フットサル競技規則
第1条 ピッチ
【大きさ】
ピッチは、長方形とする。タッチラインの長さは、ゴールラインの長さより長くなければならない。
長さ: 最小 25m 最大 42m
幅: 最小 15m 最大 25m
【国際試合】
長さ: 最小 38m 最大 42m
幅: 最小 18m 最大 22m
【ピッチのマーキング】
ピッチは、ラインでマークする。エリアの境界を示すラインは、そのエリアの一部である。長い方の2本の境界線をタッチライン、短い方の2本の境界線をゴールラインという。
すべてのラインの幅は、8cmである。
ピッチは、ハーフウェーラインで半分ずつに分けられる。
ハーフウェーラインの中央にセンターマークをしるす。これを中心に半径3mのサークルを描く。
【ペナルティーエリア】
ピッチの両端に、以下のようにペナルティーエリアを設ける:
それぞれのゴールポストの外側を中心として、半径6mの四分円をゴールポストの外側のゴールラインから、ゴールラインに直角に描いた仮想ラインのところまで描く。それぞれの四分円の先端を、ゴールポストの間のゴールラインに平行な3.16mのラインによって結ぶ。
【ペナルティーマーク】
両ゴールポストの中央から6mのペナルティーエリアのライン上で、両ゴールポストから等距離のところにペナルティーマークを描く。
【第2ペナルティーマーク】
両ゴールポストの中央から10mで、両ゴールポストから等距離のところに第2ペナルティーマークを描く。
【コーナーアーク】
それぞれのコーナーに半径25cmの四分円をピッチ内に描く。
【交代ゾーン】
チームベンチ側のピッチで、それぞれのチームベンチの直前に交代ゾーンを設ける。競技者は、交代のために、ここから出入りする。
●交代ゾーンは、チームベンチの直前に設け、その長さはそれぞれ5mとする。その両端をタッチラインに直角に幅8cm、長さ80cmで描く、80cmのうち40cmをピッチの内側、40cmをピッチの外側に描く
●ハーフウェーラインとタッチラインの交点と各交代ゾーンの近い側の端との距離は、5mである。タイムキーパーの机の前のフリースペースは、空けておく
【ゴール】
ゴールは、それぞれのゴールラインの中央におく。
ゴールは、それぞれのコーナーから等距離に垂直に立てられた2本のポストとその頂点を結ぶ水平なクロスバーとからなる。
ポストの間隔(内側間)は3mで、クロスバーの下端からピッチ面までの距離は2mである。ゴールポストとクロスバーは同じ幅と厚さで、8cmとする。麻、ジュートまたはナイロン製のネットをゴールポストとクロスバーの後方に取り付ける。ゴールの下部は、曲げられたバーあるいは適当なもので支持する。
ゴールの奥行きは、ゴールポストの内面からピッチの外に向かって、上部において80cm以上、ピッチ面において100cm以上とする。
【安全】
ゴールは、移動式のものでも良いが、プレー中は、ピッチ面に対して確実に固定しなければならない。
【ピッチの表面】
表面は、滑らかかつ平坦で、摩擦のないものでなければならない。木または人工材質のものが望ましい。コンクリートやアスファルトは、避けるべきである。
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決定事項 >>
●決定1
ゴールラインの長さが15mから16mの場合、ペナルティーエリアの半径は、4mとする。この場合、ペナルティーマークは、ペナルティーエリアを示すライン上ではなく、両ゴールポストの中央点から6mで、両ゴールポストから等距離のところとする。
●決定2
天然芝、人工芝あるいは土の使用は、リーグの試合には認めるが、国際試合では認めない。
●決定3
コーナーキックを行うときの距離を確実に守らせるため、コーナーアークから5m離れたところに、ピッチの外側にゴールラインと直角なマークを描くことができる。このマークの幅は、8cmである。
●決定4
チームベンチは、タッチラインの後方で、タイムキーパーの机の前のフリースペースに隣接している。

第2条 ボール
【品質と規格】
ボールは:
●球形で
●皮革または他の適切な材質で
●外周が64cm以下62cm以上で
●重さが試合開始時に440グラム以下400グラム以上で
●空気圧が海面の高さで0.4〜0.6気圧(400〜600g/cm2)のものである
【欠陥が生じたボールの交換】
試合の途中でボールが破裂したり、欠陥が生じた場合:
●試合を停止する
●ボールに欠陥が生じたときの地点で交換したボールをドロップして、試合を再開する
ボールがインプレー中ではなく、キックオフ、ゴールクリアランス、コーナーキック、フリーキック、ペナルティーキックまたはキックインのときにボールが破裂したり、欠陥が生じた場合:
●競技規則に従って試合を再開する
主審の承認を得ないで、試合中にボールを交換してはならない。
決定事項
●決定1
フェルト製のボールは、国際試合では認めない。
●決定2
ボールは、2mの高さから落下させたとき、最初のバウンドが50cm以上、65cm以下の範囲ではね返るものでなけなければならない。
競技会の試合においては、第2条に規定されている最低限の技術的要件を満たしているボールのみの使用が認められる。
FIFAの競技会の試合、各大陸連盟主催の競技会の試合において使用するボールの承認は、以下の3つの記号のいずれかがボールに付いていることを条件として行う:
公式の“FIFA承認”のロゴ
または
公式の“FIFA検定”のロゴ
または “国際試合ボール基準”を示すマーク
ボールに付けられたこれらの記号は、第2条に規定される最低限の仕様に加えて、それぞれのカテゴリーの規定の技術的要件を満たしていることが公式にテストされて証明されている。それぞれのカテゴリーごとの個別の追加要件のリストは、FIFAが発行する。テストを実施する検査機関は、FIFAによって選ばれる。
