4/30 トーチュウ
高原 『経過は順調』
肺動脈血栓塞栓(そくせん)症から早期復帰を目指す磐田FW 高原直泰(22) が29日、磐田市のヤマハ大久保グラウンドで会見を行い、「経過は順調。最終メンバーに残れるように頑張りたい」 と決意を語った。
22日の退院から 1週間。高原は厳しい試練を乗り越えようとしている。「体力的なことはできているから、コンディションは大丈夫。ボールもけれるが、コンタクト(接触) プレーはできない。自分ができる範囲の練習をしている」
現在の高原はウエートトレーニングとランニングに汗を流す毎日。「血栓は減っているが、治療は投薬しかない。治療を続けていい結果を待つしかない」 と状況を伝えた。
欧州遠征に向けた日本代表(3日発表) に選ばれることは不可能。W杯最終メンバーの発表は 5月17日。夢のW杯出場を目指す高原は時間との戦いの中で、ベストを尽くす。(川住貴)
4/28 トーチュウ
磐田絶好調発進!!
1万人の観衆が “名波劇場に” 酔った。磐田の司令塔・名波が 2アシストの活躍で、日本代表復帰を強烈にアピールだ。
フリーマンから守備的MF へのコンバートが功を奏した。20日の横浜M 戦では中村や奥ら相手の厳しいチェックに苦しみ、パス成功は31本だけ。ところが、この日はトップ下に入った藤田や左攻撃的MFのジヴコヴィッチとポジションチェンジを繰り返して、相手のマークをかく乱した。パスは横浜戦の倍以上の70本。「同じ過ちは繰り返さない」 というプライドのあかしだった。
圧巻は前半 7分のクロスパス。川口のパスを受けた名波は、右サイドでキープしてから一気に左サイドへ展開を変える約30メートルのロングパスジヴコヴィッチがワントラップして、ファインゴールを決めた。このアシストを含め、前半の 3得点すべてにからむ活躍。後半 5分にも、柔らかいタッチの FK で中山の得点をアシストした。
「調子は普通。これからもコンディションを上げて試合に集中したい」
試合後、納得した表情でファンの声援に応えた名波。2回の手術を受けた右ひざを考慮して、30日の札幌戦は欠場する可能性が高い。5月 3日の日本代表発表に向けた最終チェックの試合で、きっちり結果を残した。(川住貴)
4/24 トーチュウ
高原ボール蹴った
早く血栓取りたい
肺動脈血栓塞栓(そくせん)症からの早期復帰を目指す磐田のFW高原直泰(22) は23日、静岡県磐田市のクラブハウスで室内練習などのリハビリを実施。その後、約10分間、チームメートとボールを蹴った。高原は 「やれることをやって、早く血栓を取るだけです」 と語った。
22日に浜松市内の病院を退院した高原は、早速、軽いジョギングなどの自主トレを行った。ボールを使った本格的な練習開始のめどは立たないが、チームトレーナーは 「内科医の診断結果を見ながら、その都度、練習メニューを考えていく」 と話した。
4/23 トーチュウ
トルシエあれっ!?
