2008年に読んだ本へのコメント
(08/02/24)
「月は無慈悲な夜の女王」(ロバート・A・ハインライン) を読み終わりました。もはや古典と言えるような作品ですが、その通り古臭いと感じました。やはりこれが書かれた時点とは、ネットワークやプログラミングなどに関する常識がまるっきり変わっているせいですね。書かれた当時は凄い作品だったんだろうとは想像はできるのですが。(08/03/09)
「そばかすのフィギュア」(菅浩江) を読みました。短編集。いくつかはともて好みお作品でした。平均としても悪くないです。(08/03/18)
「ファイブ」(平山 讓) を読みました。JBL のノンフィクション。これはぐっときます。まあ、あんだけ廃部が相次いだら、エピソードも山ほどあるわな。それでもほんとと涙なしには読めないです。特にギガキャッツとの試合の件は。(08/03/22)
Amazon で、コミック、雑誌、小説、ゲーム などを一挙に大量購入。 その中で一番楽しみに待っていたのは 「ARIA 12巻」(天野こずえ)。とうとう完結しました。この12巻が劇的に泣けるような話だとは思わないし、シナリオ的にちょっとどうよと思うところもあるんですが、読んでたら過去の積み重ねのせいかずっとウルウル状態。アニメ版の音楽の素晴らしさも思い出してしまい、全て含めての相乗効果なんだろうな。これほどお気に入りの作品が終わってしまうのは悲しいですが、下手に伸ばしてグダグダするよりはきれいに終わってくれたのが良かった、と納得するしかないです。で、画集 「Alpha―天野こずえIllustration Works」 も買っちゃっいました。これはキャラ絵が多かったけど、できれば風景+キャラ絵が見たかったので少し残念。どうやら 「天野こずえ画集3 Cielo」 の方がそういう絵が多いみたい。買っちゃおうかな。(08/03/23)
「のだめカンタービレ 20巻」(二宮知子)、それから 「GIANT KILLING 1巻〜4巻」(綱本将也/ツジトモ) を読みました。「GAIANT KILLING」 いいなぁ。サッカー監督が主人公のお話。この内容はほんとうに貴重。これからも凄く期待したい作品です。(08/0/30)
「機械どもの荒野」(森岡浩之) を読みました。ライトだなぁと思ったらソノラマ文庫からの復刊とのこと。これはアニメの原作に最適だと思います。ハリウッドB級もありだけど、それだと似ても似つかぬものになるか。(08/04/04)
「ロッキン・ホース・バレリーナ」(大槻 ケンヂ) を読みました。まあ面白かったかな。なるほど、ロッキンホースってこんな靴なんだ。(08/04/05)
「ラッシュライフ」(伊坂幸太郎) を読みました。読み応えはあって面白いけど、もっとラストできれいに集約するのかと思えばそれほどではなかったです。(08/04/17)
「明日の記憶」(荻原浩) を読みました。ラストはぐっときます。でもそれまでかなり凹みます。自分に同じ状況が起きたらしんどいだろうなぁ。(08/04/19)
「狐笛のかなた」(上橋菜穂子) を読みました。面白い。素晴らしい。近年のファンタジーブームがありましたが、これは和風ファンタジー。僕にとっては洋風のものより遥かに魅力的でした。「守り人」 シリーズはこの人原作なのか。それらも読もうと思います。(08/05/12)
「HAMMERD 〜女戦士の帰還〜」(エリザベス・ベア) を読み終わりました。うーん、部分的に面白そうなところもあるんだけどイマイチ。アクションとかもいれたかったんだろうけど、SF的な話に絞った方が良いと思う。続編あるけど読む予定なし。(08/05/22)
「精霊の守り人」、「闇の守り人」(上橋菜穂子) を読みました。面白いです。先日読んだ 「狐笛のかなた」 が素晴らしかったので読んでみたら期待通りの内容。単に和風ファンタジーが良いというよりも、この人の実力が高いんだろうな。解説の恩田陸が 「モノが違う」 と書いているのに同感。それから本人があとがきで、佐藤さとる 『だれもしらない小さな国』 を真っ先に挙げていたのも嬉しかったです。僕も読んでいるうちにあの物語を思い出していたから。決してストーリーが似ているわけではないんだけれど、物語に出てくる情景に共通のものを感じたので。(08/05/28)
「夢の守り人」(上橋菜穂子) を読みました。シリーズ前二作の方が面白かったけど、これもOK。
某学会で神戸へ。これは面白かったし、集まったメンバーも凄かった。ネットでも話題になったくらいだし。(08/06/01)
サンフランシスコから帰路。日本に帰ってきた感想は 「空気が生暖かい」。やっぱり湿度が全然違うなぁ。
「狼と香辛料」、「狼と香辛料II」(支倉凍砂) を読みました。ちょうどこの二作分がアニメ化された部分なわけだな。続きも読んでみたいと思います。(08/06/11)
