ボンデージ徒然草



 第一段   猿轡(1)

 第二段   いいビデオ、悪いビデオ

 第三段   マスク美人(1)

 第四段   フェチ

 第五段   自分のビデオ

 第六段   ボンデージとSM

 第七段   彩ちゃんショック

 第八段   撮影前夜の頃の思い出

 第九段   年頭にあたって思う事

 
第十段   ビデオ女優という名のマドンナ達(1)中村京子

 第十一段  マスク美人(2)

 第十二段  ビデオ女優という名のマドンナ達(2)渋谷ななこ

 第十三段  我が輩はおやじである

 第十四段  所変われば

 第十五段   口裂け女の嘆き

 第十六段  ビデオ女優という名のマドンナ達(3)山下夏海

 第十七段  ガーゼマスク VS プリーツマスク 

 第十八段  ビデオ女優という名のマドンナ達(4)林田ちなみ

 第十九段  猿轡(2)

 第二十段  プロとアマチュア

 第二十一段 ビデオとモデル

 第二十二段 (続)我が輩はおやじである

 第二十三段 夏はひねもすのたりのたり

 第二十四段 夏の終わりに

 
第二十五段 ○○処女

 第二十六段  素人を撮る

 第二十七段   マスクを特注したお話

 第二十八段  マニアなりしもの

 第二十九段   不思議に思う事など

 第三十段  (続)素人を撮る

 第三十一段  渡る世間はフェチばかり

 第三十二段  ビデオのパッケージ

 第三十三段   ビデオ女優という名のマドンナ達(5)林由美香

 第三十四段  ボールギャグ

 第三十五段  監督さん、見る人の事考えてますか

ボンデージ徒然草
                
第一段     猿轡(1)

ホームページであること良いことに自分の思いつくままにかってきままに文章にさせてもらう事にした。
<猿轡>って言葉をあなたは御存知ですか。
『あたり前じゃないかそんな言葉だれでも知っているよ。』
そんな声が聞こえてきそうな気がしますね。
ではあなたはこの言葉を何回人前で口にした事がありますか。
そうですか、やはり黙ってしまいましたね。
そうなんです、私にとっても最近までこの言葉を口にすることはほとんどありませんでした。
自分の趣味から言えば一番身近な言葉だったにも関わらず。
そう...もしかしたらオ○○○と同じ位、いやそれ以上に人前で口にするのを、はばかられた
言葉でした。
さすがにボンデージの撮影をするようになってからは、日常的な言葉になりました。
不思議な事に撮影時にこれだけ猿轡をされながらも、一部のベテランの女優さんを除いて、モデルさん
からこの言葉が口をついて出ることはほとんどありません。
これは<猿轡>って言葉が持つ暴力的で暗い雰囲気が口に出して言うのをためらわせているのではな
いでしょうか。
<猿轡をされると人間は人からモノになる。>
そんな事を誰かがどこかで書いていたいたのを読んだ記憶があります。
でも私はそう思いません。
<人間は人であるがゆえに、口を封じられても、もがき、悶え、言葉にならない声をあげながら必死に
目で訴え続ける。>
猿轡された途端、声を奪われた女の人は目で語りかけてきます。
時には怒り、時には悲しげに、時には潤んだ目で許しを請うように哀願します。
猿轡をされた女性の魅力って言葉を封じるという暴力的な征服感と共に、顔の一部が覆い隠される
ことによって目を際だたせより美しく、より魅力的に見せる所にあるのではないでしょうか。
美しい女性が厳しい猿轡で口を大きく割られ、日頃の端正な顔立ちから想像も出来ない様な無惨な
姿で顔の表情も一変しているのに美しく見えるのは、私だけでしょうか。
<猿轡は女性を美しくする。>
そんな言葉を私は声を大にして言いたい。
私が思う猿轡が似合うタイプの女性ですが、二重まぶたの目の大きい人の方がいいような気がしま
す。(おのずと自分が撮るモデルさんもそういう人を選んでしまいます。)
それもボンデージの制作という職業がら、洋服での撮影がどうしても多い(着物での撮影は今の所
ありません。)のでそうなるのかもしれません。
たとえば春雨派の古い写真などを見ると、着物を着た切れ長の目をした女性が縛られ猿轡されて
いるのですが、これがなかなかいい表情をしてとても魅力的に見えるんです。
きっと衣装や撮り手の感性の問題もあるのでしょうね。
一般的に日本人が好む猿轡は豆絞りで、それも鼻の上まで覆うタイプのものが好きと聞いています。
でも以外なのは鼻の上まで覆うタイプって日本だけだそうですね。
なるほどたしかに外国のボンデージ写真をみると、噛ませるタイプか、覆うタイプでも鼻の下までで、
頬がくびれるようにしていますね。
(どなたか外国のボンデージで鼻の上まで覆うタイプの猿轡を見た人は教えて下さい。)
たしかに実用性を考えると、こういったタイプの方が声をふさぐにもある程度効果があるでしょう。
それとは対照的に昔の時代劇でお姫様が猿轡された姿で籠に乗せられて誘拐されるシーンなんか
を見ると、きれいにたたんだ手拭いで鼻の上まで覆って頭の後ろの上の方で結んであるのを良く見
ましたよね。
あれって声を奪うのには、全く役に立ちません。おそらく普通に会話すら出来るでしょう。
でもはっきり言って私ああいうの大好きです。あれこそまさに女性の顔を美しく見せる為の猿轡です。
しかしそれと矛盾しますが、うちの撮影では拘束感を出すために、一部の例外を除いて口の中に詰
め物をするか、下に噛ませるタイプの猿轡をします。
そうしないといい感じのもがき声にならないんです。
ボンデージの好きな人は縛りそのものよりも、猿轡(ギャグ)にうるさい人が多いいようです。
そういう人の目はけっして節穴ではありません、おそろしく目がこえています。
手を抜けばすぐに見破られてしまいます。
でも私はそういうマニアのこだわりってとても大切だと思っています。
それぞれマニアの方の好む猿轡の種類も色々です。
手拭い、スカーフ、ボールギャグ、ガムテープ、皮製の口枷具、その他など。
それに手拭い一つ例にとっても、噛ませたり覆ったり。
ボールギャグも好む色が人によって様々です。
まさに十人十色。
あなたはどんな猿轡が好きですか。


つれずれなるままに、思いつくよしなごとを書いてみました。
                                      夢野亮


ボンデージ徒然草
               第二段     いいビデオ、悪いビデオ


今回はビデオの事について書いてみたいと思います、ビデオといってもアダルトビデオの話です。
みなさんにとっていいビデオってなんですか。
その事について語らせたら、私はちょっとうるさいんです。
はっきり言います...いいビデオはヌケるビデオであり、悪いビデオはヌケないビデオである。
すいませんちょっと力入っちゃいました。
私のようなマニアックなビデオを作っている人間が言うと、ちょっと説得力に欠けるけど、ホントそう
思っているんです。
みなさんがビデオを購入したり、レンタルをした時は何を期待してますか。
ほーらそうでしょやはりうなずいてしまうでしょ。(違う人がいたらごめんなさい。でもたぶんいると思います。)
それも大勢で見るより一人で見たいですよね。
私も何回か友人達と一緒に見た事があります。でもきまっていいところくるとシーンてしちゃってモジモジしたり
なんとなく気まずい雰囲気になっちゃうんです。みんな一人になりたいとか思ってたりして。
でも一言でヌケルビデオっていうけど、これがまたむずかしいですよね。
奥が深いんですよ、だって人によって好みが違うから。
次に書くことはあくまで私の個人的見解ですが。
人によってビデオの好みって色々ありますよね。
たとえばモデルのルックスやスタイルにこだわる人、激しいセックスシーンやより多くの露出度を好む人。
まあこの辺りが従来からの一般的な所でしょうか。
次にパンストフェチや盗撮、SM、etcなどこの辺りになるとテーマ性があり程度趣味的要素が入ってきます。
もう少しマニア度が上がると、くすぐりビデオやスカトロ、猿轡ビデオなど、(うちのビデオもこのあたりでしょうか。)
業界で言ういわゆるマニアものとされるジャンル。
とどまる所をしらないマニアの心はさらに飛躍します。
フェチド度120lくらいのパンストはいた足の裏アップだけ、モデルの顔を醜くする顔面攻撃(口を大きく広げたり
、豚のような鼻にしたり、目をアッカンベー状態にする。)のアップのみ延々と撮る、酔っぱらいビデオなど。
このあたりになると作った人の勇気と頑張ってるなあって感じで個人的に思わず応援したくなります。
なぜこんなマニア度の話をして何が言いたいかっていうと、いいビデオとは全ての人にとってヌケるビデオである
必要はないと私は考えているからです。
あるターゲットに絞られた特定の人だけにヌケるビデオであっていいと思っています。
ただ必要なのはターゲットにしたマニアの人に満足してもらえる内容でなくてはならないという事です。
たとえばパンストをはいた足の裏ビデオがあったとします。(たとえばの話で私はまだ中身を実際に見ていません。)
そのビデオを見つけたマニアは、『やっと自分が探していたものがあった。』と喜びます。
ところが実際見てみると、パンスト穿いたただの足の裏が映っているだけのビデオでがっかりしてしまいます。
そのマニアがなぜがっかりしたかというと、求めた足の裏はだれのでもいいのではなく、きれいな形の自分好みのあった
足の裏だったからです。
それとは逆に作者自体こだわりをもっていて、すばらしい足の裏の映像を集めたとすれば、マニアの人は大喜びをして
こういうビデオを作った人に感謝して、また買ってくれるでしょう。
そしてその人にとってはそれがヌケるビデオになるでしょう。
マニアものはあるターゲットを絞ってその人達の為にビデオを作ります。(少なくとも私はそうしています。)
ですから作る側の常識として、パッケージなどで誤解されない工夫が必要だと思います。
たとえば縛られて猿轡された写真を見てレイプシーンがあるような錯覚をさせたりしない事など、ある程度内容が
分かるようにするのがマナーだと思います。
内容を取り違えて買ってしまった人がいた場合、一本多く売れたからラッキーと思うのか、せっかく高いお金を出して
買ってくれるのだから迷惑にならないように、誤解されないような努力するのか作り手のモラルの問題が問われる所
だと思います。
話はまたヌケる事に戻りますが、私がビデオを撮る場合かなり抜き所を意識します。
一本のビデオの中が全てハイライトシーンでは盛り上がりに欠けてつまらなくなってしまうのではないでしょうか。(ただし
ダイジェスト版などはこのたぐいではないと思います。)
タイトルから始まりビデオが進行していくうちに期待からやがて序々に感情が高まっていきます、そしてある所で一つの
クライマックスを迎える。そんな一つ流れを作るように心がけています。
そしてそんな波を一本のビデオの中に何カ所か入れて置きます。(見る人がそんな風に感じてくれているかどう
か、ちょっと自信にがないですけれど。)
でも最近デュエットの撮影が続いているんですけれど、一人のボンデージと違いこれが大変に難しいので苦労
してます。

反対に悪いビデオなんですが、ヌケないビデオ。
これは、私自身にも言える事なんですが、同じような内容でもモデルさんが違うとヌケないビデオになってしまう場合
があります。
それからきっと若い監督さんなんでしょうか、美意識を求めすぎて画作りにこりすぎちゃって見る方が白けてしまう事
あります、あまり自己主張が強いと作り手のマスターベーションで終わってしまいます。
自己主張という点では私も含めて作り手は常に気を使っていかないといけないのではないのでしょうか。
何もなくてもいけないし、こだわりすぎてもいけないし...
再びとりとめのない文章になってしまいました。

つれづれなるがままに...

                                           夢野亮

ボンデージ徒然草
              第三段             マスク美人(1)


「目病み女に風邪ひき男。」みなさんはこの言葉をご存知ですか。
「そんな事くらい知っているよ。」ほう、さすがにその方面は詳しそうな方ですね。
ちょっと首をかしげているあなた、大丈夫ですみんなそんなもんです。
私も何年か前まで知りませんでした。
目病み女とは目の病気にかかっている女性、つまり眼帯をしている女の人を表し、風邪ひき男とは、もうお分かりの
ように、風邪をひいてマスクをした男の人を指しています。
つまり眼帯した女の人とマスクした男は魅力的に見えるというたとえなんです。
でもこんな事を諺にしちゃう人ってすごいですね。
だって「俺は眼帯フェチだ、そしてマスクフェチだなんか文句あっか。」って公言しているようなものですよね。
でも世の中のある一定以上の人が認めたからこそ、言葉として残っているんでしょうね。
そう考えるとけっこう世の中に潜在的なマスクフェチって多いのかも知れませんね。
そう言えば、私の知り合いの女の子が看護婦になりたての頃にこんな事言ってました。
「普段平凡な顔した先生(医者)が手術するときにマスクをすると、とたんにかっこよくて素敵に見えるから不思議。」
この言葉はさっきの諺を裏付ける、一つの例だと思うんです。
彼女は自分が潜在的にマスクマニア的傾向がある事に全然気がついていないので、人前でそんな事を言ったの
でしょう。
もっとマスクに対する思い入れが強ければ、自分の内に深く潜行し、このような会話を決してしていないでしょう。
もしあなたがマスクマニアである事を自覚していたなら、人前で「マスク」という言葉言うのもどことなく恥ずかしくて
ためらわれるのではないでしょうか。
ところで私は男なので、風邪ひき男には興味はありません。眼帯フェチも分からなくはないけれど、それ程好きって
訳ではないので、この言葉をこんなふうに変えてみました。
「風邪ひき女に花粉症女。」
ちょっと無理があるけどいかがでしょうか。

私は、以前機会があって半導体工場のクリーンルームに入ったことがあります。
御存知のかたもいらっしゃるかも知れませんが、クリーンルームに入る時はクリーンスーツとかいう、宇宙服の親戚
みたいな服を着させられて、エアーシャワーを浴びて中に入るんですけれど、その時はマスクを着用しなくてはなりま
せん。さらにうるさい所だと、医療用みたいなの薄いゴム手袋まで着けさせられちゃうんです。
もうそうなると全身で出ている所は目くらいしかありません。
エアーシャワーを浴びて中に入ると、そこはマスクやゴム手袋を着けクリーン服に全身を包まれた男女がうごめいて
います。
まるでフェチの巣窟みたいな異様な風景が繰り広げられているんです。
最初この異様な景色を目のあたりにした私は、その雰囲気に飲み込まれ圧倒れてしまいました。
しかしこれではいけないとばかりに私はマスクマニアとしての自覚を取り戻し、マスク姿の女性を物色し始めました。
いたいた私好みの女性をさっそく探しだしました。
その人は目がきれいな二重で、それもクリッとしたかわいい系の目ではなくて、涼しげでちょっとクールな感じの目
をした美人顔なんです。
しばらくしてそこでの用事を終え、私が更衣室でクリーンスーツを脱いでいると、ちょうどそこへさっきのマスクした美人さん
が来て着替え始めました。そしてついにマスクを外す瞬間がきたのです。
彼女はマスクを外すと開放感を味あうかのように、大きく息をつきました。
その素顔と言えばみなさんの期待どうりの平凡な顔でした。
年齢もマスクしている時に方が若く見えるようです。
どこがどう悪いというのではないけれど、今一つ全体のバランスが良くないみたいです。
マスク美人....口裂け女じゃないけれどその女の人がマスクをして「私きれい?。」
と尋ねたら私は三回位うなずいたちゃったと思います。

一般的にマスク美人というと良い意味では使われませんが、私はそうは思いません。
こう考えたらどうでしょうか。
マスクを外すとブスになるんじゃなくて、マスクをすると更にきれいでより魅力的になる女の人だっていうように。
あなたはこんな経験したことありませんか、いつも周りにいる身近な女性がある日風邪をひいてマスクをしてきたら、
いつもとは違った雰囲気でおしとやかでとてもきれいに見えてしまい、何度もその女性のマスク姿を盗み見てしまった
と言うこと。
もしそうだとすれば、その女性はマスクを着けることによってより美しく魅力的になった訳でそれはとても良い事ではな
いでしょうか。

女性の中にもさっきお話した看護婦さんのような潜在的なマスク好きの人は以外と多いと思います。
そこの部分の好みを引き出して上げるのはあなた次第。
もしあなたとつき合っている女性で心を許せる人(奥さんも含む。)がいたら一度マスクをしてエッチをしてみたらいか
がでしょうか。
とても新鮮ですばらしい世界が開けるかも知れません。
そうする為の誘い方ですが、それは.....。

つれづれなるがままに.....

                                              夢野亮


ボンデージ徒然草
               第四段           フェチ



<フェチ>英語でいうとフェティッシュ。
辞書でファティズムを引いてみると「性的倒錯の一種、異性の身につけていた物などによって性的に興奮し快感を得
る事。」
性的倒錯とは手厳しいですね。言語学者でもう少し粋な人はいないかと思ってしまいます。
今、巷ではこのフェチという言葉が大流行です。
インターネットで検索してもあるわあるわ、この中でもっとも多いのが足(脚)フェチやパンストフェチなんかです。
その他、制服フェチやヒールフェチなんかわりと一般的ですよね。
SM関係では、ブーツフェチ、レザーフェチ、ゴムフェチなんかもありましたね。
まあ書いているときりがないからこの辺でやめますけれど、その中で渋いなあと思ったのがタバコフェチ。
聞き慣れない言葉ですよね、私もつい最近知りました。
これは女のひとがタバコを吸う姿が好きな人みたいなんです。
でもただ女の人がタバコが吸っていればいいって訳じゃないみたいなんです。
そのサイトで写真を見ましたけれど、タバコの持ち方煙のはき方だけではなく、表情まで様になっている女の
人が写っていました。
私はタバコフェチではないけれど、女の人もあの位格好よくタバコを吸うとセクシーでいいもんだなあと感心させられて
しまいました。
いやあ、すさまじきはマニア魂、女の人あればどんな所からでも新たな発見をしてしまいますね。

それにしてもこのフェチブームすごい勢いですね。
フェチになるのは女性上位の時代になり、もてない男がコンプレックスから女性の全体を愛することが出来なくなり、
その結果パーツに走った。という意見を聞いたことがあります。
この考えを100l否定する訳ではありませんが、それより性の多様化と今まで人に言えなかった個人的趣味が表に
出てきた結果だと私は考えています。
それともう一つにはビデオ業界においてインディースブーム(最近少しかげりが見えているようです。)が火付け役に
なった感がありますね、既成の概念にとらわれない自由な発想が新しいジャンルのビデオを生みだし、それが市民権
を得て定着し一般化する、といった感じでここまできたのではないでしょうか。
でもフェチってそんなに新しく、そんなに特殊で珍しいものではないような気がするのは、私だけでしょうか。
たとえば男って一般的に女の人の下着に興味あるじゃないですか、それだってフェチの一種だと思うんです。(まあ人に
よって程度の差がありますが。)

話は変わりますが、いやあすごいですねルーズソックス穿いた女子高生の制服人気、インターネットのアダルト関係も
これ一色て感じですね。
これは冗談ですが、うちも<ルーズソックス&ボンデージ>なんてキャッチフレーズにしたらアクセス倍増間違えなしじゃ
ないかなんて考えたりします。
これは私の私見ですが、今のコギャルブームこれこそフェチ文化の大いなる象徴だと常々は思っているんです。
女子高生の三種の神器って知っていますか。
そう当たり。
茶髪、ミニスカ、ルーズソックス。
彼女たちは、それを身に着けている限り無敵なんです。
少々ブスの子だって可愛く見えちゃいます。
それってフェチの原点だと思いませんか。
だってもしあなたが高校生と××できる幸せな機会が訪れたとしたら、絶対制服でいて欲しいですよね。(これは仮定の
話です、援助交際など法的に触れる事は絶対にしないで下さい。)
だから彼女達だってバカじゃないから、休日でも制服着てルーズソックス穿いているじゃありませんか。
でも気を付けて下さいね、中には高校を卒業したのに、ナンパされたい為に女子高生の制服着ている困ったちゃんもいま
すからね。
大人のパンストに対してティーンのルーズソックスこれってまさしくフェチの象徴です。
そしてどちらも魅力ありますよね。(はっきり言って私も好きです。)
なんでパンストフェチって言うのに、ルーズソックスフェチって言わないんでしょうね。
ある人に聞いた話なんですが、あのルーズソックスって健康的な少し太めの脚の方が似合うそうです、レーズクイーンの
様な美脚にはあまり似合わないとか...
あなたはどう思いますか。

