私の合格体験記
        〜 BUNBUNさん 〜

        “H14年度合格者”



平成14年11月15日、出張先で官報を購入し、信号待ちで待ちきれず、
思わず自分の名前を探していたことを思い出します。本試験が終わってからの
2カ月は、随分長かったですが、合格発表からの3カ月はあっという間でした。
今、こうして合格体験記を書くことができ、改めて、「合格したんだ!」
という実感を感じています。

  社会保険労務士という資格に出会ったのは5年前になります。それから
無料ガイダンスを聞きに行ったのですが、そこで出会ったのがkeieki
先生でした。すぐ講座も申し込んだのですが、授業についていくのが精一杯で
それ以外の勉強時間の確保がてきず1年目は不合格に終わりました。
2年目以降も、勉強時間の確保に課題が残り、随分悩んだ時期もありましたが
keikei先生の「この試験はあきらめてはダメ!」という言葉を信じ、
また「先生に合格の報告をして喜んでいただきたい」との思いを胸に頑張って
これたような気がしています。

  参考になるかどうか分かりませんが、私と同様に、勉強時間がなかなか
取れず、また時間がかかった方の少しでも力になればと思い、合格年度の
体験の一端をご紹介させていただきます。

●弱点の分析、選択と集中
  まず、自分にとって何が足りなかったのかを分析することから始めました。
過去の得点状況から、健保と一般常識、厚年が苦手科目であったため、これを
どう克服するかを考え、その対策を練ってきました。本試験終了後に、早速、
厚生労働白書を購入し、一読しました。これは、昨今の一般常識に関する浅く
広い知識の定着に役立ちました。

 労働経済に関しては、新聞やインターネットの情報に日頃から注意し、
イメージ(数字が上がったか下がったか等)を掴むようにしました。早い時期
からの情報収集は、直前期での知識の整理がスムーズにいくために大変有効
です。
  また、直前期に力を入れた学習計画を立てることで、記憶力の維持・定着の
最適化に努めました。健保・厚年は、他の科目より勉強時間を多く配分
しましたし、一般常識は、主要受験校の模擬試験だけに絞ったりして、
自分なりに工夫しました。

●過去問で始まり、過去問で終わる
 やはり、過去問なしに本試験を勝つことはできません。私の場合、一問一答
式により理解の定着に力を注ぎ、9割の正解率を目標にやってきました。
また、間違えた問題は、スムーズに復習できるよう、自分なりにデータベース
を作り、繰り返し解きました。

  自分なりの方法としては、

・間違い(正解)の理由まで完全に分かるもの → 【○】

・間違い(正解)の理由までは言えないが何となく分かるもの → 【△】

・間違い(正解)の理由は全く分からないもの → 【×】

 として、問題の区分を明確にしました。当然、△や×の付いた問題は、解説
をしっかりチェックするとともに、テキストに戻ってマークして、復習する
ときに時間のロスがないよう工夫しました。

●法改正は必ず出題される
 社労士試験は、法改正は外せません。年によって傾向は異なりますが、
その年と前年分までは押さた方が良いと思います。ただ、その年の法改正は、
近年、あまり難しい部分まで出題されることは極めて少ない傾向にあった
ので(昨年の一部繰上げも【出題されませんでした】)基本的な事項を
チェックするに留め、あまり深入りはしませんでした。

●勉強時間の確保
 私の場合、仕事柄、勉強時間をどう確保するかが最大の課題でした。
平日2時間、休日10時間を目標にしていましたが、平日の勉強時間を月平均
で確保できるのは5〜6割程度、休日でも月2、3回確保できればいいとこ
でした。ただ、どんなに時間のない時でも、keikei先生のメルマガ
には目を通して社労士試験に関わる時間を作るようにだけはしてきました。
メルマガはメールという限られた情報の中で、労働・社会と同時に勉強でき、
効率の良い学習ツールの一つです。また、先にも述べましたが、直前期には
勉強時間を集中して確保したり、苦手科目に時間を多く取る等工夫すること
により、結果として、過去問も今まで以上に回転させることができました。

●受験仲間を作って情報を共有
 この試験を通じての一番の思い出は、受験仲間との出会いでした。世代や
業種を超え、お互いが同じ目標に向かって切磋琢磨し、刺激を与え合いながら
受験時代を過ごすことができました。また、月に一回は勉強会を開いて、
お互いが苦手な分野を集めて解説し合ったり、各受験校の情報交換をして、
属人的に足りない部分・できない部分を補って情報を共有しました。特に、
通信・独学の人は、直接学校の先生には聞けなかったり、聞いて恥ずかし
かったりするような疑問点も気兼ねなく聞けますし、問題の解き方や理解の
仕方など他の仲間から気づかせてくれるようなこともあり、大変参考に
なります。
 近郊に勉強会があれば積極的に参加されることをお勧めします。
合格後の今でも様々な形でとはお付き合いさせていただいており、
かけがえのない財産となっています。

●試験当日(択一)
 集中力を持続させ、3時間半の長丁場である択一式を乗り切るためには
スピーディな解答を心がける必要があると勉強会で出会った先生から教わり
ました。つまり、点数を取るためにいかに効率よく問題を解いていくかです。
私の場合、本試験でも一問一答方式により解答していきましたが、
具体的には、Aの選択肢から読んで、途中で明らかに正解肢と確信できれば
それ以降の選択肢は読まず、どんどん先へ進んでいきました。
また、正解肢を絞りきれなかった場合は、2つまで絞れた問題、3つまで
絞れた問題等をあらかじめチェックします。
一通り見直した後、当然2つまで絞れた問題の方が正解する確率が高いはず
ですから、当然そちらを先に解答していきます。
また1科目の配分時間を25分と決め、それを超えたらできていなくても、
次の科目に移り、残りの時間でマークシートの記入と見直しの時間にしました。
ただ、これはある程度、時間管理をしっかり考えないと難しい解答方法かも
知れません。

●最後に…
 私自身、合格には長い時間がかかりましたが、これは自分にとって必要で
あった時間だと思っています。合格は早いに越したことはないけれど、人との
比較ではなく、自分自身に勝つことができたという実感を感じたい!
そう思って、これまで頑張ってきました。今は、本当に「あきらめず」
良かったと思っています。そして、これからは、少しでも何らかの形で社労士
としての自分の役割を活かしつつ、keikei先生をはじめ、これまで
お世話になった皆さんへの恩返しをしたいと思っています。