名波がいない
W杯出場ピンチ
発表されたリストに 「名波浩」 の名前はなかった。トルシエ監督は 「今回は80%がW杯のメンバーだ。 残りの20%は、中田英、小野、森岡、ナビスコ杯に出場する600人の中から選ぶ」 と語り、特に名波に言及することはなかった。
日本が誇るレフティーの 2大会連続W杯出場に黄信号がともった。前回大会の中心選手で、一時はトルシエ監督との確執もあったが、00年アジアカップ優勝時には同監督にとって精神的支柱としても欠かせない存在になったはずだった。右ヒザの回復具合は順調で、20日の横浜M戦では復帰 3試合目で初めてフル出場。まだ以前のような動きは戻らないものの、トルシエ監督が必要な戦力とするならば、今回から選出されてもおかしくない存在だ。
名波復帰の “流れ” はできていた。リハビリ中の今年 1月の指宿合宿、2月の東京合宿(体力測定) で召集された。トルシエ監督、パクレ医師(フランス) の指示で、完全復調を待つために、復帰を遅らせた背景もある。つい先日も森岡、伊東輝悦(清水) とともに状況させ、同医師と医療スタッフに状況を報告させていた。
欧州遠征(スペイン、ノルウェー) のメンバーは 5月 3日に発表されるが、基本的には負傷者入れ替えと、中田英、小野を加える程度。最終発表の 5月17日まで、名波は他の候補と一緒にナビスコ杯でアピールするしかない。
残り10%
トルシエ監督はこの日 「すでに(W杯メンバーの) 90%は決まっている。キリン杯 2試合の目標は決まりごとをキチンと行い、十分に使っていない選手で、残りの10%を詳細に詰めたい」 と今大会の目的を挙げた。残り10%の狭き門に、名波が入るかどうか。あるいは、もう 「90%」 に入っているのか。「5・17」 が運命の日となる。(関陽一郎)
高原退院ジョギング開始
W杯出場へ戦い始まる
肺動脈血栓塞栓症のため静岡県浜松市内の病院に入院中だった磐田のFW高原直泰(22) が22日退院し、磐田市内で軽いジョギングを開始した。高原のW杯出場に向けた戦いが、始まった。
W杯にかけると意気込みが伝わってきた。22日午前中に退院した高原は午後には磐田市内の練習場に姿を現した。ピッチの感触を確かめるように軽いジョギングを行った。高原は何も話さなかったが、退院した当日に軽い調整をしたことに、大きな意味がある。トルシエ監督はこの日、W杯出場の日本代表の 8割は決定しており、残る 2割がけが人の復帰とナビスコ杯で活躍した選手から選ぶと明言した。病気で出遅れた高原は、6試合あるナビスコ杯(27日開幕) のうち、数試合に出場して存在をアピールしたい。(川住貴)
4/21 トーチュウ
高原命危なかった
肺動脈血栓塞栓症
強行日程エコノミー症候群
W杯への代表の座は微妙
あす退院投薬治療続ける
高原は日本代表のポーランド遠征から 3月29日に帰国後、4月 6日の神戸戦で呼吸困難に近い症状を訴えて途中交代した。9日に急性肺炎と診断されて入院したが、その後も痛みを訴えていたため、同病院で11日に再度のCT検査を実施。その結果、灰動脈血栓塞栓症と分かった。高原の血栓塞栓は右大腿部と左肺の 2ヶ所に分かれていた。大腿部の血栓は投薬治療で完治したが、左肺部の血栓はまだ消えていない。
磐田のチームドクターの横地真内科医(56) は「発病は 3月29日」とし、日本への帰国時に搭乗した飛行機(ビジネスクラス使用) でエコノミークラス症候群を発症したことが原因になったとみている。
診断結果に衝撃
血栓は急性疾患で 1.日本代表の過密スケジュールによる疲労の蓄積 2.長時間の飛行機の中で脱水症状と血行不良を引き起こした 3.気圧の関係 - 以上 3点が複雑に絡み合い、発症したようだ。
高原は移籍先のアルゼンチンから 2月に帰国。以後、磐田の鹿児島キャンプに合流。その後はJリーグと日本代表の欧州遠征参加と、疲労は極限に達していた。
疲労がピークに
左肺部血管に残る血栓も投薬治療で消えつつあるが、完全に消えるまで個人差がある。横池内科医は「5月上旬の欧州遠征に間に合うかどうかは今の段階ではいえない。(W杯=5月31日開幕=についても)簡単な病気ではないし五分五分。絶対に間に合うとも、全然駄目とも言えない。1週間か半年か 1年かかるか、今の段階では言えないが、劇的に完治する例もあり私は望みを捨てていない」と話した。
体質的な原因!?
