- ミルキー・ウェイ
1、あなたと歩いたミルキー・ウェイ
今宵 どなたとみあげましょう
残された あなたとの語らいの時 わずか
星々の調べから あふれだす はるけき日
2、恋を奏でるカノープス
吐息もあまく いろめいて
いくつもの宝石を ちりばめたオルゴール
ステップも軽やかに踊りましょ よもすがら
3、いつかのあなたとフェアリー・テールス
またたく夢に 満たされて
ペガサスのいななきも ポラリスのやきもちも
ひとりじめ わたしだけ こんなほら いい気持ち
4、あなたと歩いたミルキー・ウェイ
明けゆく 空にぼやけだす
寝過ごして眠たげな 星屑にいのったら
あなたにも 知られずに なおるかな ひとみしり
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- 「今宵 どなたとみあげませう」ってか?(笑)
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- ローザ
1、まだ クチバシ黄色いひよこだと 思っていたら
ほれ あんたんところの孫娘 くつわをとるのも一人前
ほほ 紅くいろづき髪はゆれ 咲きほころんでくユリのよう
でも くったくなげな あの娘にも
ひとに言えない悩みがあったとさ
ローザ・ローデリッヒ なぜ泣くの
ローザ・ローデリッヒ なぜ泣くの
あなたにゃ 涙はにあわない
ローザ・ローデリッヒ 泣かないで
2、やれ 日ごと夜ごとに影がさす あの娘の笑顔
ばか 相手にされない小伜め オトコのせいだと毒づいた
まあ 正直者の母親も 小首をひねるがわからない
ねえ 聞かせておくれよ レプラコーン
床下住まいのあんたにゃ わかるだろう
ローザ・ローデリッヒ なぜ泣くの
ローザ・ローデリッヒ なぜ泣くの
あなたにゃ 涙はにあわない
ローザ・ローデリッヒ 泣かないで
「あの娘はきづいたんだよ 自分が自分であることに
おとなの扉をたたくのは 自分にさよならするってことも」
3、ああ とうとうアタシのところまで あの娘はやってきた
そりゃ 気だてのやさしい いい娘だよ アタシも情にほだされた
ほら 魔法の粉をひとつまみ これであんたは今のまま
ただ こまったことがひとつだけ
これからあんたは だーれも愛さない
ローザ・ローデリッヒ なぜ泣くの
ローザ・ローデリッヒ なぜ泣くの
あなたにゃ 涙はにあわない
ローザ・ローデリッヒ 泣かないで
- これも、ライブの定番。
- 私はいまでも、おとなの扉をくぐっていない。ようだ。
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- モルニオ男爵の話
1、モルニオ男爵は戦争がきらいだったとさ
代々名高い 軍人の家系だったのに
お馬がこわくちゃ オハナシにもならないよ
鎧や兜は 重くてとってもたまらない
すれ違うたびに家来たち 顔み合わせては ひそひそ笑い
男爵は屈辱を感じてたのさ ひとりのでくのぼうとして
「ほかの人ならもっと上手くやれるだろうにね」
2、モルニオ男爵はからきし おくてだったとさ
口惜し涙のソースが高くついたので
でっぷりふとって みられたもんじゃなかったよ
浮かれた噂にゃ 生まれてこのかた 縁がない
ところが南の姫君が どこで見初めたのか 嫁いできたよ
男爵はとまどいを感じてたのさ ひとりのでくのぼうとして
3、モルニオ男爵は戦さに呼ばれてったとさ
さいわい 自分の分だけツキはあったけど
かわいそうなは 勇敢な部下の兵士たち
あっちや こっちで 力つき倒れてく
出てこない智恵をしぼっても
はたいろどんどん こりゃまた悪い
男爵はむなしさを感じてたのさ ひとりのでくのぼうとして
「ほかの人ならもっと上手くやれるだろうにね」
4、モルニオ男爵が最後に思いついたのは
誇りを投げ捨て みんなの救いを乞うことさ
イバラをからめた 白旗をなびかせて
夜陰に乗じて 敵陣にのりこんだ
翌朝 首はさらされた 罵倒しあざける 味方の前に
男爵は彼なりにまっとうしたのさ ひとりのでくのぼうとして
遠く離れたお城では やさしい夫を待ってるよ
編み上げながら お姫さま おなかのややの着る産着
- 童話にたくした半生記。不幸なことに、モルニオ男爵より悪かった。
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