私の合格体験記
        〜 こいけさん 〜

           “H12年合格者


         私は2回目の挑戦で合格できました。1年目の勉強時間は約7箇月で、
         専門学校で講議中心のコースを受けていました。期間が短くて非常にあせって
         勉強していました。最後の追い込みでがんばったのですが、「何か」が足りなくて、
         択一式49点と、1点差で涙をのみました。2年目はとにかく早めに動こうと思い、
         結果発表があった1週間後から勉強を始めました。2年目の勉強時間は約10箇月で、
         1年目と同じ専門学校でおもに答練中心のコースを受けていました。
         5月頃の模試で労基0点!というのがありましたが、早めに動いたのが効を奏してか、
         6月、7月の模試では合格レベルに達していました。しかし、ピークを早めに持ってきた
         ためそのあと約1箇月は非常に不安でした。択一式は55点で合格しました。
         以下、私がどのように勉強したか、また勉強して感じたこと、伝えたいことなどを示します。
         もし参考になることがありましたら幸いです。

        1. 「社労士試験の全体を把握して下さい。」
         まずは、社労士試験に合格するにはどれだけの科目を勉強すればいいのか把握して下さい。
         私は、1年目のときにそれを怠ったため、すべての科目を偏りなく勉強することができず、
         最後の方は時間がなくて、非常に焦りました。おおまかでいいですから、まずは試験日まで
         の計画を立てて下さい。

        2. 「問題を解くことを中心に勉強を進めました。」
         テキストや六法を垢だらけになるまで使用するのも一つの勉強方法ですが、
         私はおもに過去問や専門学校でやった問題を中心に勉強を進めました。
         そのかわり、同じ過去問集や問題を、少なくても3回は解きました。そうすれば問題で
         その法律の論点を覚えることができますし、また、自分はどこを理解していないのかが
         分かります。
         そして、分からない問題は必ず理解するようにしました。その時にテキストや六法を開いて
         勉強を進めました。(但し、これは2年目の人向きです。1年目の人はテキストや講議で
         法律の中身を一通り勉強しなければならないと思います。)

        3. 「自分で図や表をつくり、「文字」でなく「絵」で覚えました。」
         社労士試験は覚えることが非常に多い試験です。どうしても覚えられなかったり、
         似たようなことがらを区別することができなかったりした場合は、自分で図にしてノートや
         情報カードにまとめて覚えました。例えば、障害基礎年金と障害厚生年金の違いとか、
         雇用保険で失業手当をもらうまでの流れとか、労働基準法の変形労働時間制とかです。
         こういったことは、必ずテキストには載っています。しかし、それを見ただけではなかなか
         覚えることは難しいかと思います。自分で手を動かして、工夫をして、いかに見やすく
         分かりやすい図や表にするか、といった苦労をしていると、「絵」として自分の脳裏に自然と
         残るのです。
         理屈で覚えるのではなく、絵として覚えるのは結構効率がいいかと思います。

        4. 「横断学習は必ず必要です。」
         横断学習も欠かしませんでした。これも自分でノート等にまとめました。
         テキストに書いてあることだけでなく、自分で「こんな横断もある」といった発見がいくつかあり、
         そういった発見に限って絶対忘れずに覚えることができました。横断だからといって全部の
         科目が終了してからやるのではなく、同時進行で行った方が、知識がじょじょに集積していく
         ので、あとで楽でした。社労士試験の法律では似たようなことがらが多く出てきます。
         その違いを把握できなくては合格はできないと思います。

        5. 「記述式では、気になる条文をまめにチェックしました。」
         記述に関しては、今年から出題形式が変わったのであまり意味がないかもしれませんが、
         参考までに。
         記述式はとにかく条文に慣れることですね。私は、過去問集やテキストを見ていて、
         「これは出そうだな」と思った条文は情報カードに書き抜きしました。さらに、その条文に
         自分でブランクをいくつか設けて、問題をつくりました。そして、その情報カードを常に
         持ち歩いていました。択一式とは違って記述はとにかく覚えることが大事ですから。
         通勤しながら毎日読んでました。これだと自分でつくった問題ですから覚えやすかったです。
         また、ブランク以外の箇所も自然と頭に残りました。但し、これは作成するのに非常に時間が
         かかるので、あまりお勧めできません。私は、この情報カードのおかげで記述式は模試でも
         足切りラインになることはありませんでしたが、効率がいいかと聞かれれば???です。

        6. 「一般常識は早めに網羅しました。」
         一般常識を早い段階で得意科目にすることをお勧めします。
         一般常識というと、簡単そうに聞こえますが、実際は多くの法律があり、労働経済あり、
         白書あり、労務管理用語もありと、非常に幅広く、一番最後に勉強するとなると、
         その膨大な量に目がくらんでしまいます。
         私は3月頃、約1箇月の時間をとって一般常識をやりました。
         一般常識は量が多いですが内容は簡単なので、きちんとやればすぐに得意科目になります。
         そのおかげで、一般常識に関しては模試や専門学校内でのテストで高得点を連発でき、
         気持ちに余裕ができました。気持ちに余裕ができると他の科目の勉強も順調に進むものです。

        7. 「友だちと勉強をしました。」
         最後になりますが、友だちをつくって下さい。
         同じ志を持った人と勉強していると、自分のモチベーションが下がらずに勉強を続けることが
         できます。
         私も友人と、中学生みたいに専門学校の小テストの結果で競い合ってました。
         「彼には負けたくない」っていう単純な動機ですが、そんな単純な動機でも10箇月近くも
         勉強を続けるエネルギーとなりました。自分1人だとどうしてもだらけてしまいます。
         また、友だちと法律の話をすると、他愛のない会話でもそれについては忘れませんでした。