NY 日記じゃぁ!

 

 

 

2002年11月7日(木)から15日(金)まで 一人で NY へ行った旅日記です。

写真はジェイジェイボンボン。イイヤツなのよ。

 

 

 

11月7日(木)
さてさて、今日からひさびさの海外旅行一人旅でございます。
夫とトトモモルビーを置いていくのは いささか気が引けて 周りからも非難轟々ですが、そんなことで尻込みしていたら いつまでたってもどこへも行けません。今回は リケマンの仕事のタイミングも良く「トト達はまかせとけ!」 との気前のよいお言葉。
トト達がうちへ来て初めての海外旅行。思い切って行ってしまいましたよ。

今回で NY は3回目、'89年と'92年に行っているのですが、10年ぶりだなぁ。・・まぁ、なんともはや、アッという間の10年。
いとこのクーちゃん(マンハッタン在住)のお家に泊めてもらうことにしたので、日本食をしこたま買い込んで、スーツケースの中は焼酎や梅干し、味噌、醤油、などなど諸々の乾物でいっぱい。一度開けたら もう閉まらないくらい パンパンにして、出掛けました。 
が しかし、なんてことでしょう! 空港のチェックインで荷物を預ける時、26.8kgもあったので、怪しまれて開けられてしまいましたよ。あわわ・・。中から、佃煮、ふりかけ、七味トウガラシ、湯葉、ワカメ、煎餅、羊羹、落雁、白玉粉、そば粉、さらしあん、さきいか・・・ボロボロいろんなものが あふれて出てくる 出てくる・・・恥ずかしい! 私は密輸業者か?
でも、 係のおねえさん(中華系)には「みんなそーよー。生まれた国の食べ物、一番ね。みんな持ってくよー。」と言われ、なんとなくホッとしたのもつかの間、再び閉めようとしても閉まらず、二人がかりで必死で体重かけて、やっとのことで閉めました。ヤレヤレ。

そして、12時間後 JFK空港着。もうNYは 夜です。
さて、どうやってマンハッタンに入るかな? とりあえず マンハッタン行きのシャトルバスに乗ろうと バスの乗り場で待っていると、切符売りのお兄ちゃんが切符を売りに来た。「バスは いつ来るのか?」と聞くと、「50(フィフティー)分後だよ。」というので、「え"〜? 50分?! なにそれ?そんなに待てないよ。」というと、ちょっと笑いながら「違う違う、15(フィフティ〜〜〜〜ン)!」と慌てて言いかえるので、切符を買うことにした。
15分?時間がわからないので、携帯電話の電源を入れて時間を確認してみる。いいかげん10分以上経っているのに 待てど暮せど来ない・・・。人もまばらになってきて、夜も遅くなってくるし、どーなるの?・・・と思ってたら、なんと、理不尽なことに 切符売りのお兄ちゃんも仕事が終わったので、帰るという。「バスは あと数分(フュー ミニッツ)で来るよ。じゃあね。バイバイ。」・・って、オイオイ 帰るなよ〜 無責任だなぁ・・・。う〜、ホントに来るの? 文句言いたいのに 口がパクパクするばかりで、自分の英語力の無さにガックリ・・・。
そして、さらに待つこと30分。 やっと来たましたよ。結局50分後じゃん。だまされた・・・日本人なめんなよ〜うりゃ〜!
50分も待ち続けたため、必死の形相になって バスに歩み寄ると、係の人が スーツケースをバスのトランクに運んでくれた。が、積み込もうとして「う・・・ヘビィ・・・」さすがに でかいアメリカ人も26.8kgは、重いらしい。ふっふっふっ、毛唐め 私をだました罰だぜ。と、その人が私をだましたわけでもないのに、ちょっぴりほくそ笑みつつ、バスに乗り込む。

