ワールドユース準優勝!今こそ鹿島を倒せ!
1999/04/29
サッカーワールドユース大会で日本代表 (20歳以下代表) が準優勝しました。
ワールドユース大会は、ワールドカップとオリンピックの間の年、すなわち2年に一回行われる大会で、前々回は中田(ペルージャ)を中心に、前回は柳沢(鹿島アントラーズ)、中村(横浜マリノス)を中心に、連続でベスト8という成績をあげていました。今回のユース代表は、小野(浦和レッズ)、稲本(ガンバ大阪)を中心とする、予選前から史上最強と囁かれていたチームで、ベスト8を上回る成果を期待されていました。
ワールドユースの位置付けとしては、確かにヨーロッパの国は一部を除いてそれほど本気でタイトルを取りに来ているわけではありません。特に今回はナイジェリア開催ということで衛生上や危機管理問題で過剰に反応した国があり、過去以上に手を抜いた面があったかもしれません。しかし、南米やアジア・アフリカ、優勝したスペインなどは、かなり本気で取りに来ています。その中での準優勝はこれまでの日本サッカーの実力から考えると、最高の賛辞に値するものです。
内容的にも、本来レギュラーである選手を怪我などで3人欠いた状態でファイナルまで進んだこと、ワールドカップではほとんど見ることが出来なかった 1対1 の技術で勝つシーンがしばしば見られたことなど、明らかな日本サッカーのレベル向上が感じられるものでした。
とはいいながらも、やはりユースの大会。どの国であってもユースと A代表の差は大きく、ユース代表であってもそこで成長が止まれば、A代表には入れません。20人程度の A 代表ですから、単純計算で一学年平均2〜3人。代表とは無縁だった選手が成長するケースも実際にありますので、ユース代表からの A 代表は4人といったところでしょう。
日本においては、Jリーグができて7年という特殊な状況から、若い世代の方が圧倒的にテクニックで勝る事実があるので、計算通りにはいかない可能性も高いですが。
とにかく、彼らの勝負はこれから。
この大きく成長できる残り数年の間に、多くの経験を積んで、一回りも二回りも成長しなければ 2002年のワールドカップで日本代表の活躍は有り得ません。
さて、ということで、今こそ鹿島を倒せ!
何故か?
鹿島アントラーズは多くのユース代表を抱えながらも、選手層の厚さで出場機会がありません。レンタル移籍させるべきだという意見もありますが、まともな指導ができるチームでなけれな元も子もありません。実際、鹿島はそうしないでしょう。
では彼らが出場するには?それは単に世代交代が進めば良いのです。鹿島所属の選手が活躍したことはチーム首脳も分かっているはず。鹿島が成績不振になれば、若手を使おうという気になるはずです。
日本サッカーのことを考えると、彼らの成長は必須。しかも時期的には今年から来年でないと、2002年に間に合いません。
だから今、この時期に全力で鹿島を倒すことが必要なのです。
しかし、ジュビロサポーターの本音としては、鹿島がヴェルディ川崎のように世代交代に失敗して、一度凋落してくれる方がいいんだけどなぁ……。
ところがワールドユースの決勝の直前だったかと思いますが、関東地方のローカルニュースで、鹿島アントラーズの球団の累積赤字が報道されました。
なぜこの時期にそんなニュースが?
一部では高額年棒のベテラン選手のリストラへの前振りだと噂されています。
今までの主力選手を放出するには、それなりの理由が必要です。今回のワールドユースの活躍により、鹿島サポーターの多くも若いユース選手を見たいと思ったはずです。名目はできました。
世代交代は思ったより早く進むかも。