11/30 トーチュウ
高原決めるゼ!! J史上最年少得点王
“当確状態” でも PK 任せてチームは全面支援
磐田のFW高原直泰(23) がきょう30日、初の得点王をかけて名古屋戦に臨む。高原が得点王を獲得すれば、J史上最年少の快挙だ。
現在25得点で得点王ランクトップ。2位のマグロン(G大阪) には 3点差をつけていて高原の得点王は濃厚だが、チームもバックアップを惜しまない。鈴木政一監督は 「高原には PK をけらせる」 とキッパリ。PK のチャンスでは高原を第1キッカーとして指名する方針を明かした。
29日、磐田市のヤマハ大久保グラウンドで行われた練習は軽いメニューだったが、高原の動きは相変わらず鋭かった。98年と00年に 2度の得点王に輝いた中山は 「頼もしい。(名古屋戦で) 決めるでしょう」 と相棒の成長に舌を巻いた。
Jリーグの過去の得点王はいずれも20代後半から30代前半に集中している。本来は経験を積んだ選手でないと手にできない大記録。高原の確かな技術とパワーが、その壁を突き破ろうとしている。(川住貴)
11/28 トーチュウ
フェイエ高原獲り
バーンGM前向き発言
【ミラノ27日ダミアーノ・バッソ】 オランダからの情報によると、フェイエノールトのロブ・バーンGMは、日本代表FW高原直泰(23)=ジュビロ磐田=に関し 「オランダで経験を積みたいのかどうか、磐田と高原とコンタクトをすぐに取る可能性はある」 と語り、同選手の獲得に前向きな姿勢を示した。
バーンGMは 「フェイエノールトは高原のパフォーマンスを負い続けており、(獲得に) 興味はある。ただし、世界中に素晴らしい選手は多く、(高原獲得の) 最終決定はまだ」 と付け加えた。
今月19日に来日した同GMは20日の日本-アルゼンチン戦、23日のJ1台14節の磐田-東京V戦で高原を視察。24日には 「(東京V戦では) ゴールはなかったが、高原はよかった。だが、今回は彼のためだけに来たわけじゃない」 と語ったばかり。今回の発言は、一歩踏み込んだものと思われる。
高原には、フェイエノールトのほかにも、ブンデスリーガのボルシア・ドルトムント、イングランドのエバートンなどが関心を示しているといわれており、今後の進展が注目されている。
磐田は引き留めに全力
磐田の松崎孝紀社長(61) は 27日、欧州のクラブが注目するFW高原直泰(23) について 「現在、正式なオファーは届いていない」 と前置き、「うちとしては残留の方向で話を進めていきたい」 と強い残留の意欲を示した。
第2ステージ14節終了で通算25得点。得点王ランキングのトップを走る高原には、欧州の多くのクラブが興味を示している。ただ、23日の東京V戦を視察に来たフェイエノールト(オランダ) を除く多くのクラブが代理人を通じた打診にとどまっているのが現状だ。
ただし高原に正式なオファーが来た場合には、本人の意思を尊重。来月 1月末までにきっちりと交渉を行い、移籍に応じたい考えだ。(川住貴)
11/25 トーチュウ
服部、名波が離脱
MF服部年宏主将(29) とMF名波浩(29) が24日、けがの治療のため、今季残り試合を欠場することが決まった。戦列離脱の 2人は来年1月下旬のチーム始動から合流する予定。服部主将は恥骨炎。約1ヶ月前から股(こ) 関節を痛めていたが、無理を押して試合に出場していた。名波は昨年 2回の手術を受けた右ひざの水を抜く予定。
11/24 トーチュウ
磐田完全制覇
史上初!!最多勝チーム逸冠のジンクス突破
最強の2トップ
福西のVゴールが決まった瞬間、スタンドが大きく揺れた。J史上初の完全優勝。耐えてしのいだイレブンに満面の笑みが広がった。
苦しんだ。引き分け以上で完全優勝が決定する状況だったが、予想以上のプレッシャーが磐田イレブンを押し包んだ。それでも選手は 「最後には勝つ」 と自分たちを信じていた。今季の1点差勝ちはこの試合まで29試合中、実に13試合。延長戦は16試合をマーク。勝負強さは際立っていた。
