3/29 トーチュウ

西レギュラー組に抜擢
今回、唯一初選出された磐田MF西紀寛(19)は、右ウイングバックでの先発が濃厚。この日午後の練習で、レギュラー組に抜てきされた。トルシエ監督も絶賛する攻撃的なアウトサイドの選手だ。「きのうくらいから冗談を言って、(周りが)わらってくれるようになった」と話すひょうきん男は、心臓もピカ一。「シドニーのことはまだ考えていない。あした、結果を残せるか、残せないか。監督?僕は監督のことを考えたらサッカーができない。大事なところだけ、聞くようにしている」。今年の2月に右のアウトサイドに転向したばかりの西が、日本の起爆剤になるか注目だ。


3/26 トーチュウ

磐田井原古巣・横浜に恩返し
守り安定、優勝へ確かな手応え
「結果出せてホッ」

試合終了後、ロッカールームに引き揚げてきた磐田のDF井原(32)にことばにならない深い感慨が押し寄せてきた。昨年まで在籍していた横浜に快勝。「横浜のファンに恩返しができた。横浜戦は長いJ1リーグの中の1試合だが、結果を出せてほっとした」と試合を振り返った。
昨年末、10年間在籍した横浜から引退勧告を受けた。それでも現役にこだわった井原に、昨年J1王者の磐田など9チームが獲得の名乗りを上げた。そして「優勝が狙えるチーム」と磐田入りを決断。
今は敵となった横浜サポーターの前で、井原の気持ちは熱く燃えた。落ち着いた守りで前半はFWマルドナードを封じ、後半は吉田に仕事をさせない。井原の豊富な経験を高く買っていたハジェヴスキー監督(44)が、“井原再生”のために用意したポジションは昨年までのリベロではなくストッパー。「攻めの要素の多いリベロよりも、強さと経験を生かしたストッパーの方が井原は生きる」と断言した。
J1の3試合を終えて井原を軸とする守備ラインは2失点。守りの安定が横浜戦の攻撃力爆発につながった。井原は「1失点は集中力を欠いた。守りは決して満足していない。だが、攻めは前の2試合に比べて確実に良くなってきた」。井原は磐田優勝に向けて確かな手応えをつかんでいた。(川住貴)

ゴン不敗神話ゴール
連勝の原動力となった中山雅史(32)は「(自分の得点で)貢献できたことはうれしい」。前半23分、中山のセンタリングを福西が押し込んで先制。同28分には服部からのクロスボールに横浜のGK川口より先に反応、ヘッドでゴールに流し込んだ。さらに後半13分、左サイドからセンタリングをゴール中央に通し、3点目をアシスト。中山が得点すれば磐田は負けない“不敗神話”はこれで11試合となった。それでも「(強風が吹いていたので)川口が目測を誤ったのかもしれない」と中山。


3/22 トーチュウ

NZ戦日本五輪代表U-22メンバー21人発表
高原「今度こそ出場」
FW高原直泰(20)は五輪代表FWの中で唯一、15日の中国戦にも選出された。しかし出番はなし。それだけに「選ばれたからには出場しないと、リズムが狂う。ニュージーランド戦は激しい試合になると思うが、出場してアピールしたい」と闘志を燃やした。レギュラー争いは激しい。しかし綿のハジェヴスキー監督は「ボールをキープできるようになれば、自然とFWも得点できる」と全く心配していない。問題は高原のコンディションだけだ。

磐田MF西紀寛(初選出)
「FWで使われる可能性がある。先発出場できるように頑張りたい」


3/20 トーチュウ

新リベロ・福西が豪快V弾
磐田今季初白星

新リベロ、福西の右足が火を噴いた。延長戦突入直前の後半44分、福西のシュートが堅守を誇る名古屋GK楢崎のセービングをかいくぐってゴールネットに突き刺さる。歓喜の渦の中、福西は右手でガッツポーズを繰り返した。
「みんなつかれていたけど、ボクには力が残っていた。スペースがあればいけると思った。これからも白星を積み重ねて優勝したい」。今年 3月 4日のゼロックススーパー杯と同じ顔合わせ。この時、起死回生の同点ゴールを放ったのも福西だった。元FWで、昨年のJ1ではチームの得点王(10得点)。今季、最後方に位置しながら、するすると上がって放つシュートは相手にとって最大の脅威となりつつある。一方、決勝点をアシストしたDF井原は「ボクがホミルドからボールを奪った瞬間、前に福西がいた。何でリベロの福西が前にいたのか分からないが、福西と僕は得点を生んだホットラインでしたね」と、ほっとした表情をのぞかせた。
苦しい試合だった。磐田は中盤でパスミスを連発、攻撃の形をつくれない。守っては浅いDFラインの裏側を突かれ、再三、ピンチを招いた。「最後の15分間、われわれの勝ちたいという気持ちが名古屋を上回った」とハジェヴスキー監督。
結果を出せば内容も良くなるのが、勝負の世界。磐田はとにかく今季初白星をもぎとった。エース中山は「次の横浜戦まで 1週間ある。チームを立て直したい」と力強く言い切った。(川住貴)


