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  2012年4月





明治天皇 御製 思往事 をりをりにおもひぞいづる國のため心くだきし人のむかしを


【解説】


桜の花が あちらこちらに咲いているのが
見え初めている。


夜が明けていく山々の景色は
何と静けさに満ちていることだろうか。
































「明治天皇御製」 


・御製ってなあに?



 2012年3月





明治天皇 御製 思往事 をりをりにおもひぞいづる國のため心くだきし人のむかしを


【解説】


折々に思い出されるのは
国のために心を砕き
力を尽くしてくれた
幾多の人の姿であることよ。

































「明治天皇御製」 


・御製ってなあに?





  2012年1月





明治天皇 御製 をりにふれて 天を恨み 人をとがむる こともあらじ わがあやまちを 思ひかへさば


【解説】




新しい年の初日の出に
富士山の雪も 色が美しく照り映えるような
夜明けであることよ。


























「明治天皇御製」 


・御製ってなあに?





  2011年9月





明治天皇 御製 埋木 うもれ木を みるにつけても 思ふかな しづめるままの 人もありやと


【解説】




この世では
こうあるべきと
自分の思うようにいかないことで
天を恨んだり、人を責めたりすることもあろうが
天や人になんの咎があろうか。

わが過ちを思い返す度に
そう思うのだ・・・・・。



















「明治天皇御製」 





   2011年8月





明治天皇 御製 埋木 うもれ木を みるにつけても 思ふかな しづめるままの 人もありやと


【解説】




長い間土の中にうずもれて
黒く化石のようになっている埋木を見るにつけ
私たちの人間の世界にも
力を持ちながら世にあらわれず
埋もれたままの人を思うのだ・・・・・。
























「明治天皇御製」 


・御製ってなあに?




  2011年1月





明治天皇 御製 雁 朝まだき 葦毛栗毛の 駒なべて はせ行く道に かり鳴きわたる


【解説】




新しい年を迎えて
富士山の高くそびえるを
仰ぎ見ているよ




















「明治天皇御製」 


・御製ってなあに?





  2010年12月





明治天皇 御製 雁 朝まだき 葦毛栗毛の 駒なべて はせ行く道に かり鳴きわたる


【解説】




わたしの想いが及ばないほど
国の隅々まで
神は昼夜守って下さることだよ




















「明治天皇御製」 


・御製ってなあに?







  2010年11月





明治天皇 御製 雁 朝まだき 葦毛栗毛の 駒なべて はせ行く道に かり鳴きわたる


【解説】




朝まだ明けきらぬ早朝に
葦毛、栗毛の 馬を並べて
走っていく前方に
雁が鳴きながら飛んでいるよ。


















「明治天皇御製」 


・御製ってなあに?





  2010年10月





明治天皇 御製 国 ちはやふる 神の御代より うけつぎし 国をおろそかに 守るべしやは


【解説】




玉だれの花瓶に
武蔵野の沢山の草花を
活けてみようか。















「明治天皇御製」 







   2010年9月





明治天皇 御製 国 ちはやふる 神の御代より うけつぎし 国をおろそかに 守るべしやは


【解説】




遠く神の御代より受け継いだこの国を
なぜおろそかに守ることなど
できようか















「明治天皇御製」 


・御製ってなあに?




  2010年8月





明治天皇 御製 夏花 百日さく 花まばゆくも みゆるかな 今や暑さの さかりなるらむ


【解説】




今こそ暑さの盛りとばかりに
百日紅が
まぶしいくらいに紅い花を
咲かしていることだよ













「明治天皇御製」 


・御製ってなあに?









  2010年7月





明治天皇 御製 「折梅」咲きそめし かきねの梅の 一枝を おみのためにと 手折りつるかな


【解説】




住み慣れた我が故郷(京都)は
今頃夏の草が青々と
生い茂っている頃だろう













「明治天皇御製」 






  2010年6月





明治天皇 御製 「折梅」咲きそめし かきねの梅の 一枝を おみのためにと 手折りつるかな


【解説】




ほととぎすが
「ホンゾンカケタカ」と
うぐいすに問えば

うぐいすが
「ホウ ホケキョウ」と
応えて鳴いているよ













「明治天皇御製」







  2010年5月





明治天皇 御製 「折梅」咲きそめし かきねの梅の 一枝を おみのためにと 手折りつるかな


【解説】




故郷の苔むしている庭の岩つつじは
大きく茂って今も咲いている











「明治天皇御製」 


・御製ってなあに?





  2010年4月 





明治天皇 御製 「折梅」咲きそめし かきねの梅の 一枝を おみのためにと 手折りつるかな


【解説】




一所懸命に
心をこめて習い
身につけたことは
何年たっても
忘れないものです

















「明治天皇御製」 







  2010年2月





明治天皇 御製 「折梅」咲きそめし かきねの梅の 一枝を おみのためにと 手折りつるかな


【解説】




垣根のところ
咲き始めた梅の一枝を
臣下のために手折ったことだよ。













「明治天皇御製」 





 2010年1月





明治天皇 御製 「寄草述懐」むらぎもの心をたねのをしへぐさ おひしげらせよやまとしまねに


【解説】




芦が茂っている間を漕ぎ行く舟は
その芦に妨げられて
なかなか漕ぎがたいものである。

そのように人の世も
志した目的を達するのは難しいけれど
棹のように気を長く落ち着けて
急がず迫らず進んでいけよ。










「明治天皇御製」 






  2009年12月





明治天皇 御製 「寄草述懐」むらぎもの心をたねのをしへぐさ おひしげらせよやまとしまねに


【解説】



人の道を学んでいる子どもたちよ・・・・。

何事も怠惰こそ
自分自身の敵である。

怠惰に勝る敵はいないのだということを
知って欲しいものだよ・・・・。








「明治天皇御製」 


・御製ってなあに?