各国協会は、競技会において上記の3つの記号のいずれかを付けたボールの使用を義務付けることができる。
その他の試合においても、使用されるボールは、第2条の要件を満たしていなければならない。
各国協会が競技会において“FIFA承認”または“FIFA検定”のロゴを付けたボールの使用を義務づける場合、ロイヤリティが不要の“国際試合ボール基準”のマークを付けたボールの使用も許さなければならない。
FIFAの競技会の試合、各大陸連盟および各国協会主催の競技会の試合では、ボールに一切の商業広告を付けることは認められない。ただし、競技会、競技会の主催者のエンブレムおよびメーカーの承認された商標は、認められる。競技会規定において、これらのマークのサイズと数を制限することができる。
第3条 競技者の数
【競技者】
試合は、5人以下の競技者からなる2つのチームによって行われる。チームの競技者のうちの1人は、ゴールキーパーである。
【交代の手続き】
競技者の交代は、国際サッカー連盟、各大陸連盟または各国協会レベルの公式競技会規定のもとで行われるすべての試合で認められる。
交代要員は、最大7人までとする。
試合中に行われる交代の回数は、制限されない。交代で退いた競技者は、交代要員となって他の競技者と交代してピッチに戻ることができる。
交代は、次の条件のもとに、ボールがインプレーまたはアウトオブプレー中に行われる:
●ピッチを出る競技者は、自分のチームの交代ゾーンから出る
●ピッチに入る競技者も、自分のチームベンチの交代ゾーンから入る。ただし、ピッチを出る競技者が完全にタッチラインを越えて外に出るまで、ピッチに入ることができない
●交代要員は、出場するとしないとにかかわらず、審判の権限と職権の行使に従わなければならない
●交代は、交代要員がピッチ内に入ったときに完了し、その瞬間から、その交代要員は競技者となり、退いた競技者は競技者ではなくなる
ゴールキーパーは、他のどの競技者とも入れ替わることができる。
【違反と罰則】
交代が行われるとき、交代する競技者がピッチから完全に出る前に交代要員がピッチ内に入った場合:
●プレーを停止する
●交代する競技者に、ピッチの外に出るように指示する
●交代要員に警告を与え、イエローカードを示す
●試合を停止したとき、ボールのあった地点で相手チームによって行われる間接フリーキックでプレーを再開する。 ただし、その地点がペナルティーエリア内の場合、試合が停止したとき、ボールのあった地点に最も近いペナルティーエリアラインから間接フリーキックを行う
交代が行われるとき、交代ゾーン以外の場所から交代要員がピッチ内に入ったり、交代する競技者がピッチを出たときは:
●プレーを停止する
●違反をした競技者に警告を与え、イエローカードを示す
●試合を停止したとき、ボールのあった地点で相手チームによって行われる間接フリーキックでプレーを再開する。ただし、その地点がペナルティーエリア内の場合、試合を停止したとき、ボールのあった地点に最も近いペナルティーエリアラインから間接フリーキックを行う
決定事項
●決定1
試合開始時に、両チームとも最小5人の競技者がいなければならない。
●決定2
退場によっていずれかのチームの競技者の数が3人未満(ゴールキーパーを含む)になった場合、試合を放棄しなければならない。
第4条 競技者の用具
【安全】
競技者は、自分自身あるいは他の競技者に危険となるような用具やその他のもの(宝石類を含む)を身につけてはならない。
【基本的な用具】
競技者が身につけなければならない基本的な用具は:
●ジャージまたはシャツ
●ショーツ─サーマルアンダーショーツを着用する場合は、主な色がショーツの主な色と同色とする
●ソックス
●すね当て
●靴- キャンバスまたは柔らかい皮革製で、靴底がゴムまたは類似の材質のトレーニングシューズあるいは体育館用シューズのタイプのみが許される。靴は、必ず着用しなければならない
【ジャージまたはシャツ】
●すべてのシャツには、1番から15番までの背番号が着けられる
●背番号の色は、ジャージの色と明らかに区別がつくものとする
国際試合においては、小さなものでよいが、服装の前にも番号をつけるものとする
【すね当て】
●すね当ては、ソックスによって完全に覆われる
●適切な材質(ゴム、プラスチックまたは類似のもの)で作られている
●それ相応の保護に役立つ
【ゴールキーパー】
●ゴールキーパーは、長いトラウザーズを着用することができる
●それぞれのゴールキーパーは、他の競技者および審判と容易に区別のつく色の服装をする
フィールドの競技者がゴールキーパーと入れ替わる場合、競技者が着用するゴールキーパーのジャージにはその 競技者自身の背番号を付けなければならない
【違反と罰則】
本条の違反に対して:
●主審は、違反をした競技者にピッチから離れて用具を正すように、または身に付けていない用具を身に付けるように指示する。その競技者は、審判の1人に通知し、用具が適正であることが確認されたあとでなければピッチ に戻ることができない。競技者は、ボールがアウトオブプレーのときにのみ試合への復帰が認められる
第5条 主審
【主審の権限】
それぞれの試合は、主審によってコントロールされる。主審がピッチの設置された場所に入ったときからその場所を離れるまで、任命された試合に関して競技規則を施行する一切の権限をもつ。
【職権と任務】
主審は:
●競技規則を施行する
●違反をされたチームがアドバンテージによって利益を受けそうなときは、プレーを続けさせる。しかし、そのときに予期したアドバンテージが実現しなかった場合は、そのもととなった違反を罰する
●試合の記録を取り、関係機関に試合報告書を提出する。報告書には、試合前、試合中、あるいは試合後の、競技者、あるいはチーム役員に対する懲戒措置やその他の出来事に関する情報が含まれる
