子供の頃の愛読書
1999/02/28
子供の頃に好きだった本を挙げてみます。
まずは絵本で『ちいさいおうち』。
有名だから知ってる人も多いと思います。
愛読書だったと言う人、何人かに会ったことありますし。
美しい田舎にある「ちいさいおうち」。
四季と共に周りの風景が変わる。
そのうち「ちいさいおうち」の周りが開発されていく。
大都会にまで発展してしまい、ビルの谷間に隠れる「ちいさなおうち」。
最後に「ちいさいおうち」は移転され、再び最初のような田舎に移される。
別に深く意味を考えて好きだったわけじゃないですが。
今考えると、とっても深いな……。今になって気がついたけど、これって SF 小説でいうところの「存在の輪」に似てます。
「存在の輪」っていうのは、タイムマシンで過去に持ち帰ったものが、通常の時間を経過して再びタイムマシンで過去に持ちかえられて……、という風にぐるぐる回りつづけることをいいます。
きっと「ちいさいおうち」のお話も、何度も何度も繰り返されるのでしょう。さて次は 『ももいろのきりん』 。
これは愛読書ってほどじゃなかったけど、なんか印象に残っています。
というより、羨ましかったのかもしれない。その書いたものが本物になる紙(クレヨンの方だっけ?)欲しいなぁって。
きりんのくびが家に入らなくて雨にぬれちゃったとこが一番印象に残ってます。次に挙げるのは間違いなく愛読書だったもの。
3部作、『エルマーのぼうけん』、『エルマーとりゅう』、『エルマーと16ぴきのりゅう』。
セガサターンのゲーム『パンツァードラクーン』見た時は、この本のことを思い出した人はかなりいたはず。
何が良いってそりゃあデザインですかねぇ。ストライプ柄のりゅうなんて最高ですよね。
さて、次は愛読書というより、最も好きな作家の作品たち。
佐藤さとるは、僕の一番好きな童話作家です。
まずは、『つくえのの上のうんどうかい』、『ぼくのけらいになれ』など。
確かこれらは短編集かなにかだったと思うのだけど、今となっては良く分かりません。
中でも『おおきなきがほしい』は印象に残るお話です。あこがれて、どんだけ木登りして長時間そこで過ごしたことか……。
ちょっと対象年齢が上がって、コロボックルシリーズ。これもかなり有名ですね。
『だれも知らない小さな国』、『豆つぶほどの小さな犬』、『星から落ちた小さな人』、『ふしぎな目をした男の子』の4部作。この4冊はずっと自分の本棚の中に入ってました。
大河ドラマ的に、一世代入れ替わるくらいのお話ですから、その歴史や地理が頭の中に入ってる状態です。
で、僕が大学生の頃に続編「小さな国の続きの話」が出ましたが、これは読んだものの、あまりピンとこなかったです。作者の書くものが変わっていたのか読んでいる僕自身が変わったのか……。
ところで村上勉の挿し絵にふれないわけにはいきませんね。
あの挿し絵も、間違いなくそれらの本が作り出す世界の一部。
特に、あの「目」の書き方が個性となっているんでしょうね。
このシリーズは今は文庫本になって出ているので、いつか全部買い揃えようと思っています。
最後に『パール街の少年たち』。
これは小学生高学年向き。
今まで出てきた本はほとんどがファンタジー系ですが、これはそういうのなし。
たしかプラハの子供たちのお話。
……うーん、この本に関してはあまり言いたくないなぁ。どんな感想もネタばれになっちゃいそうで。
とても印象に残った本で、登場人物のひとりの名前は今だに覚えています。
もし、この手の本に興味があるならぜひ御一読をお勧めします。
振り返ってみると、基本的にはファンタジー系が好きだったようですね。
そのまま、後に SF を読むことにつながったみたいです。