BIOGRAPHY

Phil Steve Dave

The heart keeps on burning.
Oh, wheels, wheels, don't slow down!

Rich KerryRobbie

 KANSAS の歴史は、1970年、カンサス州Topekaのハイスクール仲間だったKerry Livgren (keyboards and guitars) 、Dave Hope (bass) 、Phil Ehart (drums and percussion) がトリオ編成のバンドを結成したことに始まります。

 翌年、Robby Steinhardt (violin and vocals) が加わり White Clover と名乗って地元を中心に活動し、数回のメンバーチェンジを行った後にSteve Walsh (vocals and keyboards) 、Rich(ard) Williams (guitars) を加えて6人編成となり、二人のギタリストに、時には2台のキーボード、Violinをフィーチャーした独特のアンサンブルを奏でるバンド “ KANSAS ” が誕生しました。

 1974年にKirshner Recordsと契約、 「KANSAS」 でデビューを果たした彼らは、このメンバーで1980年までの間に7枚のアルバムとライブ・アルバムを発表し、中でも1977年リリースの 「Leftoverture」 は全米5位を記録してバンド初のプラチナ・ディスクに輝き、シングル・カットされた 「Carry On Wayward Son」 も11位を記録することとなりました。

 続く1978年リリースの 「Point Of Know Return」 もプラチナを獲得、シングルの佳曲 「Dust In The Wind」 は最高位4位を記録し、Journey、Styx とともに1970年代のAmerican Rock Sceneを代表するBandとしての地位を築きました。

 しかし、1979年にアルバム 「Monolith」 を発表した後、SteveとKerryが相次いでソロ・アルバムをリリース、翌年の 「Audio-Visions」 発表後ににSteveが脱退し、バンドは後任としてJohn Elephante (vocals and keyboards) を迎え入れます。

 そして、 「Vinyl Confessions」 、 「DRASTIC MEASURES」 の2枚の作品を発表したものの全盛期の勢いをしだいに失い、1984年の 「THE BEST OF KANSAS」 リリース後にPhilとRichがバンドを脱退、実質的に解散状態となりました。

 その後、Phil、Steve、Richの3人に現Deep PurpleのSteve Morse (guitars and vocals) 、Billy Greer (bass and vocals) を加えて再結成し、 「POWER」 を1987年に、 「In The Spirit Of Things」 を1988年にそれぞれリリースしましたが、セールス的にも恵まれずに往年の輝きを取り戻すことなく、しだいにシーンから遠ざかっていき、guitarのSteveもバンドを去って行ってしまいました。

 ところが、David Ragsdale (violin and guitars) 、Greg Robert (keyboards) の2人をバンドに加え、往年の名曲をLos Angelesの“Whisky”で収録したライブCD 「Live at the Whisky」 を1992年に発表、この時にはSpecial guestとしてオリジナル・メンバーのKerryが現れ 「Carry On〜」 と 「Dust〜」 でguitarを弾いています。( 本作品のビデオもリリースされました。INTERSOUND VDI 9107)

 また、1994年にはデビュー20周年を記念して2枚組のボックス・セットが発売され、この中には 「Wheels」 と題されたSteveとKerryの合作による新曲が収められています。

 翌年には 「Freaks of Nature」 をリリース、精力的にツアーをこなしていましたが、DavidとGregが1996年に脱退し、活動停止かと思われていたところ、1997年初めにRobbyがバンドに復帰、4人のオリジナル・メンバーとBillyとで新作の制作に取りかかり、THE LONDON SYMPHONY ORCHESTRAとの共演によりバンドの代表曲の再録を中心とした 「aLways NeVeR tHe same」 を1998年5月に発表しました。

 なお、Steve Morse在籍時の1989年2月14日にフィラデルフィアのTower Theaterにて収録された 「In The Spirit Of Things」 発表に伴うライブの音源もこの年に発売されています。

 1999年3月に、待望の来日公演(デビュー25周年記念)が実現し、2000年7月には全曲Kerryの書き下ろしによる「SOMEWHERE TO ELSEWHERE」をリリース、2001年1月に再来日し、札幌から大阪まで、7会場でライブが行われました。

 2001年には、「masque」と「Leftoverture」のりマスター盤がリリース、翌年に「Point of Know Return」のりマスター盤がリリースされ、6月15日にアトランタで収録されたライブ・アルバム「DEVICE-VOICE-DRUM」CDとDVDがリリースされています。