バスは、マンハッタンの真ん中まで ひた走る。そこから、タクシーに乗り換えてクーちゃんの家へ。すっかり遅くなってしまい、もう9時過ぎ。でも、ひさびさのクーちゃんとの再会で、感動! 8匹の犬達がお出迎え。うほほ! スーツケースを開けて、あまりの日本食の量にびっくり。さっそく 焼酎とチーカマで乾杯しました。ま、無事に着いてよかったよかった。
料理上手のクー ちゃんが ケールの炒め物とラビオリを作ってくれました。は〜、ありがたや。

 

 

くーちゃんちの8匹の犬達。

 

11月8日(金)
クーちゃんは、基本的に一日中 犬達のレスキューの仕事をしていて、昼からも別の場所にいる犬達の散歩などで忙しいので、私はいつも気ままな個人行動。今日は午後から一人で街へ。さっそく地下鉄の切符売り場で 7日間の乗り放題券(17ドル)を買う。(これは重宝しますよ。ホント便利。)まずは近場の72nd st へ・・・と思ったが、この乗り放題カード(メトロカードと呼ばれていて、日本のパスネットのようなもの)が くせ者。改札のところで磁気のついているところを差し込んで矢印の向きにシュッと読み込ませて「GO」と表示されると動物園の入口にあるような ガチャガチャ回る棒が回ってホームに入れるのだが、おそるおそる差し込むからか いつまでたっても「Sweep again(だっけなー?)」などと表示されて、入れない。他の人のを見てると、なにげにシュッと入っている。むむむ。それを見習いつつ、私もマネして なにげにシュッとやってみたら、入れた! どうやら シュッとすばやくやるのがコツらしい。
こんなの10年前にはなかったよ〜。昔はトークンというコインを入れるのだったが、今もトークンは残ってはいるものの、ほとんど使われていないらしい。

72nd では、ペットショップやら、洋服屋(アーバン アウト フィッターズの服はカワイイぞ)をウロウロして、帰る。(5時過ぎるともう暗くなってしまう)
帰りに近所のスーパーに寄ってみると、なんとスパイスがデッカイ容器に450gくらい入って2個で5ドル!安! ウホウホして、シナモンとターメリックを買った。(初日からこんなに買って、どーするの?)

で、うちに帰っても まだクーちゃんは帰らない。しばらく留守番をしているとピンポンが鳴った。出てみると、ピットブルを連れた黒人女性が立っている。「彼女は今いない。」と言うと帰ってしまった。そして、部屋に戻ろうとしてガ〜ン! ドアはオートロックなのでした・・・。部屋が暖かかったので、Tシャツで・・しかもカッパが「Very nice !」とか言ってるマヌケな絵の描いてあるTシャツ1枚という薄着のまま、ロックアウトされ 立ちつくす私・・・。幸いニューヨークは異常気象で、妙にナマ暖かい日だったので それほど寒くなかったのですが、なんとも空しいことよ。しばらくしてクーちゃんが帰って来て、助けてもらった。トホホ。

今日は クーちゃんも朝からガス屋が来たりで忙しく、予定が押していたので急いで夜の犬散歩に行って、ごはん作って食べる。献立は、玄米御飯とブラックタートルビーンズを煮たのと豆腐の炒め物などなど。クーちゃんはヴェジタリアンなのです。私も牛肉と豚肉は ほとんど食べないので大丈夫。健康的なお食事に舌鼓を打ちました。

 

 

公園で散歩している様子。

 

11月9日(土)
朝は シルビアズで御飯食べる。 ハーレムツアーなどで よく使われる有名なお店らしい。(クーちゃんの家はハーレムの119st にあるのです。)10年前に来たときは、ハーレムなんて昼間に地下鉄やバスで通過するのさえ危ない所と言われていたのに、ツアーで回るようになったとはNY も安全になったものです。ジュリアーニ元市長さんが取り締まりを厳しくして、すっかりクリーンアップされたらしい。 でも、あいかわらず白人は あんまりいないけどね。私達は黄色人種なので まだ受け入れられているもよう。