「狼と香辛料III」(支倉凍砂) を読みました。2点思ったこと。まず、結局ホロっていうのは読者にとって理想の女性像なんだな。すべてを理解してくれた上で手のひらの上で転がしてくれてる。そりゃ理想だな。もう一点がよく言われる経済の勉強になるって話。そこまで大袈裟な話ではないけど中高生くらいは確かに読んで為になる内容だと思います。(08/06/12)
「東大オタク学講座」(岡田斗司夫) を読みました。読み出して気がついたけど、10年前の本で記録としての価値で文庫化されたわけですね。そういうこともあり、随分今の時代からずれているように感じるところも多々あります。著者は最近 「オタクはすでに死んでいる」 を出したわけでそれも納得かな。彼の考えていたものは今は違うのは間違いないでしょう。でもこの本を読んで一番良かったのは村上隆がゲストで出てくるアートのあたり。アートの文脈という話がわかり本当に良かったです。ここだけでも読む価値がありました。(08/06/30)
「狼と香辛料IV」(支倉凍砂) を読みました。いやいや、これはかなりの濃い萌え路線に入ってきたぞ。それも悪くはないけどシナリオ的にはもっとひねりとかあるといいんだけど。キャラ物だからもういいという考え方もあるが。(08/07/11)
「狼と香辛料VII」(支倉凍砂) を読みました。極端に挿絵が増えてる。人気確定してきたのがこの頃なのか。これはメインストーリーとは違う中篇集。ちょっと萌え路線露骨過ぎ。(08/07/13)
「ドラゴンがいっぱい」 (ジョー・ウォルトン) を読みました。かつて 「エルマーのぼうけん」 シリーズが大好きだった者としては買うしかないのですが、表紙絵に騙された感あり。イメージしていたのとは全然違いました。とはいえ、そこそこ面白かったです。要するに空想上の異文化のお話。と言ってもやはり西洋の価値観の範疇の中になる異文化なんだけどね。やたら宗教が出てくるところとか。そもそもドラゴンである必要ないなぁ。(08/07/15)
「狼と香辛料VI」 (支倉凍砂)を読みました。気がついたら読む順番間違ってた。大事な巻を読み飛ばしちゃったみたい。でもそろそろお腹一杯になってきた。購入した分は読むけど。(08/07/29)
「カフーを待ちわびて」(原田マハ) を読みました。Jリーグファンは大笑いの題名なんですけどね。(横浜Fマリノスに入団契約をしたはずのブラジル代表カフーは結局来なかった。) 第一回日本ラブストーリー大賞受賞作品ってことで確かにいいお話ではあるけれど、まあちょっとリアリティ無いよなぁ。(08/08/03)
「狼と香辛料V」 (支倉凍砂)を読みました。そうか、この巻が結構キーポイントではあったんだな。でも心理描写ちょっと難しい。さらっと読んじゃったんで良くわからなかった。特にこの巻はじっくり読み込まないと駄目なんだな。(0/08/04)
「冲方丁のライトノベルの書き方講座」(沖方丁)を読みました。これは面白かったです。あの傑作 「マルドゥック・スクランブル」 シリーズができるまでの話も出てきます。それ以外の作品は知らないものばかりだったけど、それらも呼んでみようかなぁという気になりました。ん、「蒼穹のファフナー」 はちょっとだけアニメで見た記憶が。そんな話だっけなぁ。印象に残ってないな。「伝える力」(池上彰) を読みました。まあ、なんとなく自分が感じているようなことがまとめて書いてある印象。ちょっと説教臭いけどこれを素直に聞かないといけないんでしょうね。
(08/08/12)
「GIANT KILLING 6巻」 を読みました。今お気に入りのサッカーマンガ。監督が主役というのも面白いけど、サポーターの世代交代が描かれたマンガはこれが初めてではないかと。大好きなマンガです。(08/08/23)
「狼と香辛料VIII 対立の町<上>I」 (支倉凍砂)を読みました。この巻で止めとこうと思ってたらちょっと面白かった。次が楽しみ。(08/08/27)
「よつばと 8巻」(あずまきよひこ) を読みました。これは説明不要。読んだら幸せな気分になります。(08/09/05)
「閉鎖病棟」(帚木蓬生) を読みました。うーん、あんまり好きじゃないな。(08/09/14)
「のだめカンタービレ 21巻」(二宮知子)。最後の転に入ったわけですな。きれいに終われるといいな。(08/09/15)
「おもいでエマノン」(梶尾真治) を読みました。うーん、あんまり好きじゃない。なんか、アレみたいな作品を書きたかったんだろうな、というのがいくつか思い当たります。時代的にちょっと古いのかも。購入理由のひとつは表紙と挿絵が鶴田謙二というのもあったんだけど、正直僕の読んだイメージとは絵はズレがあります。で、鶴田謙二によるコミック版があるのも知ったけど、そういう状況じゃ購入はしない方がいいかな。(08/10/02)