現在、高原は通常の運動に支障がないため、すでに軽いトレーニングを開始している。22日の退院後、磐田の現場サイドでは高原の体調を見ながら、緊急にリハビリメニューを作製する予定。
コスタリカ戦では決定力不足を露呈した日本代表。健康な状態ならば、レギュラーの FW を務める高原が、W杯出場に向けて最大のピンチに立った。(川住貴)
2月に磐田に復帰
高原直泰(たかはら・なおひろ) 1979年 6月 4日、静岡生まれ、22歳、181センチ、75キロ。静岡・清水東高から98年に磐田入り。ユース時代から国際舞台を経験し、95年U-17(17歳以下) 世界選手権を経て、99年世界ユース選手権で準優勝。昨年はシドニー五輪ベスト8、アジアカップの優勝にストライカーとして貢献。昨年 8月にはアルゼンチン 1部リーグのボカ・ジュニアーズに移籍、1ゴールを挙げた。磐田には 2月に復帰。国際Aマッチは16試合 9得点、Jリーグ通算83試合、34得点。
呼吸困難になり死亡するケースも
肺動脈血栓塞栓(そくせん)症 下半身の静脈からの血栓(血のかたまり)が、肺動脈の一部または全部をふさぎ、循環障害を起こす症状をいう。血栓は血小板の粘着、凝集や血液の凝固によって起きる。伝染病、下腹部手術、心疾患などで生じた血栓が剥離して肺に移行した場合が多い。太い動脈がふさがれると急激な胸の痛みや呼吸困難になり死亡する場合もある。中小動脈の場合は急激な痛みや、ショック症状を起こすが回復する。
長時間の同じ姿勢が原因で血栓が
エコノミークラス症候群 深部静脈血栓症に伴った急性肺動脈血栓塞栓症のこと。飛行機で同じ姿勢のまま長時間座席に座っていることによる下肢のうっ血、機内の空気の乾燥からくる血液粘度の上昇などが引き金となり血栓が生じる。血栓が脳に移動すると脳血栓、心臓の血管をふさぐと急性心筋梗塞も引き起こす。名称はエコノミークラスの旅客から多く報告されたことに由来する。
4/20 トーチュウ
名波フル出場だ
俊輔と直接対決
開幕 6連勝で首位を走る磐田は19日、静岡県磐田市のジュビロスタジアムで、横浜戦(20日・磐田) に備えて調整した。22日の日本代表選出を前に名波浩(29) は「まずまずの状態に仕上がった」とフル出場に意欲を示した。
17日のコスタリカ戦では中盤の展開力不足を露呈した日本代表。磐田の鈴木政一監督は「日本は縦パスが多くて攻撃を急ぎすぎた。な波がいれば横パスを使って中盤で時間を稼げただろう」と指摘した。その名波は前節鹿島戦で77分間プレー、完全復活への足がかりをつかんだ。19日の FK の練習でもゴールをとらえたシュートを連発。表情に笑みが戻った。
「これは第 1ステージの15分の1の戦い。練習は意識してない」と名波は言うが、横浜の中村と「司令塔対決」を制すれば、名波の代表入りはより確実なものとなるはずだ。(川住貴)
高原キリン杯無理
退院あと 1週間
急性肺炎のため静岡県浜松市内の病院に入院中のFW高原直泰(22) について磐田の松崎孝紀社長(60) は19日、「肺炎から何かを併発しているわけではない」と語った。ただし、退院までには約 1週間を要する予定で、高原が22日に発表されるキリン杯に向けた日本代表に選出される可能性はほぼなくなった。
当初、全治10日間と診断されていながら、その10日間を過ぎても退院できない理由は、細菌の特定ができないため。磐田の関係者の話によると、原因菌の種類が特定できていないため、治療の方針が定まらないという。
4/19 トーチュウ
リハビリメニューすら組めず
高原いまだ入院中代表復帰の道険し
急性肺炎のため 9日から静岡県浜松市内の病院に入院中の磐田のFW高原直泰(22) が、退院していないことが、18日分かった。鈴木監督は肺炎の原因がわからない。そのためのいくつかの検査を実施しているらしい」と話している。