●タイムキーパーがいない場合、その任務を行う
●競技規則のあらゆる違反に対して、あるいは外部からのなんらかの妨害があった場合、試合を停止し、中断し、あるいは打ち切る
●警告や退場となる違反を行った競技者に懲戒措置をとる
●認められていない者がピッチ内に入らないようにする
●競技者が重傷を負ったと主審が判断した場合は、試合を停止し、負傷者をピッチから運び出すようにする
●競技者の負傷が軽いと主審が判断した場合は、ボールがアウトオブプレーになるまでプレーを続けさせる
●使用するすべてのボールが第2条の要件に適合していることを確かめる
【主審の決定】
プレーに関連する事実についての主審の決定は、最終である。
決定事項
●決定1
主審と第2審判が同時に反則の合図をし、どちらのチームを罰するかに不一致があった場合、主審の判定が優先される。
●決定2
主審と第2審判は、ともに競技者に警告
第6条 第2審判
【任務】
第2審判は、1名任命され、主審と反対側のサイドのピッチで任務を行う。第2審判は、笛を使用することができる。
第2審判は、主審が競技規則に従って試合をコントロールすることを援助する。
また、第2審判は:
●競技規則の違反に対して試合を停止する職権をもつ
●交代が正しく行われるようにする
第2審判が不法な干渉あるいは不当な行為を行ったときは、主審はその第2審判を解任し、代替を補充し、関係機関に報告する。
決定事項
国際試合においては、第2審判を必ず置かなければならない。
第7条 タイムキーパーおよび第3審判
【任務】
タイムキーパー1人と第3審判1人が任命され、交代ゾーンがある側のピッチの外で、ハーフウェーラインのところに座る。
タイムキーパーと第3審判は、正確な時計(ストップウオッチ)および反則の累積を表示するために必要な機器を用いる。試合を行うピッチがあるところの協会またはクラブが、これらの機器を用意する。
タイムキーパーは:
●次により、第8条に規定された試合時間で試合が行われるようにする
-キックオフの後に時計(ストップウオッチ)をスタートする
-ボールがアウトオブプレーになったとき、時計を止める
-キックイン、ゴールクリアランス、コーナーキック、フリーキック、ペナルティーマークおよび第2ペナルティーマークからのキック、タイムアウト、またはドロップボールの後、時計を再スタートさせる
●1分間のタイムアウトを確認する
●競技者が退場を命じられたときの実質2分間の罰則時間を確認する
●前半の終了、試合の終了、延長時間の終了およびタイムアウトの終了を、審判の笛と区別できる笛またはその他の音で合図する
●各チームが取ることのできるタイムアウトの数の記録をつけ、審判と両チームに伝える。また、いずれかのチームの監督から要求されたとき、タイムアウトの許可を合図する(第8条)
●審判が反則とした前半、後半各チームそれぞれ5つまでの反則を記録し、いずれかのチームが5つ目の反則を犯したときに合図する
第3審判:
第3審判は、次によりタイムキーパーを援助する。
●審判が反則とした前、後半各チームそれぞれ5つまでの反則を記録し、いずれかのチームが5つ目の反則を犯したときに合図する
●試合の停止とその理由を記録する
●得点した競技者の番号を記録する
●警告、退場を受けた競技者の番号と氏名を記録する
●その他、試合に関する情報を提供する
タイムキーパーまたは第3審判が不法な干渉を行ったとき、主審はこれらを解任し、代替を補充し、関係機関に報告する。
主審もしくは第2審判が負傷した場合、第3審判はその審判と入れ替わる。
決定事項
●決定1
国際試合においては、タイムキーパーと第3審判を必ず置かなければならない。
●決定2
国際試合において使用する時計(ストップウオッチ)は、必要な機能のすべてを備えたものでなければならない(正確な時計と2分間の罰則時間を4人の競技者について同時に計時でき、各チーム、各ハーフの反則の累積を表示できるもの)。
第8条 試合時間
【プレーの時間】
試合は、前、後半の20分ずつ行われる。
計時は、その任務が第7条に規定されているタイムキーパーが行う。
前、後半を問わず、ペナルティーキックの終了まで時間を延長する。
【タイムアウト】
各チームは、次の原則により、前、後半それぞれ1分間のタイムアウトを要求できる。
●両チームの監督は、タイムキーパーに対し1分間のタイムアウトを要求できる
●1分間のタイムアウトはいつでも要求できるが、要求するチームがボールを保持しているときに限り認められる
●タイムキーパーは、ボールがアウトオブプレーのときに、タイムアウトの許可が審判の笛と区別できる笛またはその他の音で合図する
●タイムアウトが与えられたとき、競技者はピッチ内にいなければならない。チーム役員からの指示を受けたい場合、チームベンチの前のタッチラインの所で指示を受ける。指示を与えるチーム役員は、ピッチ内に入ってはならない
●チームが試合の前半にタイムアウトを要求しなくても、後半に要求できるタイムアウトは1回のみである
【ハーフタイムのインターバル】
ハーフタイムのインターバルは、15分を超えてはならない
決定事項
●決定1
タイムキーパーが置かれていない場合、監督は主審にタイムアウトを要求する。
●決定2
通常の時間のあとに競技会規則により延長戦が行われる場合、延長戦ではタイムアウトはない。
第9条 プレーの開始および再開
【試合前】
エンドの選択は、コイントスによって決める。
トスに勝ったチームが試合の前半に攻めるゴールを決める。
他方のチームが、試合開始のキックオフを行う。トスに勝ったチームは、試合の後半開始のキックオフを行う。
試合の後半には両チームはエンドをかわり、前半と反対のゴールを攻める。
【キックオフ】
キックオフは、プレーを開始する、または再開する方法のひとつである:
●試合開始時
●得点のあと
●試合の後半開始時
●延長戦が行われるとき、その前、後半の開始時
キックオフから直接得点することができる。
【進め方】
●すべての競技者は、ピッチの味方半分内にいる
●キックオフをするチームの相手チームは、ボールがインプレーになるまで3m以上ボールから離れる
●ボールは、センターマーク上に静止している
●主審が合図をする
●ボールは、けられて前方に移動したとき、インプレーとなる
●キッカーは、他の競技者がボールに触れるまではボールに再び触れない
一方のチームが得点をあげたあと、他方のチームがキックオフを行う。
【違反と罰則】
他の競技者がボールに触れる前に、キッカーがボールに再び触れた場合:
●違反の起きた地点から行う間接フリーキックを相手チームに与える。ただし、違反が相手チームのペナルティーエリア内で犯された場合、その地点に最も近いペナルティーエリアライン上から間接フリーキックを行う
キックオフの進め方のその他の違反に対してキックオフを再び行う。
【ドロップボール】
ドロップボールは、ボールがインプレーのときに、ボールがタッチラインやゴールラインを越える前に、競技規則に他に規定されていない理由によって必要が生じた一時的停止のあとに試合を再開する方法である。
【進め方】
主審は、プレーを停止したとき、ボールのあった地点でボールをドロップする。ただし、その地点がペナルティーエリア内の場合、試合が停止されたときにボールのあった地点に最も近いペナルティーエリアライン上で、主審がボールをドロップする。
ボールがピッチ面に触れたとき、プレーは再開する。
【違反と罰則】
次の場合、ボールを再びドロップする:
●ボールがピッチ面に触れる前に、競技者がボールに触れる
●ボールがピッチ面に触れたあとで、競技者に触れずにピッチの外に出る
第10条 ボールのインプレーおよびアウトオブプレー
【ボールのアウトオブプレー】
ボールは、次のときにアウトオブプレーとなる:
●地上、空中を問わず、ボールがゴールライン、またはタッチラインを完全に越えた
●主審がプレーを停止した
●ボールが天井に当たる
【ボールのインプレー 】
これ以外のすべての時間は、次の場合も含めて、ボールはインプレーである:
●ボールがゴールポスト、クロスバーからはね返ってピッチ内にある
●ボールがピッチ内にいる審判のいずれかに当たる
決定事項
試合が屋内のピッチで行われているときにボールが偶然天井に当たった場合、最後にボールに触れたチームの相手チームにキックインまたはゴールクリアランスが与えられ、試合を再開する。
キックインまたはゴールクリアランスは、ボールが天井に当たったところに最も近いタッチラインまたはゴールラインから行う。
第11条 得点の方法
【得点】
競技規則に別に規定されている場合を除いて、両ゴールポストの間とクロスバー下でボールの全体がゴールラインを越えたとき、得点となる。ただし、ゴールキーパーを含む攻撃側の競技者が手や腕を用いて、ボールを投げ、運び、あるいは意図的に押し進めた場合を除く。
【勝利チーム】
試合中に得点の多かったチームを勝ちとする。両チームが同点か、共に無得点の場合は、試合は引き分けである。
【競技会規定】
引き分けに終わった試合のために、試合の勝者を決定するための延長戦あるいはその他の手続きに関する条項を競技会規定にもうけることができる。
第12条 反則と不正行為
反則と不正行為は次のように罰する:
【直接フリーキック】
競技者が次の6項目の違反を、不用意に、無謀に、あるいは過剰な力で犯したと主審が判断した場合、直接フリーキックを相手チームに与える:
●相手をける、またはけろうとする
●相手をつまずかせる、またはつまずかせようとする
●相手に飛びかかる
●肩によるものも含めて、相手をチャージする
●相手を打つ、または打とうとする
●相手を押す
次の項目の違反を犯したときも、直接フリーキックを相手チームに与える
●相手を抑える
●相手につばを吐きかける
●相手がボールをプレーしている、あるいはプレーしようとしているときに、ボールをプレーしようとしてすべる (スライディングタックル)、ただし、不用意に、無謀に、あるいは過剰な力が行わない限り、自分のペナティーエリア内のゴールキーパーを除く
●ボールを手で意図的に扱う、ただし、自分のペナルティーエリア内のゴールキーパーを除く
直接フリーキックは、上記の違反の起きた地点から行う。
上記の項目の反則は、累積される反則である。
【ペナルティーキック】
競技者が自分のペナルティーエリア内で上記の項目の違反をボールがインプレー中に犯した場合、ボールの位置に関係なく、ペナルティーキックを与える。
【間接フリーキック】
ゴールキーパーが次の項目の違反を犯した場合、間接フリーキックを相手チームに与える:
●ゴールキーパーが、保持していたボールを離した後、ボールがハーフウェーラインを越える前に、または相手側によって触れられるかプレーされる前に、味方競技者からボールを受ける
●味方競技者によって意図的にゴールキーパーにキックされたボールを手で触れるか手でコントロールする
●味方競技者がキックインしたボールをゴールキーパーが直接手で触れるか手でコントロールする
●4秒を超えて、ボールを手または足で触れるかコントロールする。ただし、相手ハーフ内で、ボールに触れたり、コントロールしているときを除く
競技者が次の項目の違反を犯したと主審が判断した場合も、違反の起きた地点から行う間接フリーキックを相手チームに与える:
●危険な方法でプレーする
●ボールをプレーしていないとき、意図的に相手の前進を妨げる
●ゴールキーパーがボールを手から離すのを妨げる
●競技者を警告し、あるいは退場させるためにプレーを停止する違反で、12条のこれまでに規定されていないその他の違反を犯す