今日は、クーちゃんも午前中のうちに食料品の買い物に行きたい。というので一緒にバスに乗って86st まで行く。そして、洋服屋で別れ、私はまた買い物へ。 72st まで歩いて、今日こそはベッツィジョンソンへ行く。13年前にNY に来たときもベッツィジョンソンが大好きで丁度バーゲン中だったので 3.4回通って、買いあさったものですが、今回も2Fでバーゲンをやっていて、買ってしまいました。でも、以前より高いなぁ。やっぱり日本の物価が下がっているからか 他の品物も10年前は なんでも日本で買うより安かったのに、今回は日本の方が全然安い。デフレですな。

その後は、地下鉄で14st の7th aveまで行き、グリニッチ・ビレッジあたりのペットショップやオモチャ屋などを練り歩く。
で、帰りに地下鉄に乗ろうとしたら(掲示板にも書きましたが)バセンジーちゃんに遭遇!うわぁ!待ってくれぃ!と追いかけて写真を撮らせてもらいました。トト色のトライカラーの女の子で とてもフレンドリーな良い子でしたよ。

夜は、豆腐とヒジキとめかぶとネギとカラードグリエをポン酢で和えたの 、ヤムイモの煮物、 セロリアックの炒め物や サーモンクロケットなどを食べつつ クーちゃんとお酒を飲み四方山話。夜中まで話し込んでしまいました。

 

 

グリニッジ・ビレッジのバセンジー。
名前も聞いたんだけどなぁ。忘れちゃった。
日付が10日なのは、カメラが日本時間になってたんですね。たはは。

 

11月10日(日)
今朝の犬散歩はセントラルパークへ行く。私は、レイディ、ラスティ、ジェイジェイの3頭立て、くーちゃんはタイソンとスクービーの2頭。タイソンは今日アダプトされることになった。めでたしめでたし。皆で散歩は最後だね。
朝食食べて、クーちゃんはタイソンくんのお迎えが来るというので、私一人で近所の教会にゴスペルを聴きに行く。

とても大きな教会で、すでに黒人さんが歌って盛り上がっている。1Fでウロウロしていると、「2Fへ行け。」と言われ、階段を上がると なんと2F席の後半分は金の帯が掛けてあって、観光客の白人さんがビッシリ座っている。物見遊山な感じで、動物園の動物をみているよう。黒人さんは大盛り上がりなのに 後の席の白人さんは微動だにしない。リズムすら取る人も無く、なんだか感じ悪いなぁ。黒人問題を垣間見たような気分。そういえば白人さんのゴスペルなんて聞かないしね。日本人がゴスペルやるってのも笑っちゃいますが・・・。やっぱり、牧師さんが説教を(リズミカルに)しているうちに どんどん盛り上がって みんなで歌い出しちゃうってのは、日本人には無い血でしょう。日本人が歌の技術だけ追っかけて、ゴスペルをマネしてやってても ちょっとやっぱり恥ずかしいのです。日本人は自分の文化をもっと磨きましょう。

そのあと一度 家に戻り、御飯食べてまた出掛ける。電車を乗り換えて Canal st あたりからソーホーへ。
Yellow Rat Bastard や Necessary clothing を物色。カワイイ服がいっぱいだ〜。
でもまた無情にも夜が来てしまい、しかたなく帰る。 うぅっ。

が、しかし! まちがえて @ の電車に乗ってしまい(AかBに乗らなきゃいけないのに)116st で降りたら え"?コロンビア大学?
一応降りてぐるりと回ってみたが、さっぱり方向がわからず、真っ暗で危険なので しかたなくもう一度地下鉄で96st まで戻って乗り換えて帰った。あー何で間違えたんだろ?