  2009年11月





明治天皇 御製 「寄草述懐」むらぎもの心をたねのをしへぐさ おひしげらせよやまとしまねに


【解説】



斯くしたら国は富むであろう
斯くしたら国は強くなるであろうと
日夜人民の為に心を砕いて、安かれという我が想いが
どうして遂に成就せずにおられようか








「明治天皇御製」 


・御製ってなあに?







  2009年10月





明治天皇 御製 「寄草述懐」むらぎもの心をたねのをしへぐさ おひしげらせよやまとしまねに


【解説】



世の中はいと安らかに治まって、天下泰平である
これは実に我が一人の力ではない

皆下、臣民(をみ)が忠良に働き務めてくれる力である







「明治天皇御製」 


・御製ってなあに?




  2009年9月





明治天皇 御製 「寄草述懐」むらぎもの心をたねのをしへぐさ おひしげらせよやまとしまねに


【解説】



心の種として調べ上げた誠の道の教え草となる和歌を
大和島根なる日本の国中に
生い茂らせよ、普及せしめよ。







「明治天皇御製」 









   2009年8月





明治天皇 御製 「夏氷」夏知らぬ 氷水をば いくさ人 つどへる庭に わかちてしがな


【解説】



夏の暑さを知らないほど冷たい氷水を
一滴の水だにない戦場の人々に届けてあげたいものだなあ。







「明治天皇御製」 








  2009年7月





明治天皇 御製 「筆」国のため揮ひし筆のいのち毛の あとこそ残れよろづ代までに


【解説】



国家のために書いた詞は
万々代までにも残っている

その人は亡くなっても
その筆跡は
後の世まで
伝わるのだなあ。










「明治天皇御製」 


・御製ってなあに?










 2009年6月





明治天皇 御製 「田家翁」 子等はみな戦争のにはに出ではてて 翁やひとり山田守るらむ


【解説】


戦争の折柄
国民の子弟はいづれも戦場に出てしまって
家に残る男子という者は老翁ばかりであるだろうに


その老翁が一人、
農業をつとむるために山の田を見まはったりして
家の留守居をして居るであらう、あゝ気の毒なことであるよ














「明治天皇御製」 










  2009年5月





明治天皇 御製 詞 時はかる うつはの針の ともすれば くるひやすきは 人の世の中


【解説】


庭で生えている若竹が
成長していくその末のことを思う時

子どもたちが
その成長していく末に思いを馳せ

家庭の教育を
おろそかにしてはならないのだ。













「明治天皇御製」 






  2009年4





明治天皇 御製 詞 時はかる うつはの針の ともすれば くるひやすきは 人の世の中


【解説】



幼き子どもが
文字の手習いをする時
練習すればするほど
筆の跡も清く美しくなっていく。
















「明治天皇御製」 








 2009年3月





明治天皇 御製 詞 時はかる うつはの針の ともすれば くるひやすきは 人の世の中


【解説】



もしお互いが
過ちを犯すようなことがあったなら
お互いに諌め合い
親交を深めていくのが
真実の友の心である。

















「明治天皇御製」 


]







  2009年2月





明治天皇 御製 詞 時はかる うつはの針の ともすれば くるひやすきは 人の世の中


【解説】



父母の教育を受ける家庭という場は
とても狭いかもしれない

しかし
子がやがて成長し
広き世に出る時に
父母の教育は
広い世間に立つ礎と
なるであろう


















「明治天皇御製」 







  2009年1月





明治天皇 御製 詞 時はかる うつはの針の ともすれば くるひやすきは 人の世の中


【解説】




靖国神社の神垣で
目に涙をためながら
手を合わせている人達がいる

戦場から父が、夫が、子が
無事に帰ってくるのを
祈りながら待っていたのだろうか

国のために戦死し
亡き骸さえかき抱くこともできない

その心中
いかばかりのことであろうか
















「明治天皇御製」 





  2008年12月





明治天皇 御製 詞 時はかる うつはの針の ともすれば くるひやすきは 人の世の中


【解説】





国のために命を捨てて

守ってくれた人々のことを

歴史にその名を

留めるように





「明治天皇御製」 








  2008年11月





明治天皇 御製 詞 時はかる うつはの針の ともすれば くるひやすきは 人の世の中


【解説】



六千万の日本の民よ

心を合わせて

国に力を尽くして欲しい













「明治天皇御製」 









  2008年10月





明治天皇 御製 詞 時はかる うつはの針の ともすれば くるひやすきは 人の世の中


【解説】



易しそうに見えて

なかなか成し得ないのは

世間で人の上に立つ人の

行いである











「明治天皇御製」 





  2008年8月





明治天皇 御製 詞 時はかる うつはの針の ともすれば くるひやすきは 人の世の中


【解説】



ひとり立ちをするようになった我が子を

まだまだ幼い・・・と思うは

子を思う親ならではこそであろう。








「明治天皇御製」 











  2008年7月




明治天皇 御製 詞 時はかる うつはの針の ともすれば くるひやすきは 人の世の中


【解説】



我が国家を思い
国民を思ふわが心の至らぬ処はないかと
日夜心をかけて居るが
仮令至らぬ国があるにしても
そのわが心の及ばぬ国の果までも
国家を守護する神は必ず守って下さるであろう。







