蘭光生『生贄たちの宴』内容紹介

蘭光生のベスト選集が、
イースト・プレスの官能文庫レーベル「悦文庫」より
3月8日に発売されます。

蘭光生の小説がオリジナル編集の紙の本で出版されるのは、
『蘭光生の陵辱』(マドンナメイト文庫・1998年)以来、
実に17年ぶりとなります。
「SM官能御三家」のひとりである蘭氏の作品のみ
新刊で手に入らない状態が続いていました。
(残り2人は団鬼六氏と千草忠夫氏)

本書の編集と発行人は、
蘭氏のデビュー作『女教師・犯す』を手がけた編集者
福山八千代さんが担当されています。
福山さんと蘭氏の関係については、
追悼文をご覧ください。
(管理人の五所は「編集協力」として
お手伝いさせてもらいました)

純然たるポルノ小説(しかもレイプもの)なため、
お勧めしづらいところもありますが、
『SM博物館』(河出I文庫)を読んで実作に興味をもった方、
『おれの人形』等、式貴士のエロティック作品との
関連を知りたい方などに手にとっていただけると幸いです。
そして、式貴士ファン以上に多くいるであろう
往年の蘭光生ファンの方々に
喜んでいただけると嬉しく思います。
(15.03.01)

◆参考リンク
イースト・プレス『生贄たちの宴』紹介

『生贄たちの宴<悦文庫レジェンドシリーズ>』(蘭光生)
文庫判/416頁/800円+税
2015年3月8日、イースト・プレス悦文庫より発売
Amazonで購入


ブックデザイン/後田泰輔(desmo)

■収録作品
美獣を狩れ
(『美獣を狩れ』より/二見書房・1984年5月刊)

生贄プリンセス
(『生贄プリンセス』より/マドンナ社・1986年12月刊)

鏡の中の悦楽
(『教え娘・犯す』より/二見書房・1981年8月刊)

夢魔島

(『愛奴を狩れ』より/二見書房・1983年12月刊)

闇の翼

(『蠍 シティ・バイオレンス1』より/二見書房・1985年8月刊)

エレベーター・バイオレンス
(『女教師・犯す』より/二見書房・1981年4月刊)

闇に消えた女
(『人妻・輪姦す』より/二見書房・1982年5月刊)

生贄ロリータ
(『生贄ロリータ』より/マドンナ社・1986年7月刊)

ブルー・パイレーツ
(『淫魔 獣たちの宴2』より/二見書房・1985年3月刊)

鬼六ワールドの虜囚(式貴士名義)
(初出:平岡正明・岡庭昇 編『団鬼六・暗黒世界の文学』
 /三一書房・1982年10月刊)