競り合いに強い磐田を支えたのが、中山と高原の2トップだった。通算69得点中、2人の得点は半分以上の40得点。2人の爆発的な得点力が完全制覇を呼び込んだ。
チェアマン杯を高々と掲げた中山は 「(安定した) チーム力を維持してきた結果。今後は経験も加えて、さらに強さを発揮していきたい」 と語った。後半終了で交代した高原は 「最後の瞬間までピッチに立っていたかったが、(完全制覇は) 非常に意義があること」 とタイトルの重みをじっとかみしめていた。
高原次は得点王
シーズンを通して、高原と中山の呼吸はピタリ。98年から5年間、この2トップを見守ってきた柳下正明コーチは 「2人はいい感じで距離オを保っているのが得点量産につながっている。今年から高原の動き出しと運動量が中山より増えてきた。ボールを受けるのは高原、ゴール前で待つのは中山という図式になってきた」 と分析した。
22得点で得点王ランクトップの高原は最終節でJ史上最年少のタイトル奪取、そして中山は現在15得点で、昨年の16点超えを目指す。進化しつづける2トップは、さらに先を見据えている。(川住貴)
名波誇らしげ
歓喜の輪ができたときも、MF名波浩だけは苦笑いを浮かべていた。「不細工な試合だったが、勝ててよかった」
チームをまとめ上げた名波にとって、今季は激動の1年だった。右ヒザ痛のためW杯のメンバーから漏れた。最近はフル出場も難しい状態だが、この試合は最後まで意地で戦い抜いた。「みんなが意志を統一して動けるし、こうした土壇場をくぐり抜けている強さが磐田のはあるんですよ」。淡々とした口調ながら、名波は誇らしげだった。
磐田鈴木政一監督
「今季は選手が本当に勝負強さを身につけた。この気持ちで天皇杯もジュビロらしいサッカーで戦っていきたい」
鈴木監督勇退も
磐田の鈴木政一監督は、この 「完全優勝」 を花道に “勇退” する可能性が出てきた。
今季第2ステージ仙台戦でJ監督最速となる 「50勝」 を達成した名将が、今度はチームを 「完全優勝」 という偉業へと導いた。しかし、磐田は94年のJ昇格以降、監督交代などで常にチームを活性化させてきた。鈴木監督は2000年9月に就任。来季も指揮を執ることになれば3年4ヶ月の在任となり、94〜96年の3年間指揮を執ったオフト監督 (現浦和監督) を超えることになる。
松崎孝紀社長は 「私の意向としては、来季は執行体制を変えるつもりはない」 と続投を示唆したが、クラブ内には長期政権が 「閉塞」 につながると指摘する声もある。鈴木監督が 「私がやるかどうかも分からない。続投の意志?ここでは言えない」 と言葉を濁した。
決めた!福西Vゴール!!独占手記
やっと勝った。Vゴールを決めて興奮した。昨年、リーグで年間最高勝率を誇りながら、チャンピオンシップで敗れた悔しさをやっと晴らした。第1ステージで優勝すると、第2ステージでほかの15クラブは 「磐田には優勝させない」 と向かってくる。うちも受け身になってしまう部分があった。
そんな反省から、今年は積極的な攻撃的手法をとりながら、つまらないミスをしないように、試合運びはより慎重になった。守りも安定していた。相手ボールを前線からチェイシング、中盤でボールを囲い込んで奪う−。磐田のプレッシングサッカーがはまった。印象に残っているのは第1ステージのG大阪戦で2点差をひっくり返したゲーム。チームは成熟期を迎えた。1点差勝ちは13試合。経験を積んだ選手が多いので、競り合いの中でも慌てなかった。
僕自身は反省も多かった。今年は4得点。チャンスはあったが、決められなかった。W杯日本代表を経てアルゼンチン戦にも出場したが、世界との差を実感した。アルゼンチンは、ボールを持った時のプレッシャーは強烈で、ボールのファーストタッチ、ボールの置き方などに課題を残した。だが、これは体感して分かるもの。いい経験になった。W杯、ジャマイカ戦、アルゼンチン戦と出場時間は増えた。今後はプレーの幅を広げ、安定感のある守備的MF目指したい。(磐田MF)
11/23 トーチュウ
平常心で完全V
きょうホームで東京V戦!!慌てず騒がずリラックス
地力で決める!
