5・27臨大弾圧国労家族の会・国鉄労働組合千葉地方本部幕張電車区分会(抗議声明)・国労東京地本組合員有志



国鉄労働組合中央本部

 酒田 充 中央執行委負長 殿
 中 央 執 行 委 員 会 殿

要 請 書

 私たちは近畿地本、南近畿地本の組合員で、近畿地本大阪地区本部・束元、同じく小泉伸、兵庫地区本部・富田益行、福知山地区本部・原田隆司、南近畿地本奈良電車区分会・橋日出夫の家族です。いっしょに逮捕された中には、16年間も組合方針のもと解雇撤回・地元JR復帰のたたかいを続けてこられた九州エリア本部小倉闘争団の松崎博巳さん、羽廣憲さんの2人の闘争団員の方もおられます。
 この1年間、夫たち、そして私たち家族を全国の組合員の方々が支え、励ましてくださいましたこと、心より感謝いたしております。
 しかしながら、新しく中央執行委員長になられた酒田充氏、ならびに中央執行委員の皆さんには、どうしてもはっきりさせていただきたいことがあります。
 私たちの夫は、昨年10月7日に酒田中央執行委員長(当時は東京地本委員長)、鈴木東京地本法対部長、石井中央本部会計監査、黒執氏、江田氏ら国労の中央本部をはじめとした役員従事者に訴えられて警察権力に不当逮輔され、1年2ケ月経った現在もまだ東京拘置所にとらわれたままです。まず、直接、警視庁と連絡をとりあい、逮捕の打ち合わせを行い、彼害届け、ビデオ任意提出、警察と検察の調書に協力し、「厳重に処罰しろ」「起訴しろ」と今回のデッチ上げ事件を捏造した酒田中央執行委員長と鈴木法対部長に言います。ただちに「被害」届けを取り下げ、すべての国労組合員・闘争団に事件の全貌を正直に明らかにし、被害を受けた夫たち8人と私たち家族に謝罪をしていただきたい。そして石井氏、江田氏、黒執氏ら「被害」届を出した人たちも、警察権カに組合員を売ったことを夫たち8人と家族、全組合員に謝罪しなさい。
 公判も15回目となり、事実はすべて明らかになっています。いつもどおりにビラまきをしていた夫たちや闘争団に3列縦隊を組んで突っ込んで行ったのは、あなた方ではないですか。鈴木法対部長が公判ではっきり証言しました。
 そもそも今回の発端となった5・27国労臨時大会は「臨大を開いて闘争団除名を決めろ」という自民党らの3党声明に基づいて開かれたことに最大の問題があるのではないですか。酒田委員長は国労文化のインタビューで「ごく一部の団結を乱す行為が繰り返され行われている」だの「みんなで議論し決まった方針はたとえ異論があったとしてもみんなで実践するごく当たり前の組合民主主義の貫徹が必要」「一部のものがアウトロー化し、外部のよこしまな煽りそそのかしに乗っていますが、これらの行動は結局、最終的には相手を利することになり、百害あって一利なしです」だの話しておられますが、当該である闘争団自身や組合員がはげしく反対しているにもかかわらず、闘争団の除名を国鉄分割・民営化の国労差別の敵である自民党に要求されて大会を開催することこそ、国労からアウトロー化して外部のよこしまな煽りそそのかしに乗ることなのではないですか。それこそ百害あって一利なしです。しかも最近になって、寺内中央本部書記長が国労を脱退し、北海道の仲間たちをそそのかして脱退させ、別労組を作ったことはどうなのですか。