つれづれなるがままに....
                                         夢野亮

ボンデージ徒然草
               第五段       自分のビデオ



以前よいビデオ、悪いビデオという文章を書きましたが、今回は自分のビデオ私、夢野亮が作ったビデオについて
語りたいと思います。
やあのっけからこんな事言って白けさせては何ですが自分の作ったビデオ、はっきり言ってこれがどうしょうもなくつまらない。
「つまらないビデオを売っているのか、けしからん。」なんて声が聞こえてきそうですが。
そういう意味じゃなくて、何がつまらないって自分自身が楽しめないんです。
もうこれだけは大誤算。
以前お話したかも知れませんが、私はボンデージが好きでよくビデオを買っていました、そして自分好みのビデオを見つけた
時などは何回も見て楽しんでいました。
今がビデオを作っているプロとすれば、その頃はいわゆるアマチュア時代です。
その頃に自分はこんな事を考えていました、
「ビデオを作っている人はいいなあ、きれいなモデルさんを縛ったたりして自分の思いどうりのものを作れて。」
そして何よりも、縛って猿轡されているのを生で目の前で見れるのがうらやましかったんです。
私の所にた来たメールの中にも何通かそんなような事が書いてありました。
それを書いた人の気持ち私にはものすごく良く分かるんです、自分自身そうだったから。
女優さんやモデルさんて少なくとも世の中の平均的女性よりはだいたい(だいたいですよ、全てじゃなく。)きれいじゃない
ですか。そんないい女を自分好みの猿轡やマスクを着けさせて自由にできるんだから、マニアだったら一度はやってみたい
と思うのが自然じゃないですか。
ところが実際やって見ると楽しむどころの話じゃなんいです。
いざ撮影が始まるとそこは一瞬にして戦場と化するんですね。
台本とにらめっこしながら、時間との勝負。
1シーンが終わって映像をチェックしていると、となりの部屋から女の子の「次、何着るの〜?」なんて声が聞こえて来たりする
んです。
あわただしく下着とストッキングはこれこれなんて指示を与えて戻って来ると、次のシーンの準備にとりかかります。
えー猿轡は何を使うんだったかなとか思って再び台本をチェックする、なんて光景が展開されていくんです。
とにかくもう必死、時間が立つのなんかあっという間。
だからモデルさんが色っぽくもだえていても興奮する余裕なんかまったくなし。
いやはやお恥ずかしい限りです。
しかし世の中私みたいな人間ばかりじゃないみたいですね。
これはうちのビデオに出てくれた女の子から聞いた話なんですけれど、その子が現場にいたある撮影でその監督さんは撮影
中に興奮しちゃって自分の股間が反応しちゃったらしいんです。そしてそれをしずめる為に「えいっ」て言いながら一生懸命
興奮している所をげんこつでたたいていたとかいう話や、これは直接聞いた話じゃないですけれど、もっとすごいのになると
撮影現場でかたくなった自分のものを取り出してしごきながら指示を与えて撮影を進行させて行くつわものの監督の話なん
か聞いたりすると驚いちゃいます。
そこまでいくとその人はAVの監督をやるために生まれてきたように思えてきて、尊敬しちゃいます。

まだまだ私が修行がたりないのかそれとも性格的なものか良くわかりませんが、未だ撮影そのもので興奮した事はあり
ません。
それなら出来上がったビデオなら楽しめるかというと、それがまたそうはいかない。
普通テレビでビデオを見る時はあの四角い画面の中を見るじゃないですか。(当たり前ですよね。)
ところが自分の作ったビデオとなる、画面の外まで見えちゃうんです。
つまりその時の周りの状況とかいろんな背景まで見えちゃってその四角い世界の中に入っていけないんです。
ですから何かをチェックする為とか反省材料を見つける為とか必要に迫られない限り編集後の完成した自分のビデオを見る
事はほとんどありません。
ある日その事を縛りを担当してくれているスタッフ(私よりも業界の事は詳しい人です。)に話た事があるんです。
そしたら、その人は納得したように、「一番楽しめるのは、自分と同じ趣味を持った他人が作ったビデオ。」
私すごく納得しちゃいました。
「じゃあなんでそんなつまらない事やっているんだ。」と考える方もいらっしゃるかと思いますが、こういう事なんです。
喜びの質が変化してきたというのですか、つまり最近では見る喜びから作る喜びに変わってきた、そんな気がするんです。
ありがたい事に大切なお金を払ってビデオを買ってくれた方がメールであのシーンは良かったよなんて言われた時の喜びは、
まさに作り手冥利につきると思います。そんな事が自分の幸福感になり次の作品へ活力になります。
これからも頑張っていきたいと思っている今日このごろです。

つれづれなるままに....

                    夢野亮




ボンデージ徒然草
                   第六段       ボンデージとSM


<ボンデージとSM>みなさんはこの二つの違いをどうお考えになりますか。
イメージ的には何となく分かっているけれど、言葉で明確に表現して伝えることができない。
そんな方も多いのではないのでしょうか。私も良くその事を考えたりします、そして最近では自分なりに(かなり私的な考えです。)
いくつか相違点のようなものが見えてきたのでちょっと話させて下さい。
みなさんはこの二つの言葉からどんな事をイメージしますか。

ボンデージ
 アービングクロウ  ベティページ  ギャグ  ストッキング  ガータベルト  ピンヒール
 スパンキング  レザーファッション ホッグタイ  西洋的

SM
 麻縄  蝋燭  鞭  浣腸  豆絞り  猿轡  亀甲縛り  日本的

これは一般的なイメージを勝ってに想像して並べて見たもので、縛りに興味のない人なんかはこんな感じでとらえられている
のではないでしょうか。

また何人かの女の子はこんなふうに入っていました。

ボンデージ
 おしゃれでカッコいい
SM
 痛そう

なるほどそんな見方もあるもんなのかなあ...
しかし外国でもSMはあるし日本でもボンデージはありますよね。

これから私なりに二つの相違点についての考えを話してみたいと思います。
なんの文献的根拠などなくあくまで個人的な考えなので、とんでもない間違えをおかしているかもしれませんので、もし
そういう場合メールなどでご指摘していただくと大変ありがたいのですが。
SMというのはサゾとマゾの両者が存在し縛るというのはあくまでその行為の最終目的ではなく、Mの人に被虐性を与える
為の一つの手段だと私は考えます。
ですから例えば、縛りがなくても言葉責めや恥辱プレイなどでSMを行うことは可能なのです。
それに対しボンデージっていうのは、縛る事によって相手の自由を奪い拘束する行為そのものが最終目的だと思っています。
だから縛りのないSMは存在するが、縛りのないボンデージは存在しないと思います。
そしてボンデージの場合縛りと共に欠かせないのがギャグ...猿轡です。
私事ですが、うちはボンデージビデオという事でやっていますが、そのビデオを買ってくれる方のほとんどが猿轡好きだと
私は思っています。
もし縛りだけで猿轡シーンをまったくなくしたら今の1/10も売れないでしょう。(私もそんなビデオだったら絶対買いません。)
その位ボンデージと猿轡は切っても切れない関係ではないでしょうか。
インターネットでJAPANESE BONDAGEとかASIAN BONDAGEみたいな名前で良く写真が載っているじゃないですか、
あれのほとんどは私にはボンデージというよりもSM写真に見えてしまいます。
なぜかというと、たとえば一人の女性が縛られて猿轡されている写真をよくみかけますよね。
でもそういった写真は縛りをとうして女性の被虐的な美しさを表現している場合が多いのではないのでしょうか。
悲しげな表情でうつむいていたり、全体の構図がきれいな曲線を描いて女らしさを強調していたり。
ですからSM写真としてはとてもすばらしいですが、それをボンデージとして考えた時は自分にはなぜかしっくりとこない
んです。
私が考えるボンデージ写真というのは、写っている人が縛られた行為に対してなんらかの意志表示みたいなものが
あってもいいんじゃなかと思っています。
カメラ目線でぐっとにらめつけて塞がれた口のかわりで目で怒りを表現したり、逆に縛られた現在の自分を楽しむかの
ように微笑みかけたり(もちろん口は塞がれたまま)、縄を解くのを諦めたのかカメラにむかって無表情でじっと見つめて
いたりとか、そんなものをつい求めてしまいます。
ですからSM写真には微笑みは絶対あってはならないが、ボンデージ写真の場合それも表現方法の一つとしてあっても
いいのではないかと考えています。
よく外国のボンデージで女性二人で縛りっこなんかで、お互いにそのプレイを楽しむかのように、コミカルなタッチのビデオ
なんか良い例ではないでしょうか。

それではもう一つ
<ボンデージは外に向かい、SMは内にはいる...>
これはどういう事かというとSMはメンタル(精神的)な部分が重要であり、ボンデージはいかに見せるかという外見的なも
のが大切ではないかという事なんです。
SMビデオなんかの場合そのモデルさんが真性のM女だった場合非常に大きな価値を持ち、見ているほうもそれを
期待する雰囲気があります、これに対しボンデージの場合フェチ的な部分を取り入れたりしていかに見せるかという
外見的表現方法が大切になってくるのではないのでしょうか。(モデルさんの演技力も外見的な要素です。)
私の所に来るメールのなかには出演している女の子の演技についてはふれますが、その子が縛られて感じている
かどうか等についてはふれてきません。
たとえば私がビデオ作っていると仮定して、あるモデルさんが縛られて縄の感触にうっとりしてきた場合を想定します。
SMの撮影だったら「いい感じになってきた縄をもっときつくしてさらに感じさせてみよう。」といけいけどんどんになり。
でもボンデージだったらいったんカットして「じっとしているんではなく縄を解くようにもがいてみて」とアドバイスすると
思います。

今回は表現した事がうまく伝たわったかどうか....
つれづれなるがままに....

                                          夢野亮

ボンデージ徒然草

                    第七段        彩ちゃんショック

ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。...そんな方丈記の一節が思い起こされ、冬の冷たい風が
身にしみる今日この頃です。
<世の中に常なるものなし>人と人のつき合いなんてものもそんなものかも知れませんね。
仲田彩ちゃんが、モデル業を辞め業界から引退したそうです、うーんショック.....。
このホームページの表紙の壁紙に彼女を使っている事でも私が彼女の事をけっこう気に入っていた事をお分かりいただ
けるかと思います。
そして彼女にルーズソックスを穿かせたセーラ服姿や他の制服などでもう一度撮ろうと思っていた矢先だけに結構こたえ
ました。
ですから彼女と同じ事務所の女の子から先週その話を聞いた時は言葉を失い、頭の中が真っ白になってしまいました。
彩ちゃんとは撮影当日の一日だけのつき合いでしたが、とても印象に残るいい子でした。
厳しいこの業界で生き抜いているモデルさんの中でいい意味でおっとりしていて、口数も少なくこちらからの問いかけ
にポツリポツリと答える、見た目の派手さとは対称的に地味な感じを与えるそんな感じの彼女でした。
初めてのボンデージにとまどいつつも、シーンを重ねる事に、緊張感もほぐれ中村京子さんの的確なアドバイスと
優しい気配りで序々に現場の雰囲気にも溶け込み、とてもいい感じで頑張ってくれました。
撮影後の反省会(酒飲みパーティー)の時には、「また出てくれる。」という私の申し出を気持ち良く了承してくれました。
今もって残念なのは、彼女が頑張ってくれたにも関わらず、写真をあまり撮らなかった為に、いいビデオパッケージが
出来なかった事です。(FB−5)
彼女の魅力はネコタイプのコギャル系の顔立ち、スラリとした長い脚とスリムなボディ。それとは対称的な形のいい豊か
な胸です。
もうそんな彼女の姿を撮れないかと思うと残念です。
FB−5をお持ちの方、それは最初で最後の彩ちゃんのボンデージ姿です、末永く可愛がってあげて下さい。
それと今後発表されるであろうマスクドリーム2での1シーンが彼女の姿が世にでる最後のビデオシーンになると思います。
今回の彩ちゃんの引退の件は今後知り合う女優さんやモデルさんとの出会いの場で、今を大切にする事の重要さを教えら
れたような気がします。再び撮影の場で一緒に仕事を出来る事ってすごい幸せな事でまれなのかも知れませんね。

マスクドリーム1に収録された彩ちゃんのナースシーンがあるんですが、撮影時に彼女はその最初の部分でセリフを噛んで
しまいNGをだしてしまいました。そして恥ずかしさの為にうつ伏せた格好のままピョンとソファに飛んで無邪気な笑顔を見せて
いたのが微笑ましく今でも印象に残っています。
最後に届かないであろう彼女へのメッセージを書いて終わりたいと思います。
彩ちゃんお酒飲み過ぎちゃだめだよ、体に悪いから。
つでづれなるままに....
                                         夢野亮

ボンデージ徒然草


                 第八段    撮影前夜の頃の思い出

今日はいつもにもまして私的なお話ですが、よかったらつき合って下さい。
ビデオを制作するにあたって必ず二つのものが必要になります。
機材とモデルさんです。
機材の方はお金でなんとかなりますが、モデルさんの方はそうはいかないんです。
信用なりコネがないとなかなか見つからないと思います。
ためしにマニアの方がモデル事務所に電話して「ビデオを撮りたいからモデルを紹介してくれ、
相応のギャラは払う。」といってもおそらく大概断られると思います。
いま私は自分のホームページにこのような随筆を書いていますが、それが出来るのも内のビデオ
に出てくれた何人かの女優さんやモデルさんのおかげです。そして今こうして読んで下さっている
みなさんのおかげです。
私の場合FB−3までの撮影は販売を前提としていましたが、売り先も決まっていない、いわゆる
アマチュア時代に撮ったものです。
彼女達からは様々な形で助けてもらって来ました。
話というのは、機材も揃い撮影の準備も最終段階を迎えようとしている頃の話です。
その時、私は機材の使い方もマスターしてライティングも何回もテストを重ねやっと自分の思い
どうりのものが出来あがり、さあ後はモデルさんと衣装関係だけだと意気込んでいました。
自分の場合、彼女達からの世話のなり初めは撮影用の下着の買い出しからでした。
衣装の買い出しといっても女性スタッフもいない悲しき零細インディーズは全て自分でやらなくて
はならないんです。
しかし男一人で女性の下着売場をうろつく訳にもいかず、いろいろ考えたあげくある考えがひらめ
いたのです。
みなさん男が一人周りを気にせずどうどうと下着を買える場所はどこだと思います。
そうです何人かの方はお分かりのようですが、ズバリ....ブルセラショップなのです。
うふふ...我ながらいい思いつきだと満足しながら良い下着を買ってくるとぞとばかり意気込んで
あるブルセラショップに出かけていきました。
まず店内に入って目に入ったのは下着ではなくて、日本を代表するある航空会社のスチュワーデス
の制服でした。
値段も4万5千円と手頃です。
前からスチュワーデスの制服で縛って...なんて考えていたので、はやる心を落ち着かせて
店員に話かけました。
話を聞いてみると制服と帽子だけでなくバッグまでついているとの事、そしていよいよサイズなど
の話をしながら、もう心はこの制服での撮影の事で気もそぞろ。
さあ買うぞとばかり決心してサイフに手をかけると、ある異変に気づきました。
なんとなく0が多いい.....
なんと¥45.000ではなくて¥450.000なんです。もうびっくりしたなんてもんじゃありません。
うーん人の足下をみやがって。
その他のものも高くてパンスト一足千円、パンティ一枚2千5百円などで...ものも良くありません。
結局いくつ買ったのですが、パンストはパッケージの色が変わってしまっているし、パンティーの
方は縫い目から糸がとびだしているような粗悪品でした。
でも今は自分で反省しています、ブルセラショップで実用品を買おうとした事自体が間違っている
ので、中古のセーラー服や使用済みの下着などはお手頃価格でした。そして店員の人も感じが
よく親切でしたしマニアものを買おうとするならお勧めです。何事にも向き不向きがあるですね。
今でこそずうずうしくなり、撮影当日欲しい色のパンストをきらしていると、コンビニで買ってしまう
私ですが、(結構ものもいいですよ、パンスト好きの方よかったら買ってみて下さい。)その頃
はそんな余裕はまったくありませんでした。
そして考えた次の手はモデルさんに買い物につき合ってもらうと言うアイデアでした、ある人に
モデルさんを一人紹介してもらいました。さすがにプロのモデルさんなのでただという訳にもい
かず。
「お礼はいくら位したらいいでしょうか。」とおそるおそる聞いてみると。
「お気持ちでけっこうです。」なんて大変嬉しい事を言ってくれます。
私はその子にいっしょに買い物をつき合ってもらう事にしました。
みなさん覚えてて下さい。彼女と一緒に下着などを買う時は、多少高くてもデパートをお勧め
します。
私はきっとその子のパトロンくらいに見えたのでしょうか。
店員のきれいなお姉さん(ホントはこっちを撮りたいくらい。)がにこやかに微笑みながら、親切
に応対してくれます。
そこで何点か気に入ったものを見つけ買い物を済ませると、いっしょにいってくれた子の
「デパートは高いからもっと安い所を知っているからそっちに行ってみない。」
というアドバイスを受けて普通(大衆的)のランジェリーショップに行ったんです。
そしたら状況は一変、女だらけ。
いるわいるわ、すごい数の若い女の人が下着の山の前で必死になってお気に入りのものを
探しているんです。
あられもなくパンティーが顔の前で広げられています。
その雰囲気は先程の落ち着いた感じとは違い、男の前では絶対見せない女性のたくましさ
ようなものがみなぎっていています。
その時の私の気持ちは、男子禁制の女子高に足を踏み入れてしまったようなバツの悪さです。
ともかく一緒にいった女の子の後にしっかりついて離れませんでした。
しかしそんな私の同様する心の内を無視するかのように、店員はじゃまだといわんばかりに
とうりすがりに体をぶつけてきて意地悪するんです。
私にも分かっています、男がいると他の女の人に迷惑なことくらい....。
ですからあせってなんでもいいから適当に買ってしまうので、後で見ると気に入るものがあまり
買えてなかったようです。
みなさんよかったら私のこの教訓を生かして下さいね。
彼女はプロのモデルさんでしたが、いい子に買い物をつき合ってもらえて本当によかったと思
います。
その子はレジで品物を受け取る時あたかも自分がそれを買うかのように受け取ってくれて、
男の私に荷物を持たせないように気を使ってくれました。
今でもその事は感謝しています。
ともかくその子がつき合ってくれたおかげで下着も揃い、撮影準備が整いました。
冷や汗をかいたことも、今思うと懐かしい思いです。
女優さんやモデルさんには今でも助けられています、私にとって彼女達はマドンナです。

つれづれなるままに.....