磐田は22日、本拠地のジュビロスタジアムで23日の東京V戦(磐田)に備えて調整した。勝ち点2で史上初の完全優勝が決まるが、高原直泰(23) は 「ただ勝つだけ」 と平常心を強調した。
通常の 5倍、約60人も詰めかけた報道陣の気合が空回りした。約1時間30分の練習。磐田の選手は時折、笑顔を見せるなど、リラックスムードで調整をこなした。「周囲は騒いでいるけど、選手は普通だから。15分の1の試合。慌てることなく勝てばいい」。服部主将の言葉が選手の気持ちを代弁していた。経験豊富な選手が多く、試合のやり方はわかっている。
1点差勝ちは28試合中、12試合。どんな展開になっても、相手を寄り切る “横綱相撲 ” を取ってきた。試合前にジタバタするような選手はいないのだ。ただし、今季喫した3敗は、いずれも相手の先行を許しての敗戦。エース中山は 「舞い上がるような選手はいないと思うけど、立ち上がりに気をつけたい」 と試合への入り方に注意を促していた。
鈴木監督の依頼で、練習場のピッチの長さが、25ミリから21ミリに短く刈り上げられた。パスを回す磐田は、パスが早く流れる短い芝を得意としているのだ。
磐田患部はこの日、東京V戦で優勝した場合、前節の京都戦に続いて特別ボーナスを支給することを明かした。準備は整った。磐田は平常心で歴史的快挙を成し遂げる。(川住貴)
セレモニー縮小へ
21日に高円宮殿下が逝去されたことで磐田は22日、東京V戦で優勝が決まった場合、近くの安久路公園で予定していた打ち上げ花火(磐田市主催) を中止するなどを決めた。
優勝セレモニーは縮小の方向だ。FW中山は 「殿下の存在は僕らの大きな力になっていた。カメラがお好きで、試合後のロッカールームなどの撮影を求められた。すごく寂しい。あすは恩返しというわけではないが、熱く質の高いプレーをしたい」 と心境を語った。
11/22 トーチュウ
高原 『古巣』 から高評価
埼玉スタジアムで20日に行われたサッカーの日本代表対アルゼンチン代表の親善試合で、アルゼンチンの有力紙クラリン(電子版) は、日本代表の最も印象的な選手としてFW高原(磐田)を挙げた。高原は昨年8月から、同国の名門ボカ・ジュニアーズで一時プレーしており、この得点こそ挙げられなかったが、成長した姿を 「古巣」 に見せ付けたようだ。
クラリン紙は、高原を 「前線を動き回り、何度か決定的チャンスを作っただけでなく、見事なパスも披露した」 と高く評価。このほか代表では、MF小笠原(鹿島) を 「中盤でアルゼンチンのMFをマークし、果敢に挑んだ」、途中出場のMF三都主(清水)は 「左サイドで美しいプレーを見せた」 と論評した。
11/19 トーチュウ
ボカで半年プレー、成長した姿見せる
高原 「積極的に戦う」
全体練習から離れてシュート練習を繰り返した高原に、アルゼンチン戦の意気込みが漂った。「いい相手とできるので、チームとして積極的に戦っていきたい」
同国の強豪、ボカ・ジュニアーズで約半年プレーした。そのレベルの高さは、まだイメージとして残っている。「DF は激しい。手の使い方がうまいし、体の使い方も」 と高原。
磐田のJ1完全制覇へ向け25得点と絶好調のストライカーは 「調子は試合の日にならないとわかりません」 とけむに巻いた。しかし、3月のポーランド戦以来、8ヶ月ぶりのAマッチゴールへ、意識は高まる。
10月のジャマイカ戦の反省から 「FW同士のパス交換で、もっと突破できるようにしたい」 と攻撃のテーマを挙げる。中田英、小野ら欧州組不参加で、押し込まれる可能性が高いアルゼンチン戦。攻撃に人数をかけれれないケースが増えるだけに、高原のテーマはそのままアルゼンチン撃破パターンにつながる。