「明治天皇御製」 













  2008年6月




明治天皇 御製 詞 時はかる うつはの針の ともすれば くるひやすきは 人の世の中


【解説】



学びの道にいる
子どもたちよ


怠惰に勝る敵は
いないのだということを


ぜひ
知っていて欲しい













「明治天皇御製」 







  2008年5月









【解説】



世の中は今
とても安らかに治まって
泰平の世である

これは実に
我が一人だけの力ではない

国民が実に
よく働き務めてくれるからだ・・・・・










「明治天皇御製」 








  2008年3月




明治天皇 御製 詞 時はかる うつはの針の ともすれば くるひやすきは 人の世の中







【解説】



本来人の心は
まるで澄んだまま静かな
清らかな山水のようなものだ・・・

それを手をつけて
いろいろ画策してしまうと
すぐに濁ってしまうのだ・・・・・


清らかな山水のような
私たちの心を
忘れないようにしよう











「明治天皇御製」 






  2008年2月




明治天皇 御製 詞 時はかる うつはの針の ともすれば くるひやすきは 人の世の中


【解説】



家が富み
何不足のない生活になっても
人としての
勤めを忘れてはなりません























「明治天皇御製」 









  2008年1月




明治天皇 御製 詞 時はかる うつはの針の ともすれば くるひやすきは 人の世の中


【解説】



親のご恩、御教えは

新しい年を迎えるごとに

年を重ねるごとに

身に染みるようです






















「明治天皇御製」 



  2007年12月




明治天皇 御製 詞 時はかる うつはの針の ともすれば くるひやすきは 人の世の中


【解説】


『温故知新』・・・故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る

という言葉があります

私も新しく物事を定める時には

いつでもこのように在りたいと

願っています




「明治天皇御製」 







  2007年11月




明治天皇 御製 詞 時はかる うつはの針の ともすれば くるひやすきは 人の世の中


【解説】

平坦な道に出てもなお
心して歩もう

この世は
どんなに文明開化し
開けゆくとも
どこかしら
つまづく要因が
潜んでいるものであるから













「明治天皇御製」 





  2007年 8月


明治天皇 御製 詞 時はかる うつはの針の ともすれば くるひやすきは 人の世の中


【解説】

毎日毎日正確に時刻を打っている時計でさえ
ともすれば狂うことを思えば
実にこの世の中の事は
用心せぬとくるひ易いものである。








「明治天皇御製」 




  2007年3月


明治天皇 御製 述懐 山の奥 しまの果てまで たづねみむ 世に知られざる 人もありやと


【解説】

わが国には、智慧深く才能ある人がまだま世に知られずに
ひっそりと生きているのだろう。

そういう人ならば、たとえどんな山奥、わが国の果てまででも
是非会いに行きたいものだ。







「明治天皇御製」 



  2007年2月


明治天皇 御製 塵 つもりては 払ふがかたく なりぬべし ちりばかりなる こととおもへど


【解説】

僅かな塵ほどの事と思っていても、放っておくと
積もりに積もり払えなくなる。


よくよく注意して悪い塵が積もらぬようにしたいものだ。





「明治天皇御製」 



  2007年1月


明治天皇 御製 望山 新しき 年を迎へて ふじのねの 高きすがたを 仰ぎみるかな


【解説】

新しい年を迎えて
富士山のそびえる姿を
仰ぎ見ているわたしです。







「明治天皇御製」 



   2006年12月


明治天皇 御製 玉 曇りなき 心のそこの しらるるは ことばのたまの ひかりなりけり


【解説】

全くくもりのない心の輝きや美しさは
言霊の光となって、あらわれるものだ






「明治天皇御製」 



  2006年11月

明治天皇 御製 仁 国のため あだなす仇は くだくとも いつくしむべき事 なわすれそ



【解説】


わが国を犯す敵には仇を討つけれども
罪を憎とも、人を憎んではいけません

その国の人たちに対しては
慈愛の心を決して忘れないで下さい




「明治天皇御製」 








  2006年10月

明治天皇 御製  子  思ふこと つくろふことも まだしらぬ をさなこころの うつくしきかな



【解説】


心の中で思っていることを
取り繕うことも知らない
幼い子どもの心は
なんと美しいのでしょう






  2006年9月

明治天皇御製  をりにふれたる  なすことの なくて終わらば 世に長き よはひをたもつ かひやなからむ



【解説】

たとえ小さなことでも
成しとげることなく人生を終わるとすれば
世の中に長生きをする甲斐はないでしょう






  2006年8月

明治天皇 御製  波  荒るるかと 見ればなぎゆく 海原の なみこそ人の 世に似たりけれ


【解説】

荒れているかと思えばまた静かに凪いでいく海の波の様子は
ほんとうに人間社会によく似ています。






















  2006年7月

明治天皇 御製 夏山水 年年に おもひやれども 山水を 汲みて遊ばむ 夏なかりけり


【解説】

毎年夏には、避暑に行きたいものだと思いやるのだけれど
国民のことを思うとそれどころではなくて
冷たい山水をくんだりして遊んだ夏は
とうとうありませんでした。























2006年6月

明治天皇 御製 老人 をさな子に ひとしくなれる 老人を いたはることを ゆるがせにすな


【解説】

年をとって、
まるで幼ない子どものようになった老人。

それを
いたわることを
いいかげんにしてはいけません。














  2006年5月

明治天皇 御製  親  ひとりたつ 身になりぬとも おほしたてし 親の恵みをわすれざらなむ


【解説】

ひとりだちできるようになっても
ここまでに養い育ててくださった親のめぐみを
わすれないでほしいものです。









  2006年4月

明治天皇 御製  友  もろともに たすけかはして むつびあふ 友ぞ世にたつ 力なるべき


【解説】

お互いに助けあい、睦びあっている友人がいるということは、
世の中を生きて行く上で、ほんとうに大きな力となるものです。











  2006年3月

明治天皇 御製  花  たかどのの 窓てふ窓を あけさせて 四方の桜の さかりをぞみる


【解説】

宮殿の高いところから、窓という窓全部を開け放たせ
あちらでもこちらでも今を盛りと咲き満ちている桜の花をながめました







                                                                   