 寺内さんといえば、今年の大会でも率先して査問委員会の責任者として、闘争団の除名を主張されていた方ではないですか。除名できなかった、自分の思うようにならなかったからといって国労を分裂させるなんて、本当にゆるせません。なぜ、闘争団にばかりきびしく除名を叫び、寺内さんには甘いのですか。言ってる事とやってることがちがうではないですか。
 寺内さんだけではありません。4月には、前中央副委員長だった上村西日本本部委員長と書記長、九州本部委員長・書記長が、JR連合の酉労組委員長や九州労組委員長と熊本で会談して、九州の組合員を集団脱退させて、JR連合と合流しようとしていたというではありませんか。いったい、国労の本部というのはどうなっているのですか。「総団結」と口ではいっても、やってることは団結破壊の組合分裂ばかり、団結を訴えている闘争団にはしつこいほど処分をかけ、夫たち現場の組合員は警察に売る、団結破壊の先頭にたっているのは本部のほうではないですか。
 闘争団は16年間、家族といっしょに国労として、人として生きることに人生をかけてこられました。だから私たちも夫たちのたたかいを信じ、国労が差別や不利益があっても、いっしょにがんばってきました。このもっとも国労らしい闘争団や夫たちにくらべで、酒田委員長、寺内書記長、あなた方のやっていることはなんですか。
 組合員を警察に売り、闘争団を統制処分にした酒田新委員長はいったい国労をどこへ持っていこうとしているのでしょうか。4党合意に賛成し、闘争団の除名を叫び、夫たちを権力に売った寺内前書記長たちが、先日、国労を脱退し、組織を割って別労組を作りました。どういうことですか。四党合意も闘争団の処分もみんな国労をつぶしてJR連合と一緒になりたいがためだったのかと思うとくやしいです.国鉄分割民営化は国労組合員の家族であった私たちの人生も変えました。私たち家族も「仲間を裏切らない」とがんばる夫たちとともにここまでがんばってきたのです。
 私たち家族は1年2ケ月も夫たちを警察権力に奪われ、収入も閉ざされ、冤罪によって社会的に苦しめられてきました。私たちをそのような目に合わせた張本人は現執行委員長をはじめとする現役員のみなさんです。酒田委員長は今回の大会の新役員就任のあいさつ「義を見てせざるは勇なきなり」とおっしやったそうですが、ビデオを隠し撮りし、事実をねじまげて警察に組合眉を差し出し、起訴させることのどこが「義」なのですか。自民党や4党やJR連合に「義」をつくされたということでしようか。私たちはあなたが国労の新しい委員長におさまっているなど、どうしても納得できません。
 国労の中では事件についてとんでもないデマが流されています。近畿地本では心無い機関役員の方が、「国労とは関係ない。警察が勝手に介入して逮捕した」「大会で机をひつくり返したり、けが人を出したからだ」とか、でたらめなことを吹聴している方もおられ、本当に家族は心を痛めております。
 夫たちは、昨年5月27日の国労臨時大会のおり、宿舎前で、「闘争団への統制処分反対」のビラまき・説得活動をしたことを「暴力行為等処罰に関する法律」違反だとして、5ケ月もたった10月7日に逮捕されました.夫たちは、16年間不当解雇とたたかっている国労闘争団の除名を含む統制処分が提案されることに反対し、「闘争団の統制処分反対」と、大会参加者に対してピラまき説得活動を行ったにすぎません。それは、国労の団結自治の間題であって、国家権力、警察権力を使って解決する間題ではまったくありません。労働組合なのですから、意見の違いもあるでしょう。けれども、意見の違いは組合内で解決すればよい問題です。
