式貴士入門

Q、式貴士って誰ですか?


 
式貴士(しきたかし)は日本SFが華やかりし1970年代に一部読者に熱烈な支持を受けたSF作家です。
 
 本名は
清水聰(しみずさとし)。ワセダミステリクラブの創設メンバーであり、式貴士としてデビューするまでは、様々なペンネームで多種多様な文筆活動をしていました。
 1977年に雑誌「奇想天外」でデビューし、1978年には雑誌掲載の短篇を集めた処女作
『カンタン刑』を上梓。以後、1984年までの間、短篇集を9冊、長編1冊を発行しました。
 
 各単行本の巻末に付けられた
「長いあとがき」で、詳細な作品解説や読者からの手紙を紹介したりと、型破りな「あとがき」も非常に魅力的なものでした。

Q、どんな小説を書いているんですか?

 式貴士を知らない方には、出来れば余計な前知識のないまま、まずは作品を読んでいただきたいです。
 三大日本SF作家(小松左京、筒井康隆、星新一)の作品を代表とする、日本のSF小説が好きな人には楽しんでいただけると思います。
 またSFは好きでなくとも、小説が好きな人なら誰でも楽しんでもらえる作品だと管理人は確信しています。むしろSF嫌い・無関心の人にこそ読んで欲しい作家です。

Q、今どんな本が手に入るんですか?

 式貴士の作品を読まれたことのない方には、まずは
出版芸術社から出版されている『鉄輪の舞』を読まれることをお勧めします。式貴士の様々な作風の短篇がバランス良く選ばれていて、「長いあとがき」も抜粋が掲載されています。ちなみに、当サイトの管理人も高校生の時にこの本で始めて式貴士を知りました。
 『鉄輪の舞』(式貴士・出版芸術社・1993年刊・本体1465円)は現在も書店で手に入れることが出来ますが、大きな書店でないとなかなか置いてませんので、ネット書店
bk1でお求めになると便利です。
 式貴士の作品を読んだことがないという方は、騙されたと思って是非読んでみてください。
本当に「騙された」と思った方は管理人まで連絡いただければ、買われた本を買い取らせていただきます。