                                    夢野亮



ボンデージ徒然草

                   第九段     年頭にあたって思う事


新年あけましておめでとうございます。
昨年はボンデージファンやマスクマニアの方のおかげでなんとか一年を過ごす事
ができました。
ビデオを買ってくれた方やメールではげましてくれた方に感謝しています。
本当にありがとうございました。
本年はより良い作品を出せるようにがんばりますので、今年もよろしくお願いいたします。

なんだか年賀状のような文章になってしまいましたが、なんたって今日は一月一日元旦なんです。
一年の始まりなんでちょっと緊張しています。(なんていいながらちょっとおとそ気分で文章を書い
ています。ごめんなさい。)
昨年は自分にとって大きな変化の年でした、よく分からないままがむしゃらにやっているうちに
大手の販売店さんがビデオを扱ってくれたり雑誌なんかにも紹介記事が載ったりしました。
あげくの果てにトゥナイトUでマスクドリーム2が紹介されるおまけまでつきました。
野球の新人選手の話じゃないけれど、2年目の今年こそ自分の真価が問われる年じゃないかと
今から気を引き締めて行こうと思っています。
タイトル数も増えてきた事ですし、そろそろ気をつけないとマンネリに陥る頃だと自分で気をつけ
始めています。
年頭にあたって今年の目標はズバリ
     <<もっとヌケルビデオを作りたい>>
これは露出度を上げるとかセックスシーンのようなもの取り入れるとかそういう意味では
ありません、あくまでボンデージビデオとしてです。
見る人が思わず画面に釘付けになり興奮するようなシーンが一本のビデオの中にいくつか
入れられたらいいなと思っています。
以前からボンデージにはある種の緊張感が必要だと思っていたので、それをさらに掘り下げて
積極的にとり入れて行こうと思います。
FB−7のあるシーン中でそれ実践してみました。
FB−7をごらんになった人がこの文章を読んで、すぐにあのシーンだなと思い浮かべる事が
できたら大変うれしいのですが。
しかしそういうハードなシーンばかりだと単調になりすぎるので、コミカルなタッチのモノや静的
なシーンも取り入れてバランスよくもの作りをしたいと思っています。
マニアの方あっての夢野亮だと思っています、一人よがりにならない為にも、ビデオの感想や
意見などを遠慮しないでどんどんメールで送ってください、お待ちしております。

本年もよろしくお願いいたします。
つれづれなるままに....
                                 夢野亮

ボンデージ徒然草

                    第十段     ビデオ女優という名のマドンナ達
                             (1)中村京子

いままで何人かの女優さんやモデルさんに出会って、彼女達にいろいろお世話になってきました。
そんな中で特に思い出に残っている人について何となく書いてみたくなりました。

中村京子.....ビデオの仕事を始める前の自分にとっては、業界トップの女優さんで手の届か
ないあこがれの人でした。
日本のボンデージの先駆者として尊敬していたし、その演技力はボンデージであっても他のジャンル
であっても素晴らしくいつも感心させられていました。
だからそんな人を自分が撮影出来るなんて夢にも思ってもみませんでした。しかし世の中不思議で
すね念ずればなんとやらで、そんな幸運は意外にも早くやってきたんです。
私の中村さんへの熱い思いを知っているある人が、撮影を始めたばかりで素人同然の私に、
「よかったら中村京子の胸を借りてみない、いい勉強になると思うよ。」
その言葉を聞いた時の嬉しさと言ったら...思わずもちろんとばかり三回位うなずいちゃいました。
それから何週間かたったある日の事、電話が鳴っているので何気なしに出てみると。
「○○さんから紹介いただいた中村京子ですけれど....」
受話器の向こうから聞こえてくるのは、そう、ビデオで何回も聞いた事のある中村京子のあの声な
んです。
その瞬間...ブチッ、自分の頭の中のある神経が音をたてて切れるのが分かったんです。
その後はもう大変、話している声はうわずるは、心臓はドキドキ波打つは、あげくの果てに話して
いるうちに緊張のあまり喉がカラカラになってもうメロメロ情けない限りです。
そんなこちらの気配を感じ取ったのか、自分は駆け出しの人間で中村さんような有名な方に十分
なだけの待遇を与えられるのか分からないなど...いいわけがましい事を言おうとすると、
「事情はだいたい伺っています。」とそんな心配はいらないとばかりに気使ってこちらを安心させて
くれたんです。
今思いだしてもあの一言は嬉しかったなあ。
電話だけだったけれどこれが私と中村京子さんとの最初の出会いでした。

そしていよいよ撮影前夜、全ての準備を終えたスタジオで撮影用のソファにどっかりと腰を据え
私はこんな事を考えていました。
「ホントに来てくれるんだろうか。」
今度が二度目の撮影なのに初めての時より緊張しているのが自分で分かったんです、既にテンシ
ョンはそうとう高かったと思います。その晩はいつもより多くお酒を飲んで床につきました。
その翌日彼女は本当に来てくれました。優秀なスタッフを一人連れて。
いよいよ撮影が開始される。
ファインダーを覗く自分の目にあの中村京子のボンデージの世界が飛び込んでくる。
苦痛とエクスタシーが入り交じった彼女特有の表情だ。縛られていながら全身がしなる様に躍動
している。その時ビデオカメラの四角い枠の向こうには確実にボンデージワールドが広がっていた。
撮影が次々に進行する中で自分はその流れに遅れずについて行くのがやっとだった。
演じられる内容は作り手の自分の手を離れ中村京子という素晴らしい女優によってより高い次元
に高められていった。
みなさんお分かりいただけましたか、こうして出来たのがフェティッシュボンデージ2なんです。
メールなどでFB−2を気に入ってくれる方も多いのですが、お恥ずかしい話ですがこの時私
は企画書を書いてカメラを回しただけなんです。
でもこの時の経験が生かされて初めて自分なりのスタイルが確立されて次のFB−3に生かされた
ような気がします。
中村京子という大物女優が出てくれたおかげで大手の販売店も扱ってくれたし、雑誌なども取り上
げてくれました。
女優としての中村京子さんも素晴らしいけど、一人の人間としての中村京子はもっと素晴らしい
です。
人への思いやりをいつも忘れずにいてくれる人です、彼女がいてくれるだけで現場の雰囲気が
とても良くなって、人と人とのコミニュケーションも円滑にいくんです。

ともかくFB−2以来中村さんにはお世話になりっぱなし、とても足など向けて寝れないんですけ
れど、悲しいかな私はまれにみる方向音痴、彼女の住む家の方角が分かりません、したがって
今まで道理に寝ています。中村さんごめんなさい
つれづれなるがままに......
                                    夢野亮


ボンデージ徒然草

                    第十一段    マスク美人(2)

                   

二週間程前になりますが、東横線の車内で思わず見とれてしまうようなとても素敵なマスク美人を見かけました。
おそらく私の過去の記憶の中でこれ以上マスクが似合う女性に出会ったことはありません。
真新しい大きめのガーゼマスクをしていて、どちらかというと可愛いタイプというよりも、クールで涼しげな目をした
きりっとした美人タイプの女性でした。(眉毛も多少細目にカットしてあり、茶系できれいに眉も描かれいました。)
ホント、写真に撮ってみなさんにお見せしたかったです。
まさに理想的なマスク美人です。それもマスクが似合うだけでなく、この女性はマスクを外してもとびっきり
の美人だと私は確信しています。
でもこいう場合マスクを外した顔も見てみたいと思うのが人の人情というものですよね。
ちょっと古い話で恐縮ですが、みなさんは口裂け女の話を御存知だと思います。
確かこんな話でしたよね。
ある夜、一人の少年が道に立っている若い女性に通りすがりに声をかけられます。
その女の人は大きなマスクしていて少年にこう尋ねます。
「私、きれい?」
そして、その少年はためらいもなく「うん」と答えます。
そしてその答えに満足したかのようにその女の人はマスクを外します。
「これでも」
「ギャー」.....
とまあこんなお話。
少年はこの話の中で「私、きれい?」と聞かれた時に、素直に「うん」と答えています。
私はここが一つのポイントだと思うんです。
なぜこの時少年は「マスクしているから分からない。」と答えなかったのでしょうか。
その女性はマスクをしていて顔のかなりの部分を覆われているのだから、即座にきれいとは断定出来ない
のが普通だと思うんです。
ここにこの話の持つ特殊性、マスクフェチ的な要素を私は感じてしまいます。
この話はマスクをしている時の女性の美しさと、マスクを外した時の醜い姿があって初めて成り立つ
話だと思います。
つまり両者のギャップに焦点があてられていますよね。
つまりマスクをした女性の美しさが無ければ、成り立たない話なんです。
たぶんこの作者は、程度の程は分かりませんがマスクフェチだと私は睨んでいます。

以前私の知り合いの看護婦さんで(第三段に出てくる看護婦の子とは別です。)男の人のマスク姿に心惹かれると
正直に話してくれた女性がいました。
しかし彼女はその話を、私に話した後は看護婦という仕事柄マスクをする機会が多いにも係わらず、人前でマスク
をするのが急に恥ずかしく成ってしまったそうです。(以前は平気だったと言っていました。)
若い女性で風邪をひいてもマスクを着けない人は結構多いと思います。
その理由の一つとして「恥ずかしいから。」という事をよく耳にします。
この場合恥ずかしいでも二つのタイプが有るように私は思います。
一つは恰好悪いから、こちらのタイプの女性はマスクフェチ的要素は皆無といっていいでしょう。
単に自分の顔が変なものを着けて美観を損ねられるるのを嫌っているだけでしょう。
もう一つのタイプ、照れくさい意味合いで恥ずかしいと感じる女性。
こちらは要チェックです、本人が自覚していない潜在的なマスクフェチである公算大です。
みなさん世の中の潜在的なマスクフェチの女性がその事に気づくように、私と一緒に祈りましょう。(笑..)
ですからマスコミがテレビや雑誌でマスクマニアの事を取り上げてくれる機会が増えれば、そういう女性が自分の
奥底に眠るマスクフェチ的な要素を自覚してくれる事もあるのではないかと期待しています。

性の多様化と細分化が進んでいる現在、マスクフェチは一つのフェチ分化の進化した形の象徴でもあるかもしれま
せんね。
よりメンタルな側面を持つマスクマニアの絶対数は増える事はあっても、減る事はないのではないかと、私は考えて
います。
これからもマスクをテーマにしたビデオを作り続けて行こうと、堅い決心をしている今日この頃です。

つれづれなるままに....
                                 夢野亮



ボンデージ徒然草

                    第十二段    ビデオ女優という名のマドンナ達

                             (2)渋谷ななこ

渋谷ななこ.....自分が初めてボンデージの撮影を行ったモデルさんで随分お世話になった人です。
彼女からは業界の常識などを色々親切に教えてもらいました、こんな事をするとモデルの子に嫌われるとか、こういう風に
すると同じギャラであっても女の子が気持ち良く仕事ができてそれが長い目で見れば自分にプラスになるなど...
そして撮影に入る時はいきなりビデオを回すのではなく、指で3,2,1とカウントダウンしてからスタートするなど、それこそ
駆け出し自分にとっては大変貴重なアドバイスを随分もらいました。
今でも彼女どうしてるかな、なんて思ったりする事もたまにあります。
じつわ恥を忍んで告白しますが、もし初めての撮影モデルが渋谷ななこさんでなかったらおそらく今こうしてみなさんに
この様な文章を書いている事はなかった様な気がします。
私夢野亮はボンデージビデオを一本も世に出す事なく終わっていたでしょう。
自分にとってもっとも大きな出会いである中村京子さんと知り合う前に既にビデオ制作を諦めてしまった可能性が大
きいからです。
みなさん、内のボンデージビデオで60分の撮影を行うのに所用時間はどの位かかると思いますか?
えっ3〜4時間ですか。
とんでもない!
順調にいって大体6時間位です、それ以上かかる事もざらです。

もし自分でビデオを作るチャンスがあったとしたら、おそらくマニアだったらやりたい事がいっぱいでてくると思うんです。
私の場合もボンデージ好きが災いして初めて出来た企画書はとんでも無く欲張ったもの出来てしまったんです。
シーン数が多くて、それぞれが懲りすぎてしまった上にシーン毎の前後のつながりがほとんどないというとんでも
ないものを作ってしまったんです。(その頃は自分でそれが分からなかった。)
そんな事とは知らずについに撮影本番に突入してしまいました。
撮影して1〜2時間経過した段階で既に自分のビデオを作れるという幸せな気分は跡形もなく消え去っていました。
ともかく進行がはかどらない、そりゃ当たり前ですよね1シーン毎に縛りが違ったり、後ろでに縛ったまま
ブラジャーを外す事を考えていたり....
撮影時間はすでに5時間位経過したのにまだ予定の半分も撮れていないんです、そんな事をしているうちに私の
ビデオ制作へのあこがれは無惨に引き裂かれ、作業としての撮影がいつ終わるとも続けられていきました。
そんな中、彼女は文句も言わず時には、「私の方が縛りうまいから自分でやるわ。」
などと言いながら自分の足を縛ったりして撮影に協力してくれていました。
私は元々根気がある方でもないし、その頃はプロ意識などまったくあるはずもなく、すでにボンデージの撮影に
嫌気がさしてきちゃったんです。
そして耐えきれずに、私はついに運命の分かれ道といえるような一言を口に出していました。
「ねえ、面倒くさくなってきたね。」
つまり、もうやめちゃおうかという意味です。
その時の彼女の一言がその後の自分の運命を決定ずけてくれたんです。
「だめじゃない、ちゃんと60分撮らなきゃ。」
その時点で撮影を辞めても彼女は約束のギャラはもらえるしその方が楽なはずです。
一番体力的にきついには縛られている彼女の方です、その彼女がまだ頑張る気でいる....
その一言はたまらなく自分を勇気づけてくれました。
こうして9時間位かかって自分の初めてのビデオ、フェティッシュボンデージ1は出来上がりました。
これは、まさしく渋谷ななこさんの協力があってからこそ最後まで撮りきれたものです。
撮影終了後、二人で飲んだビールがうまいのなんのって....
もしあの時彼女が、「どうするの?」と問いかけてきたら自分は間違いなく撮影をうち切っていただろうし、もう二度と撮ろ
うとは思わなかったと思います。
ホント人間のその後なんてほんの些細な事で変わってしまうのかも知れませんね。
もう一年以上前の出来事になりましたが、今でもあの時の事を思いだすと懐かしさと共に、彼女への感謝の気持ちが
蘇ってきます。
今でも彼女元気でやっているかな?
そうそう、ちなみに翌日彼女は筋肉痛になってしまい、足を引きずっていたらその訳を家族に聞かれ説明できず
に困ってしまったそうです。

つれづれなるままに....
                                 夢野亮


ボンデージ徒然草

               

                     第十三段     我が輩はおやじである。




最近新しい企画の為の撮影を始めているのですが、この話もその中でつい最近起きた出来事の一つです。
その日は20才になったばかりの学生の子を撮る予定になっていたので、朝から何となく落着かないような気分でそわそわ
していました。
若い子が撮れるというだけでこのように喜ぶのはもう立派なおやじの証拠ですよね。
(でも、誰が何と言おうともやはり私は若い子が好きなんです、ちなみに今まで撮影した一番若い子は23才でした。)
予定ではその若い子とベテランの女優さんと、ありがたい事に中村京子さんも手伝いに来てくれる事になっていたので、
私を含めて4人の撮影です。
そして時間に遅れる人も無く全員無事集合。
うちの撮影では昼食をしながら、雑談をしてコミニュケーションを取ったりしながら午後から始まる撮影に備えます。
その日もいつもどうりみんなで向かい合わせになっておしゃべりをしながらお弁当を食べていました。
するとその時です、その若い子が私の方を向いて突然。
「ねえ、おにいさん。」
その瞬間、中村さんともう一人の女優さんの体がビクンと反応したのが私の視界に入ってきました。
「えっ、なあに」
張り詰めた雰囲気の中でコンマ何秒かの沈黙の後、私はその子に返事しました。
私は男なので、「おねえさん。」と声をかけられたら、もしかしたら返事をしなっかたかもしれませんが、いちよう男なので
「おにいさん。」とよばれれば、たとへ彼女とは血は繋がっていなくともそれを拒む理由はありませんので応える事にし
ました。
その時その子が何を言ったかもう記憶にありませんが、私の脳裏に一抹の不安が横切った事だけは今でもはっきり覚
えています。
午後になり撮影がスタートします。
その子は縛りはもちろん未経験でボンデージの意味さえ分かっていないようなので、まずもう一人の女優さんの演技を
見てもらう事にしました。
本番が始まりました、ベテランだけあって実にいい演技です、もがき方、表情、声..良い感じです。「よしこれはいけ
るぞ。」ファインダーを覗きながら思わずニンマリ。
こういううまい女優さんにあたると不思議なもんで、こちらも余計な事へ神経を使わずに済むのでカメラワークも安定して
くるんです。撮影事体の進行もスムーズに行きます。
やがて1パターン手際よく撮り終えたたので、若い子と交代です。
まず縛る前にもがき声の練習をします。
それを見てうーん.....
私の中につのるますます不安な心。
まず小手調べと思い、縛りなしのマスクシーンから撮る事にしました。
ちょっとした説明のあといよいよ本番。
その子がマスクを手に取りおもむろに袋から取り出し始める。
カメラが彼女の顔を徐々に大きく捉え出す。
ゴムを耳にかけ、そしていよいよ顔に....ゴクリ...緊張の一瞬です。
そしてマスクをつけるとカメラ目線に。
その瞬間...ドッカーン。
大きな打ち上げ花火が私の心の中で爆発しました。
それも続けて何発も。
ドッカーン..ヒラヒラヒラ...ドッカーン。
似合い過ぎる。
可愛らしい、素晴らしい、キレイ...うーんまだ言いたりない。
今まで何人かのモデルさんのマスク姿を撮ってきた私ですがこれにはびっくり。

たぶんその時の自分の表情は、ビデオの作成者の顔ではなく、鼻の下をだらしなく伸ばしたたんなる助平べジジイの
顔に成り下がっていたと思うんです。
「へへへっお嬢ちゃん、おじさんに君の可愛いマスク姿の写真を撮らせてよ。」
なんて心の中でつぶやいてたりして。
久しぶりの超A級のマスク美人の誕生です、これだから猿轡とマスクは三日やったら止められないって言うんです。
その子は美人タイプではなく、もともと小柄で可愛い感じの子なんですけれど、それがマスクをしたり鼻の上まで被せる
タイプの猿轡をすると、小泉今日子と内田有希を足して二で割ったようなとても魅力的な顔だちになってしまうんでから
驚きです。

その後自分はどうなったかと言えば、演技が特にうまい分けではないのに、「いいよ、可愛いよ。」の連発。
そして1パターン終わる度に「よくがんばったね。」なんていいながら軽く肩に手をやったりするだらしなさ、いやはや
お恥ずかしい限りです。
性格適には素直な子ですが、それ程仕事熱心とはいえないタイプなので、飽きられてはいけないとばかりにこちらも必死。
撮影の合間には中村さんがその子の話相手というか遊び相手になってくれたので、どうやら退屈しなかったようで無事
撮影を終了。(中村さんすいません、保母さんの替わりまでしていただいて。)

撮影終了後のお疲れ様食事会ではその子が一番楽しそうにおしゃべりをしていました。
そして話に夢中になるばかり、うっかり私に友達言葉で話かけてしまい、慌てて言い直すあたりも可愛く見えてしまうから
不思議です。
あっいけない。
もう一人もモデルさんはとても上手い人で言うこと無しだったので却って安心してしまい、あまり声をかけなかった事に
気づきました。
これは流石にまずいと思い。
「いやあっ○○さんの演技は実によかったね、あれだけ出来る人ってそうざらにいないよねえ。」
と言うと、彼女からの返事は白けたように
「ちょっとわざとらしくありませんか。」
「.....」
トホホ...ホントの事を言ったのに。
これも自分の身からでた錆です。

その20才のマスク美人の子ですが、マスクドリーム3でデビューする事になると思います。
楽しみにしていて下さい。

つれづれなるがままに......

                            夢野亮

ボンデージ徒然草

                 第十四段    所変われば

                  
いやあ驚きましたよ。
えっ何が驚いたって?
いないんです....いないの。
なにがって...マスク美人が。
マスク美人がいないというよりも、マスクした女性の姿をまったく見かけないんです。
今日は3/16日、花粉の季節の真っただ中です。実は昨日から大阪にきているんです。ですから
この文章も今ホテルで書いています。昨年も何回かこちらに来たのですが、大阪の女性ってけっこ
う私好みなんです。ちょっとケバメでそそられちゃいます。
一度そんなお姉さんを縛って猿轡を....なんてしてみたですね。
という事で今回は大阪の女の人のマスク姿が見られるのではと、ちょっと期待して来たんですけれ
ど、それがまったくの期待外れで空振り。
この二日間、梅田の繁華街等を含めて実に多くの人の姿を見てきましたが、まったくマスクした女
性の姿を見かけませんでした。
10〜30代の女性でマスクをしているのを見かけたのは、今朝通勤途中と思われる20代の女性を
たった一人見たきりです。この季節、東京や横浜ではかなりの数の若い女性がマスクをしています。
こちらでは花粉症の女性が極端に少ないのか、それともマスクの様な”けったいなもの”は浪花の
お姉さまはお気に召さないのでしょうか。
東京近郊ではマスクをするのがイヤで辛そうにハンカチで鼻と口を覆っている若い女性の姿をよく見
かけますが、こちらでは不思議とそういう女性の姿もありません。
ではこちらでは、花粉自体が飛んでいないのかという疑問を持ったので人に聞いた所、六甲か
らの風で花粉はかなり飛んでいるそうです。
そうなると大阪の女性は花粉症にかからないのか、それとも単にマスクを着ける習慣がないのか
謎は深まるばかりです。
そう言えば近年2〜3回京都で正月を過ごした事がありますが、冬だというのにマスクしている
女性の姿をほとんど見かけませんでした。
関西圏ではマスクをつける習慣があまりないのでしょうか?もしご存知の方がいたら教えて下さ
い。
最近マスクをテーマにしたビデオを作っている関係でちょっと気になっている事があるんです。
それは、人間の心理(男)ではマスク姿の女性を多く見かける事によって触発され、女性のマスク
姿に心惹かれマスクマニアになる事があるのかどうか。
私の所ではボンデージとマスクをテーマにしたビデオの両方を出していますが、私の受けた感じで
はマスクマニアの年齢はボンデージファンよりかなり若い方が多いように思われます。
という事はこの数年の花粉症の増加により若い女性のマスク姿を見る機会が増えた事と関係があ
るのでしょうか。
年齢的にいうと女性のマスク姿を見る機会が増えた中で成人になった世代です。
マスクマニアの人は生まれついての潜在的なものなのか、それとも環境に刺激され後天的に目覚
めたものなのか興味ある所です。(スイマセン自分の事はさて置いてで。)
もし後者だとすれば若い世代にマスクマニアが多い事も頷けるのですが。
しかしそうなると大阪方面ではマスクマニアが少ないという事に...
でもマスクドリームは大阪でも程々売れているし、う〜ん分からなくなってきた。
もう3〜4日こちらに滞在するのでその辺も見ていきたいと思います。
つれづれなるままに....
               
