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正月ということで、1月3日、久しくご無沙汰していた武蔵嵐山の実家に行ってきました。最近は車で行くことが多いのですが、たまには電車でということで、川越以遠の車窓風景を久しぶりに楽しみながら、懐かしの武蔵嵐山駅を観察してきました。
月の輪新駅とその周辺の工事も進んでいるようです。森林公園〜武蔵嵐山間の複線化工事も、路床が順調に整備されつつあるようでした。新駅のホームもなんとなく形ができつつあるようです。新駅周辺の開発は規模も大きく、区画整理もしっかりしているようです。この不景気の中、新しい都市の開発には困難が伴うのでしょうが。
帰りに嵐山駅の上りホームに来たところ、なにやら工事が進んでいます。暗くてよくわかりませんが、どうやら上りホーム上に杭を打ち込む作業のようでした。おそらく複線化工事に伴う駅の改良工事と思われます。想像するに、現在自由通路として駅の南北を結んでいる跨線橋を橋上駅化するためのものでしょう。また、それに伴い上りホームも拡幅されると思われます。
この工事が完成すれば、現在の下りホームと現在の駅舎、そして上りホームへの跨線橋は不要になるので、撤去されるでしょう。ただ下りホームにも上りホームと同様の工事が進んでいるようですので、あるいは小川町までの複線化が完成するまでの暫定的な折り返し駅として、下りホームも残して利用するかもしれません。あるいは下りホームの工事は単に橋上駅舎を支える柱の工事なのかもしれませんが。あやふやな情報で申しわけありません。
この嵐山町も、モータリゼーションが極端に進んだ北関東諸都市の例に漏れず、郊外のロードサイド店舗の隆盛と反比例するように駅周辺商店街の空洞化が進んでいます。複線化とダイヤ改正で旧市街地の活性化が進めばよいのですが、そううまくはいかないとは思うのですが。
さて森林公園と武蔵嵐山の間で進行中の月輪地区の区画整理事業と東上線複線化、新駅建設の様子が気になるので、1月6日にあらためて見てきました。まず昭和58年2月発行と平成12年5月発行のの2.5万分の1地形図を見比べてみましょう。
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(上)区画整理前の月輪中丸地区の2.5万分の1地形図
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上)区画整理中の月輪中丸地区の2.5万分の1地形図 線路南部の水田と雑木林は消え去り、工場が進出をはじめている。区画整理対象地は水田が埋められ、地図中に記載されている50mと55mの等高線は現状ではすっかり変わってしまっている。南側を弧状の道路に囲まれている中丸の集落は、区画整理によって家屋配置や道路もほとんど旧状をとどめていない。〔平成12年5月1日発行、2.5万分の1地形図「武蔵小川」:昭和32年測量、昭和56年改測、平成11年修正測量、平成10年11月撮影の空中写真を使用、平成11年7月現地調査 (c)国土地理院〕 |
新駅はプラットフォームが姿を現しつつあるといった状況です。駅の形式は複線の左右に岸式ホームを1面ずつ配置するものと思われます。
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上の地図2点は区画整理の現状を地図に表したもの。左の図は2.5万分の1地形図に新しい区画を当てはめたもの |
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写真A 関越自動車道の測道から見た東上線。右の線路は旧線路ですでに架線ははずされている。真ん中は現在使用中の線路。左端は区画整理によって新設される道路。 |
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写真B 写真A地点よりやや南から撮影した開発地域の南半部。2枚の写真をあわせたもの。空気の澄んだ冬晴れの条件下、逆光で撮影したため、暗部がつぶれ気味なのをお許しいただきたい。外秩父の山々がよく見渡せる。 |
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写真C 新駅予定地の東から駅予定地方向を見る |
写真D 新駅の北口駅前から新駅のホームをみる |
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写真E 北口駅前広場予定地からホーム越しに南口方向を望む |
写真F 新駅北西方向から工事中のホームを見る |
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写真G 旧中丸地区の民家。かなりの建物が新しい敷地に新築しているが、区画整理の都合上か、この写真のように古い敷地にそのまま建っているものもある。枝を払われた屋敷森のケヤキが、古い敷地を継承していることを物語っている。 |
写真H 区画整理された角地に残る小祠。おそらく場所は多少移動したものと思われるが、機械的に区画された味気ない新開地に、ほっとする一角を提供している。こうした民俗遺産もぜひ残して欲しいものだ。 |
【追加情報】2001年2月11日・記
2月10日に新駅建設地を通過する際に、車窓からあらためてよく見ていたところ、旧線路はそのまま複線の上り線路として使用するようです。また現在使用している線路の南側にあるスペースを、線路新設スペースかと想像したのは間違いで、どうやら線路脇の道路と見るのが正しいようです。したがいまして、上記本文、ならびに写真解説を書きあらためました。駅のホームも島式ではなく、対向式のホームとなるのでしょう。
また、武蔵嵐山駅のホームはどうやら島式1面ホームになるようです。ということは、やはり現在の駅舎は撤去されることになるんでしょう。
※このページに使用した地形図はすべて国土地理院が著作権を保有しています。
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