間接フリーキックは、違反の起きた地点から行う。ただし、その地点がペナルティーエリア内の場合、違反の起きた地点に最も近いペナルティーエリアライン上から間接フリーキックを行う
懲戒の罰則
【警告となる違反】
競技者が次の項目の違反を犯した場合、警告を与え、イエローカードを示す:
(1)反スポーツ的行為を犯す
(2)言葉または行動によって異議を示す
(3)繰り返し競技規則に違反する
(4)プレーの再開を遅らせる
(5)コーナーキック、キックイン、フリーキックまたはゴールクリアランスでプレーを再開するとき、規定の距離を守らない
(6)主審に承認を得ずピッチに入る、または復帰する、あるいは交代の手続きに違反する
(7)主審の承認を得ず意図的にピッチから離れる
これらの違反があった場合、相手チームに違反の起きた地点から行う間接フリーキックを与える。競技規則のより重大な違反を犯していなければ、警告も与える。ただし、違反があった地点がペナルティーエリア内の場合、その地点に最も近いペナルティーエリアライン上から間接フリーキックを行う。
【退場となる違反】
競技者が次の項目の違反を犯した場合、退場を命じ、レッドカードを示す:
(1)著しく不正なプレーを犯す
(2)乱暴な行為を犯す
(3)相手競技者あるいはその他の者につばを吐きかける
(4)意図的に手でボールを扱って、相手チームの得点あるいは決定的な得点の機会を阻止する(自分のペナティーエリアにいるゴールキーパーが行ったものに適用しない)
(5)フリーキックあるいはペナルティーキックとなる違反で、ゴールに向かっている相手競技者の決定的な得点の機会を阻止する
(6)攻撃的な、侮蔑的な、あるいは口汚い発言をする
(7)同じ試合の中で2つ目の警告を受ける
競技者が他の違反を犯すことなく項目6または7の反則を犯し、退場を命じるためにプレーを停止した場合、違反のおきた地点から行う間接フリーキックを相手チームに与え、試合を再開する。ただし、その地点がペナルティーエリア内の場合、その地点に最も近いペナルティーエリアライン上から間接フリーキックを行う。
決定事項
退場を命じられた競技者は、以後その試合に復帰することはできないし、交代ベンチに着席することも許されない。退場の後、完全に2分間が経過する前に得点がない場合、2分間が経過した後に補充の競技者は試合に入ることができる。補充のために入る競技者はタイムキーパーの承認を得るものとする。2分間経過する前に得点があった場合、次を適用する:
●競技者が5人対4人のとき、人数の多いチームが得点した場合、4人のチームは5人目の競技者を補充できる
●両チームがともに4人の競技者でプレーしているとき、得点のあった場合には、両チームとも同じ数の競技者のままとする
●5人対3人あるいは4人対3人の競技者でプレーしているとき、人数の多いチームが得点をした場合、3人のチームは1人だけ競技者を補充できる
●両チームがともに3人の競技者でプレーしているとき、得点のあった場合には、両チームとも同じ数の競技者のままとする
●人数の少ないチームが得点をした場合には、そのままの人数で試合を続ける
第13条 フリーキック
【フリーキックの種類】
フリーキックには、直接と間接がある。
直接、間接フリーキックのいずれの場合も、キックが行われるときボールは静止しており、キッカーは、他の競技者がボールに触れるまで再びボールに触れてはならない。
【直接フリーキック】
●直接フリーキックが行われ、ボールが相手ゴールに直接入った場合、得点となる
【間接フリーキック】
●ボールがゴールに入る前に、他の競技者に触れた場合にのみ、得点となる
【フリーキックの位置】
●相手競技者は、ボールがインプレーとなるまで5m以上ボールから離れる
●ボールは、触れられるかプレーされたのち、インプレーとなる
【違反と罰則】
フリーキックを行うとき、相手競技者が規定の距離よりボールの近くにいる場合:
●キックを再び行う
ボールがインプレーとなって、他の競技者に触れる前に、キッカーが再びボールに触れた場合:
●違反の起きた地点から行う間接フリーキックを相手チームに与える。ただし、その地点がペナルティーエリア内 の場合、その地点に最も近いペナルティーエリアライン上から間接フリーキックを行う
フリーキックを行うチームがキックを行うのに4秒を超えた時間を要した場合:
●間接フリーキックを相手チームに与える
【シグナル】
●直接フリーキック
主審は、キックが行われる方向に向けて一方の腕を水平に伸ばす。反則が累積される反則である場合、主審は、他方の手の人差し指でピッチ面を指し、第3審判あるいはオフィシャル机にいる試合役員に、それが累積される反則として数えられることを知らせる。
●間接フリーキック
主審は、一方の腕を頭上に上げて、間接フリーキックであることを示す。主審は、キックが行われ、そのボールが他の競技者に触れるかまたはアウトオブプレーになるまで、その腕を上げ続ける。
第14条 反則の累積
【累積される反則は】
●第12条の直接フリーキックで罰せられた反則である
●各チームが犯した前、後半それぞれ5つまでの累積される反則を試合記録に記録する
【フリーキックの位置】
累積される反則が前、後半、それぞれ各チーム5つまで:
●相手チームの競技者は、フリーキックに壁を作れる
●相手チームの競技者は、ボールがインプレーになるまで、5m以上ボールから離れる
●このフリーキックから直接得点することができる
前、後半、それぞれ各チームの累積される反則が、6つ目を記録してからは:
●相手チームの競技者は、フリーキックに対して壁を作れない
●フリーキックを行う競技者を特定する
●ゴールキーパーは、自分のペナルティーエリア内で5m以上ボールから離れなければならない