                       夢野亮



ボンデージ徒然草

                  第十五段     口裂け女の嘆き


住みにくい世の中になったもんだね。
この頃口をついて出てくるのはぼやきばかりだよ。
あーあ、すっかり落ち目になっちゃてさ。
最近は私がまだ生きているって事すら世間のみんな忘れているみたいだよ。
そういう訳で今日はしばらくぶりに人気の無いところで塾帰りの子どもを驚かそうと思って、横浜くんだりまで遠出して
来たんだよ。
お化粧もバッチリしたし、昔から目元には自信あったけど、われながら惚れ々々するようなマスク美人だね。
ほら待つ事一時間やっとお目当ての小学校高学年くらいの男の子がきたよ。
久しぶりなんでもう胸がドキドキしてきたよ、落ちつかなきゃね。
よしこの木の影に隠れてと。
あっ、いけないいけない商売道具のこっち方の大きめのマスクをつけなきゃ。
なつかしいねこのガーゼの感触、自分の熱い吐息を感じるよ。
もう興奮してきて感じてきちゃったじゃないか。
来た来た、この瞬間が一番緊張して興奮するんだよ、マスクの息苦しさと子どもの驚く顔を想像しただけで下半身が
疼いて熱くなっちゃううんだよ。
さあいくよ。
『私、きれい。』
.......
なんだよ、この子私の顔横目でちらっと見ただけで通り過ぎちゃったじゃないか。
ちょっとおまちよ。
『ねえ私、きれい。.....ねえ、アタシきっ』
あーあ、そのままいちゃったよ。
可愛げのない子だね、人が聞いてるんだから返事位してもいいのに。
あっ又来た、今度こそ。
『私、きれい。』
『......』
この子もまた無視する気だね、そうはさせないよ。
こうなったら、前に立ちふさがってやる、えいっ。
『ねえ私、きれい。』
『今いそがしいいんだよ、じゃまだよおばさん。』
ドン..
いたたっ..あーイタ。
この子ったら私の胸突き飛ばしていっちゃたよ。
あーあ、ころんだ時にストッキング破れちゃった。
これじゃ新しいのに穿きかえなきゃだめだね。
それになにより許せないなのは人の事おばさんって言ってたよ。

何だか悲しいね...
そういえば早いもんでもう15年以上も経つんだね。
私も、もう30代後半さ。
でもあの頃は実によかったね...今思うと懐かしいよ。
子供も今より純真だったし、何よりも嬉しかったのは、
『私、きれい』って聞くと。
たいていの男の子が私のマスク姿にうっとリしながら、
『うん。』って頷いてくれたんだよ。
だからマスク外した時はホントに驚いてたね。
うふふっ、中には泣きながら、オシッコまでちびっちゃう子もいたりして。
そんな夜は体が火照って自分一人で、熱く燃えたもんだよ。
ところが今の子ときたらまるで可愛げがないよ。
人が声を掛けても大概の子は無視するしさ。
たしかにマスクをしても、昔みたいにきれいじゃなくなったのは自分でも分かっているけどね。
それに輪をかけたのが花粉症の人が増えたって事だね。
これには正直いってまいっているよ。
この間なんかマスクをして、『私、きれい。』って聞いたら。
それがけなげな女の子でさ、『おねえさん、花粉症なの?、つらいけどがんばってね。』
なんてやさしく言われちゃったんでつい脅かせなくなっちゃたよ。
もっと親切な女の子だと『おねえさん、こっちのマスクの方が呼吸が楽だよ。』
なんて言いながらジャバラ式のマスクをくれたりして。
『どうもありがとう。』
なんて御礼をいう羽目になったりして、これじゃ方なしだね。
そうそうこれプリーツマスクっていうんだってね、いろいろ新しいものが出来てくるもんだね。
それと花粉症が増えたおかげで、魅力的な若いOLなんかも随分マスクする様になったしね。
私なんかもうマスク美人のうちに入らないかもしれないね。
あー悲しいねえ。
......
あっ来た来た、今度はおあつらい向きの気の弱そうな男の子だよ。
さあ、気合い入れて行くよ。
『私、きれい。』
.....
『うん。』
『そう、僕ありがとう。』
.....
『これでも。』
ギャー
だっ、誰か助けてー。
おー痛っ、
この子ったらバタフライナイフで私の顔に切りつけてきたよ。


我が青春の思い出、口裂け女に愛を込めて。

つれづれなるままに....

                          夢野亮


ボンデージ徒然草

                   第十六段    ビデオ女優という名のマドンナ達

                            (3)山下夏海


山下夏海...今月の5日に発売されたFB−8のモデル。
初めて彼女を見た時の印象は遠くからだった事もあってそれほど強く惹かれるという程のものではありませんでした。
しかし全体的にそれなりにまとまっているので撮ってみようかなという感じでした。
そして撮影当日、待ち合わせ場所に上から下まで黒で統一した服を着て彼女は現れたのですけれど、これがとても似合って
いて魅力的なのには正直言ってびっくり。
その瞬間、放たれた矢に私の心臓は打ち抜かれ、お目目はすでにハートマーク状態に。
『いい女。』そんな言葉が彼女にはぴったりなんです。
俗な言葉で言えばいわゆるそそるタイプの女性かな。
すらりと背が高く大人の雰囲気を持っていてとてもセクシーだし、ちょっとハスキーな声も彼女の場合かえって魅力的に聞こえ
てきます。
ホテルのバーのカウンターでウィスキーを飲ませたら実に絵になる女性だな、等と勝手な事を考えながら心はすでに彼女の
猿轡をした姿などを想像して...もうやる気まんまん。
移動する車の中で彼女からほんのり香る上質の香水がフェロモンみたいに作用して撮影前だというのに既に私のテンション
は相当上がってしまいもう大変。
昼食後、着替えも終わっていよいよ本番開始。
私の頭もすでに冷静になりファインダーを覗き始めます。
そこに写っていたのは.....白い布を口に噛まされた夏美ちゃんが椅子に縛られ、全身で激しくもがいている姿なんです。
渾身の力を振り絞っての迫真の演技。
その気迫に圧倒されながらも私の頭の中に真っ先に浮かんだ事は、
『このままではまずい。』という事でした。
ボンデージの撮影はモデルさんにとってかなりきつい仕事で、体力も相当消耗します。
その中でも特にイメージシーンが延々と続く一人のボンデージではなおさらです。
その時の夏美ちゃんは、陸上でいう長距離レースを最初から全力で飛ばしているようなものなんです。
ですからFB−8をご覧になった方はご存知だと思いますが、3シーン目辺りで完全に息があがっちゃています。
『もっと肩の力を抜いてペースを落とさないと体力的に持たないよ。』
私がボンデージの撮影を始めてから初めてモデルさんにペースダウンするように言いました。
反対にもっと激しくもがいてもらいたい事の方は結構多いのですが....
その後の夏美ちゃんは肩の力も取れ良い感じでボンデージを演じてくれました。
あの時のロープワークはちょっときつめだった様で二の腕にかなりはっきりした縄目がついていましたが泣き言一つ
言わず最後まで頑張ってくれました。
夏海ちゃんには「頑張りやさん」そんな言葉がぴったりです。
撮影終了後には現場に居合わせた一人一人に頭を下げ礼儀正しく『お疲れさまでした』と挨拶していたのが印象的でした。
実はつい数日前、偶然夏海ちゃんに会ったんです、これにはもうびっくり。
この時も彼女は黒を身につけていました。
夏海ちゃん程黒が似合う女性はそうざらにはいないと改めて感心させられてしまいました。
ビデオが既に発売された事、比較的順調に売れている事を彼女に伝えた所嬉しそうな表情をしていました。
夏海ちゃんはヘアースタイルに少しレイヤーが入って優しい感じで前より女っぽくなったみたいです。
暫く話が弾んだ後に、
『またよろしくね。』
『はい、是非。』
今改めて、夏海ちゃん本当にお疲れ様でした。

つれづれなるがままに......

                            夢野亮

ボンデージ徒然草

                   第十七段   ガーゼマスク VS プリーツマスク


町にマスク姿の人の数も減り、マスクも新品ではなく使い古したものを多く見かけるようになると今年も花粉の
季節が終わりに近づいた事を実感します。
マスクマニアの方にとっては、風邪、花粉症と続いたマスクの季節が終わりいわゆる長いシーズンオフを迎え
るわけです。
今、気分的に宴の後のような一抹の寂しさを感じるのは私だけでしょうか。
今年のシーズンを振り返ってみると一番大きな話題としてはやはりプリーツマスクの定着ではないでしょうか。
私は一年前までこのプリーツマスクという言葉すら知りませんでした。
たしかジャバラ式マスクなど言っていたように思います。
三、四年前になりますが、初めてプリーツマスクをした女性を駅で見た時には本当に驚きました。
医療関係でしか使わないと思っていたタイプのマスクを、いきなり町中でしているのを見かけたのですから。
当時この女性のプリーツマスクは相当目立っていました。
それがどうですか、今年は顔中隠れてしまうような大きなプリーツマスクをした若い女性がいるわいるわ巷に
溢れていましたね。
このままの勢いでいくと何年か後にはガーゼマスクの方が小数派になったりするんですかね。
でもあれするのって結構勇気がいるのじゃないかと思うんですが、いかがでしょうか。
やはりプリーツマスクする理由って息苦しくないからかな?
私はマスクドリームというマスクマニア向けのビデオを作っている関係でいろんなモデルさんに様々なマスクを
着けてもらうので、(今まで撮影に来てくれたモデルさんには全員マスクをしてもらいました。)
幸運にも正面から堂々と観察する機会に恵まれます。
そんな中で最近感じるのは、プリーツマスクとガーゼマスクでは同じマスクでもまったく別ものだと言っていいくら
い着けた感じに違いがある事です。
女性がプリーツマスクした姿には猿轡に通じる何かを感じます。
顔一杯をマスクによって覆われたその姿は、その人の個性を殺し目元にのみその女性の個性の痕跡を僅かに
認めるに止めます。
被せるタイプの猿轡をした場合でもモデルさんが別人のように見える場合があり、これにかなり近い印象を受けます。
そしてどちらも被虐美を感じさせるという点でも同じではないでしょうか。
それとは反対に中には同じプリーツマスクをしていてもサディスティックな印象を与える女性もいるように思われます。
(そう思うのは私だけでしょうか?。)
それからプリーツマスクはどちらかというとシャープな印象で、直線的なイメージを受けます。

それに対しガーゼマスクの場合はたとえ大きめのものをしたとしても本人の個性が失われ事は少ないようです。
ガーゼマスクには、顔全体を包み込む優しさのようなものがあり、鼻筋や顔の輪郭などもほのかに残るので、
本人であることが分かる場合がほとんどです。
ガーゼマスクやナイロンマスクをしたモデルさんからは女性美というか品の良さのようなものを感じます。
プリーツマスクが直線ならこちらは曲線の美というところでしょうか。
又、プリーツマスクが機能美を追求した結果生まれたものならば、ガーゼマスクは欧米には無い日本独自のマスク文化が
長年築き上げてきた一つの産物ではないでしょうか。
熱帯魚はグッピーに始まり、グッピーに終わるといいますが。マスクはガーゼマスクに始まりガーゼマスクに終わるのでは
ないかとプリーツマスクが流行ってきた近頃特に感じています。
ガーゼマスクの場合、ガーゼの枚数や大きさなどで同じマスクでも着けた感じがかなり違ってくるようです。
それと最近やっと分かったんですけれど人間の顔って人によって大きさが随分違うものなんですね。
あるモデルさんに似合ったマスクが他のモデルさんでは大きすぎたり、またその逆もあったりして。
そのモデルさんにあったマスクを見つけるのも結構これでむずかしいようです。
マスクのシーズンが終わろうとしている今、マニアのあなたにとっては今年はどんなシーズンだったのでしょうか。
素敵なマスク美人の思い出はたくさん出来ましたか。
ちなみにあなたはガーゼマスク派それともプリーツマスク派?

つれづれなるままに....

                          夢野亮


ボンデージ徒然草

                   第十八段    ビデオ女優という名のマドンナ達

                            (4)林田ちなみ

林田ちなみ.....FB−3、FB−7に出演した私のお気に入りのモデルさんです。
もしかしたら自分の描いたボンデージのイメージをもっとも忠実に表現してくれるのは彼女かも知れません。
もう一年以上前になりますが、その頃の私は憧れの大物女優中村京子さんの撮影を終えそれを商品化し販売店での発売
準備を進めていたところでした。
そしてその時に次の撮影のモデルはこの人以外にないと思っていたのが、以前ビデオで見かけて気に入っていた美人モデル、
林田ちなみちゃんでした。
ところがその時彼女は既にビデオの仕事をやめてしまっていたんです。
さすがにこれには私もまいりました。
しかし人生念ずればなんとやらをモットーとしている自分としてはこんな事位では諦めきれません。
そこで荒業を思いつき、知り合いのモデルさんのつてをたどって.....
という訳で林田ちなみちゃんの出演がなんとかまとまりそうなところまで話しを持っていきました。(必殺、おがみ倒し大作戦。)
ちなみちゃんの連絡先を聞いたのは出先の京都でしたが、早くも行動開始。
はやる気持ちを押さえ、早速ホテルの部屋からちなみちゃんの所へ電話をかけます。
電話の向こうから可愛らしい女性の声が聞こえてくるんです。
(あっ、ちなみちゃんだ。)
話し方も何となく品があり、まるでどこかの若奥さん(彼女が結婚しているという意味ではありません。)
みたいな感じでとても好感が持てるんです。
電話で話しているだけなのに、早くも私のお目々はハートマークに。
そして出演OKの返事を本人から聞いた時はもう天にも登るような気持ち。
最初の撮影は、林田ちなみちゃんの親友のモデルで私も面識のある子に手伝いに来てもらい三人での撮影を行う事
にしました。
モデルが林田ちなみちゃんという事で私も相当気合いが入っていたので、事前に彼女のイメージに合わせた華やかな
ユニフォーム(かなりお金をかけました。)を揃え撮影に備えたんです。
そしていよいよ本番、撮影が開始されます。
まず最初のシーン...ちょっとしたセリフの後、彼女がマスクを着ける。
バッキューン..(ハートを打ち抜かれた音。)
私はかつてマスクした女性がこれ程美しいと思った事はありませんでした。
それまで私は林田ちなみちゃんのマスク姿や猿轡をしたところは見た事がなかったのですが、ルックスがいいので
有る程度は似合う事は予想していましたがまさかこれほどだとは思ってもみませんでした。
『あまりに美しすぎる。』
白いマスクから覗く彼女の目がにこりともせずカメラを見つめる。
妖しい光を放つ彼女の視線は見る人の心を捕らえて放さない。
もっとも早く彼女に魅力の虜になったのはその現場にいた撮影者である私だったんです。
恥ずかしながらこの時点で早くも私のテンションはそうとう上がってしまったんです。
その時自分を落ち着かせて冷静さを取り戻せたのは自分はプロだという意識だったと思うんです。
(ちょっとカッコつけ過ぎかな?)
そうでなかったら、あの時の自分は作り手ではなくボンデージの鑑賞者になってしまったんじゃないかなと思うんです。
『自分の理想に近いモデルが今目の前にいる。』そんな事を言い聞かせながら自分の集中力を高め次々に台本道理に
撮影をこなしていきました。
彼女の素晴らしい演技に助けられその日の撮影を無事終了。
嬉しい事に撮影終了後の打ち上げはとても楽しいものでした。
撮影を手伝ってくれたモデルさんがワイン好きでその方面にかなり詳しい子だったので、私のとっておきのワイン
「シャトー・ラトゥール'83」(清水の舞台から飛び降りた気分。)を開け3人で祝杯を上げたんです。
これにはワイン好きのモデルの子は大喜び、『これを飲むんだったら、おいしいチーズを買ってくるんだった。』といってはしゃぐし、
お酒をほとんど飲まないちなみちゃんも、『これがホントの赤ワインの味なのね。』などと言って感心してくれるんです。
これだけ喜んでもらえればワインも本望でしょう。
ところがあまりにも3人で盛り上がり過ぎ時間が経つのにまったく気付かず、あやうく2人は帰りそこなってしまうところでした。
しかしなんとか終電に間に合いセーフ。
この時に撮影されたものがFB−3で自分なりのボンデージのスタイルが確立された記念すべき作品になったんです。
これは林田ちなみちゃんというモデルに出会ってこそ可能となったものと今でも彼女に感謝しています。
林田ちなみちゃんの場合、もがき方や表情、そして声などもとても魅力に溢れているモデルさんですが、彼女の凄さって
それだけじゃないんです。
林田ちなみちゃんの場合グラビアなどで人気を誇っていただけあって、スチール写真のモデルとしても素晴らしいものを
持っているんです。
ボンデージの場合手足を拘束されているので、制限を受けますが、マスクシーンなどでは彼女はカット毎に手足を自在に
使ってポーズを付けてきます。(HPで彼女のマスクシーンを見れば分かると思います。)
彼女はビデオとスチール両方こなす器用なモデルさんなんです。

その後もう一度彼女を撮らしてもらったのですが、この時は二人だけの撮影だった事と台本に懲りすぎてしまった為に
撮影時間が大幅に超過してしまったんです。
このままいくと撮影終了は相当遅くなってしまいそうなので、これでは申し訳ないと思い。
『シーン数を減らそうか?』と私が持ちかけたところ。
『そしたら分数が足りなくなっちゃうでしょ。私は終電までに帰れればいいから。』
などと言ってイヤな顔一つせず遅くまで頑張ってくれるんです。
これには感激。
(ちなみちゃんありがとう。)と心の中で唱えつつ撮影を続行。
しかし不思議な事に時間に遅れながらも、撮影をしながら二人で随分いろんな話しをしました。
もっとも彼女の口が猿轡で塞がれている時は除いての話しですが。
そうこうしている内についに撮影終了。
おかげさまで編集に余裕が持てるだけの分数を撮る事が出来ました。彼女の場合ほとんどカットする部分がないので
逆にFB−7は70分で出したかったくらいです。
いざ食事と思ったのですがいつも出前を取るところも既に終わってしまったので、車を呼んで一緒にすし屋へ出かける
事にしました。
カウンターに座り彼女はウーロン茶で寿司を、私はさしみをつまみがら日本酒を飲んでいました。
私が『今日は段取りが悪く遅くなってすまなかったね。』と謝ると。
『あんなふうに汗をかきながら一生懸命やっている姿を見たら、誰だって頑張ってくれると思います。』
などとオジサンを泣かせるような嬉しいセリフを言ってくれて甲斐甲斐しくお酌なんかしてくれたりするんです。
(うーん生きててよかった。)
林田ちなみちゃんはモデルとしてだけでなく一女性としてもとても魅力的な女の人です。
ちなみちゃんいろいろとありがとう。
林田ちなみよ、永遠なれ。


つれづれなるままに....

