シーズン展望 - 2001 1st Stage


上位チーム戦力分析

昨年のチャンピオンチームの鹿島は、相馬が前半戦絶望。横浜は、城が復帰するものの、柳、三浦が移籍。C大阪は西沢が移籍。これらのチームは戦力ダウン。
逆に戦力アップするのは、柏の柳の加入。G大阪の遠藤、山口の加入。清水のバロンの加入。
そして磐田は平野の加入ばかり言われるが、実質は昨年の大部分の試合でいなかった名波と大岩の加入であることを忘れてはならない。

順位予想

チーム名 予想最高順位 予想最低順位 優勝可能性(%)
ジュビロ磐田 80
柏レイソル 20
鹿島アントラーズ -
ガンバ大阪 -
清水エスパルス

見ての通り、磐田が大本命。特に名波がフル出場ならば堅い。そして柏との一騎討。
実際のところ、昨年の実力は最終的な年間成績での上位、鹿島、横浜、柏
、磐田4強だった。このうち、戦力が明らかに落ちた横浜、1st Stage は相馬の穴が埋められそうにない鹿島、を外す。残りで、明らかに戦力が上がるのが磐田。続くのが柏である。G大阪は良い補強をしたが、力を伸ばした磐田、柏のレベルには及ばない。清水も効果的な補強だったがG大阪と同じ。

今シーズンのジュビロ磐田

井原を放出したが、昨年途中の大岩の加入があるので、戦力ダウンはなし。
繰り返すが、昨年大部分の試合は名波抜きであり、それでも優勝争いをした。ハジェヴスキー監督は、個人での勝負という点でチームに刺激を与えた。これは選手の成長につながっていると思われる。しかしその一方、
DFのいき過ぎた攻撃参加や、攻撃的過ぎる選手交代など、采配ではミスを繰り返した。こういういき過ぎた采配がよければ、優勝していてもおかしくなかった。
名波がいる今年、鈴木監督が昨年同様の采配ミスを繰り返したとしても、昨年より成績が下がることはない。名波の力でそのミスを帳消しにしたり、あるいは名波を中心に、試合中に自分達で修正ができるからである。それだけ名波の存在は大きい。
システムは、結局 3-5-2 に落ち着いた。これも無難な選択。強いてあげればジュビロの穴は 4バック時のサイドバックの人材が不足していることであり、3-5-2 ならその穴を隠せる。

個別ポジションで言うと、最終ラインは最も安心できる 3人で落ち着いた。その控えが大岩。磐石である。山西にも最終ラインの練習をさせているし、最悪時でも福西を回せる。
中盤は、普通に考えれば、名波、福西をボランチとして並べるのだが、どうやら名波をフリーマンとすることになりそうである。多少、このあたりがどうなるかわからないが、いつでも元の形に戻せるだろうし、名波なら試合中に修正ができる。名波の加入でもうひとつ期待したいことがある。藤田や奥といった選手は、ボールの扱いが上手いので、つい人を使う側に回ってしまう。しかし、使われる選手がいないとプレーは硬直してしまう。名波という明確な司令塔が入ることで、藤田や奥が使われる選手というイメージを持つことに期待したい。そうすればジュビロの攻撃は間違いなくレベルアップする。また、ジヴコヴィッチ、西、前田、は調子次第で積極的に使って欲しい。もはや選手の力の差は小さく、調子の方が重要であろう。
FW はもちろん、中山と高原。怪我でもない限り、この 2人でいくであろう。中山は現状維持でよいとして、高原が入団年度から毎年成長しているのが、今年も繰り返させれるかどうかがポイント。高原は得点王にならないといけない年である。

なお、今年のチームキャプテンは服部となった。PK キッカーも服部とのこと。これは昨年から個人的に主張していた通りとなった。この点でも万全である。

今年の磐田においては、リーグ戦以上に重要なのが世界クラブ選手権である。この戦いは、チームだけの問題ではなく、日本サッカーのレベルが問われる大事な戦い。とにかくベストの状態で当たって、恥ずかしくない戦いをして欲しい。
それから、アジアクラブ選手権もある。個人的な希望としては、毎回アジアの大会でファイナルに進むというのが、チームの世界的な知名度という面では最も効果があり、ぜひ目指してもらいたいところ。日本代表とのスケジュール問題は、なんとかフロントが解決して欲しい。

個人的希望スタメン

             
    中山
(清野、西野)
  高原    
             

(ハジェブスキー、西)
    藤田
(西、前田)
 
             
      名波      
    金沢   福西    
             
  服部   田中   鈴木  
             
      GK      
             

これは SBS の取材による今季の予想がベースになっている。これは悪くない。特にフリーマンである名波の指揮の元で、金沢、服部がオーバーラップしていくというシーンがあるなら魅力十分。
できれば、西、前田、清野、西野らの若手の出場も期待したい。