●その他の競技者は、ピッチの中のペナルティーエリアの外で、ゴールラインと平行なボールの位置に引かれた仮想ラインの後方に留まらなければならない。かつ、ボールから5m以上離れなければならず、キックをする競技者を妨げてはならない。また、ボールに触れるかプレーされるまで、競技者は仮想ラインを越えてはならない
【進め方(累積される反則6つ目およびそれ以降)】
●フリーキックを行う競技者は、他の競技者にボールをパスすることなく得点を狙ってキックする
●フリーキックが行われたのち、ゴールキーパーがボールに触れるかゴールポストかクロスバーからはね返る、あるいはピッチの外へ出たあとでなければ、競技者はボールに触れることができない
●ゴールラインから6m以内でフリーキックを行わない(第13条参照)。通常間接フリーキックとなる反則がペナルティーエリア内で犯された場合、違反の起きた地点に最も近いペナルティーエリアライン上からフリーキックを行う
●相手チームのハーフ内あるいは味方ハーフ内のゴールラインから10mの第2ペナルティーマークの位置に引かれるハーフウェーラインと平行な仮想ラインより前方で、それぞれのチームの6つ目となる反則を犯したとき、第1条に定める第2ペナルティーマークから、フリーキックを上記の“フリーキックの位置”に従って行う
●競技者の味方ハーフ内の10m仮想ラインとゴールラインとの間で、それぞれチームが6つ目の反則を犯したとき、フリーキックを与えられたチームはキックを第2ペナルティーマークから行うか、あるいは違反の起きた地点から行うか選択できる
●延長戦が行われる場合、試合の後半に累積された反則は、そのまま延長戦に持ち越され累積される
【違反と罰則】
守備側チームの競技者が本条に違反した場合:
●得点にならなかった場合は、キックを再び行う
●得点になった場合は、キックを再び行わない
キックを行う競技者の味方競技者が本条に違反した場合:
●得点になった場合は、キックを再び行う
●得点にならなかった場合は、キックを再び行わない
キックを行う競技者が、ボールがインプレーとなったのち、本条に違反した場合:
●違反の起きた地点から行う間接フリーキックを相手チームに与える、ただし、その地点がペナルティーエリア内の場合、その地点に最も近いペナルティーエリアライン上から間接フリーキックを行う
第15条 ペナルティーキック
直接フリーキックとなる違反を自分のペナルティーエリアの中で、ボールがインプレー中に犯したとき、相手チームにペナルティーキックを与える。
ペナルティーキックから直接得点することができる。
前、後半の終了時および延長戦の前、後半の終了時に行うペナルティーキックのために時間を追加する。
【ボールと競技者の位置】
ボールは:
●ペナルティーマーク上に置く
ペナルティーキックを行う競技者:
●特定する
守備側のゴールキーパー:
●ボールがけられるまで、キッカーに面して両ゴールポストの間のゴールライン上にいる。
キッカー以外の競技者は、次のように位置する:
●ピッチの中
●ペナルティーエリアの外
●ペナルティーマークの後方
●ペナルティーマークから5m以上離れる
【進め方】
●ペナルティーキックを行う競技者は、ボールを前方にける
●ボールが他の競技者に触れるまで、キッカーは再びボールをプレーしない
●ボールは、けられて前方へ移動したとき、インプレーとなる
ペナルティーキックを通常の時間内に行う、あるいは前、後半の時間を延長して行う、あるいは再び行うとき、ボールが両ゴールポストの間とクロスバーの下を通過する前に、次のことがあっても得点が与えられる:
●ボールが両ゴールポスト、クロスバー、ゴールキーパーのいずれか、あるいはそれらに触れる
【違反と罰則】
守備側競技者が本条に違反する:
●得点にならなかった場合は、キックを再び行う
●得点になった場合は、キックを再び行わない
キックを行う競技者の味方競技者が本条に違反する:
●得点になった場合は、キックを再び行う
●得点にならなかった場合は、キックを再び行わない
キックを行う競技者がボールがインプレーになったのち、競技規則に違反する:
●違反の起きた地点から行う間接フリーキックを相手チームに与える。ただし、その地点がペナルティーエリア内の場合、その地点に最も近いペナルティーエリアライン上から間接フリーキックを行う
第16条 キックイン
キックインは、プレーを再開する方法のひとつである。
キックインから直接得点することはできない。
キックインは、次のように与える:
●地上、空中を問わず、ボールの全体がタッチラインを越えたとき、または天井に当たったとき
●ボールがタッチラインを越えた地点から
●最後にボールに触れた競技者の相手競技者に
【ボールと競技者の位置】
ボールは:
●タッチライン上に静止している
●プレーに戻すため、任意の方向にけり入れる
キックインを行う競技者は:
●ボールをキックするとき、いずれかの足の一部をタッチライン上、またはタッチラインの外のピッチ面につける
守備側のチームの競技者は:
●キックインを行う地点から5m以上離れる
【進め方】
●キックインを行う競技者は、ボールを保持してから4秒以内にキックインを行う
●キックインを行う競技者は、他の競技者がボールに触れるまで再びプレーしてはならない
●ボールは、けられるか触れられたのち、直ちにインプレーとなる
【違反と罰則】
次の場合、間接フリーキックを相手チームに与える:
●他の競技者がボールに触れる前に、キックインを行った競技者がボールを再びプレーしたとき、違反の起きた地点から間接フリーキックを行う。ただし、その地点がペナルティーエリア内の場合、違反が起きた地点にもっとも近いペナルティーエリアラインから間接フリーキックを行う。
次の場合、相手チームの競技者が再びキックインを行う:
●キックインを正しく行わない
●ボールがタッチラインを越えた地点以外の場所からキックインを行う