磐田は高原が入院した時点で全治10日と発表した。クラブ関係者によると、退院は当初15日とみられていたが、いまだ入院したまま。退院の時期が分からないため、日本代表復帰を目指す高原のリハビリメニューが組めない状況が続いている。
コスタリカ戦であらためて決定力不足を露呈した日本代表。キリン杯に向けた日本代表の発表は22日に行われるが、チームに合流していない高原はまず選出されない。
その後、日本代表は 5月上旬に欧州遠征を実施。どのタイミングで高原をチームに復帰させるか、難しい問題となっている。(川住貴)
4/17 トーチュウ
服部さばさば
腹膜炎から回復し代表復帰したDF服部(磐田) は「ほっとしている。また(代表に) 入れたことでとりあえずうれしい」 と充実感を漂わせた。リーグ戦復帰後のフル出場は 2試合だけ。「調子が上向きなことは確かだが、現時点では100%とは言えない。どの選手も持ち味をどれだけ出して、短所をどれだけ補えるか」 と、いつものさっぱりした様子でW杯を見据えていた。
4/12 トーチュウ
名波あす70分限定出場
スロバキア戦代表復帰へ前進
磐田の鈴木政一監督(46) は11日、MF名波浩(29) を鹿島戦で先発させることを明言した。「90分間出場は無理。70分をめどにしたい」 という限定出場だが、日本代表復帰戦に向け、さらに一歩、前進した。
今季初出場となった前節の神戸戦で46分間プレーした名波。鹿島戦については 「緊張感はない。ボールフィーリングもまずまず」 と手ごたえをつかんでいる。
調子は上向き。しかも、名波とあうんの呼吸でプレーしてきた藤田が左MF で攻撃をサポートする。大舞台では必ず結果を残してきた男。鹿島戦で司令塔として機能すれば、今月29日のスロバキア戦に向けた日本代表として招集されることは確実となる。
4/10 トーチュウ
高原肺炎
即日全治10日
無理がたたった
左胸部の痛みを訴えていた日本代表で磐田のFW高原直泰(22) が 9日、静岡県浜松市内の病院で検査を受け、急性肺炎で全治10日間と診断された。そのまま入院した高原は、13日に静岡スタジアム・エコパで行われる鹿島戦を欠場。さらに、10日に発表されるコスタリカ戦に向けた日本代表召集も見送られることが確実になった。
開幕 5連勝でJリーグ首位をキープする磐田に衝撃が走った。鈴木政一監督(46) は 9日の午後練習終了後、2日間練習を休んだ高原の症状を説明した上で 「チームにとっては誤算」 と顔をゆがめた。兆候はあった。欧州遠征から帰国後、高原は 「呼吸が苦しい」 と訴えていた。しかし、病名が分からないうえ、W杯を間近に控えているだけに、磐田首脳も強硬出場に踏み切った。3月31日の京都戦は後半30分で交代。6日神戸戦も後半10分でグラウと交代した。その後、8日に外科の検査を受け、この日の内科検診となった。
急性肺炎に陥った原因について、辻鎮雄取締役は 「欧州遠征などで疲労がたまり、体が弱っていたのではないか」 と言う。2月 3日に在籍していたアルゼンチンのボカ・ジュニアーズの退団を発表。同 9日に帰国し、すぐ練習に合流。古傷の右足内転筋の痛みに耐えながら、鹿児島キャンプを経て、J開幕と無理がたったようだ。
高原のリタイアでトルシエ監督はコスタリカ戦のFWをだれにするか、方向転換をせざるを得なくなった。高原はポーランド戦で53分間出場。前半に 1得点をマークするなど、同監督に存在をアピール。一方、開幕 5連勝を首位をキープしている磐田にとってもこのリタイアは痛い。(川住貴)
4/4 トーチュウ
名波神戸戦に先発出場
開幕 4連勝中の磐田は 3日、静岡県磐田市のジュビロスタジアムで “非公開” の紅白戦を行い、右ひざ外傷性関節炎でリーグ戦から遠ざかっていた司令塔、名波浩(29) の 6日の神戸戦先発出場が決定的となった。
昨年 9月22日の名古屋戦以来、約半年ぶりの名古屋戦以来、約半年ぶりの名波のJリーグ復帰。紅白戦で名波は先発出場、昨年と同じ中盤の真ん中でプレーした。終了後、名波は 「普通にできる」 と前置き。報道陣から 「神戸戦スタンバイOKだね」 と聞かれると 「そうだね」 とうなずいた。