「明治天皇御製」 明治神宮社務所発行 




  2006年2月

明治天皇 御製  薬  心ある 人のいさめの ことのはは 病なき身の 薬なりけり


【解説】

思いやりのある人の忠告のことばは
心身ともに健全であるための薬です







「明治天皇御製」 明治神宮社務所発行 



  2006年1月

明治天皇 御製  行  世の中の 人の司と なる人の 身のおこなひよ ただしからなむ
【解説】


世の中で人の上に立つ人は
まず自分自身の行いが正しくあってほしいものです







「明治天皇御製」 明治神宮社務所発行 





  2005年12月

明治天皇 御製  義  おのが身は かえりみずして 人のため つくすぞ人の つとめなりける


【解説】

自分自身のことは捨てて顧みないで
人のためにつくすことこそが、人間のつとめというものです








「明治天皇御製」 明治神宮社務所発行 



 2005年11月

明治天皇御製  虫声  さまざまの 虫のこゑにも しられけり 生きとしいける もののおもひは


【解説】

いのちあるものはみな、それぞれに思いがあって懸命に生きています
さまざまに鳴いている虫の声にさえそれがわかるではありませんか











「明治天皇御製」 明治神宮社務所発行 



  2005年10月

明治天皇 御製  心  ことしげき 世にはたつとも むらぎもの こころゆたかに もつべかりけり


【解説】

生きていく世の中がどんなに煩雑で煩わしいとしても、
心だけはゆったりと豊かに持つべきです







「明治天皇御製」 明治神宮社務所発行 



  2005年9月

明治天皇 御製  思  国民の うへやすかれと おもふのみ わが世にたえぬ 思なりけり


【解説】

国民の身の上が安らかであれと思うことだけが
天皇として絶えず思いつづけていることなのです







「明治天皇御製」 明治神宮社務所発行 



  2005年8月

明治天皇 御製  国  よきをとり あしきをすてて 外国(とつくに)に おとらぬくにと なすよしもがな


【解説】

外国の良いところは取り入れ
自分の国の悪いところは捨てて
諸外国に劣らない
立派な国としたいものです






「明治天皇御製」 明治神宮社務所発行 



  2005年7月

明治天皇 御製  寄海祝  国ごとに くにをまもりて よもの海 しづかなる世ぞ うれしかりける


【解説】

それぞれの国がみんな立派に自分の国を守って
そして
凪いだ海のように世界中が平和であることは
本当にうれしいものです






「明治天皇御製」 明治神宮社務所発行 




  2005年6月

明治天皇 御製  四海兄弟  はらからの むつびをなして まじはらば とつくに人も へだてざるらむ


【解説】

きょうだい同様に親愛の情をもって交際すれば
外国の人々も分けへだてなく付き合ってくれるでしょう

「明治天皇御製」 明治神宮社務所発行 



 2005年5月

明治天皇 御製  四海兄弟  言の葉も 学びかはして はらからと かたみにむつぶ 四方のくに人


【解説】

お互いに相手の国の言葉を学びあって
まるで兄弟のように親しくしている
世界中の国の人たちです。





「明治天皇御製」 明治神宮社務所発行 





 2005年4月

明治天皇 御製  外客  うみこえて はるばるきつる 客人(まれびと)に わが山水の けしきみせばや


【解説】

大海原の波のかなたの遠い外国にも
わけへだてない親密な間柄の友人は在る........

そんな世の中です







   2005年3月

明治天皇 御製  外客  うみこえて はるばるきつる 客人(まれびと)に わが山水の けしきみせばや


【解説】

海をわたってはるばる外国から訪ねてきたお客さまに
わが日本の美しい風景を見せてあげたいものです





「明治天皇御製」 明治神宮社務所発行 



2005年2月

明治天皇 御製  天  ひさかたの 空はへだても なかりけり  地(つち)なる国は 境あれども


【解説】

地上には国と国との間に国境というものがありますが、
空を見上げれば何の境も分けへだてもありません

地上も空のように分けへだてなく
睦びあう平和な世界であってほしいものです





「明治天皇御製」 明治神宮社務所発行 


・御製ってなあに?


  2005年1月

明治天皇 御製  教育  いかならむ 時にあふとも 人はみな まことの道を ふめとをしへよ


【解説】

世界中の人類は
みな兄弟だと思っているのに
どうしてこんなに争いの波や風が
たちさわぐのだろうか



「明治天皇御製」 明治神宮社務所発行 



   2004年12月

明治天皇 御製  教育  いかならむ 時にあふとも 人はみな まことの道を ふめとをしへよ


【解説】

ことばに言い尽くせないほどの真実の心は
ことばには言えなくても
自然と人の顔の表情にあらわれています



「明治天皇御製」 明治神宮社務所発行 


・御製ってなあに?

Copyright (C) 2004 アトリエそらとうみ. All Rights Reserved.
.


  2004年11月

明治天皇 御製  教育  いかならむ 時にあふとも 人はみな まことの道を ふめとをしへよ


【解説】

たとえどんな場合に出合っても
人はみんな
”まごころ”をもって
対処するように教えなさい

それが
教育の根本です



「明治天皇御製」 明治神宮社務所発行 



  2004年10月

昭憲皇太后 御歌  心   むらぎもの 心にとひて はぢざらば よの人言は いかにありとも


【解説】

自分の良心にきいてみて
少しも恥ずるところがなければ
世間の人は何と言おうと
動揺することはありません。

自分の良心にきいてみて
正しいと信じたならば
他人の言葉に迷わないようにいたしましょう。
良心は神に通じます。

(自身を強く持つこと)



明治神宮 御神籤より


・御製ってなあに?

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  2004年9月

明治天皇 御製  日  さしのぼる 朝日のごとく さわやかに もたまほしきは 心なりけり


【解説】

空高く昇っていく朝日のように、
いつもすがすがしく、
明るくさわやかな心を持ちたいものです。

朝日の昇るのをみると、
誰でもさわやかな心になります。
この時の気分で、毎日生活出来たら、
どんなに楽しく幸福でしょう。

毎朝神様を拝むことも、
いつも神徳を仰いで清々しい心で、
一日を幸せにはたらくためです。

(心はいつも清く明るく持ちましょう)



明治神宮 御神籤より





  2004年8月

昭憲皇太后 御歌  謙遜  高山の かげをうつして ゆく水の ひききにつくを 心ともがな


【解説】

高い山の姿を写して
谷川の水が段々と低い方へ流れて行くように
誰でも理想は高く、身はつつましく
ということを心がけたいものです

誰でも生まれながらに
尊い人格を親から授かっていることでは平等ですが
お互に敬愛の心が大切です
ここに謙遜の美しい徳があります

(心は高く、身はつつましく)





  2004年7月

昭憲皇太后 御歌

衛生

かりそめの
ことは思はで
くらすこそ
世にながらへむ
薬なるらめ


【解説】

つまらぬことをくよくよとぐちをこぼしたり
取越苦労をしないようにして
日々を暮らすことこそ
健康長寿の良薬であります。

とかく人間は目先のことに捕らわれて
過ぎ去ったことをくよくよと考えたり
取越苦労して、無駄なエネルギーを費やしがちです

これは愚かなことです

今日一日を感謝しつつ
精一杯に励むことが
幸せに恵まれる基です

(取越苦労をしないで、精一杯に働きましょう)



明治神宮 御神籤より


.


