■CSV(Creating Shared Value 共益の創造)とは? |
CSVとは、社会的な価値と企業にとっての価値を両立させて、企業の事業活動を通じて社会的な課題を解決していくことを目指す経営理念をさします。
右の写真は、当館の創業者です。
昭和初期の創業時から、べっぷ野上本館は、地域と一緒に成長してきました。
旅館業は、地域と共に成立しています。地域の価値が下がると経営にも大きな影響を受けてしまいます。
従って、当館はCSVへ積極的に取り組むことで、地域とともに発展する旅館を目指します。
そのために、当館が有する人材・施設および売上の1%を上限(毎年100万円程度)とする経営資源を、下記のような取り組みに投入しています。
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■べっぷ野上本館が行っている「4つのCSVへの取り組み」
1.豊かな温泉文化を持つ街を創る活動
旅館の周辺には、地元の方に愛される共同湯がいくつも存在します。それは、別府の温泉文化の象徴です。
当館は、豊かな温泉文化を守る為の取り組みとして、「地域通貨 湯路」プロジェクトの支援や「別府八湯温泉本」での
無料入湯特典の提供、「九州88湯めぐり・九州温泉道」の泉人認証事務の引受などを行っています。
2.歩いて楽しい街を創る活動
旅館は中心市街地に立地しています。小さな商店が軒を連ねる市場や商店街など、地域ならではの魅力を演出しています。
当館は、歩いて楽しむ街を創る事を目的として、「別府てんてく 食べあるき・まちあるき」プロジェクトの支援を行っています。
3.芸術と文化による交流のある街を創る活動
芸術や文化による交流を通じて、地域の魅力を発見し、広く社会に発信することは、地域の持続的な成長の為に大切なことです。
当館は、「別府現在芸術フェスティバル 混浴温泉世界2015」等、地域で行われるアート・文化イベントへの支援を行っています。
4.共生する街を創る活動
港町である別府は、多様性を受け入れ、共生することで発展してきました。
当館は、LGBTフレンドリー宣言を行い、誰もが楽しく訪問できる温泉街・別府にしたいと考えています。

LGBTフレンドリーな温泉街・別府を目指して、「レインボー温泉タオル」を製作しました。(H28.1〜販売開始)
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