●キックインを行う競技者が、ボールを保持してから4秒以内にキックインを行わない
●その他、本条に違反する
第17条 ゴールクリアランス
ゴールクリアランスは、プレーを再開する方法のひとつである。
ゴールクリアランスから直接得点することはできない。
次のとき、ゴールクリアランスを与える:
●攻撃側のチームの競技者が最後にボールに触れて、地上、空中を問わず、ボールの全体がゴールラインを越え、第11条による得点とならなかった
【進め方】
●守備側チームのゴールキーパーがペナルティーエリア内の任意の地点からボールを投げる
●ボールがインプレーになるまで、相手競技者はペナルティーエリアの外にいる
●ボールが他の競技者に触れるまで、ゴールキーパーはボールを再びプレーしない
●ボールがペナルティーエリアの外に直接投げられたとき、ボールがインプレーとなる
【違反と罰則】
ボールがペナルティーエリアの外に直接投げられなかった場合:
●ゴールクリアランスを再び行う
ボールがインプレーとなったあと、他の競技者に触れる前に、ゴールキーパーが再びボールに触れた場合:
●違反の起きた地点から行う間接フリーキックを相手側チームに与える。ただし、その地点がペナルティーエリア内の場合、その地点に最も近いペナルティーエリアライン上から間接フリーキックを行う
ボールがインプレーとなったのちに、ゴールキーパーが味方チームの競技者から戻されたボールを受けた場合:
●違反の起きた地点に最も近いペナルティーエリアライン上から行う間接フリーキックを相手チームに与える
ゴールキーパーがボールを保持してから4秒以内にゴールクリアランスを行わなかった場合:
●間接フリーキックを相手チームに与え、違反が起きた地点にもっとも近いペナルティーエリアラインからキックを行う
第18条 コーナーキック
コーナーキックは、プレーを再開する方法のひとつである。
相手チームのゴールに限り、コーナーキックから直接得点することができる。
次のとき、コーナーキックを与える:
●守備側のチームの競技者が最後にボールに触れて、地上、空中を問わず、ボールの全体がゴールラインを越え、第11条による得点とならなかった
【進め方】
●ボールが出た地点に近い方のコーナーアークの中にボールを置く
●ボールがインプレーになるまで、相手競技者はボールから5m以上離れる
●攻撃側の競技者がボールをける
●ボールは、けられるか触れられたとき、インプレーとなる。
●他の競技者がボールに触れる前に、キッカーは再びボールをプレーしない
【違反と罰則】
次の場合、相手チームによって間接フリーキックが行われる:
●他の競技者に触れる前に、コーナーキックを行った競技者がボールを再びプレーした場合、違反の起きた地点から間接フリーキックを行う
●コーナーキックを行う競技者が、ボールを保持してから4秒以内にコーナーキックを行わない場合、間接フリーキックはコーナーアークから行う
その他の違反に対して:
●コーナーキックを再び行う
ペナルティーマークからのキック
ペナルティーマークからのキックは、試合が引き分けに終わったあと、勝者となるチームを決めることが競技会規定によって要求されているとき、勝者を決定する方法である。
【進め方】
●主審がキックを行うゴールを選ぶ
●主審がコインをトスし、トスに勝った主将のチームが最初のキックを行う
●主審は、行われたキックの記録をつける
●下記の条件に従って、原則として両チーム5本ずつのキックを行う
●キックは、交互に行う
●両チームの主将は、ペナルティーマークからのキックが行われる前に、試合に先立って提出した12人の競技者リストの中からキックを行う競技者の氏名と番号を主審に告げる
●一方のチームが相手チームより参加資格のある競技者が多い人数で試合が終了したとき、競技者のより多いチームは相手チームの人数と等しくなるように競技者数を減らす。除外するそれぞれの競技者の氏名と番号を主審に通知する
●両チームが5本のキックを行う以前に一方のチームが5本のキックをけり終えても他方のチームが既により多くの得点をあげている場合は、以後のキックを行わない
●5本ずつのキックの後に両チームの得点が同じ場合は、同数のキックで一方のチームが他方より多くの得点をあげるまで、それまでと同じ順序でキックを続ける
●6本目以降は、最初の5本のキックを行っていない競技者が行う。全員がキックを行った後は、すでにキックを終えた競技者がペナルティーキックを続ける
●退場させられた競技者は、ペナルティーマークからのキックに参加することはできない
●参加資格のある競技者は、ゴールキーパーと入れ替わることができる
●ペナルティーマークからのキックの進行中、参加資格のある競技者と審判団のみがピッチの中にいることができる
●キックを行う競技者とゴールキーパー2人を除くすべての競技者は、キックの行われている反対側のハーフの中にいる。第2審判がこのハーフとハーフ内にいる競技者を管理する
●キッカー側のゴールキーパーは、プレーの進行を妨げることなくピッチの中にいなければならない
フットサルの審判
【フットサルの特長】
1.競技場が狭い
●選手のプレーイングエリアが狭く、これを制約することは反則となります
(スライディングタックル、ショルダーチャージ等の反則、またFK、キックイン時に5m離れないなど)。 また、審判の位置はピッチの外側です。
●選手は常に短い距離を素速く移動します(特にトップのFW)。
●攻守の切り替えが一瞬でしかも早いプレーの連続です(カットされるとすぐに決定的なピンチが訪れる)。
2. 競技時間が短い
●時間の浪費は反則となります。4秒の反則の適用(キックイン、FK、CK、GKのボールのリリース)やクイックスタートを多用します。
【ボール】