  2004年6月

明治天皇 御製

道

ならび行く
人にはよしや
おくるとも
ただしき道を
ふみなたがへそ


【解説】

多くの人々と並んで行く世の中で
たとえ、他の人々にはおくれることがあっても
あまり急いで
正しい道をふみあやまらないでほしいものです

成功を急いで、方法を選ばず
終には大きな失敗を招いた実例は沢山あります
急がば廻れというたとえのように
最初の信念を貫いて
正しい道を着実に進みましょう

(堅実な歩みが大切です)



明治神宮 御神籤より



  2004年5月

明治天皇 御製

心

しのびても
あるべき時に
ともすれば
あやまつものは
こころなりけり


【解説】

人の心は
耐え忍んでいなければならないときに
つい辛抱しきれないで
軽るはずみをして
取返しのつかない失敗をするものです

皆、自分の修養が足らないからです

辛抱と努力とは
人生の大切な心がけです
堪忍出来ない時に
よくよく我慢するのが本当の堪忍です
勝利とか成功とかは
最後の五分間にあると言われ
短期は損気とも言われます

(忍の一字に徹しましょう)





明治神宮 御神籤より




 2004年4月

昭憲皇太后御歌

鏡

朝ごとに
むかふ鏡の
くもりなく
あらまほしきは
心なりけり


【解説】

毎朝、私達が向う鏡が綺麗であると
まことに気持がよいように
人の心も、いろいろのものを写す鏡でありますから
常に清く澄み明らめておきたいものです。

自分の心が曇っていては
不愉快であるばかりでなく
物事を正しく理解することが出来ません

誤解や間違は不幸のものを正しく理解することが出来ません
誤解や間違は不幸のもととなりますから、いつも心の鏡を磨きましょう


(心の鏡をいつも清く明らかにいたしましょう)





明治神宮 御神籤より


・御製ってなあに?

.


  2004年3月

昭憲皇太后御歌 

述懐

あやまたむ
ことを思へば
かりそめの
ことにも物は
つつしまれつつ


【解説】

世の中は、とかく過ちが起こりやすいものです
これを避けようと思えば
どんなつまらない小さなことでも
万事慎重に取扱わないではいられなくなります

人間は万物の霊長といわれますが
又、意馬心猿と言う古い語もあって
野性の一面もあります
心の手綱をゆるめずに大事をおそれず
小事をもあやまたず、慎しみ深くいたしましょう

(油断は大敵です)





明治神宮 御神籤より



  2004年2月

昭憲皇太后 御歌

慎独

人しれず
思ふこころの
よしあしも
照し分くらむ
天地のかみ


【解説】


誰にもわからないであろうと
心の中でひそかに思うことでも
天地の神々は
ちゃんと其の善悪をば
ご存知であるにちがいありません。

昔から「独を慎む」という言葉があるように
他人が見ていようがいまいが
悪い事をしてはなりません。

神々様は、すべてを見通していらっしゃいます。

(明るい生活は秘密のないことから始まります)





明治神宮 御神籤より




  2004年1月

昭憲皇太后 御歌

人

人はただ
すなほならなむ
呉竹の
世にたちこえむ
ふしはなくとも


【解説】

人は何よりも第一に、素直でありたいものです
たとえ、あの竹の節のように
世の中に目立って優れた才能が
有る無しには拘りません

どのように才能が優れていても
心がひねくれていては
すべての事がゆがんで見え
不平や不満が絶えず
苦しみ悩むことになります

何よりも先ず
心が素直であることが
明るい人生への出発点であります


(先ず第一に心は素直であるように)





明治神宮 御神籤より



  2003年12月

明治天皇 御製

山

萬代の
国のしづめと
大空に
あふぐは富士の
たかねなりけり


【解説】

千代に八千代に益々発展する日本の国の鎮護として
いつも大空に仰ぐのは富士山のあの気高い姿であります

東海の天に聳える富士の高嶺を仰ぐとき
日本の国の姿をまのあたりに見る心地がして
神々しく、清々しく、なつかしく感じます

祖先から受継ぎ
子孫へ伝えて行く立派な国として
お互に国民の責任を為し遂げるように
努力をお誓いいたしましょう


(国民の自覚を強くし責任を重んじましょう)







  2003年11月

昭憲皇太后 御歌

寧静

いかさまに
身はくだくとも
むらぎもの
心はゆたに
あるべかりけり


【解説】

どのように身を打ちくだき、力をつくし
忙しい仕事に熱中しても
心はいつも落ちついて、広く豊かに
ゆとりを持つように
心がけることが大切です。

人生の航路は決して平穏ではありません
多くの難関を乗り越えなければなりません

たとえ、骨身をくだくような時でも
心はいつも平静に豊かに心がけることが大切です

この心がけが健康長寿の基であり
万事成功の秘訣です


(心はいつも平静に豊かに保ちましょう)





明治神宮 御神籤より


・御製ってなあに?


