2003 バハマドルフィンクルーズ現地滞在リポート

1stクルーズ:マタニティードルフィンスイミングに挑戦の巻

2003/5/30〜2003/6/28

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2003/5/30(金)

 いよいよ、待ちに待ったバハマ・ドルフィンサイトへの出発日。僕ら夫婦にとっては、毎年この時期の恒例行事のようになってしまっているし、ゲストのリピーター率も約7割と高く、「勝手知ったる」と言いたいところだが、今年はいつもとは大きく違う点が一つある。それは妻のミナが今の段階で妊娠6ヶ月後半のバリバリの妊婦だということだ。本人曰く、悪阻の辛い時期も過ぎ、体調は万全。僕からするとかなりお腹も大きくなってきて、金太郎の前掛けが似合いそうなくらい目立つのだが、空港で待ち合わせした参加者の人達からは「全然お腹目立たないね〜。それに全然太ってないね〜」と、予想外の反応が返ってきた。「そう思うのも今だけさ」と僕は心の中で思いながらも、とりあえず何も言わないでおいた。

 成田からニューアークを経由してウェストパームビーチまでは、毎年コンチネンタル航空を利用している。当然今回もコンチ。空いていればと思ったのだが、意外と混んでいて、横になって眠る事はできなかった。ミナの体調を心配したが、どうやら本当にすこぶる調子が良いらしい。それでも「できるだけ水分を取る」とか「立って軽く身体を動かす」とか、長時間飛行機に乗るに当って、産婦人科の先生にアドバイスされた事はちゃんと守っていたようだ。ちなみに成田からニューアークまでは約12時間のフライト。退屈ではあったが、各座席に付いているスクリーンで、映画やゲームなどをして暇を潰していた。

 問題だったのは、ニューアークから国内線に乗り継ぐ時だ。前々から聞いていた、チェックインバゲージには一切鍵をかけるなという指示。まさか強制では無いだろうと思っていたのだが、ニューアークで一度荷物をピックアップして、再度預ける時に、全部鍵を外すように言われた。でなければ、チェックの時に鍵をこじ開けられても責任は持てないという。航空会社でも、この件に関しては免責扱いで、どうなっても責任は持たないという。テロ対策としての安全性を最重視しての処置だろうが、あまりにも理不尽だ。こんなにもテロを警戒しなければならなくなった原因の一端はアメリカ合衆国にもあると思うのだが・・。戦争やSARSの影響で観光客が減っている上に、荷物に関して、こんな処置を取られてしまっては、ますます飛行機の利用客が減ってしまうのではないかと懸念してしまう。特に僕らは、カメラ機材をスーツケースに入れて運ぶので、鍵を掛けないなんてとんでもない。しょうがないから、空港職員の目の前で鍵を外し、中に入れてあったカメラとビデオの水中ハウジングを引きづり出して、手荷物として持っていくことにした。おかげで、ただでさえ荷物が多いのに、ハウジングをかかえ、おまけに身重なミナには、さぞや辛いだろうと思ったのだが、いつもにも増して「あたしが持つから」と頑として譲らない彼女の元気さに多少は安心していた。

 WPBには、夜10自前に到着。-13時間の時差があるので、日にちは5月30日のままだ。空港にはタクシードライバーの”OJ”が出迎えに来てくれていた。毎年、彼にピックアップを頼んでいる。時間にも正確だし、正直で、信頼できる。それに車も12人乗れる大型車なので、1台で全員乗れるのが嬉しい。去年から、僕らが車に乗ると必ず「フリッパー」の歌をCDでかけてくれる。自分の子供用のCDからわざわざこの曲を見つけだしてくれたそうだ。彼にしてみれば、「イルカと泳ぐ」って言って、イメージできるのが、フリッパーなのだろう。今回、彼にはおみやげに僕の写真集”Dolphin"を持ってきてあげた。それを見て初めて僕がちゃんとプロカメラマンとしてイルカの写真を撮影しているんだって事を理解してくれたようだった。

 いつものように、シンガーアイランドにあるベストウェスターンホテルに到着。去年まで、僕らの来るのを大歓迎して、部屋に関して色々融通を利かせてくれていたイタリア系アメリカ人のロバートとう若いフロントスタッフは、もうホテルを辞めていた。彼とはサッカーの話題でいつも盛り上がっていて、特に去年はワールドカップでイタリアが韓国に負けた試合を非常に悔しがっていた。いつも「もっと大きなホテルで働くんだ」が口癖になっていたので、きっと他のホテルに移って頑張っているのだろう。

