フルートは昔は木や象牙等で作られていましたが、今はほとんど金属で製作されます。

洋銀(洋白) ニッケル、銅、亜鉛の合金で、フルートに使用される金属の中では比較的安価な機種に使用されます。他の貴金属に比べパワーには適いませんが、軽く鳴りやすく価格も安いので、初心者に向いている材質と言えるでしょう。最近のこの洋銀製の楽器には、そのほとんどに銀メッキが施されております。一番安価なもので5万8千円くらいの総洋銀製のものから、リッププレートだけが銀製や、頭部管が銀製のもの(予算が許すなら初心者はこのモデルから入ると良いでしょう)約14〜20万円、頭部・胴部・足部管が銀製でメカの部分が洋銀製のもので約21〜35万円です。     

 含有率が900〜998まで数段階あって、フルートには最も適した材質の一つです。深くパワフルな音色で、耳に心地よく、いつまで聴いていても疲れない柔らかさがあります。国産では38〜100万円くらいまで幅広くあり、 できるだけ多くの楽器に接して試してください。

 14Kを中心に5Kから24Kまで製作されますが、息の弱い方には純度の低い楽器の方が良いでしょう。音色はきらびやかでパワーも充分あり、プロの多くのプレイヤーが使用しています。通常はいわゆる金色をしていますが、合わせる金属によってローズゴールドやイエロー、あるいはホワイトゴールドになったりします。

プラチナ フルートに使用される金属の中ではもっとも硬い金属で、音の立ち上がりが良く、クリヤーな力強い音色がします。人によっては寒色系の音色と受けるとる方も多いと思います。銀製にプラチナメッキをかけたものもあり、プラチナに近い音色が得られます。


  グレナディラ、パリサンダー、キングウッド等の硬い材質の木で作られ、60万から200万円を越えるものなど幅広くあり、柔らかな自然の音色が好まれております。しかし自動車に例えればセカンドカー的存在で、これ一本ですべてのジャンルの音楽を演奏するには考えものです。音のパワーや音色の変化は、やはり金属管の方が優れています。もしお求めになるのでしたら、より木の柔らかい音色を求めるべきだと思います。

以上がフルートに使用される金属の代表ですが、このほか銀に金を数%混ぜたものや特殊合金を使用したり、最近ではプラスチック系の樹脂で作られることもあります。
お断りしておきますが、音色についての感想は人によって異なりますので、上記につきましては、あくまでも私の個人的感覚によるものです。機会があればご自分で試奏してみると良いでしょう。

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