夜は、クーちゃんが近所の中華料理屋でエビチリ?(といっても、酢豚のエビ版のような野菜炒めの中に大きなエビが入っているシロモノ)と御飯(ちいさな紙の箱にギッチリ3膳分くらい詰まってる。あまりのギッチリさに笑った。)を買ってきて、その上 ポートベローマッシュルームの豆腐詰めやら、スクワッシュ(カボチャ?)のバター炒め、青菜のおひたし などなど作ってくださっちゃって、はぁ、豪華。
どぶろく飲んで、今日は早めに寝る。

 

 

新しい里親さんに引き取られたタイソン君。
クーちゃんちには2週間前に来て、他のみんなともすっかり仲良しになっていたのでちょっとお名残惜しいような気もするが、本人は新しい里親さんが来ると、後も見ずに去っていったという。しあわせになれよー!

 

11月11日(月)
今朝は、近所の公園に散歩に行くのに4頭連れを体験。レイディ、ラスティ、ジェイジェイ、スクービーを持つ。クーちゃんはいつも7頭を組分けして3回お散歩しているらしいが、いつもより大人数で行けるので、みんなも楽しそう。

今日はクーちゃんも買い物があるというので、朝御飯を食べてから72st へ行く。
クーちゃんおすすめの店で服買ったりしつつ、Fairway というデッカイスーパーへ。
ここは、2Fが全部オーガニック食品でスゴイ数! 野菜は普通の八百屋のような品揃えだし、ベジタリアン用のフェイクソーセージやハムも 種類がたくさんある。
チーズやオリーブや魚介類などいっぱい買って帰った。

クーちゃんちの2F(玄関のドアは別になってる)は スタインウェイ のピアノが置いてあって、近くに音楽学校があるので貸しピアノ室を始めたのですが、あまり借りる人もいないので、来年の3月からウィークリーマンションのようにして(ピアノ付きのまま)貸し出すらしい。(2部屋あって奥の部屋は2月まで住んでいる人がいるので それ以降ね)きれいにリフォームもしてあってなかなか良いですよ。2人くらいは泊まれそう。
1Fは犬が7頭いるので、犬のワンワン声はうるさいですが・・・。
借りたい方は御連絡ください。

午後は雨なので、今日は本を読んでおとなしく過ごす。
すると、絶対触ってはいけない(噛む)というチワワMIXのトピカちゃんが なんと私にすり寄ってきた! か、かわいい・・。
ホントに触っちゃいけないのかなぁ?と思いつつ恐る恐る手を伸ばすとペロっとなめた?きゃはっ!
あまりにずーっと下から見つめているので、首をなでなでしてあげました。
トピカちゃんは心臓肥大でよく咳をするのですが、5年前にすでにこの病気を持っていてダンボールに入って捨てられていたらしい。ひどいことする人がいるものです。病気になってから捨てるってのは、どういう了見でしょう?全く けしからんやつだ!
他にもここにいる犬たちはみんな暗い過去を背負っていて、公園に何年も繋がれっぱなしで、ストレスで石を噛んで歯が無い子なんかもいます。でも、みんな良い子なんだよ〜。なんで捨てるんだろうねぇ。責任持って愛情持って飼いましょう。
ここでは古株のランボーやパッチとも うち解けて 心温まる雨の日の午後。

夜御飯は、昼に買ったムール貝とレッドスナッパー(鯛のなかま?)とクラム貝で作ったブイヤベース、アイダホポテトのガーリックマヨネーズ添え、アーティチョークのハート酢漬け、フレッシュグリーンオリーブ(おいしい!日本に無い味だ)アボカドとブルーチーズ、コンテでワイン飲む。おいちい。

下の写真は、例の部屋です。ピアノの部屋の反対側にキッチンをはさんで、奥にもう一部屋ある。けっこう広いですよ。

 

 

 

 

 

 

