続編 「続・サポーターのあるべき姿」 があります。
サポーターのあるべき姿
1999/02/03
サポーターというとイメージされるのはゴール裏で声を出している人達ですね。すべてのサポーターはああいう風に、ゴール裏で声を出さなきゃいけないんでしょうか?
声を出さない人はサポーターとはいえない?
じゃあ、相手選手へのきつい野次は?
禁止されている紙ふぶきや発煙筒は?
結論から言って、サポーターにこうあるべきという形はない、と思います。
じゃあ、サポーターって何かというと、簡単に言えば、家族のようにチームを応援する人のことでしょう。
自分の子供や兄弟が所属しているチームがあるとします。そのチームをどうやって応援しますか?その時と全く同じように応援をする人が、そのチームのサポーターです。
家族のチームの応援にしても、その仕方は千差万別です。
練習も見に行って全てのゲームを応援に行く人もいるでしょう。相手選手を野次り倒す血の気の荒い親父もいるかも知れない。じっと眺めるだけのおとなしいお父さんがいるかも知れない。もしかしたら、サッカーのルールを良く知らないお母さんがいるかも知れない。スタジアムには行かないけど「がんばってね」と見送りしてくれたおばあさんだって構わない。そういう応援をする人がサポーター。
そしてサポーターにとっては、チームの強い弱いとか、そのチームの戦術がどうとか全然関係ないのです。だから、普段どんなに熱狂的な応援をしていたとしても、何年かたったら別のチームを応援しているようでは、サポーターではなくてファンだったってことです。
もちろん、サポーターであって、かつサッカーファンっていうのは有り得ます。
応援するチームに、こんなスタイルのサッカーをして欲しいなぁ、という場合なんかはそうでしょう。ただし、自分の期待するスタイルでないと応援する気が失せちゃう人はサポーターではありません。
じゃあサポーターはチームを甘やかすだけでしょうか?それも違いますね。
手抜きプレー、卑怯なプレー、そんなプレーをしたら家族だって怒るでしょ。
プロとしてのプレーをお客さんに見せることが出来ないときも怒らなければいけないかもしれません。
この辺りもまた千差万別。勝利という結果を求める人から、一生懸命やればいいという人まで。それもまた家族のチームに求めるのと同じことを要求する人なら、サポーターと言えるでしょう。
では、暴動を起こすのは?
これも今までのケースで考えたらいいのですが、家族の試合で暴れちゃう人ならやっぱりそれはサポーター。
サポーター自体には、いいとか悪いとかの意味はないということです。
ただし、フーリガンっていうのはサポーターではありません。
彼らはサッカーの試合とは関係なく、騒ぎを起こすこと自体が目的だからです。
サポーターのふりをしているところがたちの悪いところで、意図的にサポーター同士の喧嘩の原因を作ったりするのです。
フーリガンに、それからそれを面白おかしく伝えるマスコミにだまされてはいけません。