 14回の裁判で、警察に自分から被害届を出し、「証拠品だ」とビデオを提出し、警察に積極的に何度も行って打ち合わせをしたのは、今回、新しい中央執行委員長になられた酒田氏をはじめとする国労の本部役員や地方役員の人たちだということが明らかになっています。酒田新委員長がこの弾圧をでっち上げるために何をやったのか、すべて裁判で明らかになっているのです。
 酒田委員長は、組合員を警察に逮捕させるために、同じ組合員に被害届を出させ、鈴木法対部長とともに警察署にビデオを任意提出しました。さらに酒田新委員長は警察署で公安刑事といっしょにビデオを見ながら誰それを逮捕してくれと、組合員を売り渡す算段をしました。このビデオは鈴木法対部長が、あらかじめ警察に渡す目的で、宿舎前と大会会場内の代議員席と傍聴席を隠し撮りしたものです。鈴木法対部長は逮捕後も「厳罰に処してくれ」と起訴するように警察に申し出ているのです。
 そして、いつもの大会のようにビラをまき、「闘争団を除名するな」と説得行動をしようと宿舎前にいた夫たちに対し、酒田委員長、鈴木法対部長らは最初からビラも受け取らず、話も聞かないことを決めて、隊列を組んで突っ込んできたのです。これが事実です。
 これでも「国労は関係ない」と言えますか。これが労働組合の幹部のやることでしょうか。組合内の問題は、組合内で解決すべきであり、それが長年培ってきた組合自給、団結自治というものです。警察といっしょになって、おなじ組合の仲間を権力に売りわたすなど、労働組合の幹部にあるまじき行為であり、国労の労働組合としての自殺行為以外の何者でもありません。
 さきにも言いましたが、夫の不当逮捕以来、この一年、収入もゼロで、社会保険料などの持ち出しはかさむ一方で、家計もぎりぎりのところへ来ています.子供たちも思春期をむかえ、進学、進路で父親の帰りを切望しています。結婚を控えた息子や娘もおります。5家族のうち2人の親がなくなり、橘さんは葬式にも出ることはできませんでした。心労によって、今も2人の親が病に倒れています。4党合意によって、私たちの人生が再びめちやくちやにされているのです。ここまで頑張ってきたのに…・。それを思うと無念でなりません。同じ思いを闘争団の家族は16年もしているのです。その闘争団員さえも警察に売ったとは…・。
 夫たちはもっとくやしい思いをしていると思います。
 執行委員会のみなさん。家族からのおねがいです.
 私たちの夫を一刻も早く獄中から取り戻してください。鉄道が好きで鉄道の仕事を愛していた夫たちを早く職場こ取り戻してください。無実の罪で逮捕され、一年以上も自由を奪われ、労働者としての権利が侵害され続けていることを、所属の労働組合が沈黙し、いつまでも許しておいていいわけがありません。そして、中央執行委員会で、自らの委員長や書記長がやったことをきちんと明らかにし、組合全体にもおろしてください。夫と私たち家族に心からの謝罪をしてください。組合員の人権を守り、労働者の正義をつらぬいてくだきさい。どうか、国労でよかったと心から私たち家族が思えるように、国労中央執行委員会が、組合員の被害届けを取り下げさせ、8名の即時釈放の取り組みをただちに決定されるようお願いします。どんなことがあっても2度月の正月を獄中でおくらせるようなことのなきよう、強く訴えます。
 なお、ご回答は、本日の面談の折りか、もしくは12月2日までに書面にて、下記、家族の会連終先までおねがいいたします。

