塩漬けの記

 ここはみやさかの周りで起きるしおしおな日常や、時たま思いついたことをのんべんだらりと書いておくページです。
 まぁ、ずぼらな人間なので日記などと名付けることが出来ないんだけどね。

 気まぐれで書き込まれると思うので、あんまり更新を期待しちゃいやですよっ。

ほどよく漬かった過去の塩漬け
2001年1・2月分
2001年3・4月分
2001年5・6月分
2001年7・8・9・10・11・12月分
2002年1・2・3・4

 
   
 2003.10.18 少し整理をしてみたりしてね

 PCの中身がごちゃごちゃしてきたのでいろいろ整理してみたりしていますが…片付かない…。
 原稿のデータなどはミラーリングしてあるHDDに放り込んでいる上に、まめにCD-Rの方にバックアップとっているのでそれほど問題ないわけですが、こまかい画像ファイルなんかがごちゃごちゃです。
 大部分はカットの仕事のモノだったりしますがすでに記憶にないものもちらほら。不用意に削除できないのでいちいち確認するのがめんどくさいです。

 ああ…現実逃避といわないで!

 ついでにここも少し整理してみたり。古いのは過去の塩漬けに移動しました。

 部屋の整理もしなくちゃ…前の引越しの時のダンボール箱がいまだに部屋の隅に積まれているのは良くないです。
 

 2003.10.15 スネル85規格適合品が今の自画像です

 某所にて拙作「ななみまっしぐら」で脇役登場人物の「のりさん」が、みやさか本人じゃないかといわれておりますが…。キャラクターと作者を同一視してもらっても困るわけで…。

 たしかにこの「のりさん」、初期は友人が描いた物が原型の昔の自画像からドカヘルをはずしただけの姿をしていたため、編集さんにも同じことを言われました。実際、昔の自画像の派生型でしたしね。
 それもまずかろうとお正月の話で髪の毛を切って少しさっぱりさせたんですけど…最近またぼさぼさになってますが…基本的にサングラスなので印象が変わらなかったりしますが…。

 キャラクターはあくまでキャラクターですよ。

 サングラスをはずした「のりさん」が意外とさわやか系だったのでびっくりしたと編集さんにも言われましたが、みやさかメガネはずすと目つきが悪いです。三白眼だしやぶ睨みするし…とてもさわやかとは言いがたい、どっちかって言うとむさいという言葉がぴったりのやつです。
 ここ何度かのりさんがサングラスをはずすネタが有ったのは「作者本人じゃない!」と、いったキャラクターの自己主張ですね。

 それにしてもコミックボンボンでしか使わなかったペンネーム、よく覚えてますね…。これだって児童誌にマンガを描く時になって、エロマンガは描いてはいないとはいえ、エロ漫画誌の表紙に乗っている名前と同じって言うのもまずかろうと変えただけのものなのに…。

 でも、まぁこういった話は昔から良く聞きますが、キャラクターって言うのは作者の性格の一部を引きずっちゃうことがあるせいなのでしょうか?

 ううむ…、この物語はフィクションであり、実在の人物、団体とは関係ありません…って入れなくちゃいけないのかな?
 

 2003.10.7 なんだかなぁ

 少し上向いてきたのかな? などと思っていた今日この頃でしたが、本日アニメック編集部の編集長からの電話でそうではないことを思い知らされました。

 早い話が、長年お世話になってきたラポート様が営業を停止したわけで…、まぁ、ぶっちゃけちゃえば倒産ですね。それに伴って拙作『もののけPRESENT』は絶版になります。1巻などは長いこと版元品切れ状態だったので絶版に近いものがあったわけですけど。
 そう、絶版じゃなかったんですよ。
 機会があれば…たとえば今回の「ななみまっしぐら」にあわせて刷り増しするという可能性もなかったわけではなく、編集長の思いつきの段階でしたが新装版…などという話もなかったわけではありませんでした。

 それにしてもラポートとアニメック編集部とはだいぶ長いお付き合いで、最初にした仕事は確か「プロジェクトA子」のアンソロだったような…。
 その後ラジコンの快速マニュアル等を手がけて、その時の与太話から宙に浮いていた「もののけPRESENT」の単行本を出していただいたりしたので、ある意味思い入れが強い会社でした。
 アイアンリーガーのムックじゃ、編集部にこもって編集長が文章を書いた端からカットのラフを切るなどということもしたし、ラジコン快速マニュアルの時には編集部御一同様とともに、泊りがけで静岡の田宮模型にお邪魔したりしたのもいい思い出です。

 ここしばらくはゲームのアンソロがメインでしたけど、割と好き勝手に描かせてもらえたのは非常にありがたく、ある意味、波長の合う編集部だったと思います。
 アットホームというか…家内制手工業の町工場といった感じでしたね。

 惜しむらくは一部のところでフットワークが実に重かったっていうのはあります。このあたりが真綿で首をしめるように効いてきたのでしょうけど。
 このあたりに関してはちょっといいたいこともあるにはあるのですが、それは編集部に対してではなく、どちらかというと営業面のほうなので、口が出せる部分じゃないし、そんな立場の人間でもないので止めにしておきます。本当は編集に口出しするのも反則ですしね。