  2003年 10月

明治天皇 御製

天

あさみどり
澄みわたりたる
大空の
広きをおのが
心ともがな


【解説】

あさみどり色に晴れて
澄み渡った大空のように
広い大きな心を、お互いの心として
日々の生活に励みたいものです。

私達は心の持ち方によって
人生建設の成功、不成功がきまります
狭い心では大事は成功しません
常に広々と澄み渡った
大空のような
大きな心で進みましょう


(心は広く大きく)





明治神宮 御神籤より




  2003年9月

昭憲皇太后御歌

智

おこたりて
磨かざりせば
光ある
玉も瓦に
ひとしからまし


【解説】

なまけて磨くことを怠ったならば
立派な光をもつ宝石も
瓦や石ころと同じで
何の役にも立たなくなります。

明治天皇の教育勅語にも
智能を啓発し、徳を立派にし
更に進んで公益を拡めよ
とお教えになっています。

お互いの身には磨けば磨くほど
向上進歩する才能が祖先から授かっていることを信じて
学徳の練磨にはげみましょう。

(智能も熱心に磨かなくては光を発しません)





明治神宮 御神籤より



  2003年8月

明治天皇御製

折にふれて

さまざまの
うきふしをへて
呉竹の
よにすぐれたる
人とこそなれ


【解説】

竹の幹が多くの節を持って
どんな風雪にも堪えられるように
人はさまざまの艱難辛苦を凌いで
はじめて世の中に優れた人となるのです。

「艱難汝を玉にす」という諺があるように
人は大きな試錬に打ちかってこそ
立派な人格をつくり
すぐれた事業も大成することが出来ます。

(努力なくして成功はない)





明治神宮 御神籤より




  2003年7月

昭憲皇太后 御歌

心

日に三度
身をかへりみし
いにしへの
人のこころに
ならひてしがな


【解説】

一日に
三度もわが身を反省したという
昔の立派な人の心に習いたいものです

昔、曾子という人は
「人のために忠実か」
「友と交わって信実か」
「修養を怠っていないか」と
毎日三度
わが身を反省しました

これが向上進歩の基となります
人はとかく、うぬぼれがちですから

反省は修養の基、幸福の種まき



明治神宮 御神籤より


・御製ってなあに?



  2003年6月

明治天皇 御製

心

いかならむ
ことある時も
うつせみの
人の心よ
ゆたかならなむ


【解説】

いつ、いかなる思いがけぬ変事が起きても
世の中の人々の心は
あわてふためくことなく
広く豊かでありたいものです。

およそ人の一生には
個人の上でも
社会の上でも
思いがけぬ事件が
大小となく起きるものです。

そんな時
うろたえさわぐようでは駄目です。
日頃から常に泰然自若として
不動の心を養いましょう。


(いつも落ちついて、心は広く豊かに持ちましょう)

ゆうこの独り言
またまた出てきました。「不動」のテーマ。
「不動」という言葉が好きなのだから私自身が不動心の持ち主かと言うと、それが全く逆なのでございます。
何か事ある毎にうろたえ、落ち着きを失い、動揺してしまうのです。更にはキーキー怒りまくることも多々アリ。
ただ、最近「あれ?」と思ったことは、どんなにキーキー怒りまくっている時にも、その奥深いところでは決して波立つことのない静かな部分も同時に存在している、ということ。

現代霊気法のテキストには「安心立命 (あんじんりゅうめい)」という言葉が随所に出てきます。
その意味は、心を安らかにし天命に任せ、どんな場合にも動じないこと(広辞苑より)、とあります。
今までは、現代霊気法の講習会や、タロット、オーラソーマのリーディングや他のセッションの度に自分の非力さや無力感を嘆いて、頭を抱えて身悶えするようなことが度々ありました。(←だからこそ、これ!というものは片っ端から勉強したのですが...)
しかし、今年の冬に南フランスへタロットの勉強をしにいった頃位から、「天に委ねる」ということが少しづつ出来るようになってきました。相変わらず泰然自若という境地からは程遠いのですが、とりあえず不安も動揺も怒りも自分の心にあることを認めつつ、天に委ねてしまう.....。それが少しづつ出来るようになってから、私の周りを取り巻く環境が良い方向へ、良い方向へと大きく変化してきました。

昔、日曜学校に通っていた頃、「空を飛ぶ鳥でさえ、天の神様は食べ物も住む所も面倒を見、養って下さる。さすれば人の子は尚更である」とイエスさまがおっしゃったと教わりました。ずっと長い間その感覚が分からずにいたのですが、ようやくここに至って少しづつ感覚的に分かるようになってきたのです。

どんなことがあっても天と共にあり、天が私たちを養って下さる...。その安心感が私にとっての不動のテーマへとつながっていくような気がする今日この頃です....。

明治神宮 御神籤より


・御製ってなあに?


  2003年5月

明治天皇 御製

述懐

かたしとて
思ひたゆまば
なにごとも
なることあらじ
人のよの中


【解説】


むずかしいからといって
為すべき事を怠るようでは
人の世の中のこと、
決して成功するものではありません

世の中の事は
すべて不撓不屈の精神で
勉め励むことが最も大切です

希望が大きければ大きい程
困難もまた大きいものです

(七ころび八起きの決心で励みましょう)


明治神宮 御神籤より


・御製ってなあに?


  2003年4月

昭憲皇太后 御歌

勤労

みがかずば
玉の光は
いでざらむ
人のこころも
かくこそあるらし


【解説】

どんな立派な宝石や真珠でも、
磨かないで生地のままでは、
あの美しい光は出て来ないでしょう。

人の心も、それと全く同じはずで
修養錬磨を怠ってはなりません。

人は努力を惜しまずに、
毎日自己を磨き鍛えることによって
苦しさ辛さに打ち勝つ立派な人に成長し、
正しい道を歩むことが出来ます。

(磨かざれば光なし)


明治神宮 御神籤より


・御製ってなあに?