かつて自信のレベルアップを求めて、単身乗り込んだ国との対戦で、燃えないわけには行かない。(木本邦彦)
11/16 トーチュウ
完全優勝へ!! ドゥンガTD が磐田に熱いゲキ
完全優勝を目指す磐田は15日、磐田市のヤマハ大久保グラウンドで16日の京都戦 (西京極) に備えて調整。14日に来日したドゥンガ・テクニカルアドバイザー(39)=元ブラジル代表主将=は 「残り 3試合の相手はどこも磐田に優勝されたないようにくる。頑張れ」 とゲキを飛ばした。
4年間、磐田に在籍。チームに実績を勝負魂を植え付けた闘将が見守る練習は、熱く激しかった。「磐田は着実に進歩していてる。前線からプレスをかけるサッカーも機能しているし、名波、藤田らのコンビネーションもいい。あとはセットプレーで点を取りたいね」
16、17日の両日行われる結果次第では、磐田にJ史上初の完全優勝のチャンスが巡ってくる。ドゥンガ TD は自らの現役代表時代に成し遂げられなかった偉業が迫っていることに対し 「磐田は 1年遅れてJリーグに参戦しているのに、着々と実力を蓄えてここまできた」 と過去の積み重ねを強調した。
ドゥンガ TD は12月初旬まで滞在、磐田の練習や試合に参加して、きめ細かなアドバイスを送りつづける。(川住貴)
11/9 トーチュウ
ドゥンガ氏14日来日
磐田は 8日、ドゥンガ・テクニカルアドバイザー(39) が14日、名古屋空港の飛行機で来日すると発表。12月初旬まで滞在。磐田の年間優勝に向けた積極的なアドバイスを行う。
11/1 トーチュウ
奥復帰進言してた
磐田・松崎社長
磐田の松崎孝紀社長は31日、1年間の期限付きで横浜Mに移籍しているMF奥大介(26) について 「彼には来季、(磐田に) 戻ってくるように言ってある」 と話した。奥は 「真ん中でプレーしたい」 とことし 2月から横浜Mに移籍。念願のポジションで実力を発揮するとともに、リーダーシップも発揮。
横浜M側も慰留に努めることは必至の状況だけに、奥をめぐる綱引きは、第2ステージ終了後にも本格化しそうだ。
10/21 トーチュウ
磐田逆転!!切り札川口Vゴール
延長後半 2分。右サイドでボールを受けた川口は右足で切り替えした後、意表を突く左足でVゴールをたたき込んだ。利き足でない左足での初得点。J通算100試合となった仙台戦での記念弾がチームを救った。
高原が累積警告で仙台戦は出場停止。これまでの実績を考慮すれば、川口が先発の可能性もあった。しかし、鈴木監督が出した結論は先発グラウ。後半25分に河村と交代した川口は、「きっとチャンスは来る。冷静になれ」 と自分に言い聞かせていた。
98年に高原と共に磐田に入団。J屈指の俊足FWとして大きな期待を集めた川口は同年のナビスコ杯で大会MVPの活躍。しかしこの後、川口は伸び悩み、交代出場が多くなった。「チームの戦術理解が足りない。もっと流れに乗らないと先発の出番は回ってこない」。そうした苦悩の中でつかんだVゴールは磐田を首位戦線に踏みとどめるものとなった。(川住貴)
史上最速の50勝
磐田の鈴木政一監督(47) が仙台戦で監督通算50勝を達成した。Jの監督として、通算59試合目で50勝到達は最速記録。現在、鈴木監督はクラブと社員契約を結んでいるが、クラブフロントは同監督の指揮能力を高く評価。プロ契約を結ぶ要請をしている。
10/16 トーチュウ
高原充実の代表復帰戦
悲劇越え力つけた