●2mの高さから落として、第1バウンドが50cm〜65cmあること、大きさは4号ボールです。0.4〜0.6気圧程度の空気圧が必要です。フットサル専用ボールの使用が望まれます。
【競技者の用具】
●サッカーと同様にシャツ、パンツ、ストッキング(ソックス)、すねあて及び靴が必要です。
●シャツには1番から15番の背番号を付けます。
●靴は体育館の床に色を付けない底が飴色もしくは白のものでスタッドがないものを使用します。
●ゴールキーパー(GK)は両チームのフィールドプレーヤーと異なる色のシャツを着用します。
【選手の数と交代】
●交代選手を含むベンチの役員は、タイムアウト時フィールド内に入れません。タイムアウト時であろうと、交代は交代ゾーン内で行います。
【競技時間】
●競技はプレーイングタイムで計測されます。予選大会等で会場の利用時間が限られる等で40分の競技時間を確保出来ない場合であっても、時間を短く設定しプレーイングタイムで競技することが望まれます。
●タイムアウトは、前・後半、各チームそれぞれ1回ずつ取れます。しかし、前半取らなかったタイムアウトを後半に取ることはできません。また延長戦ではタイムアウトを取ることはできません。
【競技開始】
●体育館等でピッチの上の天井等にボールが当たった場合、競技は停止され、その当たった場所の直下でドロップボールにより再開されます。ただしその地点がPKエリア内であった場合は、ペナルティーマーク上でボールをドロップします。
反則と不正行為 1
【直接FKとなるファール】
●キッキング、トリッピング、ファールチャージ、ホールディング、プッシング、ジャンピングアット、ストライキング、バックチャージ、ショルダーチャージ、スライディングタックル、ハンドリング。
【チャージ】
●チャージ:11人制サッカーで許されているような肩を用いてのチャージは認められません。といってほんの少し触れた程度のものが反則になるというわけでもありません。ボールを取り合ったりすれば、多少の接触はあります。またささいなものまでも反則として競技自体の興味を失わせてはなりません。しかしそのチャージを受けた選手がプレーする上で明らかに影響を受けたと判断されるものは、反則として罰さなければなりません。
【スライディング】
●スライディングタックルは許されません。しかし、スライディングすること自体は禁止されていません。相手が周囲にいない状況でスライディングすることは許されます。また滑ることなく行うタックルは許されています。スタンディングタックルをして、そのまま潰れてしまい、床に倒れたものはスライディングタックルではありません。しかし滑ってはいないものの、最初から足を投げ出して、相手のプレーの地域を狭める行為は許されません。
*自陣のペナルティエリア内で不用意に、無謀に、あるいは過剰な力で行わない限り、GKのスライディングは反則ではありません。
【4秒ルール】
●キックイン、コーナーキック、フリーキック、ゴールクリアランス及びインプレー中のGKのボールのコントロールは4秒を超えて時間をかけることは反則で相手の間接FKとなります。キックオフ、PK、第2ペナルティーマークからのFKには4秒ルールは適用されません。意図的で過度な遅延に対しては、警告(カード)で対処します。
●ボールをセットしてからパスする味方を探したり、セットする前にボールを手に持ちながら明らかにパスを出す味方を探しているものは、4秒のカウントの対象です。ボールが出た位置が明らかであるのに、審判にキックインの位置を聞くふりをして味方を探すためなどで時間をかけている場合も、4秒のカウントの対象です。4秒の違反は、4秒を超えて(5秒、6秒...)初めて違反となります。
【GKに関わる反則】
●ゴールが小さく、また手を使える地域であるペナルティーエリアが狭く、GKのゴールを守るという役割は11人制のサッカーより特殊性が高くなります。一方、1チームの人数が5人と少なく、加えてフィールドが狭いことから、GKがフィールドに出てプレーすることがあります。しかしそこでもGKはあくまでGKで、4秒以内のボールの支配や自陣内でのリターンパス等の制限は残ります。
●インプレー中、ゴールクリアランスにかかわらずGKから出たパスが相手選手に触らず、またハーフウエイラインを越えずGKに戻されたら(途中何人の味方が触ったとしても)、相手の間接FKとなります。
キックイン:1度だけ戻せます。ただし、手で扱えません。
フリーキック:1度だけ戻せます。ただし、手で扱えません。
コーナーキック:1度だけ戻せます。ただし、手で扱えません。
GKから出たボール:
@相手ハーフに入るか相手競技者が触れた場合戻せます。ただし足でキックして返した場合、GKは手でボールを扱えません。
※足でキックして返せないので、GKに手で支配させるため、足でリフトしてそのボールをヘディングで返すなど規則の裏をかくプレーは反スポーツ的行為として罰せられます。
A相手競技者も触れず、ハーフウェイラインも 越えない場合は戻せません。GKが触れば、触れた場所から相手の間接FKとなります。ただしペナルティーエリア内であれば、その地点に最も近いペナルティーエリアライン上から間接FKとなります。
Bセービング等をしてGKがボールに触れたが完全に支配していない場合は戻せます。ただし足でキックして返した場合はGKは手でボールを扱えません。
●ゴールクリアランス:4秒以内に行わなければなりません。4秒を超えた場合、4秒を超えた地点から最も近いペナルティーエリアライン上から行う間接フリーキックが相手チームに与えられます。
●GKは手であろうが足であろうが、味方ハーフ内では4秒を超えてボールを支配することはできません。4秒を超えた地点から相手チームの間接FKとなります。ただしペナルティーエリア内であれば、その地点に最も近いペナルティーエリアライン上からの間接FKとなります。