中山は 「彼が入るとプレスにいくか、いかないかの指示も明確になる」 と司令塔の先発復帰に期待を寄せた。
Jの復帰の先には日本代表復帰も見えてくる。そのためには、焦りは禁物。磐田の医療スタッフは名波の右ひざについて 「良くはなっているが、痛みを伴うリバウンドの波はある。その波がちいさくなっていけばいい」 と話した。(川住貴)
高原は別メニュー
日本代表FW の高原直泰(22) が脇腹痛のため 3日の練習を別メニュー調整した。鈴木政一監督は 「4日の様子を見て、6日の神戸戦に起用するかどうか決める」 と話していた。
4/3 トーチュウ
磐田鈴木 6日神戸強行出場
3月31日の京都戦で鼻骨骨折を負った磐田の日本代表DF鈴木秀人(27) が 2日、磐田市で行われたチーム練習に合流した。鈴木は 「痛みは無い」 と話し、6日の神戸戦(神戸ユニバー) への強行出場が確実になった。
鈴木は 1日に曲がった鼻を矯正手術、2日の練習はヘディング以外は他の仲間と同じメニューをこなした。磐田の鈴木監督は 「はれも無いし、6日もプレーできる状況になった」 と明るい表情をのぞかせた。鼻を防護するプロテクターをつける案もあったが、鼻の型をとるのに時間を要する。このため、3日まではヘディングを禁止して患部の回復を待つ。(川住貴)
4/2 トーチュウ
名波サテライト67分出場
6日にJ1復帰だ
日本代表復帰も秒読み段階
日本代表復帰を目指す磐田の看板司令塔・名波浩(29) が 1日、トップ出場の “第2関門” を突破した。名波は同日、静岡県磐田市のジュビロスタジアムで行われた東京Vとのサテライトリーグに67分間出場。「いい結果が出ている」 と 6日の第1ステージ・神戸戦の先発出場に確かな感触をつかんだ。
24日の静産大との練習試合では27分。そして東京V戦は67分。着実に延びる時間に、名波の回復ぶりが現れていた。前半 5分にはスライディングタックル。後半16分には前田の得点をおぜんだてするFKを披露した。
今回のテーマはボールへのアタックとどれだけ走れるかの距離だったが、「ぼちぼち結果が出てよかった。一つ一つハードルを越えている感じ。(途中交代も) まだ余力はあったし、肉体的には問題ない。ベストに比べて70-80パーセントの力を出すことができた」 と自信に満ちた口調で試合を振り返った。
しかし代表復帰については 「Jリーグに出たからといって即呼ばれるとは思っていない。磐田でいいプレーをすることが近道だと思う」 と慎重なコメント。鈴木監督は 「次の試合を考えられるようになった」 と今後の起用について説明。視察に訪れた日本代表の山本昌邦コーチは 「名波については磐田と日本代表のメディカルスタッフが密に連絡し合っている」 と語った。トップ出場で自信をつかめば、日本代表復帰は秒読み段階となる。(川住貴)
鈴木の鼻骨にひび
日本代表DF 鈴木の鼻骨にひびが入っており、矯正処置をしたと発表した。鈴木は 3月31日の京都戦で、相手選手との接触プレーで顔面を強打し退場。1日、浜松市内の病院で検査を受けた。練習再開時期は未定。
3/31 トーチュウ
サテライトで名波が試運転
磐田のMF名波浩(29) が4月 1日に、ジュビロスタジアムで行われるJリーグサテライトリーグ、磐田-東京V戦に出場する。24日の静岡産業大との練習試合で半年ぶりに試合復帰を果たした名波は、神戸戦( 4月 6日) でJ復帰を果たすため、サテライトで試運転を行う。先発出場が有力。
高原寝違えていた
日本代表の欧州遠征から帰国したFW高原直泰(22) が30日、静岡県磐田市のジュビロスタジアムで行われた磐田の練習に合流。しかし、帰国の飛行機の中で寝違えて首を痛めたため、動きもいまひとつ。それでも31日の京都戦に向けて 「やるからにはしっかりしたたプレーをしたい」 と話した。
3/25 トーチュウ
名波復活
W杯間に合う!!