2003年11月21日
           5・27臨大弾圧国労家族の会
              速絡先  大阪府東大阪市中石切町5−8−18−910
                    FAX O729−85−7923

東  理恵    (近畿地本大阪地区本部   東  元・家族)
小泉 鈴美  (近畿地本大阪地区本部   小泉 伸・家族)
富田 和子 (近畿地本兵庫地区本部   富田益行・家族)
原田 明美 (近畿地本福知山地区本部  原田隆司・家族)
橘  弘子 (南近畿地本奈良電車区分会 橘日出夫・家族)

(※この要請文は、11月21日の第15回公判のために上京した際、公判前に国労本部に行って行ったものです。千葉地本幕張電車区分会から、分会として申し入れに行くから家族会も一緒に行きましょうと声をかけていただきました。東京地本はじめ兵庫地区本部、大阪新幹線地区本部の組合員さんも同席して下さいました。対応した芝崎総務部長は、私たち家族のこの要請文を目の前でゴミ箱に捨てました。要請文は、署名捺印のうえ、酒田中央執行委員長の机の上に正式に提出してまいりました。)


国鉄労働組合中央本部
執行委員長 酒田 充 殿

要 請 書

2003年11月21日
国鉄労働組合千葉地方本部
幕張電車区分会 執行委員会
執行委員長 金網 哲

 日々のご奮闘ご苦労さまです。
 すでにご承知のことと思いますが、昨年10月7日と29日に、5・27臨大でのビラ撒き説得活動に対し、「暴力行為等処罰に関する法律違反」により、闘争団2名、国労西日本エリア本部組合員5名、国鉄闘争支援者1名が逮捕・起訴されました。全員が身柄拘束をされ、東京拘置所の狭い独房に閉じ込められたまま、裁判は本日15回を迎えました。国労組合員ら8名は、狭い独房の中で病気や、持病の悪化に苦しみながら裁判闘争を闘っています。昨年5月27日に開催された臨時大会でのビラ撒き説得活動に対する「暴処法」による不当逮捕は労働組合として絶対に許せない問題です。組合大会での問題は組合自治の問題であり組合内で解決する問題です。組合の中には意見の相違はあります。しかし、国労組合員が、国労組合員を「意見の相違」をもって、いとも簡単に警察に売り渡すという事態はどういう理由があれ、あってはならないことです。
 幕張電車区分会は、昨年11月21日、中央本部に。国労 5・27臨大でのビラ撒き説得活動に対する警察、権力の弾圧に対し「意見書」をだしました。(1)闘争指令55号「11・11本部声明」の撤回、(2)警察に「被害届」を出した組合員の指導「被害届」の撤回、(3)逮捕、起訴された組合員の早期釈放のため関係機関に働きかけ、JR会社に不利益扱いをしないこと。などを要求しました。しかし、国労組合員ら8名は、今だ東京拘置所に拘留され1年が過ぎました。
 幕張電車区分会 執行委員会は、国家権力の監獄に閉じ込められている国労組合員ら8名と、その家族のことを思うと、一日も早く保釈されることを願って止みません。
 また、「組合員を資本や国家権力から守る」という労働組合の原則をかなぐり捨てた国労本部の対応は絶対に許されない事です。
 国鉄労働組合中央本部 酒田 充委員長に要請します。ただちに「被害届」を出した組合員を指導し「被害届」を撤回させ、逮捕、起訴されている、組合員ら8名の保釈を関係機関に働き掛け早期保釈の実現と、少しでも国労の汚名を廃し、戦う国労の信頼性の回復を取り戻すために努力することを希望します。一日も早い8名の保釈と、闘争団の組合権停止処分を撤回し、首切り撤回の闘い・闘う国労の再生のために、労働組合として、国労中央本部は全力を尽くすことを要請します。
               
                            以上


申し入れ書

国鉄労働組合中央本部
執行委員長 酒田充 殿

2003年11月21日

国労東京地本有志 代表 保泉 良二
(国労東京地本 東京第一事業所分会)

国労組合員ら8名の保釈を実現するため、下記の取り組みを行うことを申し入れます。

 国鉄労働組合第69回臨時全国大会(5・27臨大)の方針決定をめぐるビラまき・説得活動に、警察・検察が不当介入し、国労闘争団員2名(九州・小倉闘争団)、組合員5名(近畿地本4名、南近畿地本1名)、国鉄闘争支援者1名が不当逮捕・起訴されて、すでに1年を越えました。裁判は進行し、本日で14回を迎えますが、全員が東京拘置所に勾留されたままです。
 労働組合運動、しかも組合内部の問題でこれほど長い勾留は、誰が見ても許せません。 
 家族や国労の現場組合員をはじめ、全国の労働組合や市民から、「あまりに長すぎる。労働運動に対する不当弾圧だ。」という、怒りの声が沸き上がっています。保釈を要求する署名は4万筆になろうとしています。
 国鉄労働組合はその綱領で、「われわれは、労働者階級の団結した力によって、生活と権利を守る」、「政府・資本の不当な弾圧、干渉を排して、労働基本権の確立をはかるために闘う」と高らかにうたっています。従って以下の項目の取り組みを要請します。

1、国労として、国労組合員ら8人の保釈を1日も早く実現するため、署名を行う。

1、東京地方裁判所に対し保釈を要請する申し入れを行う。       

               以上