私の合格体験記
        〜 ゆうパパさん 〜

           “H19年度合格者


■受験回数:3回

平成17年度 選択式:33点  択一式:42点(健保3点)

平成18年度 選択式:25点(労災1点)  択一式:50点 

平成19年度 選択式:36点  択一式:51点 







■1年目(平成17年度)の学習  平成17年1月〜8月

年明けの1月中旬からTACの通学講座で学習を開始しました。
仕事が忙しかったこともあり、6月ぐらいまではあまり勉強できず、講義の復習
を何とかやるのが精一杯の状態でした。
答練や模試の成績もひどいものでした。
6月後半ぐらいからようやく勉強時間を確保できるようになりました。
そんな中で、当時苦手にしていた年金については、答練・模試の復習にかな
りの時間を費やしました。
そして、ようやく手ごたえをつかんだのは、それから1月ほど経過した7月末の
LECの3回目の模試でした。
6月初めの1回目の模試では択一が20点台でしたが、直前期の追い込みで
40点台まで成績を伸ばすことができました。

「いけるかも・・・。」と思えるレベルにやっとたどりつきました。
しかし、この年の結果は前述のとおり、選択式が33点、択一式が42点
(合計で1点足りず+健保が3点で基準点未達 ※1)であと1点及ばずに
不合格でした・・・。


※1 社労士試験では、よく「足きり」という言葉を耳にしますが、私は
ある講座の受講をきっかけに「足きり」や「片手落ち」などという言葉を
使うのをやめました。
我々社労士は、障害者の方と接する機会も多いはずですので・・・。



■2年目(平成18年度)の学習  平成17年9月〜平成18年8月

平成17年度の受験直後はかなりショックを受けましたが、それでも直ぐ
に立ち直り、予備校選びを開始しました。
様々な予備校・講座を比較しましたが、平成18年度はLECの担任制
特別講座を受講することにしました。



2人の講師(山下講師、佐藤としみ講師)が担当するクラスで、年内に
全科目(基礎講義)を1回転、年明けから4月一杯までで2回転(応用
講義)+5月からは答練・横断・法改正・模試という具合に進んでいき
ました。

平成17年度の最大の敗因は、過去問をほとんどやらなかったこと
(全科目5年分を2回のみ)なので、平成18年度は過去問重視主義で
いくことにしました。

また、どちらかというと択一式に不安を感じていたので、択一対策に軸足
を置いた学習を進めていきました。
平成18年度は2年目ということもあり、答練・模試でもそれなりの点数を
取ることができました。
模試は合計で5回(LEC3回、Wセミナー2回)受けましたが、
選択式は28〜35点、択一式は45〜55点程度は取れていました。
択一式の一般常識や選択式の難しい問題では基準点に満たないことも
何度かありましたが、これといって苦手科目を作ることも無く、バランスのよい
学習ができていると自分では思っていました。

そして、「今年は絶対いけるぞ!」と確信しながら、本試験に臨みました。
(この時点では、自分自身の学習に致命的な欠陥(=選択式対策を
ほとんどしていない)があるということに気づくことはできませんでした・・・。)

しかし、この年の結果は選択式が25点(労災1点)、択一式が50点
(基準点未達なし)でまたもや1点に泣くこととなりました・・・。


■衝撃的な出会い

ということで、2年連続で1点に泣いたわけです。
手が届きそうで届かない、近くて遠いあと1点・・・。
さすがに平成18年度は「社労士取得を機に独立しよう!」と考えていた
だけにショックは大きく、立ち直るのに1箇月程かかりました・・・。

このような中で、私を立ち直らせてくれるきっかけとなったのがとある社労士
受験サイトでした。

本試験終了後、選択式労災1点救済の微かな可能性を求めてインターネット
で各受験機関の解答速報を探っている中で、クレアールの北村講師の運営
する「社労士最短最速合格法」というサイトに出会いました ※2。
「面白そうだな」といろいろ見ているうちに目に飛び込んできたのが「受験生
日記」なるものでした。