3/16 トーチュウ

代表候補Fマリノスに逆転勝ち
西初ゴールより磐田

横浜戦が、日本代表候補としてのデビュー戦となった西紀寛(19)=磐田=が初ゴールを
挙げた。西は3本目の4分から、日本代表候補の最後の選手としてFWで出場。「いつもは
右サイドなので、FW は戸惑ったが、楽しく出来た。それより、J1リーグの開幕戦で
負けたチーム(磐田)の方が気になる」と西は初ゴールより、離れている磐田の方が気に
なって仕方がないようだった。


3/15 トーチュウ

2月の月間最優秀監督に磐田ハジェヴスキー氏
アジア・サッカー連盟(AFC)は 2月の月間最優秀監督に、J1ジュビロ磐田を率いるハジェヴスキー監督を選出した。日本サッカー協会が14日発表した。


3/12 トーチュウ

磐田開幕戦ホーム初黒星
ショッキングな開幕戦ホーム初黒星。J1デビュー戦を白星で飾れなかったハジェヴスキー監督は「予期せぬ敗戦。前半のチャンスをものにできなかったことが響いた」とがっくりと肩を落とした。磐田は前半、ペースをつかみ 4分、15分、17分、19分と立て続けに好機をつかんだ。ところがシュートミスでことごとくチャンスをつぶし、流れは柏に。中山は「システムは変わったが、そのやり方を熟知してプレーしないといけない。後半は 2ラインになってしまった」と敗戦を悔やんだ。
しかし敗戦で磐田のすべてが否定されたわけでない。試合内容は磐田ペースで進んでいた。あとはフィニッシュの正確性。ハジェヴスキー監督は第 2節の名古屋戦に向けて「オフェンシブな面を改善していきたい」と話し、メンバーの一部変更を示唆した。(川住貴)

磐田・DF井原正巳
「気合は入っていたけど、攻めている時に点が取れなった。次は気持ちを切り替えていくしかない」


3/11 トーチュウ

開幕ゴール決めるゼ
ゴン不敗神話だ

中山が“不敗神話”をひっさげて柏戦に臨む。中山は98年10月21日の福岡戦以来、得点した10試合すべてチームの勝利に結びついている。10日、磐田市のヤマハ大久保グラウンドで調整した中山は「しっかりとボールをキープするなど一つひとつのプレーの精度を高めていきたい。それがチームの勝利、そして日本代表定着にもつながる」と話した。磐田は96年以来、第 1ステージの開幕戦は 4連勝中。


3/10 トーチュウ

退院
腰痛のため 8日に浜松市内の病院に入院していた磐田のハジェヴスキー監督(44)が 9日退院し、磐田の練習を指揮した。同監督は「検査の結果は異常なし。磐田の練習はすべて計画通りに進んでいるので、心配ない」と笑顔で話していていた。


3/9 トーチュウ

磐田・ハジェヴスキー監督入院
磐田のハジェヴスキー監督(44)が 8日、腰痛のため浜松市内の病院に入院した。9日には退院の見込みで、磐田幹部らの話によると、同監督は 2月の鹿児島キャンプから腰を痛め、この日、MRI(磁気共鳴映像)などの検査を受けたという。チームはジュビロスタジアムで開幕の柏戦に備えて紅白戦を行ったが、ハジェヴスキー監督は 2日連続で不在。井原も「僕らのことより、監督は大丈夫なんですか」と心配顔だった。


3/5 トーチュウ

ゼロックススーパーカップ磐田初V
昨年題 2Sの不振から一転!!勝負強さがよみがえった!!
守備的MFからリベロコンバート福西千金同点ゴール

PK戦で呂比須のキックを止めたGK尾崎が、歓喜の輪であっという間に見えなくなった。勝負強い。アジアクラブ選手権準々決勝リーグから公式戦 4連勝を飾ったハジェブスキー監督(44)は選手一人ひとりとがっちりと握手を交わす。昨年の第2ステージ12位と沈んだ磐田が、見事によみがえった。
超攻撃的システムをリードする福西の同点ゴールが磐田を生き返らせた。後半28分、服部のスローインを高原が拾いセンタリング。中央で待ちかまえていた福西は右足のダイレクトボレーでゴールにたたきこんだ。福西は昨年10得点でチーム得点王。守備的MFからコンバートされたリベロで、いきなり結果の残した。
磐田は日本代表 4選手がチームを約 3週間離れ、システム浸透に時間がなかったが、ハジェヴスキー監督は「選手の頑張りには頭が下がる」と会心の笑みを浮かべた。アジアクラブ選手権のシンタナ戦で右足首をねんざしたエース中山も90分間フル出場。得点こそなかったが、アグレッシブなプレーでチームを支えた。
「けがをした部分をかばうことなくプレーできた。質の面を高めていきたい。昨年の第2ステージでは情けない戦いぶりだった。ことしは世間も納得するような優勝を勝ち取りたい」。中山はチームの主将として抱負を語った。
今後の課題は、3バックの外側のスペースに速いボールを通された時。磐田は基本的にはマンツーマンだが、名古屋のように頻繁にポジションチェンジするチームと対戦した場合、スペースがぽっかり生まれるケースが多い。連覇に向けた修正ポイントの 1つとなる。(川住貴)

