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鉱石ラヂオを造てみませう
第2回目が完成しました。ここをクリック!
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| ■ラジオの歴史■ 世界ではじめてラジオのテスト放送が始まったのが1909年(明治42年)、 日本では1925年(大正14年)に東京放送が開局されました。 ラジオの受信機は真空管式と鉱石式でしたが、当時真空管式は非常に高価(一般社員月収の3倍以上) でしたので、当時は比較的安価な鉱石ラジオがほとんどでした。 鉱石ラジオの回路は非常に単純で、これで本当に聞けたのか?と疑うほどです。 主な部品は、コイル、鉱石、レシーバ、接点金具のたったの4点。 そこに長いアンテナとアースをつけるだけで聞けます。 一番重要なのが「鉱石」、その名の通り、自然の鉱物です。 主に方鉛鉱、黄鉄鉱 、黄鉄鉱の1、2センチほどのかけらが使用されました。 これに針を石のどこかに挿すと聞こえるのですが、これが非常に難しく殆ど石の状態によって左右されます。 ちなみにこれを「探り針式検波」と言いました。 で時代は現在に戻す、ラジオはもうICやトランジスタで構成されており 100円ショップでも買えるくらい安く、でも性能は良いです。 でもここではあえて時代に逆らって鉱石ラジオを作ることにします。 ちなみに、第一弾は試作ということで、鉱石は使用せず、「ゲルマニウムダイオード」 という半導体を使います。(原理は鉱石と同じ) 30代以上で機械いじりのやったことのある方は1度はこの名前を聞いたことあるでしょう。 でもゲルマニウムダイオードやクリスタルイヤホンは国内生産中止とかで入手するのが少し困難です。 |
今回使用したパーツ類
| ゲルマニウムダイオード 1N60 1個:\70 | 生産中止、即効で手に入れるべし! | |
| ポリバリコン 1個:\220 | ![]() |
まだ容易に手に入ります。 |
| クリスタルイヤホン 1個:\250 | ![]() |
パーツ屋で手に入りますが、 今後、入手困難になります。 |
| 6P基板 1枚:\70 | ![]() |
パーツ屋で簡単に手に入ります。 |
| みのむしクリップ 2個セット\80 今回3つ使用します。 |
パーツ屋で簡単に手に入ります。 | |
| エナメル線(ポリウレタン銅線) 20m \200 | ![]() |
パーツ屋で簡単に手に入ります。 20m以上で線厚0.32mm程度が良い。 |
| お菓子の筒(コイル用) (ここではM&MSミニの入れ物を使用) 蓋付きで便利! |
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スーパで売ってます。 これでなくても、3センチくらいの 硬い筒状ならなんでもいいです。 |
工具として、ハンダこて、ハンダ、ニッパー、紙やすり(又はカッター)
、エポキシ(強力接着剤)を用意してください。
さあ!作ってみよう
■ 回路図 ■

上図を見ればわかりますが、非常に単純な回路です。これでもちゃんとしたラジオですから驚きます。
しかも電池もいらないというから経済的です。
■ コイルを巻き巻き ■
まずはコイルをつくります。ここでは、M&M’Sミニチョコレートのプラスティックケースを使用します。
蓋が付いているので、エナメル線止めに便利です。
お菓子のプラスチックケースにはラベルが張ってあるのですべて剥がします。
でエナメル線を150〜160回、根性で巻きます。

巻く回数を数えるのがめんどうなので、10回巻くと3.2mm
なので47mm巻けば大体150回
今回は160回巻きました。
■ 基板にバリコン、ゲルマニウムダイオードをハンダ付け ■
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| 横から見ると | 裏から見ると |
■ 右図の番号を参考に ■
・1と3にゲルマニウムダイオードをハンダ付け(注:1が黒線の付いている方です)
・4と5にバリコンの2つの端子をつけます(極性なし)そして、上に反り曲げる。
・3と4をリード線で繋げます。(ダイオードを付けやすくするため)
・2と5にリード線で繋げます(クリスタルイヤホンを付けやすくするため)
・1と2にイヤホンのコードとハンダ付け(極性なし)
・バリコンに周波数の書いたボリウム板を付け、ねじ止めする。
■ コイルの取り付け ■
・コイルの両端部分にエポキシ等で接着する。
・コイルの伸びたリード線2本を紙やすりかカッターで皮膜を削る。
・みのむしクリップのゴムを外す(押しながらワニ口を引っ張る)
・削った部分をハンダメッキして接合しやすくする。
(ハンダメッキ:リード線などあらかじ薄くハンダで付けること。そうすれば接合しやすい)
・みのむしクリップにもはんだメッキする。
・コイルの両端にみのむしクリップのゴムを入れる (うっかりしやすいのでこれも重要)
・コイルの両端をクリップにハンダ付けする。
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| こうなればいい。 |
■ さあ取り付けだ ■
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| 写真のようにクリップをつける(番号2、3) |
■ アンテナの作成 ■
アンテナがないと、普通は受信できません
なので、余ったエナメル線でアンテナ(超簡易版)をつくります
・余ったリード線の端を紙やすりかカッターで皮膜を削る
・ハンダメッキする
・みのむしクリップにもハンダメッキ
・みのむしクリップをリード線に通し、クリップにエナメル線をハンダ付け

・基板にアンテナをつける
下図の部分(ゲルマニウムダイオードの黒線でない方の場所)

■ アースについて ■
アースは必要に応じて作ってください。
つくりかたは、アンテナの作り方と同じで、接点は、2番(クリスタルイヤホンの片方)に付け
もう一方のエナメル線を地面とかに釘を巻きつけて埋めてください。
面倒くさい場合は、2番の部分を指で押さえると、人間がアース役として作用します。(本当)
■ 完成!! ■
さあ完成です。完成した全体写真はこれ!

■ さっそく聞いてみよう! ■
現在AM1:00
さあ、いよいよ視聴です。ドキドキします。
クリスタルイヤホンを耳に挿入。するといきなり、SBSラジオのCMが流れた!
すげえ!!!まさか一発で入感するとは思わなかった!
それも、かなりの大音量で、クリスタルイヤホンが音割れするほどのでかさ!
アンテナを部屋に1m張っただけなのに、この感度、素晴らしいです。
冬で、夜もあって、感度バツグンです。
(AMは夜、しかも冬の方が電離層の影響を受けにくいので入感度高い!)
チューナを回すと今度は、NHK第一のラジオが聞こえた。
ラジオ深夜便をやっていた。大阪万博の「こんにちわー、こんにちわー世界の国から〜」
という曲が流れた。三波春夫の曲だ。
深夜の静かな部屋で、これが聞こえると、なんともいえないノスタルジーに浸れます。
音量も大きく、感度良好!
ためしに、アンテナを外してみる。
それでもSBSやNHK第一の放送が聞こえるではないか!
それも視聴可能なくらいの音量で!
おいおい!凄いよ
いやー久しぶりに作った割りに、よくできました!めでたしめでたし
これなら、第二段、鉱石ラジオもうまくいきそうです!