私の合格体験記
        〜 ACEさん 〜

        “H15年度合格者”

私は普通のサラリーマンで43歳から勉強をスタートしました。総務関係の仕事
は過去に2年間従事していただけで、社会保険関係の実務経験はありません
でした。当時、公私共に閉塞感が強く、何かで打破しようと考えて社労士の
勉強を始めましたが、結局失敗を重ねながらハマリ込み、4回目の平成15年の
試験で合格しました。私の場合とても人に自慢できるような勉強方法では
なかったのですが、少しでも参考になる方がいれば幸いと考え、自分の経験
を踏まえたアドバイスとして体験記とさせてもらいます。

1. 1年目の受験の方へ(特に絶対1回で合格したいと強く思っている方へ)
 
 とにかくがむしゃらに勉強すること。よく言うところの「絶対に合格
するんだ」という気持ち、これが一番大事。半年くらいなら趣味や付き合いを
犠牲にして集中することは可能。勉強方法は絶対通学(人によっては違うかも)
多少お金に無理をしても、模試や直前講習は数多く受けること。模試の点数が
悪くても気にしない。できることはすべてやって「絶対合格するんだ」の
気合で試験に臨もう。

 私の場合・・・『その通り頑張りました。模擬試験の択一式は30点台
でしたが、家族から「体に気をつけて」と言われるほど最後の追い込みを
頑張り、本番の択一式は51点。でも、健保選択の2点で足切りとなりました。
でも本当はこの年に合格していたはずなんです。実は大きなケアレスミスを
犯していました。それはまた後で書きます。とにかく、落ちたものは
しようがない。合否発表前から翌年の準備にはいりました。
来年は間違いなく合格でできるという100%の自信を持って・・・』

2. 2年目の受験の方へ

 あなたはスタートから1回目の受験の人達に対して、すでに大きな差を
つけているはず。1年目の通学の経験を踏まえた上で、自分に合ったコースを
受講しよう。そして受験校の小テストで、常に上位に名前が載ることを励み
に頑張ろう。もちろんKeikei先生の有料メルマガは絶対役に立つ。あせらず、
ゆっくりと勉強しても大丈夫。たぶん模試も合格確実のラインのはず。
択一式は大丈夫。恐いのは選択式だけ。選択式対策を十分行い自信を持って
試験に臨もう。

 私の場合・・・『その通り頑張りました。択一52点、でも選択の国年1点。
見たことのない問題、何と恐い選択式。この試験は実力の他に運も必要なんだ
と痛感しました。(実力のないことを運のせいにしていますが、結局は運を
引き寄せるのも実力です)まあ仕方がないと諦めましたが、年が変わって
もう一度だけ挑戦しようと決めました。』

3. 3年目の受験の方へ

 まだ頑張ろうというあなたは、実力はもう完全に合格者レベル。
もう通学も必要なし。多少勉強時間が少なくても、今までの蓄積で十分大丈夫。
法の改正点とやはり選択式対策に力を入れて、「これがラストチャレンジ」
と気合を入れて試験に臨もう。

 私の場合・・・『実はこの年2月に今までの会社が業績不振から退職のはめに
なり、次の会社を探す為に一時的に勉強ができない時期がありました。家では
酒を飲みながら勉強するという不真面目な態度となり、半分は諦め状態ながら
も新しい勤務先の仕事の合間に直前の追い込みをかけ、ある程度自信を持って
臨みました。結果は択一55点でしたが、またしても選択社一の2点で足切り
の憂き目となりました。これはショックでもうこの試験は自分には縁が無い
ものと考えることにしました。』

4. 4年目以降の受験の方へ

 まだ諦めない方がいる? 大丈夫、諦めたらすべて終わり。やれば何とかなる。
やらなければ何も始まらない。勉強方法や考え方を工夫すれば、毎日必死に
勉強しなくてもいつでも十分合格する実力はあるはず。運を掴もう。

 私の場合・・・『さすがにもうやめようと何度も思い、期日ぎりぎりまで
考えた末に受験申込みをしました。今後本気で勉強する気になった時のつなぎの
意味で今年も受験しようと考えていたので、勉強時間は極端に少なく仕事の合間
に1日30分〜1時間、休日は一切無し。試験1週間前からは仕事の関係もあり
一度もテキストを開けずに、試験当日も筆記用具以外何も持たずに試験会場に
行きました。ところが結果は、選択33点(全科目3点以上)択一48点(全科目
5点以上)で、何と合格してしまいました。さすがに勉強不足から択一式は
過去4年間で最低の成績でしたが、とうとう選択式の壁を破りました。』

 以上が私の4年間の社労士試験に係る経歴でしたが、今回合格した大きな
ポイントは気持ちの「リラックス」にあったと思います。
試験当日、家からMDを聞きっぱなしにして、解答用紙が配られるまで
聞いていました。昼休みも同様です。昨年までは「絶対合格する」という気合
(もちろん必要ですが)が結果的に強い緊張感となり、ここ一番の選択ミス
(勘の悪さ)に繋がっていたような気がします。
前3回はすべて、午前・午後ともトイレに立っていたのが(恐らく緊張感から)
今回はまったくその必要はありませんでした。リラックスしていたのでしょう。
その結果、選択式で従来必ずあった選択ミスがありませんでした。
もちろん、今回も試験中は前年までと同様に必死に頑張って考えていたので、
決して当てずっぽうで選んだわけではないのですが、あとで問題を見直して
「よく正解できたなあ」と思える問題が2〜3問ありました。
精神面の集中プラス、リラックスが正解を導いたと思います。

 実は1年目の試験で、午前中終了約20分前に2度目のトイレに立ちたかった
のですが、何となく手を挙げずらく見直しの途中で退室してしまいました。
後になり、足切となった健保法の中で、知っていたのにケアレスミスで
間違った回答を記入していた箇所が一つ見つかりました。きっちり見直して
いたら1年目で合格できていたかもしれません。
(まあ、すでに頭がフラフラだったので、たとえトイレに立った後でも修正
できたかどうかはわかりませんが・・・)

 とにかく、ある程度の実力を付けた方は、試験数日前からは精神面の
リラックスをこころがけるのも一つの方法だと思います。
そして、2回・3回と失敗した方に対しては、月並みな言葉ですが
「何年かかっても諦めないで挑戦すること」
を勧めます。
私のように最後は多少いいかげんな気持ちで勉強していた人間でも、合格した
ことにより考え方が前向きとなり、決してオーバーな言葉ではなく人生の一つ
の転機となるような気がします。特に、忙しい仕事の合間に本気で勉強
している会社員や自営業の方、育児をしながら本気で勉強している女性の方
(あくまでも本気で頑張っている方のみですよ)には、全員最後まで挑戦して
全員が合格してもらいたいと願っています。
人によって得るものは違うでしょうが、合格したら絶対に新しい何かを
手に入れられると思います。頑張りましょう。