「わたしの失敗」(産経新聞文化部編) を読みました。これ読んで気が付きました。新聞の記事の書き方って独特で、長さをあるサイズに収めるためとか、読み続けてもらうためとかに、いろんな無理があるんですね。それを読み手も認識して読んでるので新聞で読む際には問題無い。ところがそうやってかかれた文章を本として読むと駄目。展開が唐突過ぎる。いきなり時間軸が戻っていたり。おそらく内容も省略されたことが多いだろうし、本としては良くないと思う。やっぱり新聞は情報のカタログなんだな。(08/10/03)
「虚空の旅人」(上橋菜穂子) を読みました。いや、もうこの世界観に触れるの楽しくて、10冊くらいずっと読み続けたいくらいなんですが。今続いているシリーズ物として最もお気に入りです。文庫本しか買わない主義なので、残りシリーズの一日でも早い文庫化を期待。(08/10/10)
「ばいばい、アース I 理由の少女」(沖方丁) を読みました。「マルドゥック・スクランブル」ほどではないけどこれも面白い。それにしてもこの人の作品はその映像を想像するのも難しいような戦闘シーンを書いているわけですが、本人はそれらの画が見えてるんだろうなぁ。(08/10/24)
「ばいばい、アース II 懐疑者と鍵」(沖方丁) を読みました。理屈っぽい話が多すぎた。まあ今後への複線だろうということで。(08/10/29)
「ばいばい、アース III 爪先立ちて望みしは」(沖方丁) を読みました。“らしい” 戦闘シーンの描写が多数。「ベルセルク」 をイメージさせるような感じ。(08/10/31)
「ばいばい、アース IV 今ここに在る者」(沖方丁) を読みました。ちょっとしんどかったかったけど全4巻読み終わりました。あとがきを読んでいろいろ納得。これは若さの暴走的な作品なんだな。読み応えはあった分満足したけど、二度と読み直すことはないでしょう。カバーイラストはオリジナルのハードカバー版は天野喜孝だったのか。文庫版、実は 1巻目読んだ時からイラストはどうもイメージと違うなぁと思ってた。ていうか、2巻の表紙とかそもそも内容と違ってるような?なんで著者はこれでOKなんだろう?著者はそういう読者の違和感も配慮する必要があると思うのだが。
「春のオルガン」(湯本香樹実) を読みました。この手の子供時代物では、どうも自分の子供時代の感覚と違うものを感じるので今ひとつ思い入れることができないです。自分は能天気過ぎたのかなぁ。(08/11/01)
「GIANT KILLING 7巻」 を読みました。良いです。(08/11/10)
「永久帰還装置」(神林長平) を読みました。おお、これはいかにも神林長平 っぽいお話。でもこれ最初は朝日ソノラマ文庫で書かれたのか。これだと難しすぎね?(08/11/20)
「知っておきたい日本の神話」(瓜生中) を読みました。これは面白い。いろんな神話の中から地名がついているところなど、ほんとに興味深いです。最初にある著者の主張が、神話は民族のアイデンティティである、というのは納得。神話の授業とかあっても良さそうだけど、それは反対する勢力あるだるなぁ。(08/11/25)
「知っておきたい日本の神様」(武光誠) を読みました。これも面白かった。様々な神社の由来の中には、実家の近くにあったものも。それから神道の考え方も面白い。戒律を持たず 「自分の良心に従って正しいと思うことを行え」 というのは、日本人のモラルのベースになっているように思える。こういったことは教育すべきじゃないかなぁ。(08/11/28)
「レンタル・チルドレン」(山田 悠介) を読みました。いまいち。これを読んで痛感したのは SF 的な内容は SF というベースの上でやらないとリアリティがない、ということ。これくらいだったらラノベ読むほうが面白いと思うな。(08/12/03)
「シュレディンガーのチョコパフェ」(山本弘) を読みました。SFの短編集。ちょっとびっくり、オタなネタを多数含みつつ真面目なSF。特に加速装置に関して、ここまでちゃんと考えて書いてあるのは素晴らしい。(08/12/07)
「GIANT KILLING 8巻」 を読みました。良いです。ふと立ち読みした 「このマンガがすごい!2009」 で、オトコ編の 3位に入っていました。(08/12/10)
「水の迷宮」(石持浅海) を読みました。純粋な推理物。これは面白かったです。お話の結末とかリアリティについてはちょっとどうかなと思うけど、そこまでのいろいろな思考は楽しめました。
| 面白かった本メモ | |
| ARIA | 12巻でついに完結。最高水準の癒しコミック。 |
| 明日の記憶 | |
| 狐笛のかなた | 面白い。素晴らしい。和風ファンタジー。 |
| 精霊の守り人 闇の守り人 夢の守り人 虚空の旅人 |
面白い。素晴らしい。和風ファンタジー。 今続いているシリーズ物として最もお気に入りの作品シリーズ。 |
| GIANT KILLING | サッカーマンガ。 監督が主役というのも面白いけど、おそらくサポーターの世代交代が描かれた初めてのマンガ。 |
| よつばと | 説明不要。読んだら幸せな気分になるマンガ。 |