                          夢野亮


ボンデージ徒然草

                  第十九段    猿轡(2)

今回は猿轡に対する私のこだわりについて話してみたいと思います。
この文章を読んでくれている方はたぶん猿轡好きの人が多いのではないかと思います。
そしてみなさんそれぞれ自分なりのこだわりを持っていると思いますので、これから話す私の考えについては異論も
多いかと思いますが、あくまで私の個人的な考えなのでこんな人間もいるのかと軽く聞き流して下さい。
私自身、自分の事は猿轡好きだと思っています。縛りはどちらかというと猿轡をより効果的に見せる為の一つの演出
だと思って撮影しています。
だからっと言って縛りを軽視しているつもりはありませんが、縛りそのものに特別な意味合いや深い思い入れを持って
いるSM派の人とは多少異なっているかも知れません。

私の猿轡へのこだわりの第一。
「女性を美しく見せる為に猿轡をする。」
これは私の猿轡への思いが、子供の頃見た時代劇の猿轡シーンが原点になっている事が大きく影響しているのかも
知れません。
それはお姫様などが縛られて篭でさらわれていくシーンなどで見た、手拭いで口と鼻を覆い頭の後ろの上の方で結ん
だいわゆるかぶせるタイプの猿轡です。
実用的にはまったく用をなさないあの猿轡は、女の人を美しく魅力的に見せ、子供だった私の胸を時めかせてくれたもの
です。
最近、HPでも紹介している「丹下左膳、決定版」の美空ひばりの猿轡シーンを見を見た時には『懐かしいなあ。』
と思わず嬉しくなってしまいました。
あの猿轡はおそらく何回かもがいて外そうとすれば簡単に取れてしまうものだと思いますが、古き良き時代の猿轡って
感じで情緒があって好きです。
その点最近の時代劇はより現実的な噛ませるタイプの猿轡が多くなってきていますね。
女性に口と鼻を覆うかぶせるタイプの猿轡をする場合、あまり後ろできつく縛り過ぎると鼻がつぶれ目が吊ってしまいあまり
きれいな顔で無くなってしまいます。
ですから一人のボンデージでイメージシーンなどでは、モデルさんがきれいに見えるように後ろの結び目のきつさを調整し
ます。
この加減が結構難しいようで、あまり緩くすると拘束感が無くなってしまいます。
それとは反対に電話取りなどで男に襲われる様なハードなシーンなどでは、できるだけきつい猿轡をしてリアリティを出す
ようにしています。
この場合たとえモデルさんの顔がゆがんでも拘束感を優先します。
ある場合においては厳しい猿轡で顔がゆがみ表情が一変しても被虐感がその女性を美しく見せる場合があるのではない
でしょうか。
この二つは矛盾するようですが、その場その場で、そのシーンのイメージによって猿轡への取り組み方が変わってもよいの
ではないかと私は思っています。

次に「猿轡をする時は口の中に詰めものをする。」うちの撮影ではボールギャグを除きほとんどの場合、口の中にガーゼで
詰めものをします。
こうする事によってもがき声がくぐもった感じになりとても良くなります。
ただ詰めものをするとモデルさんには結構負担がかかるようで、詰めものを取り出すとガーゼが唾液でぐっしょり濡れてい
ます。
ですから口の中がからからになり非常に喉が渇くようです。
しかしありがたい事にみなさん協力してくれます。
私がここまで詰めもののこだわるのは、もがき声が猿轡の魅力の重要な部分を占めると思っているからです。
口を塞がれこもったようなあのもがき声がたまらなく甘美に聞こえてくるのは私だけでしょうか。
例えばうちのビデオを音声を出さずに映像だけ見ていたらどうなってしまうでしょうか。
おそらく非常に味気なくつまらないものになってしまうと思います。
白黒のクラシックボンデージなどでは、声は入っていませんが、あの場合音楽とナレーションが効果的な役割を果たしている
と思います。

「私が好きな猿轡はその女性にもっとも似合うタイプの猿轡です。」
ビデオの撮影を始める以前は、個人的には豆絞りなんかで口と鼻を覆うタイプの猿轡が好きでした。
ところが撮影を続けていくうちに自分の中で微妙な変化が起こってきました。口と鼻を覆うタイプの猿轡って極端な言い方
をすると誰でも似合っちゃうんです。(例外としては垂れ目で目の小さい女性なんかはあまり似合わないようです。)
だから一番無難だし、目の表現が全てなので切なげな表情をしてカメラ目線をしてくれれば結構、さまになってしまいます。
それに対し噛ませるタイプの猿轡の場合、似合うモデルさんは以外と少ないようです。
噛ませるタイプですとその人の欠点が逆に目立ってしまったりする事もあります。
エラが張っていたり、鼻と口もとに難があったりすると、猿轡をしない時よりもかえって強調されてしう場合が以外と多いよ
うです。
だから最近ではカマセが似合う子に会うと『おっ、いいねえ。』なんて心の中でつぶやいたりしています。
口を割る噛ませるタイプの猿轡だと、目だけでなく口元の動きもとても大切な要素になってくるんです。
ぐっと唇を噛みしめたり、逆に口元を少し開いて喘いだり、モデルさんにもそれなりの表現力を求められます。
ですから噛ませるタイプの猿轡は結構奥が深いようでやりがいを感じます。
それともう一つ口だけを覆うタイプの猿轡。
これは洋物のボンデージでよく見かけすますが、これが以外と難しいんです。
白人女性のボンデージ写真などを見ると結構きれいに決まっているのに、自分の撮影の場合あまり魅力的な場面にまだ
出会っていません。
私の中でこのタイプの猿轡の魅力についてまだ消化しきれてないようです。
今後の自分の課題かもしれません。
ボールギャグ。
TVドラマなどの猿轡シーンではほとんどお目にかかる事のないマニアックな口枷具です。
ストキングをガーターベルト吊ったランジェリースタイルにとても似合うんじゃないかと思っています。
私の場合いかにもっていう感じで洋物のボンデージを意識した時に好んで使います。
これを噛まされると口元をだらしなく開いてしまうので女性の顔だちはもっとも変わってしまいます。
ボールギャグをされた女性の顔を美しいという事には多少異論があるかも知れませんが、被虐感が出るので私は結構
好きなんです。
ただ手拭いと違いどんな時で似合うという感じではないようです。
着物のシーンでボールギャグを噛まされているのを見た事がありますが、個人的にはピントきませんでした。
(でもボールギャグ派の人にとってはそのアンバランスな感じがいいという場合もあるでしょうね。)
ガムテープ。
私の場合モデルさんの普段のイメージにもっとも近ずけたい時に良く使います。
女性の場合その人の持つイメージに以外と多く影響を及ぼしているのはヘヤースタイルではないでしょうか。
髪の毛をアップにしたとたんガラッとイメージが変わる女性は多かと思いますが、それと同じ事が猿轡をした場合に起こる
事があります。
たとえば噛ませるタイプの猿轡などで髪の毛が押さえ付けられた時に別人の様に変わってしまう女の子がいます。
良い方向に変わる場合はいいんですけれど逆の場合もあります。
そのような時はガムテープで口を塞いであげると、髪型を損なう事もなくとても良い感じになったりします。
ガムテープの張り方ですが、横一直線によりも×型にした方がよりマニアックな感じでハードなイメージがしますね。
私はガムテープの張り方については特に堅苦しく考えていませんのでその場の雰囲気に合わせて適当に使い分けています。
最近では撮っているうちにそのモデルさんに一番良く似合う猿轡が何となく分かってきたような気がします。
しかしいくらその子に似合うからって同じ猿轡ばかりして撮るわけにはいかないのが頭の痛い所です。
顔を見ただけで、すぐにその女性にもっとも似合うタイプ猿轡が分かれば、それに合わせてハイライトシーンを持っていく事
も出来るのですけれど、まだそこまではいたっていません。
うーん、猿轡道は奥が深いようです。
私などはまだまだ勉強不足だと感じている今日この頃です。

『どんな猿轡が好きですか?』
『その女性がもっとも魅力的に見える猿轡。』

つれづれなるままに....


                               夢野亮


ボンデージ徒然草

                   第二十段    プロとアマチュア

プロとアマチュア、その違いはそれで金を稼いでいるか否かである。
最近は社会も複雑化し全てにこの定義が当てはまるとは思いませんが、まだ一般的に通用する考え方ではないでしょうか。
そしてこの両者の違いはその人の能力や実績などの差を表す関係ではないという事です。
例えば写真などに関していえば、アマチュアでもプロ顔負けのうまい写真を撮る人もいれば、時にはその逆の場合もあり
得ます。
なにが違うかと言えば、プロは与えられた仕事に対してある種の責任を負わされるが、アマチュアにはそういった重圧はあり
ません。
私は若い頃コマシャール写真の助手をやりながら、写真学校に通っていた時期があります。
私が助手をしていたフリーのカメラマンの人は暗室マン上がりのたたき上げの人でしたが仕事もけっこうこなしていて、金銭的
に自立する事が難しい写真の世界でプロとして一本立ち出来るほど稼いでいました。
雑誌の仕事で若いアイドルタレントの撮影やカーレースなど、またその他もろもろの商業写真一般を幅広くこなしていました。
(私の場合その頃にプロのモデルさんと接する機会を持てた事は、今のビデオ撮影の事を考えるととても良い経験になったと
思います。)
ところがある日、そのカメラマンの人が旅行に行った時の写真を見てビックリ。
いわゆる絵はがき写真なんです。
もっとはっきり言えば絵はがき写真はそれなりに美しく撮れていますが、そうではなく単にパチリパチリと撮ってあるだけの
素人写真なんです。
唯一普通の人と違うのはスライドフィルムを使っている事くらいでした。
芸術性のかけらもない平凡な旅行写真なんです。(そういう私も今では旅先で同じ様な写真を撮るようになりました。)
これには本当に驚きました、カメラ雑誌に投稿しているアマチュアの写真の方が余程良いものが撮れています。
その人にとって写真は生活費を稼ぐための仕事であって、自分の創造性を表現する為の手段ではなかったのです。
ところが大型カメラを使ってのブツ撮り(時計など動かない商品の撮影)など非常に高度なテクニックを要求される職人的な
仕事ではじつに良い写真を撮っていました。
なにが言いたいかというとプロとアマチュアでは写真に対する取り組み方や姿勢がまったく違うという事。
プロでも個展などを開いている写真作家は別として、一般的なプロのカメラマンの多くはビジネスの対象として写真を考えて
いるし、アマチュアは趣味や自分の創造性の表現手段として写真を考えている場合が多いのではないかと思います。
そしてもう一つ、プロは自分の好き嫌いに係わらず与えられた仕事に対して最後まで責任を持ってやり遂げるし、作品の質
は客が納得するだけのあるレベル以上のものを常に作り続けているという事です。
それに対しアマチュアの場合は一発勝負のまぐれ当たりでいい写真が撮れればいいわけだし、誰の顔色を見る事もなく
自分自身の好きな事をやりとうせるという事。
この好きな事を出来るっていうのはなにより替えがたい素晴らしい事だと思うんです。
アマチュアの方が写真をよりきままに自由に楽しめるんじゃないかな。

写真だけでなく趣味一般に話を広げてみると、インターネットのホームページってアマチュアの人が自分の個人的趣味を
他の人に公表するのにうってつけの媒体ではないでしょうか。
実際、いろんな趣味を持ったアマチュアのマニアの人が実に様々なHPを作って公開していますよね。
そういったマニアのHPの多くに共通しているのが、主張が明確であり自分からこびを売ったりしていない事です。
『オレはこれこれこうなんだ。好きな奴だけついてこい。』ってね。
私のサイトでリンクしている「MASK WORLD」を見ているとそんなマニアの熱いものを感じます。
サイトを運営しているwakawakaさんだけでなく、参加しているマニアの人も一緒になりマスクというテーマに対して真剣に
取り組んでいますよね。
エネルギッシュな感じでサイト自体も今、非常に盛り上がっています。
wakawakaさん以外はあった事もない人達なのに。『みんないい顔していますね。』などと思わず言いたくなってしまいます。
これこそアマチュアである事の良さを生かした典型的な例ではないでしょうか。
それに対して最近の自分を振り返ってみると、プロ意識を持つのはいい事だけれどその事で変にこじんまりとまとまりすぎ
ているような気がします。
ビデオに関して言えば経験からくる職人としてのもの作りは確かにうまくなったと思いますが、もともと自分が持っていた
アマチュア時代のマニアとしての熱い情熱が少し無くなってきているんじゃないかとこの頃感じます。
ビデオ制作に対する姿勢も冒険して100点を目指すのではなく手堅く80点以上を取る事を常に考えているような気がします。
100点か0点かやってみなくては分からないようなリスクは誰もおかしたくないものです、しかしそれを恐れていては更なる
次のステップには進めないのではないでしょうか。
もともと自分が好きで始めたボンデージビデオの制作です、アマチュア時代のエネルギッシュな自分をもう一度取り戻さなくて
はいけないと感じている今日この頃です。

「初心忘れるべからず。」
今の自分にもっとも必要な言葉かも知れません。

つれづれなるままに....

                               夢野亮


ボンデージ徒然草

                     第二十一段    ビデオとモデル


気が付くと早いものでボンデージだけですでに9本のビデオを発売していました。
振り返ってみると1本1本にそれぞれの思い出がありますが、それとは別に作品に対する自分なりの冷静な評価があり
ます。
そんな中で最近とくに感じているのが出演するモデル(女優)さん次第でそのビデオの売れ行きが大きく左右されるという
事です。
極端な言い方をすれば、出演するモデルの子が決まった段階でそのビデオの評価の70%くらいは決まってしまうのではな
いかと思えるくらいです。
私が撮影を開始する以前ですが、業界の人で私にこんな話をしてくれた人がいます。
『ビデオの作成は料理人に学べだよ。一に心、二に素材、三に演出。』
それに対し私の出した結論は。
『一に素材、二に演出、三に心。』
この場合の素材とはモデルさんの事です。
素材(モデル)が悪かったら心を込めてどんな演出をしようとも、ビデオとしてはものにならないという事です。
モデルの重要性はスチール写真をやっていた時から感じていましたが、その思いはビデオの撮影回数を重ねる毎に自分の
中で強まってきました。
私があえて三番目に「心」を持ってきた理由として、「心」なんて大切なものをそう簡単にビデオの中で伝えられるものではあ
りませんし、そういうものは肩肘はって意識的に作品の中に盛り込むのものではなくて、ビデオを見た人が私のエッセンスの
ようなものを何となく感じてくれればそれでいいと思っているからです。
話をもとに戻しますが素材としてのモデルの重要性ですが、例えば同じ内容の事をやったとしてもモデルさんしだいでまった
く別の評価を受ける事があったりします。
もしある人が販売店でうちのビデオを買ったとします。
その人が家に帰り期待に胸を膨らませビデオをスタートさせると、最初のインタビュー(ないビデオもあります。)が始まります。
その時にとても素敵なモデルさんが写っていたら、こんな子がこれから縛られて猿轡されちゃうのかなんて思いながら、早くも
心はワクワクしてくるはずです。
ところがその逆だとしたら、『買ったの失敗しちゃった。』なんてその時点でがっかりして早くも盛り下がってしまうでしょう。
気に入らないビデオを買ってきてしまった時のむなしさってなんともいえないですよね。
私も何度も経験しました。『あーあ無駄なお金つかっちゃた、他のもの買えば良かった。』なんてね。
つまり出演しているモデルさんの演技力あるなしに係わらず外見が自分好みの女性かどうかが、そのビデオを気にいるかど
うかの第一関門なんです。
この関門をクリヤーしてこそ内容や演技力などの次のステップがあるんだと思います。
モデルさんの魅力って、美人度やスタイルなど外的な部分と、演技力など内的な部分に分かれると思います。
しかし最初はどうしても外見的な部分に目がいってしまうのは仕方のない事だと思います。
ビデオの事をパッケージ商売という人がいます。
ある意味では的を得た言葉だと思います。
みなさんがお店に行き買おうとするビデオを決める場合、まずパッケージの写真を見て出演しているのが自分の好みのモデル
がどうかで決める人が多いのではないでしょうか。
私自身がビデオを買う時もそうでした。
(それ以外の部分では、そのメーカーの作風やその監督が好きかどうかもある程度の判断基準になりましたが。)
ですからパッケージを見ただけで、買うかどうかの判断されてしまうのです。
中村京子さんような知名度があり多くの固定的ファンをもった一部の女優さんを除いては、内容の善し悪しに係わらず
パッケージ次第で見てもらえる機会を逸してしまう場合が多いんです。
ちょっと矛盾を感じますけれど、これが現実なので仕方ありません。
ですからモデルさんのルックスってとっても大切な要素になってくるんです。
うちのようなボンデージのモデルさんて体力的にもきついし、縛りが未経験のモデルさんにとっては出演するだけでとても勇気
がいる事だと思います。
そういう意味で女の子を紹介してくれた人や程度の差こそあれ出演してくれたモデルさん全員に心から感謝しています。
モデルさんあってのこの商売、彼女達の大切さを一番感じているのは他ならぬ自分自身だと思っています。
自分が気にいったモデルさんから出演OKが出た時の喜びはまさに作り手冥利につきます。

『一に素材、二に演出、三に心。』

つれづれなるままに....

                               夢野亮


ボンデージ徒然草

                  第二十二段    (続)我が輩はおやじである

人間というものは、自分にないものを求めるようでございます。
かくある私も人生半ば以上過ぎたと自覚する今日この頃、若さといういものに惹かれるようになりました。
お恥ずかしい話ですが、最近では仕事場にもそのようなものを持ち込むようになってしまったのでございます。
これも男の悲しい性でございましょうか。
みなさんよろしかったら、私の情けないお話に少しおつき合い下さい。

その日は18才と20才のとても魅力的な女の子を二人同時に撮れるという私にとっては盆と正月が一度に来たような、
胸膨らむ楽しい撮影の予定が組まれていました。
プライバシーの問題があるので名前は言えませんが、某らむちゃんと友だち(実は妹)のIちゃんという、なんとも撮りて冥利
につきるという、まさにうふふ...の女の子達なんです。
某らむちゃんが可愛い感じなのに対して、年下のIちゃんは背も高く大人っぽい感じでとても魅力があるんです。
素材としての素晴らしさは折り紙つきですが、なんたって素人。
どんな撮影になるのか見当もつきません。
そこでみなさんご存知中村京子さんともう一人K.Nさんという派手さはないですけれど素晴らしい演技力があり人柄も誠実で
とても頼りになるモデルさんにも来てもらって若い二人を盛り上げてもらう事にしました。
その日は3パターンを撮って60分のビデオにまとめる予定で台本もワープロでしっかり作って準備万端、さあどんとこい状態
でいよいよ撮影日を迎えました。
ほぼ定刻どうり全員集合。
なんと嬉しい事に某らむちゃんが、『黄色いソファばかりだと変化がないから。』と言って自宅からわざわざ豹柄の掛け物を
持ってきてくれたんです。
これには感激、オジサンである私はもうそれだけでもう胸がいっぱい、早くも理性を失い欠けてしまいます。
昼食後、台本を見ていたIちゃんが、『この字なんて読むの?。』って何気なく聞いて来たんです。
その字がなんと「猿轡」。
『猿轡って知ってる?』と中村さんが聞くと。
『知らなーい。』と可愛くIちゃん。
まあ18才だし猿轡って言葉を知らない事もあるかと思い。
『TVドラマなんかで...』と説明してもまったく見た事もないという。

えー...これにはさすがの私もびっくり。
(絶対インド人以上にびっくりしたと思います。)
そうかIちゃんは某らむちゃんを信じて何も知らずにこの撮影現場に迷い込んできてしまったんだね。
みなさん、こんなけなげな女の子に猿轡なんてする事が出来ると思いますか?
もちろんやりまーす。
みなさん私の性格をご存知ありませんね。
猿轡処女と聞いただけで私のテンションは非常に高まって、全身からアドレナリンが沸き立つのです。

いよいよ撮影開始、1パターン目が始まる。
二人のモデルはカメラ写りもよく良い感じでグッドグッド。
撮影が進行していく中で、私は何を思ったか今までの撮影では大切に三脚の上に置かれていたビデオをもどかしげに外すと
手持ちで被写体に迫り始めたんです。
それからはともかく無我夢中で撮り続けます。
しかし暫く撮り続けるうちに....ちょっと何かが違うな?
知らない間に目の前の光景は台本を逸脱して思わぬ方向へ。
何か変だぞ...
気を取り直して2パターン目に入る。
なんとか台本を大幅に変更して正統派ボンデージへと路線修復をはかると、やっと良い感じになって来ってきて一安心。
モデルの二人は相変わらず可愛くて言う事ないのだけれど、私自身がその若さの感覚になかなかついて行けず、この時点
でかなりぐったりして、頭はすでに飽和状態。
最初にはしゃぎ過ぎたつけが回ってきたという訳。
さあ、あと1パターンが残っています。
これを撮らない限りは60分のビデオにならないんです。
しかし途中の路線変更で最初に作った台本は既に役に立たなくなっていました。
『次はどんな内容?』中村さんから声が掛かる。
『.....』
うーん頭が回らない。
私はしばらく黙っていた後、ボンデージの制作を初めてから15回以上の撮影をこなしてきたその日ついにその言葉を言って
しまったのです。
使ってはいけない手段....
そう私はついに最終兵器(リーサルウェッポン)使用したのです。
『たのむ、任せた。』
この一言にはさすがの中村さんも驚いたと思います。
もうこれは完全な現場放棄。戦争中だったら敵前逃亡の大罪で銃殺刑間違いなしです。
平和な時代に生まれた事を感謝しつつ今この文章を書いています。
話を元に戻しますが、私のこの情けない一言を聞いた時の中村さんの表情を覚えていない程私の頭は疲れきっていました。
こんなバカがやっている現場に来てしまった身の不幸を嘆いたのか、それともあまりにも出来の悪い私を不敏に思ったのか、
いずれにしろ今になってもその時の気持ちを聞く勇気など私にはありません。
中村さんはしばらく考えこんでいた後、K.Nさんと打ち合わせを始めました。
『それだと、必然性がないし...』
などのやりとりがあった後撮影開始。
私は一カメラマンとしてビデオを回します。
そこにはボンデージのモデルとしてでなく女優としての中村京子さんの迫真の演技が繰り広げられていました。
その演技の素晴らしさにファインダーを覗く自分に鳥肌が立つのを感じました。
こんな事はかつて一度もありませんでした。
そして、その演技にひっぱられるかように、若いIちゃんの動きもとてもよくなり実に生き生きとしてしてきたんです。
おかげ様で無事撮影を終了。(中村さんホントにありがとうございました。)
いろいろあったけど、お気に入りの1本を撮ることが出来ました。

しかしみなさん人間というのはどうしてこれ程自分に都合よく出来ているのでしょうか。
撮影終了後中村さんとK.Nさんは用があったので、食事もせずにかえってしまうと、喉元過ぎればなんとやらであれ程
疲れていたはずなのに、私といえばもう若い二人に囲まれハーレム状態でおおはしゃぎ。
もうこの二人が可愛いのなんのって。
ビールを飲みながらご機嫌になって、人生の先輩としてえらそうに恋愛談義なんかするオヤジ丸だしの悪のりぶり。
しかし女性の他人を見る目は鋭いようです。
驚いた事に私の行動パターンは完全に読まれていたんです。
私もついに人から「ロリコン」などと自分とはまったく縁の無い世界の言葉で呼ばれてしまったのです。
なんと先に帰った中村さん達は帰る道すがら こんな話をしていたそうです。
『今頃、きっと夢野さん鼻の下のばして楽しそうにやっているわよ、絶対ロリコンだよねー。』
トホホ...反論の余地なしです。
我輩はゼッタイにオヤジである。

つれづれなるままに....

