こんなプレーが見たい!(サッカー編)
1999/09/12
こんなプレーが見たい!
言い換えたら、僕の考える“価値の高いプレー”と言ってもいいかもしれません。
普通はランキング形式で下から発表するんだろうけど、飽きられないように一位から一気に行きます。
第一位 (3人以上が絡む)中央突破によるゴールよくサイドから攻撃することが素晴らしいという風潮がありますが……「何を言うか!サッカーの醍醐味は中央突破にあり!」と言い切っちゃいましょう。
確かに中央突破は難しく、それに固執してしまうと攻めきれないことが多く、負け試合の要因としてしばしば挙げられます。それはその通りで、中央を固められた場合にはサイドから攻めるべきであって、それによって次に中央突破が可能になるのです。
あくまでも、(僕の中では)サイド攻撃は中央突破をする為の伏線にすぎません。
さて、その中央突破でもいろいろあります。たった一人のドリブル突破も確かに素晴らしい。それもサッカーの醍醐味であることは間違いありませんね。でも僕が一番好きなのは、ワンツーやスルーを複雑に織り交ぜた突破です。個人のアイデアの閃き、そしてそれを一瞬に感じ取るチームメイト。個人とチームが絡み合う最高のシーンだと思います。第二位 (枠に飛ぶ)ロングシュート
どんなまぐれであろうと、一般人には絶対出来ない能力というのも見てみたいのものです。
残念ながら、日本人で凄いロングシュートってそうそう見ることができないのですが……。筋力に根本的な違いがあるのでしょうか?ミドルシュートにしても、一部の外国人選手はスタンディングから強いシュートが打てるのに、日本人は助走がないと強いシュートは打てません。
というわけで、助走をつけて強く打つのですが、そうすると今度は枠に飛ばない。力、技術、共にないと出来ないプレー。
このロングシュートに関しては、これがあることで DF が前へ出なければならず、マークがずれて中央突破がしやすくなったりなど、その他のプレーを引き出す効果もあります。
Jリーグのチームに一人づつ、ロングシュートを枠内に打てる選手がいたら、それだけでJリーグの試合の面白味が 50% くらいアップするのではないでしょうか?第三位 予測を超えるパス回し
基本的には早いパス回しをするチームが好きです。ダイレクトパス多用なら更に良いです。敵陣ゴールに近づいたらドリブルが必要だと思いますが、中盤はパスで前進する方が好き。
パスをしてくれないチームはお話になりませんが、ジュビロのようにパス回しするチームの場合、次はここに出るな、というのがある程度予測できます。その予想よりボールの動きが遅い場合はイライラするし、丁度同じくらいのタイミングだと、とっても満足な気分になれます。ところが、ごく希にですが、ダイレクトやスルーを駆使して、自分の予測を越える早さでボールが動くことがあります。それで相手ディフェンスが混乱し、決定的なシーンに繋がると最高! こういうシーンを見られるなら、お金払って見に来た価値あろうというもの。
個人的には、そういうシーンがたくさんみられるなら、ゴールシーンがなくてもいいや、と思うくらいです。第四位 低くて早いセンタリングにダイビングヘッドでのゴール
迫力というシーンではこれに勝るものはないでしょう。
その決断力と勇気。華麗なプレーだけがサッカーの見所ではありません。
このプレーの為ならサイド攻撃も OK です。
そうですね、ダイビングでなくても豪快なものだったら、スタンディングジャンプのヘディングも含めてもいいかな。第五位 (一本槍ではない)カウンター攻撃
ややカウンターの攻撃を馬鹿にする傾向があるようですが、間違ってはいけないのは、それは攻撃がカウンター一本槍である場合や、FW への一本槍という場合。
選手が全力で走るシーン、素早い判断で前線へと早いパスをつなぐシーン、広い視野で前線の逆サイドへ大きくパスを出すシーン、どれも最高の見せ場です。
ちなみに NBA ではファストブレイク(速攻)が最高の見せ場というのが常識ですね。第六位 個人のきらめき
個人の個性を出すプレー。
指令塔だったら、大きな展開の為のサイドチェンジのパスや意表をつくスルーパスを出して欲しいし、ドリブラーはここぞという時はドリブルでの突破をはかって欲しいし、スピードがあるサイドバックはオーバーラップしてきて 1対1 になった時は勝負して欲しい。
特にサイドでの勝負に関しては、一言言いたいです。組織的な守備をされると、そうそう 1対1 にはなりません。その 1対1 の場面を作るために組織的にパス回しをしているといっても過言ではありません。そうやって作った 1対1 で勝負しなくてどうする!特にゴールラインまで切り込んでセンタリングするような勝負をするプレーが見たいです。第七位 クレバーな試合運び
クレバーなプレーを見たいです。
リードしてたら慌てて攻めることはありません。相手チームがイライラするようなパス回しを見たいし、試合終了間際に相手陣コーナー付近でキープし続けるのもいいですね。技術も伴わないと出来ないことですが。
それから相手チームに合わせた戦い方をして欲しいです。常に自分達の戦い方、というやり方もあるでしょうが、個人的には相手の長所を消すようなやり方が好きです。試合毎に布陣を変えてもいいと思います。スーパーサブを残しておくような選手起用も好き。まあこれらはチーム事情にもよりますが。第八位 凡ミスのない試合
これは今までのものと違って、見たくないプレーの逆ということになります。
試合を見ていて一番気に入らないのが凡ミス。ミスと言っても、いろいろなミスがあります。凡ミスと違って、意図のある難しいプレーのミスは構いません。チャレンジは必要です。
理想の試合は、中盤で相手にボールを奪われることはなく、交互に攻撃の最終形まで組み立て合う試合です。バスケットのようなプレーと言えるかもしれません。ただ、バスケとサッカーでは、リスクと成果のバランスが全く違いますから、最後の部分はバスケと同じ事やっていては駄目ですが。
順位になってますが、結局は「凡ミスがなく、クレバーな試合運びで、華麗で予想を超えるようなパス回しがあって、選手がそれぞれの個性を生かしたプレーを見せて、カウンターや中央突破があったりして、ロングシュートやダイビングヘッドを見ることができる」 そんな試合が見たいということですね。
DF や GK のプレーがないですが、彼らの好プレーは応援するチームのプレーとしては見たいプレーではないですね。心臓に悪いから。もちろん評価をするのとは別のお話ということです。