◆磐田・ハジェヴスキー監督
「PK戦は多少のツキもあった。互いに実力は拮抗していたが、選手は勝利に値するプレーをしてくれた。Jリーグ開幕前の仕上がり具合には満足している」

井原まずまずの新天地デビュー
新天地・磐田に移籍した背番号「4」がまずまずの“デビュー”戦を飾った。慣れないユニフォームを着込んだ井原だが、随所に経験豊富なベテランらしい冷静なプレーも。「ミスも多いし、まだ満足いかない」と言いながら、晴れ晴れとした笑みを浮かべた。
昨季は10年間所属した横浜から引退勧告を受け、その後に東京、浦和などJ9チームから移籍オファーが届く激動のオフ。最終的に磐田を選択したのは「優勝できるチーム」が理由だった。この試合でも「出来は悪くても、最後に結果をつかむのが磐田の強さ。みんなレベルが高いし、移籍も高い」と今季初タイトルに満足げな表情をみせた。
ハジェヴスキー監督から求められた役割は「FW呂比須の徹底マーク」だったが、「まだ2人が同時にマークに入ったり、コンビネーションは難しい」と反省の弁も。開幕スタメンへのハードルは決して低くないが「監督から与えられたポジションをこなすだけ」。32歳の挑戦はまだ始まったばかりだ。

尾崎圧巻!!ピクシーも平野も呂比須も止めた!!
PK戦はGK尾崎の独壇場だった。ストイコビッチ、平野を立て続けに止めて、最後のキッカー呂比須も「なかなかけらないし、緊張しているみたいだった。気持ちで勝ってると思った」と冷静に分析。日本代表のGK楢崎の上をいく 3本を止め、磐田に勝利をもたらした。「(5本目の)中山さんが外したとき、この方が見せ場になると思った」という強心臓がものをいったようだ。


3/4 トーチュウ

ピクシー封じに“刺客”鈴木投入
磐田・ハジェヴスキー監督「彼を抑えないと」

磐田は3日、静岡県磐田市のヤマハ大久保グラウンドで非公開の調整を行った。ハジェヴスキー監督は名古屋を呂比須のワントップの 4-5-1 と分析。ストイコビッチ封じに元日本代表の DF 鈴木秀人を刺客として送り込む。
きのうの友はきょうの敵。ハジェヴスキー監督は名古屋のストイコビッチがユーゴのレッドスターに在籍していた約 8年前からのつきあいだが、ゼロックススーパー杯については決別宣言だ。「いくら友人といっても勝負は別。名古屋のキーマンはストイコビッチ。彼を抑えないといけない」。ストイコビッチのプレーは幅広く自由。激しいポジションチェンジでマークをいなす老練さもある。それに対応できるのはマンツーマンの守備に絶対の自信を持つ鈴木しかいない。鈴木はことし 1月12日に朋子夫人(22)と挙式、公私共に充実している。
磐田はアジアクラブ選手権準々決勝リーグで 3試合連続無失点。鉄壁の守備ラインを形成する鈴木は「3バックの手応えを自信につなげたい」と話した。(川住貴)


3/3 トーチュウ

ゴン復活だ!!
アジアクラブ選手権のシンタナ戦で右足首をねんざした磐田のエース、中山がチームに合流した。中山はこの日、パス交換からチーム練習に加わった。甲高い声で皆に声をかけ、練習での集中力もぐっと高まった。中山は25日のシンタナ戦終了後には松葉づえをついてピッチを後にしたが、驚異的な回復力で名古屋戦に間に合った。
練習後、ハジェヴスキー監督(44)は中山にゴーサインをだした。「中山はもちろん先発で使う。彼はこれまで大事な試合には全て出場している。中山は日本代表で疲れもたまっていた。けがをしたことで休養もとれたのでないか」。中山も「見ての通りです」と確かな手応えをつかんでいた。(川住貴)