中を見てみると・・・。
択一式で50点以上の高得点を取りながら、選択式の1点に泣いたという方
がかなりいらっしゃる・・・。
そして、大半の方がそのショックから立ち直り、見事合格を勝ち取っている・・・。
この「受験生日記」は絶望感に打ちのめされていた私を奮い立たせてくれた
言わば「恩人」といっても過言ではありません。

「受験生日記」のライターの方たちと共に平成19年度の合格に向けて頑張
っていきたい・・・。
そんな想いから私も「ゆうパパ」というハンドルネームでライターに立候補させて
いただきました。


※2 「社労士最短最速合格法」のサイトでは、平成13年〜平成19年まで
の約100人の合格者の受験生日記を読むことができます。
ですので、ご自身と似た学習環境の合格者の日記を読むことは、非常に有効
ではないかと思います。

http://www.saitan.jp/



■3年目(平成18年度)の学習  平成18年9月〜平成19年8月

3年目(平成19年度)の学習を開始するにあたって、平成18年度の失敗
を踏まえて、8月までの約1年間どんな学習をしていったらよいかいろいろと
考えました。

択一式に関しては、平成18年度と同様の方法(予備校のテキスト、過去問
集、法改正をベースとした反復学習)で学習を進めることで、基準点未達に
さえ気をつければ、合格ライン(45点)を確保することは十分可能なはず・・・。

一方、選択式は・・・。
平成18年度の労災や社一のような問題が出題される限りは、どれだけ学習
しても合格は保障されない。
それでは・・・保障されないとは言いつつも、選択式で失敗するリスクを少しでも
軽減するためには、どうしたらよいのだろうか?

いろいろと考えた結果、以下のような取り組みをしていくことにしました。

(1)選択式で抜かれそうな箇所(特に択一式と論点が異なる箇所)を意識
しながらテキストを読む

(2)選択式で出題されそうな箇所を意識しながら、択一式の過去問(特に
○の肢)を解く

(3)過去に空欄とならなかった箇所で空欄となりうる箇所を意識しながら、
選択式の過去問を解く ※3

(4)選択式対策で定評のあるクレアールの井上講師の選択式マスター講座
を受講する ※4

(5)keikei先生のベーシック講座を受講する ※5

(6)(気休めだが)市販の選択式問題集を地道に解いていく ※6


※3 択一式に比べて、選択式の過去問は軽視されがちですが、過去に出題
された選択式の問題と類似の問題が出題されることがありますので、しっかり
対応しておくべきだと思います。

※4 いろいろな予備校で選択式対策講座を受講しましたが、平成18年度
の労災や社一のようないわゆる勝負問題(学習範囲を超えたほとんどの受験
生が初めてみる問題)の解き方(対応の仕方)を伝授してくれる講座は、
井上講師の「選択式マスター講座」以外に存在しません。

つまり、換言するとこの講座は、(特に実力者が)選択式で失敗しないため
の唯一無二の効果的な講座といえると思います。

残念ながら平成20年度は、井上講師が受験指導を辞められてしまった関係
で、「社労士最短最速合格法」のサイトでDVDのみの販売(担当井上講師)
となります(時期は未定)。

ちなみに平成19年度は、例年のような勝負問題といえる問題はありません
(平易な問題が中心)でした。
今後もこの傾向が続くのであれば、勝負問題対策など必要ないと思います。
しかし、残念ながらそのような保障はどこにもありません。
平成18年度に救済5科目(総得点も22点以上(例年は28点前後))と
いう前代未聞の結果になったので、平成19年度は例外的に基本問題中心
の出題になった可能性も大いにあるのではないかと思います。

そうすると・・・。
やはり、勝負問題対策は避けて通れないと思います。

※5 平成18年度の選択式労災のような問題への対応力を養うためには、
基本に立ち返ることが必要だと考えました。
いろいろ探してみましたが、keikei先生のベーシック講座が最適だと
判断し、とれとれの門を叩くことにしました。

