シーズン展望 - 2001 2nd Stage


上位チーム戦力分析

1st ステージと 2nd ステージの間で、今回ほど主力選手の移籍が集中したことはなかっただろう。
チームの中心選手としての、名古屋のストイコビッチ、浦和の小野、G大阪の稲本、磐田の高原が退団。
一方、浦和には昨年のJ2得点王、エメルソンが入団。呂比須は FC東京から福岡に移籍。名古屋、鹿島、横浜F、東京V などが相次いで新外国人選手を獲得。開幕直前には、福岡には C大阪を退団になったばかりのノの入団が発表された。

順位予想

チーム名 予想最高順位 予想最低順位 優勝可能性(%)
鹿島アントラーズ 25
ジュビロ磐田 20
清水エスパルス 20
ジェフ市原 1 10 15
名古屋グランパス 1 10 10
柏レイソル 1 10 10
浦和レッズ 10 -

1st ステージ好調だったチームと、補強による巻き返しを図るチームとが混じった大混戦が予想される。(当然、例によって流れに乗り損ねて低迷するチームも出るだろうが……。)
本音としては磐田を優勝候補とし、J史上初の完全優勝を期待したいところであるが、さすがに他チームのマーク、自分達のモチベーションの問題と、高原の退団を考慮して、やや実力を割り引いて考えた。本当の実力的には高原が抜けたといえ、磐田が他のチームに劣ることはないので、完全優勝の可能性も十分にあると考える。
ということで、磐田以外のチームの中では、やはり鹿島を本命とした。チームが上り調子であることと、怪我の相馬のポジションの外国人選手を獲得したことなど、最も上昇への可能性を持つチームである。
1st ステージ調子の良かった、清水、市原、名古屋は、やはり上位につけると思われるが、ストイコビッチの抜ける名古屋、警戒されること間違いない市原、の順にきつくなるだろう。
そして 1st ステージ優勝候補ながら低迷した柏。どうもチームの雰囲気もよくないようなので、圧倒的な力を発揮するとは思えないが、混戦となれば優勝の目も出て来る。
最後に一応挙げておきたいのが浦和だが、小野が抜けたものの、エメルソンの加入は大きいはず。エメルソンに頼ってしまうことが、チームの成長にとって良いことかどうかはわからないが、他チームがエメルソンの対応ができてないうちは、十二分に活躍すると思われる。
1st ステージの市原のように、予想外の躍進があったとしてもおかしくない。

今シーズンのジュビロ磐田

もちろん、高原の退団は大きな戦力ダウン。しかし、それで他チームと戦力均衡したというところであろう。選手層に関しては問題ない。2nd ステージでやるべきことはふたつ。 1st ステージに作ったシステムの確立。若手の育成。それらなしに、目先の 1勝にとらわれるべきではない。 完全優勝を目指すのはその後であるべきだし、そもそも、もしそれが実現できていれば完全優勝は自然に手の届くところに近づいているはずである。がむししゃらな戦いをするのは、その時で良い。

個人的希望スタメン

                       
                       
    中山   清水 (西、清野、西野、前田)
                       
    藤田                
      名波                
    服部   福西              
                       
  大岩   田中   鈴木            
                       
    ヴァンズワム              
                       

スタメンではないが、川口、ジヴコヴィッチの途中交代は折込済み。夏場の試合が多くなる 2nd ステージ、しかもプレッシングサッカーということになれば、選手の疲労は蓄積するだろう。金沢、山西の出場機会も多いはず。河村にも期待したい。
そして、すでに書いたように、若手選手の起用を期待したい。調子のいい選手を使い、結果を出せば使う、出さなければ交代。そうやって競争させて欲しい。

若干気になるのは名波のスタミナ。怪我からの復帰後、どうも体力的な問題があるように思えた。真ん中のポジションは特に運動量が要求される。名波が復帰し、優勝を決めた横浜戦など、戻れずにピンチを招くという場面がかなりあった。今後、真夏という悪条件では、名波がフル出場するのは難しいかもしれない。リードしたら、服部を真ん中に置くというオプションはないだろうか? 最近の服部のパス出しは福西より上だと思われるし、これほど攻撃的な守備の布陣はない。

あとは、中山に怪我なくシーズンを終えて欲しい。チームとしても重要な問題だが、中山個人の問題としてもW杯前の大事なシーズンを無事に、普段どおりの活躍をしてくれることを願う。