 明日は、午後4時頃にドリームトゥーの停泊しているリビエラマリーナに移動する。

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 1. これが、2人の機内持ち込み用手荷物。ハウジング2台は、スーツケースから無理矢理引きづりだした。

 2. 国内線の飛行機のゲート前の椅子に座っていた、渋い黒人のおじさん。WPB行きのファーストクラスに乗ってました。

 3. 生後7ヶ月のヘイティーというかわいい女の子。この子も僕らと同じWPB行きの飛行機に乗りました。

 4. 飛行機の窓から見えた、フロリダ半島を染める美しい夕焼け空。

撮影:Panasonic F1


2003/5/31(土)

 今日も快晴。12時にチェックアウトを済ませ、僕らの部屋だけレイトチェックアウトにして、皆の荷物を入れてから近くのオーシャンズモールにランチを食べに行った。ロバートはいなくなっていたけど、今日の朝は以前からいた女性スタッフのケイがフロント担当だったので、また部屋に関して色々融通を利かせてくれた。4時にOJが迎えにくる事になっていたので、それまでモールで時間を潰したり、部屋で休んだりしていた。

 船のあるリビエラ・マリーナは、ホテルから車で約10分。マリーナに到着すると、今週一緒に乗船するクルーのアンディー、マキちゃん、今週初めて乗船するサンドラ、今週は乗船しないけど、来週は一緒に乗船するというジョニーが出迎えてくれた。毎年男顔負けの活躍をしてくれていた女性キャプテンのロビンはケガをして今年はまったくボートに乗っていないという。しばらくして、船長のスコットも来たので、彼に家に連れていってもらって、ロビンにも挨拶をした。しばらく療養していたせいか、かなり体重が落ちてスマートになっていた。

 その後は家に来たクルーのセーラの車でボートに戻り、マキちゃんにブリーフィングをしてもらっている間にカメラの準備をして、出港まで待つことにした。今日以降は、船上生活でアップできないので、1週間後、船を降りてからアップすることにする。今日はなんだか、あまり意味の無いリポートになってしまった...。

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 1. ベストウェスターン・シンガーアイランド

 2. オーシャンズモールのレストラン

 3. タクシードライバーのオーティス・ジョーンズ(O.J)

 4. 右からロビン、スコット、ミナ、セーラ

 撮影:Pnasonic F1


2003/6/1(日)

 朝7時前にはバハマ連邦の北端にあるグランドバハマ島、ウェストエンドの港に到着した。WPBからの移動では、先週のうねりが残っていたため、横風を受けるようなローリングが続いていたが、僕個人的にはそれ程酷い揺れとは思わなかった。ミナも熟睡していたようだし、船酔いする人もいなかった。天気は快晴なるも、風がおさまっていなかったので、入国手続きも兼ねて、港で午後まで停泊することになった。以前は殺風景だった港の周辺が年々整備され、去年来た時には、それまでいつできるのかと思っていたリゾートホテル"OLD BAHAMA BAY"がオープンしていた。出港まで時間があるので、そのホテルのプールでしばらくくつろいで、船上で昼食を食べてからドルフィンサイトに向けて出港した。

 当初、サンディーキーという小さな島の周辺でスノーケルの練習をする予定だったが、僕以外のゲストは全員爆睡していたので、そのままイルカを探しながら北に向けて移動を続けることにした。ウェストエンドから、ドルフィンサイトまでは約50マイル、約80キロ。これはドルフィンサイトから、WPBまでの距離とほぼ同じだ。バハマ入国手続きが必要なければ、直で来れるのだが、そういうわけにもいかない。しかし、入国手続きの時に、同時に出国手続きも済ませてしまうので、帰りはギリギリまでドルフィンサイトでイルカを探してから、ダイレクトにWPBに帰る事ができる。

 先週はかなり海が荒れていたそうだが、今週はそれにくらべればまだ穏やかな方らしい。しかし、この日はイルカに遭遇する事なく、メモリーロック付近(ウェストエンドから約30マイル北)まで南下して停泊。決してそんなに美しいとは言いがたい夕日を見たクルーのアンディーが、2週間振りに夕日を見たと喜んでいた。

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 1. ウェストエンドの港にお母さんと一緒に釣りにきていたバハミアンの女の子(photo by Mina)。

 2. ウェストエンドの港と、オールドバハマベイ

 3. オールドバハマベイの敷地内にあるプール

 4. 今日の月(わざとぶらして、月にテールをつけてみました)

 撮影:Panasonic FZ1


2003/6/2(月)