右ひざ外傷性関節炎のため戦列を離れていた磐田のMF名波浩(29) が24日、静岡県磐田市の磐田スポーツ交流の里のオープニングとして行われた磐田-静岡産業大戦に27分間出場。昨年 9月26日のナビスコ杯・鹿島戦以来、6ヶ月ぶりにピッチに立ち、2大会連続のW杯出場への復活ののろしを上げた。
試合は磐田が 2-0 で勝った。
後半18分、名波出場のアナウンスに2000人の観客がどよめいた。コンタクトプレーでは戸惑いも見られたが、前を向いた時の視野の広さは相変わらず。後半43分と44分にはスルーパスから見せ場をつくった。
「プレーの制度や体力的な問題はあるが、フィールドに立ててうれしい。すぐ90分間プレーするのは難しいが、徐々に調子を上げていきたい」
喜びをかみしめた磐田の司令塔は「守備は思ったよりできた。これからは周囲とのコンビネーション」と課題を掲げた。「右ひざに問題はない」と名波復活にマルコ理学療法士も太鼓判。トルシエ構想に欠かせないファンタジスタの復活で、代表候補のサバイバル競争が激化しそうだ。(川住貴)
01・05・15 右ひざ半月版の手術
01・05・30 チーム合流
01・09・27 欧州遠征に向けた日本代表に 5ヶ月ぶりに復帰
01・10・02 フランスの病院で「重傷」の診断
01・10・12 外傷性関節炎のため東京都内の病院で右ひざを手術
01・10・22 都内のスポーツセンターで室内のリハビリ開始
02・01・07 年明けのリハビリスタート
02・03・10 チーム合流
02・03・24 静岡産業大戦で試合に復帰
服部45分プレー
急性腹膜炎で戦列を離れていたMF服部年宏(28)が、21日の愛知学院大戦に続いて静岡産業大戦でも45分間プレーした。「守りはまずまず。あと 1週間練習すれば、90分間出場でも大丈夫」と服部。31日の京都戦にフル出場できれば、代表復帰も視界に入る。
3/22 トーチュウ
服部が練習試合に出場
日本代表の主力ながら、急性汎発性腹膜炎で戦列を離れている磐田MF服部年宏(28) が21日、静岡県磐田市のジュビロスタジアムで行われた愛知学院大 (愛知) との練習試合の後半に出場した。
得点にこそ絡まなかったものの、ダブルボランチの左側として45分間プレー。回復が順調なら、31日のJ1リーグ戦、京都戦(磐田) で公式戦復帰を果たす。試合は、磐田が 2-0 で快勝した。
「ボールフィーリングを意識してやった。まだ半分くらいの出来だけど、慣れてくれば大丈夫」と服部は力強い言葉。磐田・鈴木政一監督(47) は「予想以上の動き。今後の練習を見て、31日の出場を決めます」
3/18 トーチュウ
ゴン初ゴール
22試合連続 “不敗” 代表復帰あきらめん
磐田 3連勝
この瞬間の磐田サポーターが待っていた。後半27分、ジヴコヴィッチの CK を FW 中山が豪快なヘディングシュート。ボールはネットに突き刺さった。今季初得点。そして22試合連続の “不敗神話ゴール”。日本代表復帰に向けたゴンの逆襲が始まった。
この試合にかけていた。13日に発表されたウクライナ戦 (21日・長居) の日本代表に中山の名前はなかった。国際Aマッチ47試合で21得点のベテラン。札幌戦で結果を残すことに、全精力を注いだ。
先制の PK も中山がとった。前半19分、ゴール前でドリブルを始めた時にマクサンドロのファウルを誘った。そして、札幌の息の根を止めるゴンゴール。
もちろん、これで満足などしていない。「前半、いくつかの絶好のチャンスを決めないといけない。パスコースを生み出す動きも、もっと必要だ。(代表復帰は) リーグ戦で結果を出していけば、チャンスはある」 とどん欲だ。
高原とのコンビネーションも視界良好。高原は 「中山さんの動きをよく見て、自分の動きだしを決めているし、いい感じになってきた」 と確かな手応え。鈴木政一監督(46) も 「中山と高原の状態はベスト」 と太鼓判を押した。
31日の京都戦にはけがで戦列を離れていた名波、服部、田中の主力 3選手が復帰予定。第 3節を終えて首位に浮上した磐田の強さがさらに加速する。(川住貴)
藤田は 2得点