3/2 トーチュウ

日程変更
Jリーグは 1日、J1の磐田と清水の各 1試合ずつの試合日程変更を発表した。磐田はアジアクラブ選手権、清水はアジア・カップウィナーズ・カップにそれぞれ勝ち残ったためで、4月22日の磐田×神戸、4月15日の清水×広島の 2試合が、5月24日開催(会場未定)へと変わる。またヤマザキナビスコ・カップ 1回戦、清水×水戸(第1戦=4月12日、第2戦=同19日)も日程変更になるが、開催日、会場とも未定。


3/1 トーチュウ

アジア・クラブ選手権最終日
磐田 3連勝トップ通過
鉄壁DFライン 3試合無失点

3試合連続無失点勝利。ゴール裏のファンにあいさつする磐田イレブンは誇らしげに胸を張った。ハジェヴスキー監督(44)も「選手は高いモチベーションでやってくれた」とアジアクラブ選手権連覇に向けてたしかな手応えをつかんだ。
けがで中山、奥さらに出場停止で高原と、日本代表 3選手を欠く苦しい布陣。予想通り、序盤から水原三星の厚い攻めにピンチの連続。しかし、これをしのいだ前半19分、磐田にビッグチャンスが訪れる。三浦が左サイドで粘った後のこぼれ球を藤田が拾い、右足で豪快に突き刺したのだ。この 1点をダブルボランチが機能して守り切った。相手のボールの出どころをを抑えることで鉄壁のDFラインが完成だ。「3試合を通じて点を取られる気がしなかった」とGK尾崎。ボランチの服部は福西は積極的に前に出てくれるので、スペースが埋まる。今後はアウトサイドとの連係を保ちたい」と抱負を語った。
残り10日でJ1開幕。連覇を狙う磐田の 3-5-2 システムは着々と完成しつつあるが、気になるのは決定力。水原戦も後半 3回の決定機をことごとく外した。シュート数も鹿島戦 8本、水原戦 7本と意外に少ない。「決定的なチャンスを決めれば試合は楽になる」とハジェヴスキー監督は悔やむ。
J1開幕戦の相手は柏。次に名古屋、横浜が続き、磐田は息がつけない。開幕ダッシュを狙うには決定力をアップさせることが必要だ。(川住貴)

準決勝の相手はペルジー
4月下旬にサウジアラビアで行われるアジアクラブ選手権準決勝で磐田の相手はイランのペルジーと決まった。ハジェヴスキー監督は「以前、テヘランでペルジーの試合を見たが強かった。要注意だね」と警戒していた。

2000年サッカーシーズン開幕戦ゼロックススーパーカップ
頂上決戦磐田vs名古屋
リベロ福西
お手本はザマー

オールラウンドプレイヤー・福西が、ハジェヴスキー監督からリベロに指名された。同監督は福西が目指すべきリベロのイメージとして、ボルシア・ドルトムントで変幻自在なゲームメイクをこなしたザマー(元ドイツ代表)を挙げる。守備ラインを統率すると同時に、ドリブルで前線に切り込み、攻撃のポイントになる。つまり、ジュビロサッカーの生命線ともいえる存在になる。
福西はGK以外ならどこでもこなせる高い能力を持つ。昨年はチーム最多の10得点をマークするなど、得点力もある。左右への大きな展開も得意。福西は磐田でリベロをこなせば、日本代表復帰への足掛かりとなるだけに「まずはストッパーとの連携を保ち、守備を無難にこなしたい」と意気込む。ハジェヴスキー監督も「福西はリベロとしての要素を多く持っている。彼は日本代表にふさわしい選手だ」とリベロ福西に大きな期待を寄せている。

長男誕生も刺激
課題は守備。攻めの意識が強いだけに、中盤でボールを奪われた時の対処に課題は残る。福西と、ボランチ服部とのスムーズなポジションチェンジが修正ポイントだ。ことし 2月12日には待望の長男龍太君も誕生。これまで「能力はあるのに欲がない」と言われていた福西も張り切らざるを得ない状況。ゼロックススーパーカップのカギは福西が握りしめている。

リッチなサッカー
リベロは“両刃の剣”

磐田の今季のキャッチフレーズは「リッチなサッカー」だ。豊富な運動量をベースにスペースをフルも活用。数種の戦術を駆使して相手を崩す。ハジェヴスキー監督は 1月22日の始動から連日、徹底的な走り込みと筋トレでパワーアップを図った。同監督はスポーツ医学も学んでおり、年間を通してフルに動ける体力維持には絶対の自信をもっている。
基本システムは攻撃的リベロを置く 3-5-2。両ウイングバックは高い位置でプレー。リベロが上がった時は中盤は 6人となり攻めに厚みは増す。ただし、守りは 2人。リベロは「両刃の剣」だ。
しかしハジェヴスキー監督はこういう。「このシステムはハイリスク、ハイリターン。全体のカバーリングで対処していきたい」。90-92年には旧ユーゴのコーチ連盟会長を務めた。同監督は日本サッカーを変える意気込みだ。