インターネット活用法 〜熱帯魚が飼いたい〜
2000/06/18
Profile を作り直していたら、思い出したのが魚の話。
実は子供の頃、魚が好きでした。図工の時間のデザイン画や、木を削ってつくるアクセサリーなど、ほぼ全て魚をモチーフにしたもの。あまりに魚が好きなので、高価な美しいカラーイラストがいっぱいの魚の図鑑を買ってもらったのを覚えています。
魚が好きになったきっかけは、確か「イシダイしまごろう」という本を読んでからです。イシダイが海で育って、漁師の網にひっかかり、水族館に引き取られ「しまごろう」と名付けられます。そして、そこでいろいろな芸を覚えてお客さんの前でショーをする、というお話。魚の擬人化ではあるんだけど、科学読み物に近いジャンルの本でした。
正直なところ、子供の頃にそれほど魚が好きだったことはまるっきり忘れていたのですが、水族館にはずっと興味がありました。(というか、なぜ水族館がずっと気になっていたのかやっとわかりました。) まあ、最近は名古屋市港水族館くらいしか行ったことありませんでしたけど。
ということで、興味は持っていたので、先日東京へ行った時に立ち寄った本屋さんで「不思議の国の水族館(首都圏版) (チェリーハウス)」という本を見つけて買ってきていたところでした。水族館案内なのですが、100ページ程度で 1000円もします。しかしイラスト主体の見ていて楽しくなる本で、見に行ってみようという気持ちを起こさせてくれる本でした。実は首都圏版っていうのに気がつかないで買ったので、静岡から気楽にいける水族館や、関西の水族館が載っていなかったのにはちょっとだけがっかりしましたが。
そして、その本を見るとイシダイの曲芸が紹介されているではありませんか。京急油壷マリンパークの魚ショーのイシダイの輪くぐり。あの本は、この水族館の話を書いたに違いありません。これは、いつか見に行かねば!
(追記 00/06/19) ん?でもあの本に載っていたのは、輪くぐりというより、四角や三角や丸の穴を識別してくぐる話だった気がするなぁ。それから、イシダイのショーっていろんな水族館でやってるみたいですね。ここじゃないかもしれない。
さて、魚といってもいろんな魚がいるわけですが、どんな魚が好きなのかというと、やはり熱帯魚のようなカラフルな色やデザインの魚。はっきり言って、地味な魚はあんまり興味ありません。これ、よくよく考えてみれば Formula 1 が好きな理由と同じですね。
特に気に入っているのは、ほとんどお約束と言ってもいいエンゼルフィッシュやチョウチョウウオ。それから、そのバリエーションの豊富さ、素晴らしさで、熱帯魚の王様、ディスカスを挙げないわけにはいきません。しかし、そんな中でも一番好きなのはクマノミとイソギンチャクのコンビネーションですね。白いイシギンチャクの中に入って泳ぐクマノミ。背景の色と自分の色という色彩の組み合わせを作るという意味では別格ですね。
組み合わせといえば、単独ではたいしたことないですが、群れの魚というのは面白いですね。一斉に動きを変える様子など。特にグッピーやテトラ系の色を持つ小型魚の群れはいいです。色の固まりが動くようなイメージ。
ということで、当然のように思い立ったのが「熱帯魚が飼いたい」。
でも実はこれ、前から漠然と思っていたことで、浜松市内で熱帯魚を売っているお店は3軒ほどチェックしてました。チェックといっても入ったことはなく、たまたま車に乗っていて見かけたお店を覚えていただけなんですが。
では熱帯魚を飼うには具体的にはどうすればいいでしょうか?一番最初に何をするべきでしょうか?
直接お店に行って聞いてみる?本を買ってくる?経験者に聞いてみる?
それもありですね。しかし、時代は変わりました。今なら「インターネットで調べる」 これが最も有効な方法であることを今回つくづく感じました。
ネットで検索したら出るわ出るわ熱帯魚関連の web site 。
それらを見ることで、熱帯魚の飼い方、種類の紹介、飼いやすい種類、水草の話、ペットショップの選び方、繁殖の仕方、病気の話、etc. 。
もはや本を買って調べる必要はありません。どんな立派な本を買ってきても、これほどの画像を見ることはできないでしょう。そして、本の解説より素晴らしいのはいろいろな実体験が多数載っていること。その中には「熱帯魚飼育の入門書にはこう書かれているけど、自分ではこうだった」という話もあります。
どうやらインターネットの文化というのは、一時期批判されていたマニュアル文化を打ち壊すものなのかもしれません。
我々の生活において、マニュアルという画一化した見本は、確かにひとつの見本ではあるけど、実際は役に立たなかったり、場合によっては弊害であったりするわけです。子育てのケースなんかで良くありますよね。マニュアル通りでないから不安になる母親がいたり。そんなマニュアルより、いろんな人の様々な実体験を知る方が役に立つのです。
核家族化の影響や、昔のような近所付き合いが減ったことで、様々な実体験を知る機会は失われていきました。そこでちょっと前までは、不安になった我々はマニュアルを手にしていたのでしょう。ところが、今はインターネットを使って、いろんな人の実体験に接することができるようになったのです。
まだ関わったことのない人から見ると、インターネットとは人間の姿が見えない機械的イメージが強いのでしょう。しかし、実はその最も有効なポイントとは「普段会うことができない人と接すること」であることに間違いありません。
インターネットの有用性を理解していない人(ex.筑紫哲也 「続・『買ってはいけない』」参照)は、それがわかっていないんでしょうね。
インターネットの最も有効な活用法。それは「人に話を聞く」に相当する使い方です。
そのうち、インターネットを使わない人は「聞く耳持たず」な人、と言われるような時代が来るかもしれません。
で、「熱帯魚が飼いたい」がどうなったかというと、実は大問題が判明しました。
毎日餌をあげないといけないのです。当り前の話ですが。となると、僕が帰省している期間はどうする?下手すると一週間以上離れることになります。
地元の友達に餌やりを頼むとか、やろうと思えばその対策はあります。しかし、そんなに気楽な話ではないですね。ということでとりあえずは「熱帯魚が飼いたい」は保留です。
でも、いつか飼ってみたいなぁ……。
せっかくですから、見つけた水族館、熱帯魚に関するサイトを紹介しましょう。