現実直視の歌




夏は終わりぬ

光あふれる きざはし
摩天楼さえ みおろし
セラピム奏でるメロディ
まばゆき 行く手あらわす
誰が惜しむ けがれた現身

わたしの肉は 熔け落ち
幾夜もへだて 闇での
真紅のみそぎにゆだね
芥の海へと沈む
誰が惜しむ けがれた現身

飛び去りしもの
朽ち果てしもの
わたしのために こぼれた涙

怒涛荒ぶる 磯にまかれた
名もなき ゆえなき 真砂がごとくに
押し散らされて 奈落に澱み
巻きあげられて しぶきに砕け
吹き寄せられて 流転に呑まれ
旅の終わりは 夢のまた夢
目覚めたあとの またたき

ふるえて 眠る罪たち
裁きの明日に おびえて
許されるために生まれ
召されるままに来たのに
誰が惜しむ けがれた現身




耶蘇教的、永遠の苦しみ。現実が夢か、輪廻が夢か。



 小夜曲を



 死ぬのがこわいだと? ミイラもどきのくせに 
 ならば聞こう むくろと どこが違うというのか?
 このまま ながらえ 残せるものがあるのか?
 ほとぼりがさめても 惜しまれてるとおもうか?

 死はおそれないだと? おびえ ながらえきたのに
 徒労と 悔恨より 歴史は築かれる
 歯向かうか 逃げきるか どちらかしかないのだ!
 立ち止まろうなんて 許されるものか!

「もう わかってるんだぜ 野望豊かなゆえに
 あきらめ 覚えるため この地に生をうけたのさ」

 肥沃な蜜の流れる 地を夢みてるのか?
 こときれてからも 平穏はこないだろう
 永劫は語らず 真実はありえず 
 万人のメシアも 期待には添えない

 この体の背後に オーラが見えるかい?
 なくたってかまわない 翼の名残りとやらが

「もう わかってるんだぜ 野望豊かなゆえに
あきらめ 覚えるため この地に生をうけたのさ」




もう、なにもいうことはない。


トランキラーザーありがとう


内容があんまりひさんなので<「オレってかわいそう」、

歌詞自己削除 99.08.21.8:30AM

歌詞希望者はメールくれっぃ! いるはずないか。


    わらべうた


一、あなたのそだてた小鳥はどした?
  あんまりぴいぴい鳴いたから
  ひろいおそらへはなしたよ

二、おそらにはなした小鳥はどした?
  とっても急いで飛んだから
  風につばさをむしられた

三、つばさむしられた小鳥はどした?
  やさしい雌鳥にたすけられ
  なかよくつがいになりました

四、なかよしつがいの小鳥はどした?
  だんだんばたけの木のえだに
  わらくずお家をこしらえた

五、お家こしらえた小鳥はどした?
  ちいさなたまごの殻がわれ
  かわいいひな鳥うまれたよ

六、ひな鳥うまれた小鳥はどした?
  おなかをすかせた子のために
  ミミズをさがして旅にでた

七、ミミズをさがして小鳥はどした?
  あたりはまっくら めがみえず
  お山で猟師にうたれたよ

八、お山でうたれた小鳥はどした?
  おなべで煮られて食べられた
  ぐつぐつ煮られて食べられた




生物の一生なんて、こんなものだ。



  恐怖に襲われた明日



1、昨日は終わった あたりさわりなく
いつまで こうして 生きられるだろう
眠って起きれば 日はまた昇るさ
鉄格子からも 朝日はさすのか?

教えておくれよ あしたはいい日かい?
聞かせて欲しいぜ あしたはくるのかい?

はき慣れたブーツ 見てないところで
知らない何かが 息をひそめてる
あなたはひとりが 好きだというけど
あなたがひとりと どうしてわかるの?
Living in Fear……


2、あたり一面は 地雷だらけなのに
時限爆弾 怖れてるなんて
石造りの橋 叩いたつもりで
スコープに踊る おのれは哀れだ

教えておくれよ あしたはいい日かい?
聞かせて欲しいぜ あしたはくるのかい?

ツメのあかほどの ささやかな悪意
つみあげ数えた すべて ぶち壊す
かがみにうつした 血文字の契約 
数字よりもっと 信じられるだろ
Living in Fear……

「ここにおいで ぼうや しあわせをきみにあげよう」

3、倒れつづけてく ドミノのこまたち
約束の地とやら たどりつけるのか
希望のひかりに きらめくゴールは
霧につつまれた 崖じゃなかろうね

教えておくれよ あしたはいい日かい?
聞かせて欲しいぜ あしたはくるのかい?

愛する人たち 満足ささげて
童話くちずさみ わすれるのもいい
名を呼べるだけの 神々に祈り
こぼれおちるマナ 
せいいっぱい うけとめて
Living in Fear……




とても、気にいっている。

すごくやりきれない時には、最悪について、想像力をふりしぼってみる。少しだけ、救われる。


絶滅より 深い愛はない(サマリヤ・サマリエ)



1、おまえに聞かせてくれよう この世の不義の成立ちを
疎まれるもの せめぐもの ともに生まれる その理由を
「絶滅より 深い愛はない」
サマリヤ・サマリエ…… サマリヤ・ザメリク……
唇をふるわせて サマリヤ・サマリエ……


2、さらに記憶をひもとけば やがて『無』となる切れ端は
ゆがんだ業の 伏魔殿 屈辱ばかり なぜ浮かぶ
「絶滅より 深い愛はない」
サマリヤ・サマリエ…… サマリヤ・ザメリク……
唇をふるわせて サマリヤ・サマリエ……


新しい世界を担って 土に還るのか 岩に刻まれ…… 
それとも ゲヘナの闇に 安堵を得るのか


3、然らば責を受けようか 化石の園で果てようか
燃ゆる硫黄のパブテスマ 荼毘にふされた亡骸に
「絶滅より 深い愛はない」
サマリヤ・サマリエ…… サマリヤ・ザメリク……
唇をふるわせて サマリヤ・サマリエ……




時には、「最初から、存在する自体が不条理だった」と、想ってみる。

少しだけ、救われる。(かもしれない)


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