当院での乳がん診断の流れ

@問診
 月経の状況や出産・授乳の経験、ご家族でがんに
 かかった方についてお聞きします。


A
視診・触診
 まず、乳房を観察し、両手で乳房の診察を行います。乳房のしこりだけでなく、乳頭からの分泌物や皮膚の変化や腋から鎖骨の上のリンパ節の状態などを診察します。

B乳腺超音波検査
 診察に続いて両側乳房の超音波検査を行います。超音波を当てて、その跳ね返りを調べますが人体には影響はありません。必要に応じて腋のリンパ節を調べたり、color doppler法を用いて乳房のしこりの血流を調べます。結果を写真とコンピューターの両方に保存します。

 
 最近日本人女性で乳ガンにかかる人が増加しています。中でも40歳を過ぎると乳ガンにかかる危険性が高くなるため、自覚症状がなくても2年に一回は乳ガン検診を受けることが勧められています。40歳未満でも肥満や閉経後のホルモン補充療法を受けている方は乳ガン発症のリスクが高くなるので、2年に一回は乳ガン検診を受けることが勧められています。また、自覚症状(乳房のしこり・乳頭からの分泌物・痛み・違和感など)があれば年齢に関係なく、医療施設を受診してください。



乳がんの診断   

マンモグラフィ画像
カテゴリ 5

診断:右浸潤性乳管癌


C
マンモグラフィ検査
乳房を圧迫し薄くした状態でレントゲン撮影を行いますので、多少の痛みを伴います。放射線の被曝は自然界の放射線レベルと同じくらいの低さなので心配ありませんが、妊娠初期の方は控えた方がいいでしょう。がんを疑う指標として、カテゴリー分類(1〜5)で結果を表現します。結果はフィルムとコンピューターに保存します。



乳房MRI検査

腫瘤像と周辺の乳管内進展

A病理検査 
 乳ガンであれば針生検で採取した組織を用いて、組織型・ガン細胞の悪性度(核異型度)・脈管浸潤の有無・ホルモン感受性の有無・
HER2感受性の有無などについて調べます。これらの結果から、乳ガンの悪性度や転移・再発のリスクの程度が推定できます。また手術以外の治療方法の決定にも必要な検査です

2:乳ガンの詳細な検査
@その他の画像検査:CT scanMRI
 触診・超音波検査・マンモグラフィ検査のあと、細胞診や針生検を行い乳ガンと確定した場合はもちろん、強く疑われる場合も乳房CTや乳房MRIなどを行い、乳房内でのがんの広がり状況や腋や鎖骨周辺のリンパ節転移の有無を調べます。、また肺・肝臓・骨などの臓器に転移していないかも調べます。

 以上の診察と検査で乳ガンや他の乳腺疾患が疑われた場合、当院では続いて細胞診や針生検を行います。それは乳ガンかどうかの最終的な診断には病理診断(顕微鏡的検査)が必要なためです。どちらも注射針でしこりを刺して細胞や組織を採取する検査です。昔のように、すぐにしこりを切除して調べることはしません。



Tel :078-846-6035

外科 ・ 消化器科 ・ 肛門科
乳腺外来 ・ 化学療法外来

Hashimoto Clinic

橋本クリニック

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