こんなプレーが見たい!(バスケ編)

1999/09/26

こんなプレーが見たい!
バスケ編です。バスケに関しては自分がプレーしているので、ちょっと細かいです。あまりにマニアックな話になるので少な目にしときますね。


第一位 ゴール下への直線的なアシストパス

NBA の好プレー集なんかには良く出てくるやつです。
ポイントとしては、まずはパスを出す選手のパス技術が必要です。選手が密集しているゴール下へ向けてのパスですから、普通にパスするとディフェンスがちょっと手を出せばボールに触れてしまいます。おそらくこの場面では、まずは体の角度や、ちょっとしたステップで、自分をマークしている選手をパスが通る幅だけずらす技術、あるいは動きの中からパスをする必要があるはずです。さらにパスをする時には、フェイントが入ったり、あるいはまるっきりのノールックパスであることも多いでしょう。そして、かつ「速く」「正確」なパスでなければなりません。
そして、それだけではこのパスは絶対に通りません。パスを受ける側がディフェンスとの駆け引きの上で、マークを外してポジション取りをするというプレーがないと成り立ちません。このパスが通るタイミングは、たいていはほんのわずか一瞬のこと。
その一瞬を見ているパサーの視野の広さ、予測、そしてパスの技術。それら全てが一致した“瞬間”でないと起こり得ないプレーなのです。

第二位 ファストブレイク(速攻)で真後の選手へのアシスト

これには2種類あります。
ひとつは純粋に局地戦術としてのプレー。大抵は速攻で走る身長の高くないガードのポジションの選手などが、後ろから走ってくる大型の選手へパスして彼にシュートさせるプレー。まあ自分でも打てるが、ブロックショット(シュートブロックのこと)される可能性があるので大きい選手にシュートさせる、と。これも後ろを走る選手がいないと実現できないし、後ろの状況を予測する能力が必要です。実際に後の選手に視線をやるとパスするのがばれてしまいます。シュートするぞ、と見せつけてパスを見破らせないプレーが必要です。

もう一つは完全にショープレイ。代表的なのは、わざとボールを放り投げ後から走ってくる選手がアリウープ(空中でボールを掴んでそのままダンクシュート)するプレー。わざとバックボードに当てて、跳ね返るボールをアリウープというパターンもありますね。自分のまたの下へ投げて後ろへパスする WNBA の選手もいました。
バスケにおいて、もっともショー的プレーであると言えます。

第三位 ワンハンドのアリウープ

アリウープとは空中でパスを受け、そのままダンクシュートすること。アリウープ自体、良いパス、受け手とのコンビネーションなどの結果であり大好きですが、特に片手で受けとってそのままダンクするのが最高です。
リバウンド(シュートの外れたボールを取ること)からのワンハンドダンクもいいですね。ワンハンドのダンクって、両手のものより「叩き込む」という感じがあって好きです。「(ゴールに)入ってろ!(By 桜木花道)」という乱暴な意思が感じられるとでもいいましょうか。

 

とりあえずはこんなところにしておきましょう。ほんとはまだまだ沢山あります。ベースライン沿いから切り込んでのダンクやダブルクラッチ、ドリブルで切り込んでからの絶妙なアシスト、一度で取れないリバウンドのボールを何度かタップして取ったり、バックボードにぶつけておいて取り直すプレー、華麗なドリブル技術、……、挙げていけばキリがないです。

戦術的な好みでいうと、ポイントガードがゲームを組み立てるチームが好きです。ポイントガードがボールを持ち、そこから攻撃をはじめるプレー。個人プレーを行うためのセットアップするチームプレー、そういうのが大好きです。
ということからか好きな選手は、僕の場合は点を取る選手より、ゲームを組み立てる選手です。特にアシストパスを出す選手が好き。NBA なら、サクラメント・キングスのジェイソン・ウィリアムス。WJBL なら、ジャパンエナジー・サンフラワーズの桜庭珠美。
まあ実際は、パスだけの一流選手なんてのはいなくて、ドリブルやシュートの力を持っているからこそ、それらが警戒されることでパスが出せるわけです。上記の選手らは、やはりそういう選手です。
特にジェイソン・ウィリアムスは秋の NBA in JAPAN で来日。よかったらぜひ注目してみてください。