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030515   煙草の副流煙について(4)
 
 (訂正)アンモニアは煙草の葉から発生する
 
5月6日の「煙草の副流煙について(2)」は、紙巻き煙草の紙だけを燃やしたときのつんと来る臭いから、「副流煙に多いアン モニアは紙から発生するに違いない」と推測して書きました。
 
自分の推測が正しいと確信していましたが、確認のため日本たばこ産業にメールを出しました。5月13日(火)、日本たばこ産業の方 から、丁寧なお電話をいただきました。その結果、5月6日の「煙草の副流煙について(2)」で私が推測したことは誤りであることがわかりま した。
 
電話の内容は、次のようなものでした。
 

紙巻き煙草の紙は、麻を原料にクエン酸塩を加えて作られたもので、アンモニアは発生しない。アンモニアは、煙草自体から発生 する。副流煙にアンモニアが多く含まれるのは燃焼の仕方の違いによるもの。

 
実はそう説明されても、私はまだ納得していませんでした。
 
そこで実験して確かめようと思い、「リトマス紙」を用意しました。アンモニアが発生すれば水で濡らした「赤色リトマス紙」は青く変 わるはずです。
 
紙だけ燃やした煙に濡れた赤色リトマス紙を近づけました。青く変わるはずだと予想したのに、色は変わりません。アンモニアは発生し ていませんでした。
副流煙に近づけると青く変わります。アンモニアが発生しているようです。お電話の通りでした。
 
紙だけ燃やした煙に濡れた青色リトマス紙を近づけると赤く変わりました。つんと来る臭いはアンモニアではなく「酸性の物質」による もののようです。同じ刺激臭でも,紙の煙の臭いは「副流煙」とは明らかに違います。
 
1つの考えに固執してしまうと,明らかな違いさえ気づかず,見落としてしまうものだということを知りました。

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