 朝、停泊先で昨日できなかったシュノーケルの練習をしてから出発。午前中はイルカに遭遇することなく過ぎた。しかし、海のコンディションも徐々に回復しだして、ホワイトサンドリッジはいつものように青々とした海水をいっぱいにたたえた美しい姿を見せてくれた。セーラが「先週はグリーンサンドリッジだったのよ」と言っていた。そのベストの場所で、イルカに遭遇した。皆いさんで海に飛び込んだが、あまり遊んでくれず、さっさと青い海の向こうに姿を消してしまった。しかし、海中の美しさに、皆しばらくはその余韻に浸るかのように、水中で遊んでいた。しばらくしてもう一度数頭の群れに遭遇したが、同じように興味がなさそうに通過してしまった。

 それからしばらくイルカが出なかったのだが、4時頃になって、20頭近いイルカに遭遇した。日はまだ高い。しかも遊ぶ気満々だ。海もかなり穏やかになってきたので、ミナも入ってみることにした。いよいよ記念すべきマタニティーワイルドドルフィンスイミングに挑戦だ。皆を先に行かせて、僕はRS13mmを持って、ミナと一緒にゆっくり海に入った。彼女は皆がイルカと泳いでる場所までゆっくりと水面を移動していき、僕は並ぶように着いていった。遊びたがりの子供を連れた親子が2組。子イルカたちは、軌道を逸したロケットのように水中ではしゃぎまくって、ダイバーの間をウロチョロしていた。なるべく人の少ない方を選んで接近した。スコットやセーラに、「水面に浮かんでいるだけにしなよ」とクルーズ出発前から注意を受けていたので、イルカが近づいたら僕だけ素潜りして、良いアングルを考えてイルカと水面に浮かぶミナを撮影しようと思った。しかし、いつものタイミングで、彼女はゆっくりとイルカに向かって素潜りを始めてしまった。一瞬驚いたが、まあ予期していた事ではあったので、お腹が見えてイルカと絡む位置を探して、僕も水中で慌てて移動した。僕ら夫婦にとって、感動的な事ではあるのだが、水面に上がってきてからも、僕らはいつもと同じようにしていた。ちょっと違うのは、僕がミナを普段以上に気づかって、離れないようにしていた事だけだ。その後も彼女は何度か素潜りをしてイルカと泳いでいた。僕は、あまり自分で納得のいく写真が撮れないまま、あっという間にフィルムを撮りきってしまった。このまま一緒にいようか、フィルムを交換しに船に戻ろうか躊躇したのだが、「私は泳いでいるから、カメラ交換してきなよ」とミナに言われたので、泳いで船に戻ってカメラをSEA&SEA NX-100 +17~35mmに交換してまた皆の所に戻った。

 イルカたちはまだ遊んでいた。イルカの数もかなり増えていたようだった。僕はすぐミナに近づくと、イルカと彼女のタイミングを合わせて水中に入った。今度は綺麗に水中でイルカと回転している彼女を真横から、お腹がはっきり見えるように撮影できた(と思う)。しばらくするとイルカたちが行ってしまったので、僕らはボートに戻ることにした。ボートの近くまで来ると、なんだか浅い白砂の海底付近を接近してくる影が見えた。「イルカかな?」と思ったのだが、近づくとなんと3mはあるハンマーヘッドシャークだった。皆まだ水中にいて、多少引き気味になっていたのだが、僕はここぞとばかりに素潜りで接近して、ハンマーヘッドの写真を数カット撮影した。ハンマーは僕が近づくと、ゆっくりと逃げていった。ボートの上では皆興奮状態、僕もこんな浅くて明るい海でハンマーヘッドを撮影したのは初めてだったので、かなり興奮した。でも、もし最初から船の上にいたら、水中にははいらなかったかもしれない。ハンマーの出現で感動が薄れてしまったが、とにかくミナの記念すべき初マタニティーワイルドドルフィンスイミングは無事終了した。

 セーラが、「今いたイルカのグループの中にダービー(1991年生まれ)がいたみたい」と言って、次ぎ潜る時、僕にバンダナを持って行って渡してみてと言われた。ダービーは自らダイバーに接触を求めてくることで、ドルフィンサイトではお馴染みの若い雌イルカだ。僕は撮影があるので、プロカメラマンで毎年クルーズに参加してくれているセンさんの奥さんのマリちゃんに持っていってもらうことにした。イルカのグループはかなりの数になっていて、数える事はできなかったけど、おそらく30頭以上はいたようだ。潜るなりマリちゃんがダービーらしきイルカにバンダナを近付けると、しばらくもの欲しそうに様子を伺っていたが、ふいにバンダナをくわえると、口にひっかけたまま、嬉しそうに泳ぎ出した。その様子を撮影しようと接近してカメラを構えると、以前のようにあまりにもくっつかんばかりに接近してくるので、よけるのに苦労した。1度など、僕の頭の上にのっかってきたりして、撮影に関しては本当に邪魔だ。でも嬉しいんだけどね。