11月12日(火)
朝から雨の中 早起きして犬散歩後、クーちゃんと Ground zero へ行く。
潰れてしまった駅も 気付かぬうちに通り過ぎて、Rector st で降りる。
まだまだこのあたりは工事中。もう更地になっているが、案外狭い土地に2つのビルが建っていたのね。と言う感じ。
西側のガラス張りになったビルにぐるっと回って全体を眺める。地下何階だったんだろう?何層もの地下の断面が見える。
東側に回ると鉄筋で作った十字架が象徴的に建っている。
こんな狭いとこで何千人も亡くなったなんて・・・。
クーちゃんの知り合いの人は上の方の階にいたから 早い時期に遺体が見つかったらしいが、下の方にいた人は・・・辛いですねぇ。

その後 Dの地下鉄に乗って28st で降り、マドラス・マハールというインド料理屋でカレーバイキングを食べる。
サブジーやチャナ豆のカレー、パパル、サモサ などなど 美味しい! これで2人で15ドルは安いぞ!
このあたりは インドの店だらけなので、すぐ近くのスパイス屋に行き ほうれん草味のクスクスや、ワイルドライス、オニオンシード、コリアンダーなどを買う。なぜか日本のワサビなんかも置いてある。ヘンなの。

雨だし荷物が増えたので 一度家に帰る。
昼御飯食べて、午後からクーちゃんは雨の中 無農薬野菜を取りに行って、犬の散歩に行くというので、私はまたまた一人で行動・・・と思ったら、間違えてUp town 行きのホームに入っちゃったよ〜。慌てて外に出て(乗り換えの駅でない小さな駅は 入口が行き先によって違うのです。)反対側の改札から入ろうとするが、ブ〜!このアンリミテッドのメトロカードは、続けて他の人が使えないように一度使うと18分間は使えないというのものなのでした。あ"〜!しかたなく駅員さんに事情を説明すると 一番右側の機械を通れるようにしたからそこから入れ という。
やれやれ。とんだ時間のロスだね。

で、そろそろキャッシュが無くなるので 銀行へ円をドルに替えに行くが、なんと! 替えてくれる銀行はほとんどないっ。シティバンクでさえ、口座がなきゃダメ。4,5軒回って やっと替えてくれたものの、日本で替えるより1万円に付き10ドルくらいの損!(なので、1万円しか替えなかった。)・・・うっ! とりあえずカードでお買い物するからとキャッシュを少ししか持って行かなかったのは失敗ですな。ドルは日本で替えて持っていった方が全然お得です。

そして、地下鉄で48st の楽器街へ。
でも楽器街といっても6th と7th の間に かたまって5,6軒だけ。
いろいろ物色しつつ、Manny's (マミーズじゃないよ)でギターを何本か試奏してみる。すると、隣に高校生くらいの白人が試奏にやってきて座ったかと思うと、ジャン!ジャカジャカジャカ!ジャン!ジャカジャカジャカ! うるさい!うるさ〜い! それが上手かったらまだいいんだけど、うるさいだけなのだ〜。私の弾いてる音が聞こえにゃ〜い!弾けにゃーい! く〜! 
結局、ギターのストラップだけ買って帰った。 ふにゅ〜!

夕食は 取れたてのセロリアック、サーモンステーキ、豆腐サラダ、海草サラダなどなど お腹いっぱいで疲れて寝る。
ふぅ〜。

 

 

ニュースで見たことあるかと思いますが、グラウンドゼロのビルの廃材で作った十字架。

 

11月13日(水)
朝からいつもの公園へ散歩に行く。今朝の犬散歩が最後かと思うとちょっと寂しい。(明朝、帰国便の出発時間が早いので)
午前中は、クーちゃんがやっている気功のようなものを一緒にやって、午後はまた72st へ行く。
今日しかおみやげ物を買う時間がないので、Fairway でこないだ買って美味しかったフレッシュなオリーブや オーガニックの売場でお茶やスープストックなどなど買う。
で、最初の日に見つけて 買おうか買うまいか迷っていたブラケット(壁掛け式)の電気のカサ・・・日本で気に入ったのもなかなか売っていないので、かさばって荷物になるけど 思い切って買っちゃう? と、目をつけていた店に行ってみると あれ?張り紙が・・・
「家族が病気のため、早じまいします。」って? うっ!はぁはぁはぁ・・・。ここまで買うと決心すると、全身の力が抜けてしまいますよ。この気持ちどうしたらよいの? あぁぁぁぁ。