  2003年 3月

昭憲皇太后 御歌

糸

一すぢの
その糸ぐちも
たがふれば
もつれもつれて
とくよしぞなき


【解説】

糸巻を解こうとして
間違って糸口を見失うと、
もつれもつれて
遂には解きほぐす方法が
なくなるものです。

世の中も糸巻と同じように
複雑でもつれ易いものです

お互の立場々々をよく理解し合って
自分の行くべき道を間違えぬように気をつけ
むずかしい問題は
よく研究して
解決の糸口を見出しましょう

(糸巻を解く心得で世を渡る)


明治神宮 御神籤より

【ゆうこの独り言】
久しぶりに昭憲皇太后の御歌が選ばれました。
いつもながら、御製や御歌がいつも「お見事!」としか言いようのないタイミングで選ばれるのに舌を巻いてしまいます。

最近タロットリーディングのセッションをしていて気付くことは、「占って欲しいことが沢山あるんです」と言われたクライアントさんも、タロットの展開からリーディングをしていく内に、一見沢山あるように思えた悩みごとが、その原因の根っこはひとつで、ひとつが解決すると不思議なことに別の悩みごともするすると解決する...ということが多々あります。
もつれもつれた悩みごとも、根気良く、まずひとつの糸口を見つける...ということでしょうか?


・御製ってなあに?


  2003年2月

明治天皇 御製

巌上松

あらし吹く
世にも動くな
人ごころ
いはほに根ざす
松のごとくに


【解説】

たとえ、どのように嵐が吹きすさぶ
はげしい世の中の変動に会っても
あの巌の上に
どっしりと根を張っている松の大木のようにしっかりとした信念を持って
心を動揺させてはなりません。

世の中は、いつも平穏無事ではありません。
お互いの生活でも吉凶禍福は次々と起こって来ます。
このような社会に生き抜くためには
常に修養につとめ、巌上の松のように
不動の信念の根を養いましょう。

(不動の信念)


明治神宮 御神籤より

【ゆうこの独り言】
私はこの巌上松の御製が大好きです。
私自身は凡人なので、しょっちゅう泣いたり、笑ったり、怒ったりして、心が年中動揺したりするのですが、少しづつ、少しづつ大きな根を張り、どっしりした不動心を養いたい...と願っています...。一体何年かかることやら....。(^_^;)
明治天皇サマ、いつも深いお言葉をありがとうっ!


・御製ってなあに?




  2003年1月

明治天皇 御製

孝

たらちねの
親につかへて
まめなるが
人のまことの
始なりけり


【解説】

心をこめて、父母にお仕えすることが、
人のまことの行いの始まりであります

親と子との敬愛の情は、生まれながらの自然のものです
これが人の誠の始まりで、広く社会生活を営む基本となります

(孝は人の行いの基本です)


明治神宮 御神籤より



・御製ってなあに?



  2002年12月

明治天皇 御製

誠

とき遅き
たがひはあれど
つらぬかぬ
ことなきものは
誠なりけり


【解説】

物事を為し遂げるまでには
人によって早い遅いの違いはありますが
どんな時でも
誠実な心さえあれば、
その志を貫き通すことが出来ます

誠から出発したことは
必ず為し遂げられます
どんなに巧みな手段方法でも
真実がなければ
成功はおぼつかない

正直者が馬鹿を見るといいますが
最後の勝利は
誠実にあるのです

(誠実は成功の基です)


明治神宮 御神籤より

【私の雑感】
霊気マスターになってからたまに「自分の流す霊気は人と比べて弱いのではないか?」とか、また反対に「強すぎるのではないか?」という質問が舞い込みます。
でも、考えてもみて下さい。
個としての「私」の力で霊気を流すのなら向き不向き、得手不得手、修行の多寡もあるかもしれませんが、霊気は宇宙エネルギーで無限大にあるのです。宇宙には生きとし生けるもの全てを活かしめるエネルギーが遍満しているのです。
「私」が癒すのではなく、宇宙が癒すのです。
私達が心に問うべきは、「私は宇宙とのパイプ役に徹しているか?」ということと「自分自身と霊気の受け手の方に誠意と誠実を持って向き合っているか?」ということのような気がします。

自分の流す霊気に自信の無かった方は、淡々とパイプ役としての自分を誠意を持って磨くと共に、その心配のエネルギーを是非「宇宙におまかせ」という方向に向けてみませんか?

きっとその方が「誰かと比べて強いの、弱いの」と自慢したり心配したりするよりも、ずっと楽チンに楽しく、受け手に一番最良のエネルギーが流れていくこと受け合いですよ。



・御製ってなあに?



  2002年11月


明治天皇 御製

折にふれて

世の中の
人におくれを
とりぬべし
すすまむときに
進まざりせば


【解説】

世の中は日進月歩で、絶えず進歩しています
もしも日頃の努力を怠ると
進むべきときに進まれず
世間からとり残されてしまうでしょう

社会は遠い祖先の時代から
人々の協力によって
今日の文明を築いて来ました
お互いに努力をして
世の中のお役に立つように
つとめましょう

(責任あることは必ず為しとげましょう)


明治神宮 御神籤より



・御製ってなあに?





  2002年10月


明治天皇 御製

峯

大空に
そびえて見ゆる
たかねにも
登ればのぼる
道はありけり


【解説】

大空に高くそびえ立っている
けわしい峰々にも
登って行けば、自然と登り得る道はあるものです
只必要なのは、
頂上を究めなければ止まない
勇気と努力です

昔は不可能と思われた
ヒマラヤ、アルプス等の頂上も
勇気とたゆまぬ努力とによって
見事に登ることが出来ました
人生の行路も同じです

(精神一到すれば、何事も成功する)


明治神宮 御神籤より

【私の雑感】

久々に明治天皇の御製です。

この御製を引いて思い出したことは、12年程前、私はインド、ネパール方面へ放浪の旅をしていた時のことです。
1ヶ月程時間をかけてエベレスト方面へトレッキングへ行きました。
ポーターもガイドもつけず、一人で黙々とトレッキングをしていました。(予算がなかったので....(^-^; )
日本人の女性が全く一人でトレッキングするというのは珍しいらしく、また高山病にも全くかからず、ランナーズハイにも似て終始とても元気だった私は、現地のシェルパ族の人達からよく話し掛けられ、「お前は本当に日本人か?元気だなぁーー」とか「前世はシェルパ族だったんじゃないのか?」とか、終いには「ゆうこDidi(ネパール語でお姉ちゃん....)」と言われ、かわいがられておりました。概して、シェルパ族の方々はとても親日家です。

