憂鬱の種でも やがて去りゆく はかなき日々に ただ少しだけトッピングをかけ 時のなすまま 気の許すまま 持たざる無念のはけ口となって
百万本のペニス! 百万本のペニス!そそり立ってる 脈打ちながら まだ見ぬおまえを夢みては もしも おまえがきれいでなくて 誰がいったい求めるというの?
おまえのことを おとしめながら ゲスに半立つオヤジども おまえをそしり悦にいる 無垢のつもりのもの欲しげまんこ 生まれついての可憐さを 価値と信じてなぜいけない?
美しくて、やさしい風俗の女性にささげた曲。
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