                               夢野亮

ボンデージ徒然草

                  第二十三段    夏はひねもすのたりのたり

                  

いやぁ、梅雨明け前だというのに、暑い暑い。
この所なにもやる気が起こらない。
ホームページの更新も最近では手抜き状態。
メールで、『夢野さんのHPを見るのが日課のようになって毎日見るのが楽しみです。』などと言ってくれるマニアの方には、
後ろめたい思いが続いている今日この頃です。
しかしこのやる気のなさには自分でもホントに困ってしまいます。
ボンデージの新作用にと大分前に撮ったビデオもやっと二日前に編集してマスターテープに仕上げるというやる気のなさ。
『ボンデージの新作はまだですか?』などと電話がかかってくれば、『マスクドリーム3を出したもので....』と言っていい
訳をしている日々が続いています。
撮影にいたっては一月以上何も撮っていません。(うーん大丈夫かな?)

私はキーボードを打つのが大の苦手、非常に遅いんです。
という事で少ない文章で何か効率の良いものは無いかと今朝から考えていたら、あるじゃありませんか。
そう、この美しい日本には古来から俳句というもっとも短い文章で作られる言葉の小宇宙が。
してやったりとばかり一句ひねろうと考えてみるとこれが実に難しい.....
それで自他共に認める根気の無いダメ人間の私は季語なし、字余りOKというもう俳句と呼べないものでお茶を濁す事に
しました。

では一句。

泥棒や
手拭い忘れ
大慌て

祭りの日
なぜが気になる
豆絞り

荷造りも
色つき使う
ガムテープ

猿轡
かませとかぶせ
迷い道

猿轡
ゆるいと怒る
マニア人(びと)

縄抜けや
口紅残る
豆絞り

ボンデージ
見ると撮るとで
大違い

マスクした
くちなしの花
ひっそりと

寒風や
かけたマスクの
暖かさ

思い人
マスク姿の
愛しさよ

杉の木に
思いを託す
好き心

うーん、なんでこんな事を書いてしまったのか自分でも分からない。
これもきっと「太陽のせい」だ。

つれづれなるままに....

                               夢野亮

ボンデージ徒然草

                       第二十四段    夏の終わりに

夏をあまり感じることもなく早くも終わりを迎えようとしている。
ここに文章を書くのも久ぶりのような気がしてなんだか懐かしい。
しかしそれ以上に久しぶりだったのが昨日行ったボンデージの撮影。
たしか6月の初めに伊藤清美さんを撮ったのが最後だったから実に2ヶ月半ぶりの撮影だったかな。
今までが月に1〜2回のペースで撮影してきた事を考えると以外な位間隔があいている。
まあその間、いろいろあった訳で、一番大きかったのが自分の中の心の変化かな。
メールで「夢野さんのビデオに出ているモデルさんは質が高い。」となどと言ってくれる人は結構多いい。
そう言われると作品の内容を誉められるより嬉しく思ったりする。
それって普通逆じゃない。などという声が聞こえてきそうな気もするけど事実だから仕方ない。
自分で言うのもちょっとおくがましいけど、モデルさんには結構こだわりを持ってやってきたつもり。
正直に言うと全部じゃないけれど、今まで撮影してきたモデルさんの大半は自分が気に入って惚れ込んで撮った女性達です。
だからそういうモデルさんを紹介してくれた人にはとても感謝しています。(この文章も読んでくれているかな?)
ボンデージなどというマニアックなジャンルで、しかも肉体的にも精神的にもハードな仕事のモデルをやってくれる子はそうざ
らにはいないはずです。その中で質の高い子を選ぼうとするとなおさらたいへんなわけです。
さらに困った事には、最近以前よりも私自身が出演する女の子の質へのこだわりがよりハイレベルになってきたみたいなん
です。
こうなると自分の実力もない癖なのに、ないものねだりで、もう見つけるのは至難の技。
いよいよモデルさん選びで完全にいきずまって、一つの選択を強いられる事態にまでなってしまったわけです。
モデル探しの方向性を変えるか、それとも腹をくくるか.....二つに一つ。
そしてその中で私が選んだ選択は後者。
撮影時のモデルさんとのトラブルは日常茶飯事と言われるこの業界で、うちではただの一度もトラブルがなく無事にやってこれ
たのは、いい子ばかりにあたってきたのと、業界にうとい私を中村京子さんがうまくフォローしてくれたおかげだと思っています。
じつはもし今までみたいにアットホームな雰囲気で楽しく撮影出来なくなったら、その時はこの仕事をやめようと今回決心し
たんです。
そう決めたとたんに今までの不安や焦りがなくなって心やすらかな気分になる事が出来たのには自分でもちょっと以外だった。
骨董屋の主人が骨董好きで、売る事より自分で好きなものを集め出したら店はつぶれると何かに書いてあったのを読んだ記憶
がある。
もしかしてボンデージもビジネスとして考えたら、私のようなマニアが作るより単なる仕事と割り切っている人間が作ったほうが
うまくいくのかもしれない。
だいたいビデオを作る時も私の場合コスト意識がないと人に言われた事がある。
うーんたしかにその傾向は自分でも思いあたる.....
まあこれもマニア故の性だと自分一人で納得してはいるが。
私の場合、何を求めてビデオを作っているかというと、自分が納得できてマニアの人がそれを見て喜んでくれる事かな。
お金は結果として後からついてくればそれでいいと本気で思っている。(でも売れ行きはちょっと気になる。(笑))
ビデオ業界全体が冷え込んであまり売れない厳しい現実の中で、作る側からすると商品を店に置いて売ってもらえるだけでも
ありがたいと言われる老舗の大手販売店さんが、うちのビデオの為にいい場所にスペースをあけてくれ、未だに全タイトルを置
いてくれている。
そんな販売店さんに感謝するとともに、それに応えようと少しでも長く現状を維持していこうと、生き残る事ばかり考えていた。
でも今は「行けるところまで行ければそれでいい、納得できるモデルさんに出会えなくなったら、その時点でこの商売をやめ
ればいい。」そんな風に思っている。
その時がいつ来るか今は自分にも分からない、半年先か一年先か。もしかしたら3年以上続けられるかもしれない....
おかげ様でボンデージだけでも既に10本のビデオを出す事が出来た。
そう考えるとこれからは余生みたいなもの。(ちょっと変な表現だけれど。)
これからは魅力的なモデルさんが見つかる度に、もう一か月この仕事が続ける事が出来ると感謝しつつ撮っていくつもり
です。
でもまあ当分は安心して下さい、これからボンデージの新シリーズも始まりますし、年も若く魅力的な素人の子が何人か
既に撮影を終え出番を待っています。
それと昨日撮ったの女の子は私のお気に入り度も最高ランク。
自信を持っていずれあなたの所へ美しい顔を猿轡で覆ってお届けいたします。

うーん今回はマジで書いてしまったので、ちょっとテレくさいかな。

つれづれなるままに....

                               夢野亮

ボンデージ徒然草

                     第二十五段     ○○処女


最近処女にこだわる男の心理っていうものがやっと自分にも分かったような気がする。
もっとも処女と言っても私の場合猿轡処女だけれども。
このところおかげ様でマニア通信欄がすごく盛り上がっているけれど、その中に『女優の○○さんは猿轡処女ですか?』という
表現がよく出てくる。
これは単に猿轡を経験した事があるかどうかを面白おかしく表現しただけじゃないような気がするんです。
その女優さんの初めての猿轡シーンに対するマニアとしての熱い思いが含まれているんじゃないのかな。
こんな有名な女優さんがまさか、とかこんな売れっ子のアイドルがまさか。
これって清純派で絶対胸だしなんかしそうもないような女優がヘアヌードになってしまったのを知ったような嬉しい驚きの感じに
通じるものだと思うんです。
この心理は猿轡好きの人以外には絶対理解できない事だと確信している。
猿轡シーンの情報を見て最近感じたのですけれど、有名女優や今が旬と思われるアイドルが以外と多く猿轡されていま
すよね。私なんかあれを見ると妙に勇気づけられちゃたりしているんです。
なぜかと言うと、なんだか女優さん自体(プロダクションかもしれない。)が猿轡に対して寛大になってきているような気がする
んです。
もしそうだとしたらこれは間違いなく歓迎すべき風潮ですよね。
自分で猿轡のビデオを作って売っているのにこんな事いうのは矛盾するけれど。
最近アダルトビデオの猿轡シーンにはそれほど感動しなくなってしまった。(でもそう言いつつも見ている。)
それより今一番楽しいのが、マニア通信欄や猿轡シーンがあるビデオの情報を基にレンタル店から借りてきたほんの数秒
から数分の短い猿轡シーンを見る事。
この時は仕事をはなれ一マニアになれるのでとても充実感があり気分も最高。
あのコーナーを私と同様の楽しみ方に使ってくれるマニアの人がいたら嬉しいと思っている。

同じようにマスク処女。
この場合猿轡処女と違った意味で私は使っている。
猿轡の場合、撮影以外で場でする事は通常まず有り得ないので、猿轡処女とは生まれてからホントに一度もした事がない人
と解釈できると思うんです。
それに対してマスクの場合、小学校の給食などでほとんどの人が経験済みだと思うんです。
私の場合大人になってからマスクをした事がない女性をかってにこう呼んでいます。
以前にも書いたけれど、私の所では撮影したモデルさん全員にマスクをしてもらっている。
そういう時の撮る側として一番燃えるのが有名女優さんの場合かな。猿轡シーンはあってもマスクシーンは当然ないはず。
中村京子さんとか林由美香さんのマスク姿が撮れた時はやったね、なんて一人喜んでいた。
これって自分が、TVの猿轡シーンで無名の超Aランクの美人が猿轡をされているシーンよりも有名女優の猿轡シーンに深く感
動するのに通じるものかもしれない。(こんな風に感じるのは私だけかな?)
名前が知られている人のマスク姿って同じマスク処女でも素人のめちゃくちゃ可愛い子にマスクをしてもらった時とは又ちょっと
違う感動があるんです。
つまり「あの人のマスク姿ってこうなんだ。」か「こんな可愛い子のマスクっていいよなあ。」の違い。
これって一種のブランド信仰みたいなものかも知れない。
アダルト関係の有名女優でこの人のマスク姿を見てみたいなんて個人的に思っている人は何人かいるが、実現しそうもない。
しかしまあそれはそれで未果てぬ夢として楽しみとしてとっておけばいいかなんて思っている。
マニアの方から情報を得て猿轡処女だと思っていた女優の猿轡シーンを一つでも多く見たいと思っている今日この頃です。

つれづれなるままに....

                               夢野亮

ボンデージ徒然草

                     第二十六段     素人を撮る



以前何かで聞いた事があるんですが、北海道あたりで冬、本マグロの一本釣りをする漁師は賭事をする勝負師と同じであると。
荒れた海の中を獲物を求めて何日もさまよう、もし大きい本マグロで上物を釣り上げればたった一本で100万近い金額
も夢ではないらしい。
しかしそんなうまい話がそうざらにあるはずもなく、空振りはあたりまえで一シーズンで数本釣れるかどうかだという話しです。
しかし一発大物が釣れた時の大きな実入りは、他の漁では絶対に味わえないものらしく、その所が厳しい自然とたたかって
いる北国の海の男を魅了するとの事。。
だから一度その事で味をしめてしてしまい、その世界に足を踏み入れてしまうとなかなか抜け出せないといいます。
小さな舟にのり寒風に身をさらしながら、いつ巡り会えるか分からない獲物を求めて広い海の中をさまよい続ける。
まさにバクチです。
昨年末から素人の女の子を撮りだして、しばらくたってみると、それに近い感情が自分の中に芽生えてきました。
プロのモデルは程度の差こそあれ、責任を持って仕事をやってくれるので、ある程度こちらも安心していられるし、だまって
いてもそれなりのものは出来ます。
時によってはFB−4のダブルキョウコの撮影のように圧倒的な演技力でもってこちらの力量を試される場面にすら遭遇し
ます。(これはあくまで私の個人的希望ですが、出来たらもう一度、この二人を撮らせてもらいたいと思っています、これは
私にとってプロとして自分がどれだけの力を付けられたかを試す、試験みたいなものだから。)
今までのフェティッシュボンデージのシリーズはボンデージやビデオが初めてでもいわゆるプロである彼女たちの演技に
支えられてきた部分があると思っています。
ところが素人の子を撮り出すとまるでかってが違う、気分的にもムラがあるし当然プロ意識なんか持ち合わせている訳
もない。(そりゃそうですよね。)
素材としての新鮮さはプロにない魅力である反面、その分失敗する事もけっこうあるんです。
良い子にあたった時はプロのモデルでは味わえない魅力があり、撮り手の私に強力なインパクトを与えてくれます。
しかしこればかりはやって見なくては分からないし、良さを引き出すまで時間がかかる事もあります。
ちなみに今まで撮影した素人の女の子の中には自分が納得出来ずにお蔵入りしそうなものもあります。(トホホ...)
そういう意味で今回発売する新作の女の子は自分ではあたったと思っています。
最初は縛られて猿轡された事でそうとう緊張していたみたいでちょっと心配したくらいでした。
ところが、もともとMっけあると本人から聞いていたんですが、ボンデージっていう言葉すら知らなかった彼女が、時間の経過
とともに口を塞がれた息苦しさの中で自分の世界に深くのめりこんでいくのが手にとるように私には分かり始めたんです。
そんな彼女の悶える姿を「これはいけるぞ。」などと思いながら冷静に見ている自分が結構以外だった。
あるシーンで私が手で合図を送った時、その子がハッとして驚く場面に出会ったんです。(私はその時すでにある事を確信
していました。)
後で聞いてみたら、周りの事を全て忘れ(今、自分がビデオに撮られている事すらも)て自分の世界に入っていたそうです。
以前どこかに書いたと思いますが、私はボンデージの場合、M性のある子は向いていないと思っていました。
理由としては演技を忘れて自分自身の世界に入ってうっとりしまうから。
どうもビデオで見たSMに出てくるM女のイメージが強く頭の中に残っていたみたいです。
ところが今回撮影してみてM性の子はボンデージに向かないとは言い切れない事を発見しました。
撮影した、たった二日間の間で、縛られ猿轡された彼女の悶える姿が確実に変わって行くのが分かったし、もしこのビデオ
を見てくれた人がそれを感じてくれればとても嬉しいと思っています。
これが出来たのも素人ならではだし、体が表現するドキュメンタリーみたいなものだと自分一人で納得しています。
ストーリーもないのに物語なんて言葉を入れたのも彼女(M子)の映像を見ていたら「これは一つの物語だな。」なんて思って
しまい衝動的に付けてしまったもの。あとで後悔しなければいいと今から心配です。
これからも、納得して商品として発売出来るレベルの素人の女の子には、そうざらには出会えないかも知れません。
最近素人だけが持つ、ある魅力にとりつかれている自分を感じます。
それもマニア故のこだわりで病気なんだと自分でも半ばあきらめかけているこの頃です。
私、夢野亮は夢を求めて当分はバクチ打ちになるつもりです。

つれづれなるままに....

                               夢野亮


ボンデージ徒然草
                     第二十七段    マスクを特注したお話


今まで何人かの女性のマスク姿を撮ってみて感じたんですけれど、同じ女性でも個人によって顔の大きさでずいぶん違うな
って事。
だから同じマスクをつけてもあるモデルさんにはちょうど良くても、他のモデルさんの場合小さいすぎて顎が大きく見えて間の
抜けた感じになってしまう事があります。
ガーゼマスクについて限れば、残念ながら市販のマスクは大きさに置いてほとんど大差がありません。
二週間程前、名古屋にあるマスクメーカーにガーゼマスクを特注したんです。
マニアの方だったら既に知っているかと思いますが、20枚単位で注文可能で、好みで大きさとガーゼ枚数を指定できるという
まさにこだわりマスクマニア向けの嬉しいシステム。
じつは、今回マスクを特注したのもちょっとした理由があったんです。
私がビデオを撮り始めた頃でまだ発売前の時期、(もう一年半以上も前)見た目20才かちょっと過ぎた位のある女の子と話す
機会があったんです。
暫く話しているうちに、その子が持つ不思議な雰囲気に私は興味を感じました。
ちょっと見は可愛い感じの子で笑ったりもして笑顔が可愛い子なんだけれど、よく見ているとどこなく醒めたところがある。
お恥ずかしい話ですが、初対面にも係わらず私のお目目はハートマークになったというわけ。
とりあえず名詞だけは渡したけれど、当然ビデオに出演してくれるはずもない。
そうこうしているうちに、私自身も撮影その他で追われ月日だけが流れて行き、その間遠くから彼女を見かける事があっても、
話しをする機会はありませんでした。
所が先日、日頃の行いが良くないに私にも係わらず運命の神様(ちょっと色っぽい女神だった)が味方してくれたおかげでその
子と話しをする機会に恵まれました。
そしてひょんな事から話しが進み、「マスクだけなら。」という事でその子から、撮影OKの許可をもらった。
もうこれには驚喜乱舞(字あってますか?)、生きてて良かったと幸せを実感した私なのです。
目の前に窓がなんかあったら嬉しさのあまり飛び降りていたかもしれません。
胸だしなんかとんでもない、ランジェリーシーンもなし、縛りなんてもっての他。
でもいいんです、ただその子のマスク姿が見れるだけでも。(この気持ちマニアに人だったら絶対分かってくれますよね。)
それでその子の撮影にの為にわざわざ特別に注文したという訳。
ところが、それが大きすぎて大失敗、口裂け女御用達のような代物になってしまいました。
ちなみに私が注文したものは
大きさ 11.0cm*15.5cmで24枚合わせ。
それ以外にもナイロンマスクや普通のガーゼマスクも一緒に注文したんです。
そこのメーカーはガーゼマスクだけでもガーゼの合わせ枚数で、12枚、18枚、24枚、30枚までありマニア心をくすぐる
ような品ぞろえの良さ。
この合わせのガーゼ枚数の違いによって付けた時のイメージがかなり違ってくるみたいです。
今まではガーゼ枚数が多い方がこもった感じの声がするので、個人的には好みだったのですけれど、逆に12枚合わせのよう
な薄いものも又別の趣があっていいようです。
ガーゼマスクってほんとに奥が深いですね。
初めてという事もあって、どうせ頼むならと気合いが入り過ぎて目立つもの頼んでしまったのが良くなかったみたいなので、
今度は目立たない所でちょっとこだわってみようかと思います。
標準より縦横5ミリくらい大きくしたものでゴムヒモをちょっと短めにしてもらうとかなど今考えています。
それからウーリーゴムでない平ひもを使用したマスクも購入しましたが、こちらはちょっと注意が必要、
事前にその人の顔に合わせて紐を結んでからでないとかけられないようです。

そこで私が考えたマスクマニアのあなたへ送るオリジナルマスクの勧めのキャッチフレーズ。

こだわり派のあなたへ、マスクもオーダーの時代です。

スーツにオーダーがあるなら、マスクにオーダーがあったっていいじゃないか。

彼女の誕生日には愛を込めてオーダーマスクを贈りましょう。

私もマスクは手作りからオーダーへ変えました。(口裂け女)

あっそうそう、肝心の実際にそのお気に入りの女の子の撮影が出来きたかというと......

つれづれなるままに....