中山童謡、今回の日本代表から漏れた30歳のベテラン藤田も 2得点と気を吐いた。PK をきっちり決めると、後半17分に高原のシュートのこぼれ球をワンタッチの左足でゴールへ。「ぼてぼてのゴロでちょっと恥ずかしかったけど、あそこにいるのが僕だと思うから」 とニンマリ。W杯まで残り 2ヵ月半。藤田は 「まだ可能性があると信じて、おれの力が必要だと信じてプレーしたい」 と力を込めた。
グラウも
新外国人・FWグラウ(25) がデビュー戦の札幌戦で初得点をマークした。グラウは 「記念のゴールを決められて興奮した」 と大喜び。得点後、看板を飛び越えてイエローカードを受けたことについては 「Jリーグのルールを知らなかった」 と苦笑い。
3/16 トーチュウ
名波チーム復帰
右ひざ外傷性関節炎のため戦列を離れていたMF名波浩(29) が15日、磐田市内のグラウンドで行われたチーム練習に本格合流した。
「ロングボールのフィーリングが悪い。でも右ひざの状況をみながら、徐々に調子を上げてていきたい」 と名波。磐田の医療関係者は 「ベストの85-90%まできている」 と証言した。24日に行われる静岡産大との練習試合に出場、31日の京都戦でJ1リーグ戦に復帰する予定だ。
3/13 トーチュウ
名波が中学道徳副読本に登場
磐田のMF名波浩(29) がこの春から、中学 1年生の道徳の副読本(日本文教出版) に登場することが12日、分かった。副読本にJリーガーが掲載されるのは初。名波は 「スポーツの楽しさが伝わってくれたらいい」 と話した。右ひざ外傷性関節炎のため戦列を離れているが、W杯に向け完全復活に懸ける男には大きな励みになりそうだ。
3年前に発刊された幻冬舎文庫の 「名波浩-泥まみれのナンバー10」(平山譲) の中の 「4時間分の涙」 が、4ページにわたって紹介される。これは、名波が静岡県藤枝市の西益津中 2年の時の話。
全国中学サッカー静岡県大会決勝でロスタイム寸前に、同点となる PK のチャンスをつかんだ同中はキッカーに名波を選ぶ。だが、名波は失敗し、約 4時間、泣き通したという。この屈辱をバネに 3年時には県大会で優勝。その後、日本代表の司令塔にステップアップした話だ。(川住貴)
3/9 トーチュウ
磐田川口獲得断念
松崎社長表明
磐田の松崎孝紀社長(60) は 8日、イングランド・ポーツマスのGK川口能活(26)の獲得断念を表明した。浦和への期限付き移籍も難しく、当面、川口の国内復帰の道はなくなったとみられる。
磐田は今オフ、昨年の反省からGKを最重要補強ポイントに掲げた。ことし 1月には当時鹿島の高桑大二郎(現東京V) のアタックしたが失敗。その後、ポーツマスで出番に恵まれなかった川口に照準を合わせて、獲得交渉に乗り出した。ところがポーツマスが最初に提示した金額は 7億円。松崎社長は 「われわれがテーブルにつける金額ではない」 とポーツマスに減額を要求していたが、最後まで折り合いがつかなかった。
さらに川口自信が海外志向が強く、国内復帰が極めて難しいことも判明。万策尽きた磐田は 7日、ポーツマスに断りにファックスを入れていた。
磐田はことし 6月末で正GKヴァンズワムの契約が切れる。川口獲得がとん挫したことで、磐田は来年 1月までの契約を希望するヴァンズワムと再契約するか、第 2GKの山本浩正ら若手を正GKに育成するかの選択を迫られている。10人のフィールドプレーヤーはすべて日本代表候補の磐田。世界に通ずるクラブづくりを推進する磐田は弱点のGKをどう補強するか。(川住貴)
3/8 トーチュウ
ロドリーゴがスーパーサブに
静岡県磐田市のジュビロスタジアムで東京V戦(10日) に向け非公開の紅白戦を実施。期待の新外国人、ロドリーゴ(25)=ブラジル=がスーパーサブに浮上した。控え組の攻撃的MFでプレーしたロドリーゴは軽快な動きで首脳陣にアピールしたが、実戦は昨年11月のブラジル州選手権以来。鈴木政一監督(46) は 「まだ、フィットしていない。彼は今、ゲームコンディションを上げている段階」 と話し、東京V戦は途中出場が有力となった。
3/7 トーチュウ
服部31日京都戦復帰
順調に回復すれば
本格リハビリスタート!代表復帰へ大きな一歩