エベレスト方面へトレッキングする時は多くの人がエベレストベースキャンプが近くにある、カラパタール(5550m)を目指すのですが、私は人が少なく、とても美しい湖があるとガイドブックにあったゴーキョピーク(5360m)をまず最初に目指すことにしました。

ゴーキョ村からピークへと歩いて行ったのですが、途中案内板がなく、地図やガイドブックを見る限りもう入口についてもよさそうなのに、それらしき表示板がない...。人に聞こうにも、人が歩いていない....。
たぶん大丈夫だろう、と思いつつ歩いていくと、いつの間にか道はなくなり、「おかしいな、おかしいなーー?」と思いつつもがれ場をよじ登っていきました。必死によじ登っていたので気付かなかったのですが、ふと下を見ると、エライ急角度の斜面を私はよじ登って、私が歩いてきた道は遥か下の方に見えるのです....。
実は私は跳び箱や鉄棒、ましてやジャングルジムのてっぺんにも登るのも恐怖!という程の運動音痴だったのですが、これが不思議なことに、あまり恐怖心が湧かないのです。

「ゼッタイ頂上まで登る!!私は絶対頂上の景色を見る!!」と呪文のように唱えつつ、がれ場をよじ登って行くと、はるか右手上方に西欧人のトレッカーが小さく見えてきて、必死によじ登り、ようやく5360mのゴーキョピーク登頂成功!
私の目にはヒマラヤの大パノラマ、チョオユー、ゲジュンカン、エベレスト、ヌプツェ、ローツェ、マカルー、アマダブラム、チョラツェ、タボツェ、カンデガ、タムセルク、クスンカンなどの山々と大きく深く削り取られたゴズンパ氷河が飛び込んで来たのです。
そして帰りはラクラク登山道をスキップするが如く下りて行きました。

この出来事は何やら私のこれからの人生を暗示するように思われてなりません..。
でも私たちの人生も、目的地である頂上へ向かうことを決して諦めなければ、たとえ他の人とは違う道を歩んだとしても必ず頂上へ辿り着けるのだ、ということをヒマラヤの神サマが教えてくれたように思います....。



・御製ってなあに?



  2002年9月


昭憲皇太后御歌

義

茂りたる
うばらからたち
払ひても
ふむべき道は
ゆくべかりけり


【解説】

トゲの茨(いばら)、針のついたからたちなどの
生い茂っている困難な道でも、
人として践(ふ)み行なわなければならない
正しい道は
どんなに苦労しても強い信念を持って
勇敢に進むべきです

未開の天地を拓き、狭い道をも広く、
文化を常に高めて行くことが
創造の活(はたら)きで、
人生の生きがいというものです。
どんな困難をも正義によって
勇敢に打開して進みましょう。

(あらゆる困難を切り開いて、よりよい世の中へ)


明治神宮 御神籤より




  2002年 8月


昭憲皇太后御歌

耳

人ごとの
よきもあしきも
心して
きけばわが身の
為とこそなれ


【解説】

世間の人の言葉は、良いことも悪いことも
さまざまと耳に入ってきますが、
これを注意して聞けば、すべて
わが身のためとなります。

人々の言葉はさまざまです。
それを聞き流さず、或いはこれに左右されて、
つまらぬ心配をしないで、注意深く聞くことが大切です。
心がけ次第で、世間のことは何でも役に立つものです。

人々の言葉に注意して、わが身のためと聞きましょう。


明治神宮 御神籤より

【HP製作者より】
8月の御製コーナーのために7月30日に明治神宮へ行くと、ちょうどこの日は明治天皇が崩御されてから90年ということで、明治天皇90年祭が行なわれていました。そして一番必要なメッセージを下さい、とお願いして引いたのがこのおみくじです。
「今月の御製」というタイトルなのだから、やはり明治天皇の御製を、と思って引いたのですが、先月に引き続き昭憲皇太后の御歌を引いてしまい、一瞬がっかりしかけました。しかし内容を読んでびっくり。それはちょうどこの頃アップしていたオーラソーマ日記のグレーテル編で取り上げていた内容に対する答えだったからです。半分遊び心で始めたこのコーナーでしたが、明治天皇&昭憲皇太后はなかなか粋なお取り計らいをされるようです.....。





2002年7月

昭憲皇太后御歌

沈黙

すぎたるは
およばざりけり
かりそめの
言葉もあだに
ちらさざらなむ


【解説】

何事でも、過ぎたるは及ばざるにしかず、と言って、
行き過ぎはよろしくありません。
特に言葉については、どんな一寸したことでも、
軽々しい口をきいてはいけません。
むしろ沈黙の方が良い場合があります。

不用意の言い過ぎが誤解を生じたり、
不幸を招いたりする基になります。
つまらない噂等が、社会の秩序を乱したり、
家庭の不和を招いたり、友人との誤解を起こしたりします。
言葉づかいに気をつけましょう。

明治神宮 御神籤より






   2002年6月


器には
したがひながら
いはがねも

とほすは
水の
力なりけり 水 明治天皇御製


【解説】

水は円(まる)に四角に、さまざまな器に順って(したがって)逆らわないけれども、
時と場合によっては、硬い岩石をも貫き通す、実に驚くべき力があります。


「水は万物を利して争わず」と言われ、或いは人の体も七割は水だと言われています。
水は万物を育てながら、何も関係ないように黙々として争いません。
しかし柔よく剛を制する力がひそんでいます。
人も水の徳に学ぶべきことが多くあります。

明治神宮 御神籤より



・御製ってなあに?


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