出撃完了-。ことし 3月28日のポーランド戦以来の公式戦、ジャマイカ戦を前に高原直泰(23) は 「きっちりと勝てるように自分の力を出し切りたい」 と意欲を示した。
親友の小野と組んだパス回し。自然と笑みがわいてくる。高原は代表でプレーできる喜びをかみしめていた。ジャマイカ戦の先発は自らの手でつかんだ。第 1ステージは 7戦連発。第 2ステージも好調に得点を重ね、現在 J1得点王。病気のため、W杯に出場できなかった悲劇をバネに実力を蓄えた。
高原の得点をお膳立てする中盤には、海外移籍組のカルテットが控える。この 4人との絡みが、高原の得点を生む原動力だ。「周りとの関係がうまくできればいい」 と高原は言い切った。体の切れは抜群。精神も充実している。あとは 1点取って、代表での得点感覚を取り戻すことだ。(川住貴)
名波熟練の技見せる
昨年 4月のスペイン戦以来、代表ベンチ入りする磐田の名波浩(29) は 「チームは自由な雰囲気だし、やりやすい」 と手応えをつかんでいる。右ひざの痛みなどでフルパワーのプレーは難しいが試合の流れをつくるゲームワークは熟練の技。「出場の機会はなくても吸収できるものは多いし、勉強したい」 と前向きな姿勢をのぞかせた。
10/10 トーチュウ
名波次節は微妙
日本代表MF名波浩(29)が 9日、右ひざの痛みを訴え、同日の紅白戦を前半だけでリタイアした。右太もも打撲の福西とともに12日の市原戦は微妙な状況となった。
10/8 トーチュウ
高原が帰ってきた!!
『点をとる』
「(2006年) W杯ドイツ大会に向けては、あせらず一つ一つ努力していきたい。代表の試合でも点を取りたい」。肺動脈血栓閉塞症のためW杯に出場できなかった悲劇を、高原直泰(23) は乗り越えた。
W杯期間中、高原は黙々と磐田の練習場でランニングと筋トレなど、ひたすら汗を流し続けた。流した汗は高原の肉体をゴールマシンへと変化させた。磐田の医療スタッフも 「シュートがなたのようにずっしりとした質量感をもってきた」 と体の変化を認めた。
「代表復帰のためには結果を出すしかない」。高原の決意は通じた。20試合で20得点。文句のつけようがない成績で選出された。
一方、ことしの 1月の指宿合宿以来 9ヶ月ぶりの代表復帰を果たした名波浩(29) は 「チーム全体の組み立てを考えていきたい」 と司令塔としての抱負を語った。
昨年 2回、右ひざの手術を行い、「もう、おれの時代は終わったよ」 と話していた名波。しかし、J屈指の司令塔に、ジーコ監督は再びチャンスを与えた。あとはその期待に応えるだけだ。(川住貴)
10/6 トーチュウ
高原 2発
20試合20得点ランク単独トップ
後半42分のFK。ボールを受けた高原に 2人のDFが絡みつく。その瞬間、高原は 「足もつっていた。2人を抜いてシュートしてしまえ」 と果敢にしかけた。1人、2人、鮮やかなステップワークでDFをぶっちぎると、最後は右足でゴールに突き刺した。20試合で20得点。得点ランキング単独トップとなったマタドール(闘牛士) が磐田の勝利を決定づけた。
万博競技場では99年から 3連敗中。のどから手が出るほど欲しかった先制点。それが前半10分に高原がヘディングで先制ゴール。守りが苦しくなった後半42分には、ダメ押し点と、理想的な展開でG大阪を撃破した。
「相手に突っかかるプレーは自分の特徴。FWは個人で局面を打開しなくてはいけないし、積極的な仕掛けは、相手DFに自分のプレーを読まれないようにするために必要なこと」 と高原。
肺動脈血栓閉塞症でW杯出場を逃した男が、今月16日のジャマイカ戦で日本代表復帰が確実となった。