2月に腹膜炎の手術を受け、全治6-8週間の診断を受けた日本代表MF、磐田の服部年宏(28) が 6日、ピッチでの練習を再開した。順調に回復すれば、31日のJ1京都戦(磐田スタジアム) には戦列復帰できそうだ。W杯開幕まであと85日。時間の余裕は決してあるわけじゃないが、代表復帰に向けて大きな 1歩を踏み出した。
1時間で10キロのジョギング
静岡県磐田市のヤマハ大久保グラウンドで、リハベリを兼ねた本格的な練習が始まった。1週400メートルのグラウンドを約 1時間、10キロのジョギングを行った服部は 「今の状態ではこれが限界」 と荒い息をついていた。
「患部の抜糸は済んでいるが、しばらく腹圧をかけない軽い調整を実施。来週からはスプリント系の練習を取り入れていきたい」 とリハビリを見守っていた菅野淳コンディショニングコーチは慎重な構えをみせた。入院生活などの影響で約 3キロ体重が落ち、食事は消化が悪いものや刺激物は避けているという。
しかし、回復ぶりは順調そのものだ。鈴木監督は 「3月31日のJリーグ京都戦での復帰を目標に練習させたい」 と明言。3月24日に日本代表がベースキャンプで使用する磐田スポーツ交流の里 「ゆめりあ」 の “こけら落とし” として磐田-静岡産業大(JFL) 戦が予定されており、首脳陣はその試合で “試運転” し、31日の復帰に備えさせる構想だ。守りならば、ボランチ、サイドバック、センターバックと、どこでもできるオールラウンドプレーヤーで、日本代表でも欠かせない存在。「先のことは分からない」 と服部は言葉少なだったが、ピッチレベルでのリハビリに笑顔がはじけた。(川住貴)
3/6 トーチュウ
「大岩ボール」 希望の福祉施設を募集中!!
磐田は今季の 「大岩ボール」 希望の福祉施設を募集している。
「大岩ボール」 は日本代表候補であるDF大岩剛(29) のボランティア活動で、名古屋時代から、ホームゲームで勝った場合に、サッカーボール11個を福祉施設に贈呈していきた。Jリーグスポンサーのモルテン社後援。
対象は全国の福祉施設で、申し込みは 「大岩ボール」 プレゼント希望の試合と、住所、施設名、代表者、電話番号と、磐田または大岩選手へのメッセージを添えて〒438-0025 静岡県磐田市新貝2500、ヤマハFC 「大岩ボール係」 まで。問い合わせは 0538(36)2000。
3/2 トーチュウ
7ヶ月ぶり国内リーグ
高原さあ大暴れだ
帰ってきた男がW杯J1第1ステージで爆発する。7ヶ月ぶりにJ1復帰の高原は 「調子は上向いてきた。勝たないとしょうがない」 と決意を語った。
ダイナミックなジャンピング・ボレーシュート。この日のシュート練習で積極的にゴールを狙う高原の表情が厳しさを増していた。アルゼンチンのボカ・ジュニアーズでは不振に終わった。だが、海外移籍で苦労を重ね、周囲の味方をうまく使う術を覚えた。昨年までの高原は強引にシュートに持ち込むパターンが多かったが、今季は簡単にボールをさばいてゴール前で勝負する新しい側面をみせた。7ヶ月ぶりにコンビを組む中山との関係にも違和感はないという。
「僕がもっと動いてお互いの関係が重ならないようにしたい」 と高原。一方、中山は 「高原に刺激を受けて自分も頑張りたい」 と張り切った。
「高原の調子は100%ではないが、鹿児島のキャンプの時よりは良くなってきている」 と鈴木政一監督(47)。J1屈指のツートップが目指すのは今年のW杯。そのためにはJ1で好結果を残すことがすべて。黄金ツートップの動きが開幕戦で加速する。(川住貴)
3/1 トーチュウ
磐田ドゥンガ“後継”
ロドリーゴ入団会見
26日に来日した磐田の新外国人・FW ロドリーゴ(25)=ブラジル=が28日、静岡県磐田市のジュビロスタジアムで会見を行い「磐田がタイトルを取れるように頑張る」 と意気込みを示した。
ロドリーゴは、ブラジル代表のロナウジーニョ(25)=パリ・サンジェルマン=と無二の親友という。現に松崎孝紀社長の元にはFAXで 「優秀な選手で、責任感が強い。きっと活躍してくれるでしょう」 とロナウジーニョのあいさつ文が届いている。
ロドリーゴは登録の関係で名古屋との開幕戦は出場できないが、1日から練習に合流する。