 しばらくすると、1匹のはぐれアジを追いかけて、興奮状態のイルカが集まってきた。そのアジがセンさんにまとわりついて離れないものだから、イルカたちもセンさんの回りを激しく泳ぎはじめた。水面に上がった時に僕が「すごいですね〜」と言うと、「ちょっと恐い」と笑いながら言っていた。結局その日は、4時から8時近くまで泳ぎ続け、スイミングを一時終了し、ディナーを食べた。その後、10時頃から外洋でナイトドルフィンスイミングへと突入。夜中の12時過ぎ頃まで泳ぎ続けた。

 

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 1〜4. 延々一緒に泳ぎ続けてくれたイルカたち

 撮影:Panasonic F1 + Marin Case + SEA&SEA 16mmワイドコンバージョンレンズ/自然光 高速連写モード使用


2003/6/3(火)

 この日も午前中はイルカと会うことなく時間が過ぎた。昨日の疲れもあるので、休養にはちょうどよかったかもしれない。午後になって、空に彩雲がかかった。「虹」の本の著者でもあるしのぶさんによれば、江戸時代、彩雲が出ると年号を変えたほど、縁起の良いものなのだそうだ。「じゃあ、良いこと起きるかな?」と話していた直後にイルカの群れに遭遇。昨日のようにあまり透明度の高いエリアではなかったが、群れの数も多く、しばらくは遊んでくれた。しかし、昨日ほど長時間でも無く、しばらくすると姿が見えなくなったので、また別の群れを探して海域を移動したが、結局その後は一度もイルカに出会う事なく、終了。ちょっと物足りなかった1日だったかな。波も多少あったので、ミナも今日は海に入らず船上でのんびりしていました。

 でも、今日はコック担当のマキちゃんが、生春巻きとソウメンを作ってくれたので、疲れていた皆は大喜び。ほとんどが女性なのに、まるで台風が通過したかのように食べ尽くしていました。ごちそうさまでした。

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 1. 今日も体調万全のミナ

 2. 今日の一品。好評だった生春巻き

 3. 船首について美しいダンスを見せてくれたイルカたち

 4 &5. 人懐っこいイルカたち

 撮影:1〜3  Panasonic FZ1 / 4,5 Panasonic F1 + marine case + SEA&SEA 16mmワイドコンバージョンレンズ/自然光 高速連写モード使用


2003/6/4(水)

 南風が強く、イルカもなかなかでない。午後遅くなって、バンドウイルカの群れが出たので3度ほどエントリーしたが、少しだけ興味を引くものの、やはり距離を置いて移動していくだけだった。結局この日は、イルカに遭遇したのはその時だけ。昨日と同じ停泊場所に戻ってサンドビスケット取り。まあ、こんな日もあります。ということで、今日はこれでお終い。

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 1. 真っ赤に染まった朝焼け

 2. 今日の一品。美味しかった餃子


2003/6/5 (木)

 ドルフィンサイトでのイルカ探し最終日。今日は朝、停泊場所にバンドウイルカが姿を見せたので泳いでみたが、やはり遠巻きに様子を伺うだけだった。1頭の子供が興味深そう近づいてきたりするのだが、すぐに踵をかえして、群れの方に戻ってしまった。水深が3m程度の浅さで、サンドダラーが沢山落ちていたから、イルカ探しを中断して、しばらくそこでスノーケリングして皆でサンドダラー取りをすることにした。サンドダラーやサンドビスケットは、バハマの良いおみやげになる。水深も浅かったせいか、かなり大量にサンドダラーが集まった。

 昨日の風もおさまっていたので、リーフから外洋に出てフィッシングをしながらホワイトサンドリッジに向かって北上することにした。フィッシングをスタートした直後に巨大なスナッパーが釣れ、外洋に出てからワフー(カマスサワラ)を釣り上げた。ワフーはこの辺りでは一番人気のある魚で、釣り上げた時クルーのアンディーは大喜びしていた。スナッパーは刺身と酒蒸しに、ワフーは焼き魚にして食べた。毎年の事だけど、釣り上げた直後に食べる刺身は本当に美味しい。