                               夢野亮

ボンデージ徒然草
                     第二十八段    マニアなりしもの


私の所ではボンデージとマスクマニア向けのビデオを作っていますが、うちの場合ボンデージとは言っても猿轡中心で
やっています。この両者を比較した時にいくつかの相違点があるようです。
販売店さんの話によるとボンデージに関して言えば、うちのビデオを買ってくれるお客さんは年輩の方が多いとの事。
年輩というのは具体的にはいくつくらいを指しているのか聞いた訳ではありませんが、おそらく30代から40代くらいを
指しているのではないかと想像しています。どうも20代前半の人は少ないようです。
ボンデージ好きの方とメールなどで、やりとりしてみて感じるのですけれど、みなさん非常にマニアとして目が肥えていると
いう事です。いろんなビデオを見てきてるし、自分なりの世界をはっきり持っていますね。
自分はこれこれの猿轡が好きでこういうシチュエーションを好むなど。
そこで猿轡マニアの方にお聞きしたいのですが、何時頃から猿轡が好きでした?
おそらく子供の頃からではないでしょうか。
猿轡は非日常的なもので、現実に猿轡されて悶える女性を目の前で見る事は犯罪にでも巻き込まれ無い限りないと思い
ます。(撮影会や個人的なプレイなど一部例外は除いて。)多くのマニアの方は、小学生くらいの時にTVなどの誘拐シーン
などを見ているうちに興味を持ったのが最初ではないでしょうか。(私はそうでした。)
家族全員で時代劇などを見ていて猿轡のシーンがあった時なんかにになんとなく気まずい思いをした経験はありませんか?
大人になってから猿轡が好きになった人はあまりいないのではないかと思います。
猿轡好きというのはその人が生まれた時から持っていた性的嗜好だと思います。(いわゆる幸せ者ですね。)
女性や一部男性で後天的に猿轡に魅力を覚える人がいます。
この場合どちらかというと、SM的なものの一部として猿轡があるようで、例えばある女性が彼氏に縛られているうちに潜在
的なM性を目覚めさせられた場合など。
縄の拘束感にうっとりするのと同レベルで猿轡の息苦しいさが好きなのではないでしょうか。
つまり猿轡された姿の美しさが好きというのではなく、被虐感を味わうための一種の道具として好むという事です。
前者を鑑賞派とすると、こちらは実践派ですね。自分自身の趣味や商売上の関係で鑑賞派の人に対象を絞って物事を考え
てみると、猿轡マニアの場合本人自体が自分が猿轡好きであるとはっきり自覚している場合がほとんどで、潜在的なマニア
は少ないのではないでしょうか。
そして猿轡の場合、好きな人はとことん好きだし、興味ない人はまったくない。少しだけ好きという人はあまりお目にかかった
事がないのですが、みなさんはいかがですか?
猿轡マニアというのは、同じ趣味を持った人を本能的に見分ける嗅覚のようなものを持っています。
ですからビデオの作り手の感性なども、見事なくらい敏感に見抜いてしまいます。(もちろん見られている対象の中に私も含
まれるのですが。)
この人はどういう猿轡が好きだとか、この人は自分のこだわりもなく単にマニアに言われるままやっているとか....
そしてボンデージ好きの人はお互いに共通する趣味を通じて結構強い連帯感のようなものを持っています。
ですから以外とマニアどうしの交流もあるようです。

ところが同じマニアでもマスクマニアとなると話は別です。猿轡が非日常的なものなら、マスクは日常的なものです。
マスクを好きになったきっかけは小学校の給食だという人がかなり多いと思います。
そういう人は猿轡マニア同様、本人がはっきりマスク好きな事を自覚しています。
ところが、マスクの場合それ程ディープでない潜在的なマスクマニアがかなり、多くいると思われます。
極端ないい方をすれば程度の差こそあれ10人に一人くらいはいるのでは、と私は思っています。
みなさんこんな経験をした事はありませんか?
職場の若い女性が風邪をひいてマスクしてきた時にその子の回りにちょっとした緊張感が生まれる事。
マスクした女性に話しかけるのが、どことなく戸惑われるのが自分一人でない事を感じませんか、きっとあなた以外にも
その子のマスク姿を意識している人がいるはずです。(もちろんマスクの事をまったく意識しない人もかなりいますが。)
私は撮影の為に素人を含めて多くのモデルさんにマスクしてもらいました。
反応は様々で、大概の人は単なる仕事と割り切っているようです。
ところがその中に、(これはあくまで私の個人的な感です。)程度の差こそあれ素人の子を含めて2〜3人は潜在的な
マスクマニアの女性がいたような気がします。
これは、あるモデルさんの話ですが最初マスクマニアの存在を聞いてとても驚いていましたが。
『自分の知り合いの女性でかっこいい男の人のマスク姿が好きだという人がいるんだけどそういう事ない?』
と聞いてみると、ある俳優さんの名前を上げて手術シーンでマスクした姿がとても素敵だったと言っていました。
これだって潜在的なマスクフェチの一種だと思うんです。
それと素人の子でマスク姿で撮影をしてマスクマニアの存在を知ったので、これからはマスクするのが恥ずかしくなって、
風邪をひいてもマスクは出来ないと言う子もいました。
マスクの場合、人によってはちょっとしたきっかけでマスクの存在を意識するようになる場合もありうるのだと思います。
猿轡マニアの場合は好きか興味ないかはっきりしていて1か0かデジタル的なのですが、マスクフェチに関してはディープ
な人からほんのちょっとだけ興味ある人まで幅広くいてアナログ的な感じがします。
ボンデージの場合マニア間の交流の場が撮影会その他を通じて行われているのに対して、マスクマニアの人はこの趣味は
自分だけだと思っていて孤独な人が多いのではないかと思います。
(そういう意味でwakawakaさんのMASK WORLDのおかげでマスクマニア間の交流の場が出来た事はホントに喜ぶべき
事ですね。)
フェチとして捕らえた場合マスクというのは、歴史も浅くボンデージのようにある程度確立されたジャンルでないだけに、
ビデオとして映像化する難しさを感じますが、それだけ自由度も大きいのかもしれません。
またマニアの年齢層もボンデージから比べると若い人もかなり多いようなので、これから底辺が広がりマニアの数も増える
事も期待出来ます。
私が考える究極のマスクビデオとは、風邪なり花粉症なりでマスクした女性の日常をそのままフィクションでビデオで記録
したもの。
マスクして道行く姿やOLだったらマスクして職場で働く姿、主婦だったら家事をする様子などもちろん演技なしでマスクした
女性の日常的な姿をひたすらビデオで追い続ける。(もちろんランジェリーシーンなどいらない。)
こんなビデオだれか出してくれないかな....
そしたら私は絶対に買いたいと思いますが、あなたはいかがですか?

つれづれなるままに....

                               夢野亮

ボンデージ徒然草

                     第二十九段    不思議に思う事など
人間の心理って複雑で理屈じゃ説明できない事って結構多いですよね。
これは先日知り合いと一緒に一枚の写真を見ていた時の話。
その写真というのは、ルーズソックスでミニスカの高校生が階段を登っている姿を撮ったもので、いわゆるパンチラ写真。
『これやらせっぽいな。』とA。
『そういう風には見えないけど...』とB。
『いや、必要以上にお尻が突き出ているのが、不自然。』と私。
で、結局三人の意見はやらせという事に落ちついた。とたんになんだつまらない、とみんな白ける。
その次はSというタレントの胸だしの投稿写真。
もちろんSは今まで脱いだ事などないので、アイコラ(アイドルコラージュ、合成写真)かどうかが話の争点になった。
状況その他から考えると思わず片方の胸がポロって出てしまったようで、こちらはホンモノの写真だろうという結論になる。
とたんにこんな胸してたんだなどと、三人で多いに盛り上がってしまう。このどちらの写真も同じ一枚の写真でありながら、
ヤラセであるかどうか、アイコラであるかどうかで見る側にとって写真の持つ価値が違ってくる。
つまり写真そのものの出来よりその背景にあるものが重要になってくるというわけ。
私の友人でミニスカートをホンモノ、キュロット(最近は減りましたね。)をニセモノと呼ぶ変なやつがいます。
道でスタイルバツグンの女性がミニスカートで歩いていると私の名を呼び。
『ほらあれ、ホンモノ、ホンモノ』と言ってこちらが恥ずかしがっているのもかまわず大きな声で叫ぶんです。
逆にキュロットだと、『なんだニセモノか、紛らわしいもん穿くなよ。』と撫然して怒るんです。
私にはそいつの気持ちが何となく分かるような気がします。
確かに両方とも露出している部分は同じで外見上もあまり変わらないし、スカートだからってタイミング良く風が吹いてくれて
中が見えるわけでもない。でもやっぱりミニスカートじゃなくちゃだめなんです。
男のこの理屈で説明できない不思議な心理ってやつ、みなさんも思い当たる事がいくつかあるのではないでしょうか。

自分自身の事で言えばこんな事がありました。
みなさんもご存知かと思いますが、私の場合仕事がら一般の人より女性の下着姿や裸に近いものを見る機会が多いかと
思います。
以前にもこれに近いような事を言いましたが、撮影中に彼女たちのいわゆるセクシーな姿を見てもどうって事ないし、
嬉しいと思う事もあまりありません。
ある日の事、次のシーンの段取りをしていると、となりの部屋から可愛いらしい声で『あーん、とれないー。』というなにやら
助けを求めるらしい声が聞こえてくるんです。
慌てて行ってみると、ある女優さんがガーターベルト以外なにも身につけない姿でそこにいるんです。
『ガーターベルトが取れなくなっちゃった。』どうやらガーターベルトが外れなくなってしまったらしい。
代わりに私が力まかせに外そうとするが、うまくいかない。
そこで彼女と私の二人がかりで必死になって外しにかかる事になった。
暫くして知らずにふと顔を上げるとなんと私の目の前2〜30センチのところに、その子の可愛らしい若草のような繁みがある
ではありませんか。しかし残念ながら、その時の私にはそういう素晴らしいものを鑑賞する余裕などまったくなし。
やっとの思いでガーターベルトを外すと、『よかった、よかった。』などと言いつつ再び次の準備の続きに戻っていきました。
そしてその日の撮影も無事に終わり、お疲れさまを兼ねてのささやかな打ち上げ。
既に完全なプライベートタイム。
ビールなどを飲みながらだいぶリラックスした雰囲気になってきた頃、私の前に座っていたさっきの女優さんをふと見ると、
壁によりかかかって膝を抱えるように座っている。
さわやかな感じのロングスカートが彼女に良く似合っています。
おやっ.....よく見るとロングスカートの裾の奥からピンクのパンティーが少し覗いて見えるではありませんか。
ゴクッ。
思わず生唾を飲み込む。
ちらり....
...ちらり....
そう、いけない私は廻りに気づかれないようにして、そっと彼女のスカートの中を何度も盗み見してしまったんです。
目がぱっちりして、愛くるしい口元をしたその女優さん(お願いNさんこの事はチクらないでね。)のピンクのパンティーの魅力
に私の理性は完全に負けてしまったのです。
『○○ちゃんのパンティー見ちゃった。』
みなさんなんとでも思って下さい、でもその時の私はとても感激して幸せな気分になっていたのです。
うーん今思い出しても、良い眺めだった。
でも不思議ですよね、その日は彼女の下着姿なんかいくらでも撮っていたし、縛ったりする時にはもっと大胆なポーズを身近
で見ていたはずなのに。
私にとってやはり仕事とプライベートはまったく別ものという事ですかね。
もしかしたらモデルさんにとっても同じ事がいえるのかも知れませんね。
仕事以外の時に下着を見られるのって、けっこう恥ずかしかったりして。
友人の話を含めて、人間の心理って面白いですね。
でもそんな理屈で割り切れないバカバカしさみたいなものが、私はたまらなく好きです。

つれづれなるままに....

                               夢野亮

ボンデージ徒然草

                     第三十段       (続)素人を撮る             

最近私は一冊の本を書き始めようかと真剣に考えています。
題名は  自己破産への道(もう人ごとではない、あなたの身近に忍び寄る危険な罠)
以前、第二十六段で素人を撮るという題で素人モデルについて拙い文章を書いた事があります。
あの時は素人モデルの意外性というかプロのモデルにない魅力について熱く語り、今後リスクを犯しても素人を撮り
続けていく事を書いたと思います。
そのあげく最後に
「私、夢野亮は夢を求めて当分はバクチ打ちになるつもりです。」
などと恥ずかしげもなく大見得をきってしまいました。
あれから月日が経ち巷に不景気風が吹きすさぶ今日この頃になって、世間で良く言われている、「賭事は身を滅ぼす。」
という言葉の重みを痛切に感じております。
今、私は声を大にして言いたい。
素人は金がかかる。
ただしこだわりさえ捨てれば、素人の子の方がギャラは安いしプロのモデルよりコストはかからないと思いますが....
つまりやり方しだいでしょうね。
今後プライベートでビデオを作って見たいと思っているマニアの方がいたら、私のような危険な罠に陥らない為にもアドバ
イスをいくつか述べますのでよかったら参考にして下さい。

@素人モデルのビデオで書店売りを考えるな!
(書店売りとは一般のビデオ販売店で売る事)
これはどういう事かというと通信販売専門と書店売りでは1タイトルあたりの売れる数が全然違います。
おそらくこれは私のかってな想像ですが、一桁くらいは軽く違うのではないでしょうか。
書店売りの場合一定の数以上売れないと、貴重なスペースを割いてくれている販売店さんに迷惑がかかるので、
ある程度買う対象を広げざる得ないのが現状です。
ですからどうしても手堅く作る方向へ行ってしまいます。
ボンデージコレクション2を買った方なら御存知だと思いますが、あのビデオはらむちゃん、あいちゃんの若い素人の子
以外にパッケージに名前は載せていませんが、中村京子さん、中山久美子さんという演技力のあるプロのモデルさんに
脇で出演してもらっています。
実はプロとして実力のあるあの二人だけで通のボンデージマニアをうならせるだけの質の高いビデオは充分作成可能な
訳です。
しかしそれをあえてせず主役を若い二人譲り脇から全体を盛り上げてもらっています。
つまりそれだけ贅沢な分、撮影コストが高くなっているという事です。
そうするのも、今まで継続的に買ってくれてくれた多くのマニアの方の為に、ある基準以上の作品レベルに是が非でも
もっていきたいからです。
その点通販専門の場合は、より対象を絞ったマニアックで大胆なものが作れるのかも知れませんね。
それは逆に通販専門の強みであり、良さもあります。(私も通販専門のビデオを作ってみたいと最近本気で考えています。)
素人のモデルで多少荒削りな部分があったとしてもそれが一部の人にとって新鮮で魅力的であればそれは作品として
成功であり存在する意味があるわけです。
逆に演技が下手な方が素人っぽくていいと喜ぶ人もいるかもしれませんね。
本人の名誉の問題があるから名前は言えませんが、某らむちゃんの一回目のボンデージなんて恐ろしくて売る事なんて
とても出来ません。
でもインターネットの画像では評判が良かったので、それを素人っぽくていいという人や猿轡が似合う可愛い子の映像なら
OKという人を対象に通信販売するなら逆の評価を受けるかもしれません。
その某らむちゃんですが、都合三回程撮影していますが、一回事に確実に演技が上手くなっています、三回目の時などそ
の成長ぶりに「えー良くぞここまで。」と感心させられ思わず嬉しくなってしまいました。
もともと性格が素直でとてもいい子なだけに個人的に感じるものがあったのですが、しかしそこにいたるまでの投資が....

A一度の撮影で60分撮りは無理と思え!
ボンデージの撮影は非常に体力を消耗します、慣れたプロのモデルさんでも一日での60分撮りはかなりきついものです。
丁寧に作りたい時などは、例外的にプロでもFB−10の伊藤清美さんなどのように2回の撮影で60分に仕上げた事も
あります。
ですから素人の子で一日で60分撮りは無理と考えた方がまず無難です。
(デュエットの場合は交代で縛られるので一日でも60分撮り可能な場合があります。)
体力以外の理由でも素人の子の場合プロより撮影した中で使える部分が少ないので、編集でカットされる部分が多くなり
撮影した長さに余裕が必要です。
60分ビデオの場合、プロで70分程度テープが廻ればOKな所、素人の場合80分でも危ない事があり得ます。
そして2回の撮影で60分ものを撮る場合、30分撮りだから1回のギャラが60分の場合の半分ですむかと言えばそうは
いきません。
いくら素人がプロよりギャラが安いと言っても2回撮影すればそれなりにコストはかかります。
一回の撮影で強引に60分撮ろうとするなら、私はやった事はありませんが縛る時などもビデオを回してしまえばその分
時間が稼げますし、パターン数を減らして一回のシーンで長くビデオを撮れば段取りに時間がかからないので何とか60分
撮り切る事も可能でしょう。(ただし内容的には中身はかなり薄くなると思いますが...)

Bモデルは自分から応募してきた子の中から選べ!
BCシリーズを意識して素人の子を撮り始めた最初の頃は「素人の子でビデオに出てみたい子がいる。」という
情報をもとにその子を見てOKだったら撮るという形をとっていました。
この場合女の子自らがビデオに出る事を希望してくるのですから、事はスムーズに進みギャラや衣装その他の消耗品
以外の出費はほとんどかかりません。
ところが今では私の女の子に対するこだわりの道楽が過ぎて、
「あの子が撮りたい。」などという本人の意志をまったく無視した私の一方的な片思いからモデル選びが始まるので、
非常に非効率かつ不経済な形になっています。
素人でしかも自分がビデオに出演するなどという事をかつて一度も想像すらした事がない子達なので事がそう簡単に運ば
ないのは当然です。
惚れ込んだ対象の子が昼間OLで夜は水商売などという、限りなく私の人生を危うくする境遇だったりすると悲劇はさら
に深まります。
一度などはランジェリーパブなどという今まで私の人生にまったく無縁だったところに通いつめ、店一番の美人と目される
女の子から出演OKをもらい有頂天になっていた直後、猿轡におそれをなしたのでしょうか見事断られたという悲劇まで
味わいました。
この悲惨な経験で傷ついた私は悪魔に魂を売り渡す事を決意して、それ以降ボンデージという言葉はいっさい使わず、
「マスクだけの撮影だから、ねっ、ね」などと猫撫で声で揉み手しながら言葉巧みに誘いかけ、途中から「脱出大作戦」とか
「ヒロイン危機一髪」などという妖しげなキャッチフレーズを振りかざし見事何人かのお気に入りの子のボンデージ撮影に成功
したのです。
しかし悪いことは出来ないもので、一年越しのラブコールでやっと出演OKを貰った大のお気に入りの女の子の時など、
現場で女の子が軽い縛りと猿轡を納得してくれるや否や(その子はマスクの撮影だけの予定で来ていた。)気が変わらない
うちに早くと焦ったものですから、噛ませの猿轡が口を真一文字に割らず左右で見事に曲がってしまいアンバランスになると
いうかつて一度も経験した事のない愚かな行為までやらかしてしまいました。
みなさんならお分かりいただけると思いますが、素敵な女の子を見かけあの子を縛って猿轡してみたいというマニアなら誰
でも夢みる願望を実際に満たした時の嬉しさは何よりも代え難いものです。
しかしその満足の陰には、撮影にいたるまでを含めコストをまったく無視したビデオ作成者のプロとしては、やってはいけな
い大きな過ちを犯しているのです。
骨董屋が売ることを忘れ気に入ったものを集めだしたら店はつぶれるといいます、みなさん私の様な愚か者にならないよう
にくれぐれも気をつけて下さい。

以上素人のモデルについて私が経験上から気が付いた事をかいてみました。
最近メールなどで「夢野さんの所はモデルの女の子の質がいい。」などと書いてくるマニア方が時々おりますがそのような
行為は夢野亮を驚喜させさらに非常に危険な行動へと駆り立てる恐れがありますのでおやめ下さい。
でないと「夢野亮、借金を苦にして夜逃げ」などという恥ずかしい見だしが付いた記事が当HPのボンデージ瓦版に載る
事になります。

つれづれなるままに....