※6 勝負問題への対策とはなりえないという意味で、市販の問題集を解く
ことをあえて「気休め」と書かせていただきました。

勝負問題とは、今までの社労士の受験勉強で得た知識や社会人としての一
般常識などを総動員してその場で考える問題なので・・・。
つまり、勝負問題は、模試も含めて何千問選択式の問題にあたっても的中
しない初見の問題なのです。
出題者側も5〜6万人の受験者を選択式でふるいにかけるため、あえてこ
のような問題を出題してくるのだと思います。
そうは言っても、選択式の問題演習を何らしないことは危険だと思います。
勝負問題以外の問題で足元をすくわれないためにも、選択式の問題演習は
絶対にやった方が良いと思います。

そして、3年目の学習をスタートしたわけですが・・・。

受験も3年目に入り、2年連続で同じ予備校(同じテキスト)を選んだこと
もあり、いつからかひたすら(前年と同じ)予備校のテキストと過去問集を
繰り返すことに苦痛を感じるようになりました(つまり、テキストを読むことに
飽きてしまうようになったのです)。

ですので、前述の内容(予備校のテキスト、過去問集、法改正をベースと
した反復学習)とは矛盾するのですが、学習のマンネリ化を防止するために
様々な講座を受講したり、様々な教材に手を出したり、多くの模試を受けま
した。

もちろん、誤った方向に行かないように意識して学習しましたし、学習の中心
はあくまで社労士受験の三種の神器(テキスト、過去問集、法改正テキスト)
だったわけですが、ひとつの教材を繰り返しやるということはしません(できません)
でした。


○メイン講座

・LEC「プレミアム合格講座☆佐藤塾」(通学講座)
基本講座+過去問分析講座、横断講座、一般常識対策講座、法改正講座、
答練(レベルアップ答練、ハイレベル答練)、模試(3回分)

○答案練習

・IDE社労士塾(以下IDE)の答練ゼミ(通信)

○直前対策講座

・クレアールの選択式マスター講座、白書講座
・IDEの法改正ゼミ、選択式対策ゼミ、横断整理ゼミ、年金特訓ゼミ、
直前総まとめゼミ、白書統計ゼミ ※7

※7 IDEは講座内容も素晴らしいですが、お土産問題(演習問題)が
かなり充実しております。
中でも法改正ゼミと白書統計ゼミはお奨めの講座です。

○模試(参考までに点数も記載させていただきます。)

・TAC選択式模試(会場受験):合計:64/80点
・TAC中間模試(会場受験):選択式35点、択一式63点
・TAC最終模試(会場受験):選択式35点、択一式54点
・LEC(第1回)模試(会場受験):選択式38点、択一式58点
・LEC(第3回)模試(会場受験):選択式34点、択一式58点
・IDE中間模試(会場受験):選択式37点、択一式56点
・IDE最終模試(会場受験):選択式38点、択一式57点
・クレアールハーフ模試(自宅受験):選択式35点、択一式55点
・クレアール公開模試(自宅受験):選択式39点、択一式60点

なお、模試の受験回数についてですが・・・。
ご自身の学習状況等によると思います。
複数回受験の方で既に合格レベルにある方や(受験回数を問わず)受験
勉強に専念していて時間に余裕のある方は、私のように受けまくっていただ
いても良いのではないかと思います。

ただし、(受験回数を問わず)あまり余裕の無い方は、ご自身の通われてい
る予備校+その他1社ぐらいにとどめて置いた方が無難だと思います。
なにせ直前期の貴重な1日が潰れる訳ですから・・・。

○使用した過去問集

5肢択一の過去問演習は、7月後半から実施しました。
それまでは1問1答をテキストとの突合せや論点の確認、選択式の出題など
を意識しながら解いていきました。

・予備校の過去問集(1問1答:10年分)
 過去問対策は、主にこれを活用しました。
間違えた問題や論点があやふやな問題については、必ずテキストで確認し
ました。

・過去問CDロム(1問1答、5肢択一:10年分)
主に仕事中の学習ツールとして活用しました。
ですので、仕事の合間を縫って解いたわけですが、各科目1回転ぐらいしか
できませんでした。