 ホワイトサンドリッジに到着して、しばらくすると、タイセイヨウマダライルカを発見。まだ昼時で、イルカたちはあちこちに散らばって食事中のようだった。それでも遊びたそうなイルカを見つけて、しばらく一緒に泳いでみることにした。海のコンディションも良いので、ミナもエントリーすると、一頭のイルカがしばらく一緒に泳いでくれた。イルカが離れると、クルーのセーラが水中スクーターを使って、ミナの近くにイルカを呼び戻してくれた。他の皆に悪い事をしたなと思ったけど、船に戻ると、皆も「イルカとミナちゃんが泳いでいるところ写真に撮っちゃったよ」とか「すごく良かったね〜」と祝福してくれたので、嬉しいと同時に増々恐縮してしまった。

 イルカはどちらかというと夕方くらいの方が遊んでくれる確率が高いので、どうせあちこちに姿が見えるから、慌てずにしばらく船のエンジンを止めて、スノーケリングをして時間を潰す事にした。快晴で、空には夏の雲。べた凪では無いけど、ほとんど波も立たず、透明度抜群の白砂の浅い海底。イルカがいなくても、スノーケリングしているだけでも気持ちが良い。皆も焦る事なく、海に入ったり、トップデッキで横になったりして、マイペースに時間を潰していた。

 一時間程休息した後、再びイルカ探しをスタートした。しかし、思いのほか遊んでくれそうなイルカが見つからず、どんどん日が傾きはじめた。この時期、バハマの日没は8時くらい。しかし、通常6時くらいまでには終了して、食事を食べてWPBへの帰路に着くのが普通だが、すでに時刻は5時になろうとしているのに、イルカはなかなか見つからなかった。「このまま終了かな」と思ったその時、ついにイルカの群れを発見。その数約30頭以上。かなりの団子状態で移動していた。その中の3頭がかなり遊びたそうにしていたので、ミナも入ってみることにした。すでにポジフィルムで撮影するには若干暗い時間帯だったので、デジカメで撮影をこころみた。その時撮影したのが下の写真。結局8時を過ぎ、暗くなるまで、同じ群れと何度も一緒に泳いで、今週のドルフィンスイムを終了した。中だるみはあったけど、最初と最後の勢いがすごかったので、まあ、良かったかな。

 その後、船はWPBに向かって移動を開始。外洋を移動しているとは思えない程穏やかなコンディションだったので、いたって楽にガルフストリームを通過することができたようだ。

 

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 1. 早朝、停泊場所に姿を見せてくれたバンドウイルカたち

 2. ヒトデ 

 3. 魚が釣れて大喜びのミナとマリちゃん。後方は必死にルアーを巻き上げるクルーのアンディー

 4. 一匹目は、大きなスナッパー(フエダイ)

 5. 二匹目は、ワフー(カマスサワラ)。これで、今日の晩飯ゲット!

 6. 今日の一品。スナッパーの刺身

 7〜10. 最終日に大挙して姿を見せてくれたイルカたち

 11. マタニティーワイルドドルフィンスイミングを楽しむミナ


2003/6/6(金)

 早朝、リビエラビーチマリーナ近くに到着。カスタムが開く8時頃まで、しばらく海上で停泊している間に、皆荷造りを済ませる。カスタムを終了して港に戻ると、しばらくはそこのコインランドリーで、洗濯をしたり、マナティークラブというレストラン&バーで食事をしたりして時間を潰した。12時にOJがピックアップしにきてくれて、ホテルに向かい、開いている部屋だけアーリーチャックインさせてもらって、荷物を部屋に入れるると、すぐにちょっと離れた場所にあるガーデンズモールまで車で送ってもらった。3時間程皆そこでショッピングしたり、食事をしたりしてまたホテルに戻った。部屋でしばらくくつろいだ後、皆で夕食を食べて終了。2ndクルーズの参加者は夜11時頃にホテルに到着するので、僕とミナはその人たちを出迎えてから、4時半に帰国するため空港に向かう参加者を見送った。今回は2週連続で乗船する人が7人もいるので、帰国するのは3人だけ。早朝で皆疲れきっていると思うのだが、毎回ほとんどのゲストが見送りに起きてきてくれる。

 1stクルーズ参加の皆さん、お疲れさまでした。しのぶさん(ものぐさ太郎)、ゆうちゃん(3年寝太郎)、ぽんちゃん(鬼太郎)、無事日本には帰れたかな?そして来週も楽しいクルーズでありますように。

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 1. 朝、マリーナに到着、記念写真を撮影した。皆さん、お疲れさまでした。1クルーズ目の参加者とクルー。ロビンがいないのがちょっと寂しい。(photo by Jhonny)

 2. 親子3人での初ドルフィンスイミングを経験した記念に、WPBにあるガーデンズモールのスワロフスキで買ったクリスタルのイルカ。

  

  


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