上位チーム戦力分析
今シーズンはW杯中断があったためにステージの間よりも前に新戦力の補強などが済んでいる。従って基本的には 1st ステージ終盤の勢いが続くと考えた方がよい。1st ステージ終盤に連勝した、G大阪、京都、市原は注目する必要がある。
上位が予想されるチームの補強で目に付くのは、鹿島のエウレルの獲得、名古屋のヴァスティッチの獲得、横浜の平瀬の獲得。戦力ダウンは、横浜の中村、鹿島の鈴木。順位予想
チーム名 予想最高順位 予想最低順位 優勝可能性(%) ジュビロ磐田 1 3 30 鹿島アントラーズ 1 5 30 ガンバ大阪 1 7 25 横浜Fマリノス 1 7 5 名古屋グランパス 1 7 5 京都パープルサンガ 1 10 5 ジェフ市原 3 10 - 過去にJリーグで 1st 2nd 両ステージを制覇したケースはない。選手の好不調の波や、怪我や移籍による戦力の変化などに加え、1st ステージを獲ったチームのモチベーションの問題が理由である。しかし、両ステージ制覇が実現すると今シーズンである。なぜならば、昨年年間成績でぶっちぎりでありながら、ノンタイトルの終わった磐田においては、モチベーションは低くはない。さらに、過去 2回の 1st ステージ優勝時の 2nd での主力選手離脱(名波、高原) が今回はない。
ということで、磐田を本命に挙げてみたが、仮に磐田が優勝しないとしても、磐田が低迷するということは考え難い。とすると、磐田の最近の成績はステージ13勝 (昨年前期から、3ステージ全て13勝) である。つまり、磐田がいつも通りの成績を挙げるなら優勝ラインは 2敗となる。とすると、磐田が低迷するという考え難い状況でない限り、2敗程度で走る爆発力を持ったチームでないと優勝は難しい。
となると、実際に昨年 2nd ステージで1敗で走った鹿島がやはり対抗の一番手となる。実は、ここ数年で 2敗までの成績を残しているのはこの 2チームだけである。とすると、新たにこの成績になる可能性があるのは伸び盛りの若さと、1st ステージであと一歩というところまでの結果を出した G大阪、くらいではないだろうか。
それ以外のチームが優勝できるとすれば、3敗以上に優勝ラインが下がった場合である。その場合は、中村が抜けたものの、守備力とウィルという決定的な選手を持つ横浜、ヴァスティッチ、ウェズレーという良い外国人選手を持ち、1st ステージ終盤に連勝を重ねた名古屋、若さでリーグ終盤に連取を重ねた京都、辺りとなる。ただし、やはり中村の離脱はとてつもなく大きいし、ヴァスティッチはユーロ予選で何試合か抜けるようだし、京都はアジア大会へ出場する若い主力選手らがコンディションやモチベーションで失敗する可能性もある。やはり、上位 3チームに比べると優勝の可能性は低いと考えるのが妥当だろう。
市原はチェが復帰したことよりある程度の結果は出すと思うが、優勝までは難しいだろう。
いつもなら優勝候補に名前が挙がっても良い清水や柏は、1st ステージの状況を見る限り考えにくい。仮に劇的にチームを立て直したとして、それで一時的にでも優勝争いに関われたら上出来だ。今シーズンのジュビロ磐田
すでに書いたように、過去 2回の 1st ステージ優勝と、今回は全く状況が違う。まずは今回は戦力ダウンがない。むしろ、怪我人に悩んだ 1st ステージよりも良いといえる。
また、モチベーションがある。昨年の 2nd ステージ第一節 G大阪戦は、内容で圧倒しておきながら PK の一発で敗れ、結果的にその勝ち点分が優勝を分けた。それを今年はよくわかっているはずだ。
ただし、戦力的に言うと、昨年 1st ステージに比べると名波の力に関しては不安がある。その分高原の成長分がカバーをしている。つまり、名波が本調子に戻るなら磐田を止められるチームはいなくなるが、名波がそのままで高原が負傷離脱でもしてしまうと、2敗などのハイペースで走る事は不可能だ。名波と高原がどういうプレーをするかで、リーグの結果は決まるだろう。
もうひとつの問題は、監督が 「完全優勝を狙う」 と同時に 「若手を使う」 とも言っていることだ。これは、確かに微妙な問題である。磐田は 2nd ステージを本気で獲りに行って獲る確率は全チーム中最も高いのは間違いないだろう。しかしその結果試合出場経験の無い若手のままで来年、再来年の世代交代を迎えることになる。それは数年後にとっては良くない事かも。難しいところだ。個人的希望スタメン
中山 高原 藤田
(金沢)西
(藤田)名波 服部 福西 大岩 田中 鈴木 ヴァンズワム 世代交代の話が出たが、確かにこの布陣に信頼ができる分、数年後が心配だ。
先日、TV 番組でゲストで 「フルタイム出場」 を目標に掲げた藤田には申し訳ないが、ベテランにフルタイム出場をさせている状況ではない。西、金沢、河村、前田、さらに上本などに少しでも出場機会を与えたいところだ。川口の出場時間も長くしたいところ。いずれ高原は海外に行くだろう。中山の引退と時期が重なる可能性は高い。
それと、「信頼できる」 とは書いたものの、鈴木秀人以外の DF 陣は不安が残る。欧州サッカーバブルがはじけそうな状況で、個人能力の高い FW 選手が多く来日するような事態になった場合に 1対1 で対抗できるだろうか?