気を取り直して、今日は6時半に116th の駅でF嬢(元アイドル)と待ち合わせてたんだった。とっとと家に帰って日本のお土産を持って待ち合わせ場所へ。
で、駅まで走って行くと、もういた〜。ごめんごめん。 お〜、ひさしぶりー!  はぁ、こんなとこで会うなんて なんだかウルウルしちゃいます。125st まで一駅歩きながら、お互いの近況話などして盛り上がった。今日はこれからアポロシアターへ行くのですが、クーちゃんも 犬散歩後 来るので 、指定された 125st のピザ屋に入る。
クーちゃんと合流して、軽く食事をとってアポロシアターへ。

しかし、アポロシアターの入口は行列しててなかなか入れない。しかも日本人だらけ。うへ〜。
やっとこさ中に入ると もうショーは始まっていて、司会の黒人さんが「コンバンワ〜!」 などと言っている。
よく見ると、客席の半分は日本人。 何?ここは日本?
最初、客席から5,6人ステージに上げられてダンスを踊らされたりするのだが、その内2人は日本人・・・。
オイオイ ダンスも恥ずかしいし、なんなんだよ〜。ここはホントにアポロシアター?・・・ま、そういう私も日本人ですが。

で、水曜日はアマチュアナイトなので素人さんのショーが始まる。
ダンスの人、歌の人 、訳の分からない演説の人・・・いろいろ出てくるが失格の人は 大ブーイングでピエロが出てきて、むりやり退場させられるという 昔どっかのテレビで見たような段取り。オモシロイ。
見ると1階でカメラのフラッシュをたいている人や ビデオを撮っている人が見えたので、そういえばカメラチェックも無かったし、ちょっと私も撮っちゃおうかなーっと ところどころビデオで撮ってみる。
やがて、1部が終わり、休憩時間にFちゃんやクーちゃんとビデオを撮りあいっこしていたら、突然 黒人のデッカイ警備員が「ちょっと来なさい!」と やってきた! ヒ〜!
「ここはビデオ禁止だから そのビデオとビデオテープをこちらに渡しなさい!」と、いきなりすごい剣幕!
私も、昨日までの旅の思い出がたくさん入ったテープなので没収されては大変! と
「これはとても重要なテープなのでダメだ!渡せない !」というと 向こうも
「とにかく見せろ!」と、私の手からビデオをもぎとろうとする。キェ〜!
押し問答をしているうち「あなたがこのビデオをどうしても渡さないのなら、今すぐポリスを呼ぶぞ!」と言うので、クーちゃんまでも 「え"〜?!」と後ずさりし、突然「私、英語しゃべれませ〜ん。」という人になってしまった。
というのも、NY ではポリスに一言でも文句言うと、公務執行妨害で即刻逮捕されてしまうからなのであります。
ま、クーちゃんは こちらでの生活があるので しかたない。
私もヘタにしゃべると誤解を生みそうなので、「しゃべれませ〜ん!!!」とビデオをシッカと握りしめていると その警備員もトランシーバーで「日本人の通訳を今すぐ呼んでくれ!」と言って、まもなく2人の日本人男がやってくる。
その日本人は「最初に 写真ビデオはダメだと場内で放送されたはずですよ。」と言うので、
「遅れてきたら もうショーが始まっていたので 聞いてません。」というと
「遅れてくるのが悪いんじゃないの?」などと言って、完全にアポロシアター側? 非国民め!
しかたなく「じゃあ ショーの部分をすべてイレースします。」と言って、キャップをはめたまま録画にして消してみた。
しばらく消してみて「ちょっと巻き戻して消えてるかどうか見てみましょう。」と、確認してみると あわてて消し始めたために、最初の2,3秒が消えてなかった!
するとますます警備員は怒り出し「彼女は消すと言ったのに、消えてないじゃないか!やっぱりこのビデオは没収だ!事務所に持っていく。」というので、「それは困るので、私も 事務所に行きます。」と、とりあえず事務所へ行くことにした。
そして、事務所で警備員達に囲まれて 再度イレース。が、しかし、今度はバッテリーが無い・・・。途中で切れたらすべて取り上げられてしまう〜!え〜ん! バッテリーよ、最後までもってくれ〜。と祈りつつ、ちゃんと消えているか確認作業をして、電池切れギリギリのところで 無事終了。プハ〜。
「もう撮るなよ。」とビデオを返してもらい。ホッと胸をなでおろしましたよ。めでたしめでたし。

