低音重視
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低音重視的雑文タイトル

三部作を読み解く

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『GHETTO MACHINE』『DRAGON』『ENGINE』からなる、サンフランシスコレコーディング三部作を、ミーハー的解釈で読み解きます。
++第4期ラウドネス。++
第4期ラウドネス 高崎晃(G)/三部作の実質的なサウンドプロデューサーといってもいいでしょう。唯一のオリジナルメンバー。
MASAKI(Vo)/その独特のボーカルスタイルは強力!!2000年のツアーではEZO時代を彷佛とさせるメイクで登場し、ファンを驚かせました。
柴田直人(B)/三部作がタッカンのワンマンにならなかったのは、彼のプレイによる所も大きいのでは。現在、再結成したアンセムでドラムの本間さんと活躍中。
本間大嗣(Dr)/グルーヴ感溢れるプレイのドラマー。柴田さんとのコンビネーションは個人的に好きなリズム隊のひとつです。

++ジャケット。++
女性に刺青を施した、刺激的なジャケットが三部作では使われています。
GHETTO MACHINEのジャケット 『GHETTO MACHINE』/ 女性の背中にチベット密教の壁画の刺青。
DRAGONのジャケット 『DRAGON』/ 女性の下半身が大胆に映し出され、太ももに龍の刺青。
ENGINEのジャケット 『ENGINE』/ タッカンのギターであるシタール2号を抱えた猿神の肩に刺青。
余談ですが『DRAGON』のジャケットの女性は「確かレッタちゃん言うたな」(タッカン談)。ジャケットは広げるとちょっとしたポスターにもなりますね。
++夏。++
三部作は1年位の間隔でコンスタントに、夏頃発売されました。意識しているのかどうかはわかりませんが、どの作品も夏にピッタリなサウンドであります。というか、暑苦しい感じ(笑)。
++レコーディング。++
三部作は、サンフランシスコのTMLスタジオで録音されました。正確にいうと『ENGINE』の時は、TMLスタジオが引越したため、NEW TMLスタジオとなります。レコーディングエンジニアは初期ラウドネスの『戦慄の奇蹟』と『魔界典章』もやっているダニー・マレンドン氏。
++楽曲。++
全体的にミディアムテンポの楽曲主体で、ギターリフはシンプルながらカッコイイリフが多くなっています。メロディーやテクニックといった事よりも、バンド全体の音像を追求しており、このメンバーによるラウドネスでないと味わえないサウンドを聴くことができます。
++本間さんの曲。++
『DRAGON』と『ENGINE』ではドラムの本間さんの曲も加わっています。タッカンいわく「コンポーザーとしての彼は面白いもん持っていると思うよ」とのことで、どっしりとした骨太なナンバー「BABYLON」と、アジアテイストの漂う「ACE IN THE HOLE」と、カッコイイ曲を提供しています。
++音。++
最初に『DRAGON』を聴いた時ミックスに不満がありまして、ギターの音がデカすぎなんじゃないかと(笑)。その割にスネアの音が薄かったりして・・・。でも、それは普通の音量で聴いてたからの話で、ヘッドフォンして大音量で聴いていると、丁度いいバランスで聴こえてくるから、あら不思議。『DRAGON』と『ENGINE』に関しては大音量で聴く事をお薦めします(笑)。
++インドテイスト。++
三部作通してインドな雰囲気が漂っています。広くいうと中近東、アジアの雰囲気ですかね。アルバム中には必ずインドっぽいインストが収められています。それらのインストは、スタジオで遊びながら出来た曲が多いとの事。
++賛否両論。++
三部作のサウンドは、バンドが持つパブリックイメージを覆してしまうサウンドでもあった為、イメージの相違に耐えられないリスナーからは批判的な声が多かったといえましょう。三部作には「S.D.I」や「SOLDIER OF FORTUNE」のようなサウンドは微塵もありませんからね。でも、バンド名にこだわらず、広い意味でロックとして聴いてみると、面白い部分が沢山あると思います。やっぱりラウドネスなんだなぁ〜って思えてくる部分もありますしね。
++高崎晃、三部作を語る。++
今思えば、第4期で演っていた音楽は、ラウドネスではない“違うバンド名”だったら受け入れられたかなと思うんですよね。いずれにしても、多分あの手のアプローチの評価は、若干遅れて徐々に表れて来る、そういうもんじゃないかな。リリースしてすぐに支持を得るのは難しい。でも、三部作に1つのポリシーを込めてやり続けて来た事は、間違いなく今、1つの自信に結び付いてると思う。そういう意味でもあれはデカい。(YOUNG GUITAR誌、2001.12月号より抜粋)
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