・IDEの条文順過去問集(1問1答:7年分)
活用されている方も多いかと思いますが、予備校の過去問集を解くことに
飽きた頃(6月以降)からこれを活用しました。
解説の内容が非常に充実しており、お奨めの過去問集です。

・IDEの年度別過去問集(5肢択一:5年分)
1問1答で1肢1肢丁寧に確認していくことが過去問の基本学習とはいえ、
本試験は5肢択一で出題されるわけですから、「どんな肢が正解肢となって
いるのか?」などを確認する意味でも、最低1度は5肢択一(5年分程度)
を解くべきだと思います。

○使用したその他の教材

・TACの暗記カード
TACの受講生以外でも、インターネットで数千円程度で購入できるお奨
めの教材です。
私はこれを選択式演習のメイン教材としました。

・LECの1問1答カード
電車の待ち時間など細切れ時間の学習ツールとして活用しました。

・日本ライセンスセンターの選択式問題集(通信)
一部の受験生の間で拷問本と言われております。
それだけ問題数が多いのですが、32,000円と高額です。
せっかく購入したのですが・・・。
問題数の多さがゆえに2回転させるのが精一杯でした。

・エルエスコーチの一般常識攻略ブック

市販はされていないので、入手するにはエルエスコーチさんのURLに
アクセス⇒Eメールで注文という流れになると思います。
一般常識対策は、keikei先生の一般常識講座が主だったので、結局
1回転しかできませんでした。

○とれとれ

・ベーシック講座 ・超重要過去問講座 ・一般常識講座
 言わずと知れたkeikei先生の有料メルマガです。
毎日解き続けることによって、知らず知らずのうちに実力がメキメキついて
くると思います。
どれも素晴らしかったですが、中でも一般常識講座はお奨めです。
これだけやれば、労一、社一ともに法令対策は万全だと思います。

○その他
前述の最短最速合格法のサイトで申し込みできる「合格クラブ」では、毎日
1問(選択式や5肢択一の問題など)問題が提供されるのですが、その問題
の解説(元クレアールの井上講師が作問)は圧巻です。


■おわりに

通学・通信の方であれば、通われている予備校を信じて予備校の講義を
ペースメーカーとして学習していけば、間違いなく合格レベルに達すると
思います。
独学の方でもご自身の選んだ基本書、過去問集を繰り返すことによって
かなりいい線までいくと思います。
ただし、法改正対策、一般常識対策などについては、各予備校で実施して
いる直前講座(法改正講座、一般常識講座、白書講座など)を受講され
た方が賢明かと思います。

学習方法は十人十色です。
ご自身の家庭環境や仕事の状況等を踏まえて、ご自身にあった学習をすべき
だと思います。
ただ、置かれた状況は違えど、合格された方の学習には、以下のような共
通点があるのではないかと思います。

1.テキスト→過去問→テキスト→過去問・・・の反復学習

2.受験対策上必要な情報をすべてテキストに集約させ、ボロボロになる
までテキストを読み込む

したがいまして、あれもこれもと手を広げた平成19年度の私の学習方法を
皆様にお奨めすることはできません。


だ、「労災選択式1点」の傷心を引きづりながら、3度目の受験勉強を続
けた私にとっては、8月の本試験当日まで走り続けるためには、最良の学習
方法だったと思っております。


最後に・・・。

繰り返しになりますが、ご自身の使われているテキスト、過去問集などの
問題集、そして予備校に通われている方は予備校の講師、独学でとれとれ
購読者の方はkeikei先生と心中するつもりで8月の本試験当日まで
走り続けることができれば、おのずと合格は見えてくると思います。

皆様のご検討をお祈りしております。