席に戻ると、もう2部がほとんど終わっていた。F嬢が「なぜか、ゲストでトータス松本さんが出てたよ。」って、なにそれ?日本人へのサービス?
しかし、ま、結局 何しに来たんだか、という感じではあったが。無事トラブルも切り抜けて、会場を出た。
アポロシアターの前はよく見ると日本人の観光客用バスが何台も停まっている。はぁ。そういうことでしたか。
すっかり日本のツアーに乗っ取られているのね。
帰りF嬢を駅まで送り、クーちゃんとトボトボ家路につく。もう明日の朝 帰るんだなぁ。と なんとなく名残惜しい気分になっていると、ふと生演奏をしているバーを見つけたので、寄ってみる。
おじいさんがサックスを吹いていたりして、なんかいい雰囲気。
かっこいい帽子をかぶったおじさんに、「その帽子いいねぇ。」と私の毛糸の帽子をほめられた。
「そちらこそ 結構な御帽子・・・」

家に帰って さらにクーちゃんと夜中まで ヨモヤマ話。
明朝、空港まで行くためのタクシーを呼んでもらう。
3軒くらい値段を聞いてみるが、一番安い テルアビブ・タクシーにする。(名前が・・大丈夫なのか?)

 

 

 

ってなわけで、アポロシアターの写真はないので、NYのドッグランの様子。
右は注意書き。え? No more than three dogs?

 

 

11月14日(木)
朝っぱらの8時半から タクシーがお迎えに来たので、早々にクーちゃんと犬達に別れを告げ バタバタとタクシーに乗り込む。
このテルアビブタクシーの運転手は 1987年に日本に来たことがあるらしく、「池袋は知ってるか?」とか「板橋 知ってるか?」とか 日本語は「スミマセン」「チョトマッテクダサイ」「アリガト」くらいしか知らない。などとどうでもいい話をエンエンとされて非常に疲れた。(ま、サービスだったのかしら?)道も混んでいたので、1時間くらいかかって空港に着き(タクシー代は、チップも入れて48ドル)カウンターでチェックイン。帰りの荷物は18キロくらいだったので、行きよりずっと軽い。(といっても重いけどね)荷物預けて、ゲートまで行く。クーちゃんに作ってもらったお弁当のサンドイッチを食べて(・・うぅ、何から何まで ありがとございます)飛行機に乗り込む。・・・で、寝る。ひたすら寝る。
途中 機内食でカレーうどんとピザのどっちがいい? というのがあって、カレーうどんにしたら なんと!小学校の時の給食のブチブチ切れるコシのないソフト麺だ! こんなとこにあったとはビックリだ!どうしてメニューに入れたのか聞いてみたいところです。
これ程おいしくない食べ物も珍しいよ。

で、13時間後(?)成田へ。もうこちらは15日(金)一日損した気分。
スーツケースを受け取り さてどうやって 帰ろうか・・・と思って出口を出ると、お!?
なーんとリケマン!迎えに来てくれたのか。うひょ〜!ラッキィ〜。
そして、車で無事に帰りましたよ。

ハイ、長々と読んでくれてお疲れさまでした。

 

 

 

最後に クーちゃんとトピカちゃん。

でした。

サンキュー。

 


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