                               夢野亮


ボンデージ徒然草

                   第三十一段       渡る世間はフェチばかり             

今回はボンデージの事でなく業界に関しての話しなので、マニアの方は興味ないかも知れませんが、良かったら私の話
にちょっとつき合って下さい。
桜の花の開花はまだですけれど、ビデオ業界において今フェチは花盛りです。まさに満開と言っても良い状態です。
フェチを扱ったビデオは、マニアものと呼ばれ以前はどちらかというと、少数派として販売店さんにとっても主力商品ではな
かったような気がします。
ところがここの所の不景気の影響やインターネットの発達や有料TVの普及で一般AVの勢いが今一つなのに対してフェチ
などを扱ったマニアもののビデオが厳しい現状の中、大変健闘しているようです。
私のイメージでフェチビデオというと真っ先に思いつくのは、脚フェチです。
もう何年も前になりますが、今ではインディーズとしては大手(変な言い方ですが。)の所の美脚とパンストを一緒に合わせ
たのをテーマにした様なビデオを初めて見た時には、なかなか面白いビデオが出来たなと感心させられ、そしてそのビデオ
が良く売れているのを人から聞いた時もなるほどと頷けたのを覚えています。
先日私が見たある雑誌(一般誌)にビデオ業界の現状についてこんな事が書かれていました。
ビデオを制作しているメーカーで、ネタ切れで新しいものを必死に探している所は結構多く、そんな中あるものが売れると聞く
と各社一斉にその手のビデオを作るそうです。
その結果ある月には○○をテーマにしたビデオが店頭に多く並び、また月が変わると別な××をテーマしたビデオが多く並
び月変わりでその時の流行が目まぐるしく変わるという異様な光景を生み出しているという事。
それとこんな記事も載っていました。
ある少数派マニアがいたとして、ビデオを作っている所にこんなビデオを作って欲しいと電話したとします。
その人が3〜4回電話したとして、そんなマニア数人から電話があったとすると、メーカーは相当数のマニアがいると勘違い
して「これは売れそうだ。」とばかりに飛びついて少数派マニアの求めるビデオをすぐ作るそうです。
しかし結果が出なければ直ぐやめてしまうのも当然の成り行きとして想像できますよね。
この話の信憑性はどの程度か分かりませんが、少なくともこういった傾向が今のビデオ業界には多少なりともあるのは否定で
きない事実なのかも知れません。
私の感じるところでは、この頃特にマニアがものを見る目は更に磨きがかかり厳しくなっているようで、そのたぐいのビデオがほ
とんどなかった頃ならいざ知らず、フェチをテーマにしたものでも中途半端なもの作りでは通用しなくなってきたように思います。
ターゲットを相当絞りこんだマニア度が高いものでないとなかなかマニアには受け入れられないだろうし、それも単に一つの
テーマを深く掘り下げただけではダメで、そこに今までに無かった新しさがなければマニアは喜ばないような気がします。
当然たなぼた式の二頭を追っているようなビデオなど論外だし、AV業界はそんなに甘くはありません。

先日お世話になっているある販売店に顔を出したら、うちの担当の人がたまたま売り場にいて30分以上いろいろ参考になる
貴重な話を聞かせてくれました。
最近のフェチの傾向としてはより細かくなりパーツ化してきているそうです。
「最近こんなビデオが売れているよ。」と言っていくつか見せてくれた中に、盗撮と脚フェチビデオがありました。
どちらも古くからあるテーマなんですが、パッケージを見ると今までにない新しさがあり、その方面にあまり詳しくない私でもこ
れなら見てみたいと思わせる魅力に溢れていました。
当然マニアなら心を動かされ買いたくなるのでしょう。
そんなような話をしていたら、担当の人が突然。
「夢野さん、新しいフェチビデオ作ってみない。」
......
以外な話の展開に私は戸惑ってしまった。
声をかけてくれてると言う事は、新しいフェチビデオを作れば、業界を代表するその販売店で売ってくれるという事なのでとて
も光栄な事だと思うし、私に何かを期待してくれているという事なのでとても嬉しかった。
しかしボンデージとかマスク等自分がもともと好きだったものを題材にビデオを作るのと、最初からビジネスとしてあるテーマ
を取り上げてそれをビデオ化していくのでは、自ずと心構えを含めていろいろと取り組み方も違ってくると思います。
商売として考えた場合、うまくすれば購買層も広がる可能性もあるし悪い話ではないかもしれない。
私は自分の事をフェチ人間だと思っているくらい、いろんなフェチを持っているし、自分の分からない他のフェチに対しても結構
素直に受け入れてしまう所がある。
ただ猿轡やマスク以外のフェチに関してはそれ程ディープではなく、特にこだわりを持っているというわけでもない。
だから新しいジャンルのフェチビデオを作ってみたいとは今の所思わない。
私の場合、....したいの、したいという事がとても大切な要素で全ての活力の源になっている。
人間自分の好きな事をやれるという事はとても幸せな事だと思っているし、これが続けられるのもビデオを買ってくれている
マニアの方おかげだと本気で感謝している。
ボンデージやマスクのビデオでまだやり残した事がたくさんあるので、当分この二つの事だけを考えてやっていきたい。
少年老い易くボンデージ成り難し。

つれづれなるままに....

                               夢野亮

ボンデージ徒然草
   
                   第三十二段       ビデオのパッケージ

今回はマニアの方が興味を示す話ではないかもしれませんので、退屈させてしてしまったらすいません。
人間の顔が個人個人それぞれ違う様にビデオのパッケージもそれぞれメーカー毎に個性があります。
ビデオのパッケージはビデオの顔であり、とても大切な要素です。
そのビデオを買う、買わない又は借りるか否か決定するのはビデオのパッケージを見て決める人ががほとんどだと思います。
みなさんは、購入するビデオはどんな感じで決めていきますが。
私の場合はジャンルでまず決めていきます。
今ふと気が付いたのですけれど、私の買ったビデオで猿轡又はマスクシーンがなかったビデオは1本もありません。
まず猿轡シーンのあるビデオを物色し、モデルが自分の好みのものをいくつか選択します。
その上で猿轡が自分の好きなタイプのものを使っているビデオに決める、そんな感じで選んでいました。
知っている女優さんは別として、ビデオを選ぶ時の唯一の案内役をはたしてくれるのが、ビデオパッケージです。
だから以前にも書きましたが、うそはいけないし誤解を受けるような表現なども避けるべきだと思います。
以前、ある販売店のうちの担当の人に発売本数がまだ5本程度の頃、こんな事を言われた事があります。
「夢野さんの所のビデオは、パートのおばちゃんでもあの水色のパッケージのビデオと言えばそれだけで分かるんだよ。」
なる程、たしかに水色のパッケージというのはあまり他ではない色ですね。
私の場合個々のパッケージも気にしますが、棚に並べた時に全体がどう見えるかを結構を気にします。
まずお客さんにどう見えるかという事を中心に、販売店さんが在庫を常に把握し易いようにビデオをシリーズ化しパッケージ
の色なども決めています。
あまりシリーズを細分化しすぎて、それぞれ2とか3で終わってしまったりすると、買う側だけでなく発注をかける側でも混乱
が起きてくると私は思います。
FBシリーズを6から色をピンク色に変えたのには理由があります。
5本毎に色を変えていけば1本だけ売れた場合でも販売店の方が売れた事に直ぐに気づき、比較的早く在庫からなり注文
するなりして補充してくれると思ったからです。
これが10本同じ色だと1本くらい売れても気が付かない場合があるように思ったからです。
この考えの基になったのが、折角足を運んでくれたマニアの方に空振りをさせたくないという事からです。
私にも経験ありますが、事前に欲しいものを決めて買い出かけてそのビデオが売れてなかった場合って気が抜けてしまい、
がっくりきますよね。
ただそうは言っても、「夢野さんの○○を買いに出かけたけれど、在庫がなかった。」というメールを何回かもらった事がある
ので、私の思惑どうりに事が進んでいるかどうかはちょっと自身がありません。
先日取引のある販売店でうちの担当の人とパッケージについていろいろ話をしたんです。
あるメーカーのビデオで背表紙に文字の一部分が書いてあり、5本横に並んでそのシリーズの一文字を表しているものがあ
りました。
けっこう目立つし面白いなと思ったので「これ、なかなかいいじゃないですか。」と私が言ったら、「いやっ」と言いその人は
その中の1本を取りだしたんです。
なるほど1本なくなるとこれ程間が抜けて見えるものかと驚くと共に、やはりその道のプロは視点が違うと感心させられま
した。
その時「夢野さん、もっとドーンと派手にやってもいいんじゃない。」とアドバイスを受けました。
うちのパッケージはシンプルで派手さがないから、もっと積極的にアピールするパッケージしてもいいんじゃないかという意
味のようです。
確かにうちのビデオのパッケージは単純で面白味がないかもしれませんよね。
BCシリーズを5まで出した後の事を考えるといろいろ悩みが多い。
でも自分はごてごてしたものよりシンプルな方が好きだし....
うーん、いろいろと頭が痛い今日この頃です。
たかがパッケージ、されどパッケージ。

つれづれなるままに....

                               夢野亮

ボンデージ徒然草

                   第三十三段  ビデオ女優という名のマドンナ達

                            (5)林由美香


林由美香......
以前、美少女系のアイドルとしてAV業界で一世を風靡した有名女優で、SM系のビデオでも○○のアリスなどに主演し
多くのファンを魅了していたスター的存在。
私も彼女のビデオを見て大きな目と愛くるしい口元に他のモデルにない魅力を感じやはり売れっ子だけの事はあると感心
したのを覚えています。
その可愛らしい口元にボールギャグがしっかり噛まされているシーンを見た時には感激もので、いつか彼女の猿轡された
シーンをおもいっきり見てみたいとなどとマニア心に思ったものです。
それから数年後、中村京子、林田ちなみ、そしてダブルキョウコの撮影と立て続けに以前から好きだった憧れのモデルの
撮影を行い充実感を味わいやる気もまんまんだったあの頃、次は是非林由美香という女優を撮りたいなどと再び身分不
相応な事を思ったりしていました。
と言うのはマニアとして自分自身が好きだったモデルを自分の手で撮ってみたいという素朴な願望と私自身が業界でまっ
たく無名(実は今もあまり変わらない。)だったので、名前の知られた大物女優を撮る事で夢野亮プロダクションの存在感
をアピールしたいという気持ちがあったからです。
ところが諸事情があり、その時は林由美香ちゃん出演の話はまとまらなかったのですが、その数カ月後にある人のおかげ
でやっと林由美香ちゃんの撮影が実現する運びとなりました。
いつもながらやったという気分で、実物はどんな女性なんだろうとそれはもう一人で舞い上がり胸を時めかせていました。
そしていよいよ撮影当日、集合場所で暫く待っていると彼女が現れました。
「あっ、由美香ちゃんだ。」これがその時の正直な第一印象です。
私がビデオで見ていた頃より少し大人っぽくなっていたのと、自分の頭の中で想像していた由美香ちゃんより実物の方が
背が高かったくらいで、それ以外はほぼイメージどうりだったからです。
もし由美香ちゃんが町を歩いているのをみなさんが見かけたとしたら、すぐ本人だと分かるはずです。
その反対にモデルさんによってはスッピンでくる子もいたりするので、その場合.........(この先の文章で不適切
な表現がありましたので削除いたしました。)
簡単な挨拶を済ませた後、車で移動する時に由美香ちゃんは私の名刺を見ながら、「社長さんなんですね。」
とくったくなく明るく聞いてくるんです。
私はその言葉に困惑と共に軽いめまいを感じながら、「いや、そんな大それたもんじゃありません。」
とかなんとか答えるのが精一杯。
そうか名刺に
夢野亮プロダクション
      夢野 亮
と書いてあれば、TVや映画を含めいつもスポットライトを浴びて、大きな現場の仕事をしてきた由美香ちゃんが私の事を
そのように考えるのは当然なのかもしれない。
お恥ずかしい話ですが、撮影前に早くもこの言葉で私の方はびびってしまいました。
しかしありがたい事にその場にそれまで何回か出演してくれた中村京子さんも一緒だったのでなんとか平静を装う事が
できました。
そして撮影が始まると中村京子さんとの息も合っていてバッチリという感じで進行もスムーズ。
出来の方も大満足で、それも比較的短い時間で無事撮影終了する事が出来ました。
最初由美香ちゃんは二日酔い気味で体調もあまり良さそうではなかったのですが、そこはプロ、撮影が始まるやいな
そんな雰囲気をまったく感じさせず、テキパキと次々にシーンをこなして行きました。
撮影終了後の打ち上げの時、「由美香ちゃんが、こんなに演技力があるとは思わなかった。」と私が言うと。
「可愛いだけじゃこの業界でそう長くはやっていけないんじゃないのかな。やはり自分なりのものを持っていないと...」
うーんなる程と納得してしまいました。
由美香ちゃんは、明るくて感じの良い子です。
話していても可愛らしさがあります。
アリスちゃんはビデオの中だけでなく、実物もとても可愛いかったです。
あっそうそう彼女はとてもグルメです、(打ち上げのつまみで出したスモークタンなどは、彼女から美味しい食べ方を教
わりました。)ファンの方でもし彼女と会う機会に恵まれましたらその事をお忘れなく。

つれづれなるままに....

                               夢野亮

ボンデージ徒然草
                   第三十四段  ボールギャグ

最近私はボールについて少しばかり食傷気味です。
別にボールギャグが嫌いとい訳では有りませんがこれにはちょっとした理由があります。
私が日本人のボールギャグを映像で初めて見たのは、20年位前の事で日活ロマンポルノででした。
それはSMの女王谷ナオミが引退した直後で後を受けた感じの麻吹淳子が出演した「白衣縄地獄」という映画です。
そのシーンというのは看護婦役である麻吹淳子が親しくなった患者の女性の家に遊びにいくと、玄関が開いており返事が
ないのでおそるおそる中に入るとその家の女性が縛られ猿轡をされてもがいている。
驚いた彼女が縄を解こうとしていると、襖の影から現れた強盗に自分も縛られてしまいボールギャグを口に噛まされてしまうと
いうものです。
麻吹淳子を押さえつけてボールギャグを噛ませるシーンは迫力もので、「すげえなー」と思わずそんな言葉が口をついてでそ
うになりました。
その時日本の映画で初めて見るボールギャグは新鮮で見ていてとても興奮したのを覚えています。
それから月日が経ち現在の日本ではSM系でもボールギャグが定着して感があります。
いや定着というより縛り系のビデオでは氾濫している感じすらあります。
私はボールギャグ自体はあの非日常的なイメージというか拘束感は素晴らしいものだと思っているし、つぼを得た使い方をす
れば実に魅力的な光景を作り出してくれるものだと思います。
ですが、猿轡と言えばボールギャグばかりでは話は別でちょっと退屈してしまいます。
私はレンタルビデオ屋でパッケージにギャグシーンのあるビデオをよく借りてきますが、最近の縛り系のビデオのギャグシーン
で圧倒的に多いのがボールギャグです。(その逆にこの所急に減ってきたのが鼻上までの被せです。)
可愛い女子高生役のモデルさんを縛っても口にはボールギャグで涎だらだら...
ムチやろうそくで責める時にも口にはボールギャグでここでも涎だらだら....
ちょっとワンパターンになっているような気がします。
幸い私達が生まれ育った日本には豆絞りという素晴らしいアイテムがあるではありませんか。
たまにはこれを使って女の子の口を塞いで美しい女性にしてあげてもいいんじゃないのかなと思うのは私一人でしょうか?
椋楊児が描くイラストにあるような美しく猿轡された美少女達。たまにはそんなシーンを見てみたいものです。
その時使う猿轡の種類って適材適所があるような気が私にはします。
たとえば誘拐犯が身代金を要求する電話の後ろで縛られた女性の口を塞ぐのがボールギャグだったらやはり不自然ですよね。
強盗が押し入った時のGAGはガムテープとかタオルなんかがリアリティがあるように思います。
要するに使う猿轡の種類によって雰囲気ががらっと変わるので、縛り系のビデオを作る側ではボールギャグ一辺倒でなくその
辺りを上手く使いわけて欲しいものです。
ビデオ制作が未だ未熟な私が他人の作ったビデオの事をいうのはちょっと気が引けますが、これは見る側にたった一マニアと
しての素直な感想です。
ちなみに私は外国のボンデージ写真で見るボールギャグは大好きです。

つれづれなるままに....

                               夢野亮

ボンデージ徒然草
                    第三十五段  監督さん、見る人の事考えてますか

私は遠方に出かけてビジネスホテルに泊まる時に有料チャンネルでAVを見る事があります。
ホテルで何もする事がない暇な時などにはビールを飲みながら何となく見てしまいますが、その時は自分のビデオの事
を忘れ気楽な気分で見れるのでこれが結構楽しかったりする。
日頃はAVと言っても猿轡シーンがありそうな縛り系ものしか見ないので、いわゆるからみを中心とした一般的なAVを
私が見るのはこの時くらいですが、それも早送りという裏技を使えないので(作り手としてあるまじき行為なのは分
かっていますが、..)いやでも全部時間どうりに見させられるという事になります。
先日も有料チャンネルで何げなくビデオを見ていたら、ちょっと変わったものをやっていました。
それはどうやら結構有名なAV女優(業界にうとい私はもちろん知らない名前)らしい子のラストの出演の作品として作られ
ていたビデオでした。
最初ちょっとした裸のシーンがありいわゆる普通のAVっぽく始まったのですが、途中からガラッと雰囲気が変わりインタ
ビューやメイキングビデオ風なシーンが延々と続いていきます。
そしてちょっとしたヌード以外は最後までほとんどいやらしいシーンなどはないままにそのビデオは終わった。
大手メーカーのビデオ作成の現場を経験した事がない私には、「腕のいいメイクさんを使っているなあ、」とか「金かけて
撮っているなあ」とか作り手の立場としてとしてそれなりに見ていて面白い部分もあったのですが、全体的には「一般の
人がこのビデオを見たらどう思うのかな?」と思わず首を傾げたくなっくなってしまうような内容でした。
一言えば「引退するその子の為に作られたようなビデオ。」だったのです。
デビューした時に撮った監督がラストの作品としてその子を撮っているもので、お互いある種の思い入れがあるのは分か
りますがそれが全面に出すぎているような感じがしました。
インタビューを含め剰りにも私的な部分に入り込みすぎているように思えたし、ラストはきれいな演出でいかにも出ている
女の子を酔わせる感じで、そしてお決まりの涙で終わっていた。
「カントク、今までいろいろありがとうございました。」「本当に、ここまで良く頑張ったね。この経験は君の人生の中で絶対
無駄にならないよ。」などという撮影終了後の会話がいかにも聞こえてきそうな作品だった。
私はこのビデオの内容そのものを全て否定するつもりはありません。
引退する主役の子はそれなりにしっかりとした考えを持っているように私には見えたし、心の中で微妙に揺れ動きながら
もAV業界からの引退という事実を真剣に受けとめようとしている姿にも好感を持てた。
もしかしたらこの作品をからみがほとんどない事を明記して○○の引退ビデオとしてセルとして販売するのであれば問題
ないだろうし、その子の熱烈なファンの人にとっては演技ではない素顔と本音が覗ける貴重な1本になる可能性はあると
思います。
しかしそれを差し引いてもやはり作る側(監督?)の自己満足的な部分は否定出来ないビデオだった。
おそらく仕事に疲れきった出張先のビジネスマンがホテルに戻り夜の密かな楽しみとして期待して有料チャンネルのス
イッチをいれたら、いきなりこのビデオが流れたらどう思うのだろう...
「バーロー、引退だかなんだかしんねーけど、早く脱げ...」
「どうでもいんだよ、そんな事...何やってんだよ...」
大多数の人がきっといらいらさせられるだけだと思えてしまいます。
このビデオの企画や制作に係わった人に販売や放送形態を含め見る側の存在をどう捉えているか聞いてみたいも
のです。
このところよく言われるAV業界の衰退は、見る側を無視して自分達の都合でビデオを作るメーカーの姿勢が招いた
結果である事もある部分では否定出来ないと思います。
それに比べて最近特に活気があるのはVシネのようです。(一言にVシネと言っていろんなビデオがありますが...)
このところの特徴としては大胆なセックスシーンとストーリー性の重視だそうです。
女性も結構見ているという事ですが、メーカーも自分の会社の事務系の社員を出演させて経費を節減したり、シナリオを
一般から公募したりして懸命に努力しています。
見る側がどんなビデオを求めているのか常に研究しているメーカーの姿勢が好調な理由の一つだと思われます。
それと見逃せないのが、レンタル店で借りる時AVだと恥ずかしいがVシネだと成人指定をされていても比較的抵抗なく借り
られる事。(これは私の想像ですが...)
性的な趣向というのは個人によって千差万別なので、どういうビデオが見る人に喜ばれるは決められない事と思います
が、少なくとも作る側の自己満足的なビデオであってはいけないと私は思います。
先日、お世話になっているある販売店の店長さんが私にこんな事を言っていました。
ある超大手ビデオメーカーの名前をあげ、自分達のご都合主義で作っていて売る側の事をまったく考えていないと。
私自身への戒めもこめて....
ビデオの作成者は売ってくれる人や買って(見て)くれる人の存在を絶対忘れてはならないし、感謝の気持ちも忘れて
はいけない。

つれづれなるままに....

                               夢野亮