「代表に戻ってプレーしたい気持ちは強い」。ジーコジャパンの船出。華麗に、そして力強くなったストライカー・高原が帰ってくる。(川住貴)
9/28 トーチュウ
藤田トップ下
名波の欠場で
磐田のMF藤田俊哉(30) が29日の札幌戦(札幌ドーム) で、右太ももの張りなどを訴えて欠場する司令塔名波の “代役” を務める。トップ下のポジションに入るのは今年の 7月27日の市原戦以来、10試合ぶりだ。
「チームの良い流れを断ち切りたくない」 と藤田はやる気満々。シャドーストライカーである藤田はトップ下で得点に絡むのが特徴。だが、チーム事情で、今季は左の攻撃的MFが低位置となっていた。それでも今季通算得点は 9を数える。藤田の得点能力の高さがうかがえる。
「過去に藤田がトップ下に入ってもいい形で結果が出ている。何も心配していない」 と鈴木監督は期待する。(川住貴)
9/26 トーチュウ
前田“45分間限定”出場
U-21合宿打ち上げ
アジア大会(28日初戦パレスチナ) に出場するサッカーU-21日本代表は25日、静岡県磐田市での最終合宿を打ち上げた。この日、右ひざ半月版の負傷から復帰したFW前田遼一(磐田) が、アジア大会では 1試合45分間の制限がつけられていることが判明した。午後から東京で行われた日本選手結団式に出席した代表は、その足で大阪へ移動。きょう26日に関西空港から韓国・釜山入りする。
競り合いに怖さ
右ひざ負傷から復帰したFW前田が当面は45分間限定で、ピッチに立つことになった。前田は 5月に右ひざ半月版を手術し、大会目前にした磐田ユース戦(24日) で約 5ヶ月ぶりに実戦復帰。試合後は「まだ競り合いに怖さを感じた」 とブランクの長さを感じさせたが、随所にテクニシャンぶりを発揮した。
この日の練習後に、故障個所の状況を尋ねた山本監督は 「(前田に) 昨日のリバウンドがあるかを聞いたが、張りはあるけど順調という返事だった」と話すなど着実に復調してきた。
アジア大会結団式を終えた前田は 「90分間出場?それはまだ。医者から取りあえず45分間はできると言われている。起用法はまだ監督からなにもいわれていない」 と説明。山本監督の期待の大きいエースは、後半の勝負どころからの“スーパーサブ”となりそうだ。
9/7 トーチュウ
ユニバー日本代表GK高原磐田入団へ
ユニバー日本代表で愛知学院大 4年 (岐阜工高出) のGK高原寿康(21)=岐阜市出身=の磐田入団が 6日内定した。来週中にも仮契約を行う。
プロ志向の強い高原はことし 2回、磐田の練習に参加、「高いレベルでプレーしたい」 と意欲をのぞかせていた。最終的に “高原争奪戦” は鹿島と磐田のマッチレースとなったが、環境面や出番などを考慮、磐田に落ち着いたとみられる。磐田は正GKヴァンズワムを脅かす存在のGKが欲しかった。大学ナンバーワンGKの高原は反応の早さ、キャッチングの正確さが特徴。周囲の関係者によれば、プロの水に慣れれば、出番は早いという。(川住貴)
9/4 トーチュウ
ナビスコ杯きょう準々決勝
高原欠場
第2ステージ開幕戦で右太もも裏側を痛めた磐田FW高原直泰(23) がナビスコ杯準々決勝の鹿島戦(4日・ジュビロスタジアム) を欠場することが 3日、決まった。チームの医療スタッフや鈴木監督らの話し合いで、7日のリーグ戦にベストコンディションで臨ませる方針が確認されたもの。高原の代役は川口か、グラウが務める。「炎症がまだ治っていない。無理をすれば肉離れというリスクを背負う事になる」 と鈴木監督。相棒が欠場するエース中山は、「4日の試合がどうなるかで次も決まる。慎重に戦いたい」 と厳しい表情だった。(川住貴)