 でも、まぁ、今だからばらしますが「みずいろ」に関して言えば言い出しっぺは自分です。直後に何人かの作家さんからもやりたいという話が出たらしいですけど。
 このあたりは一時的とはいえゲーム方面の製作にかかわっていたこともあったので、それなりに情報なども仕入れていたりしたわけですけど。
 あと、一部で発売情報が流れた「ラグナロクオンライン」もいろいろな事情で延び延びになってしまい、この日を迎えてしまいましたが、これも言い出しっぺは自分です。
 言い出しっぺといっても、編集長に「これなんて面白そうだからどうでしょう?」程度のことですけどね。でも、そんな与太話に近いものから形にしてしまった、そんな編集部が好きでしたよ。
 「みずいろ」はちょっとした理由で他社に先を越され、「ラグナロクオンライン」はβ1末期に話をしたのですが、編集部のパソコンがアナログ回線を使っていたりしたための理由で企画自体が遅れに遅れ…結局ADSL化の許可が上から下りたのが今年になってから。
 編集長はラグナに関してはかなり乗り気で、そのために自分は編集長のパソコンのグラフィックカードを載せ変えたり、ADSL導入後には編集部内のLANを組んだりしてがんばったのですが力が及ばなかったようです。

 まぁ、ひとつだけ笑い話を。
 去年の暮れまでうちでメインとして動いていたAthlon900マシンを編集部に持ち込んでそれを含めたLANを組んだわけですけど、ブロードバンドルーターをはさんで組んであるので当然どのマシンからもインターネットにつなげることは出来る訳です。編集部にある3台のマシンのどれからもADSLで快適にインターネットにつなげられるようになったという話を営業部の方の人に言ったところ「え? そんなことできるの?」などといわれて呆然。そんな認識しかないのに編集部にはADSLは使いこなせないなどといいますか? そんな認識でADSL化の認可、なかなか降りませんでしたか? 使いこなす必要があるものではなく使えりゃいいものですしね…。
 と、まぁ、フットワークが重いというか、とほほと言うしかない一件でした。

 何はともあれ編集部の皆様お疲れさまでした。しばらくはまだ残務整理やら大変な日が続くと思いますが、また機会があったら一緒に仕事をしたいですね。その日が来ることを願っています。

 

追伸
 LOKIサーバーの下水前に山のほうから下りてきて、道具商に戦利品を売り、再びちょこちょこと出かけていく編集長のキャラクターも自分は忘れません。もっと一緒に出かけられたら良かったのですけれど。
 いつか仕事じゃないところで一緒に冒険でもしたいなどと自分のキャラクターも思っていることでしょう。
 今、世界はかなり混沌とした状況になってますが、いつか冒険記みたいなものも描いてみたいと思っています。
 

 2003.10.1 なんか久々ですけど

 とうとう1年半にわたって停滞してしまった塩漬けの記…いや…なんて言うか漬かりすぎ…。

 さて、7年ぶりの単行本発売が間近に迫っているわけですけど…実はかなり心配しています。なんせ7年ぶり…昔の読者の大半はもう自分のことは忘れているんじゃないかと思うのですよ。

 考えてみたらそろそろ15年はこの業界の底辺あたりであがいているんですよね。よくもまぁ飽きないもんです。初めての単行本が出たときにも同じように「よくもまぁしがみついているものだ」などと思っていたわけですけど、そのころは割と毎月コンスタントに連載があったりした訳で…今回の7年はそのうち2年ほど地下に潜っちゃっていましたからね〜。
 いや、ぷーしていたわけじゃなく、表に見えづらい仕事をしていた時期がそれだけあったわけです。まぁ、今だから言っちゃえばゲームの絵コンテや背景原画などを描いていたわけでして、途中でポシャっちゃったけど企画などにも絡んでいたりしたのです。
 結局ゲームのほうはたいしたことも出来なくて、自分の力不足を感じたのと、やっぱり絵描きとしちゃ自分のキャラクターが一番かわいいわけですから、やっぱり…ってな感じでもといた場所に戻ってきたわけです。

 まぁ、ゲーム関係に絡んだことは無駄にならなかったって言うのは、4コマ漫画って言う表現方法を思い出させてくれたって言うのが今に思えばかなり大きなことだったかもしれませんね。

 絵コンテ用紙にラフレイアウトなどを切っているときに「あ、4コマって言うのも面白いかもしれない」などと思ったのが4コマ漫画を描いてみようと思ったきっかけです。
 時を同じくらいにPCで仕上げを出来ないかと試行錯誤を始めたのですけれど、プリンターとスキャナーの関係から、普通のコマ漫画はサイズ的に出力できないということで、限界サイズぎりぎりで出力できる4コマ漫画を選択したっていうのもあります。
 前提条件がPCで仕上げをする4コマ…そこから始まって、PCなら自分が大嫌いな同じ物が並んでいる背景。これもコピーなどでかなり楽になるのじゃないか…などという発想から、それまで描きたくない物ランキングの2番目に位置していたパチンコ屋を舞台にするという暴挙に出たわけです。それが「ななみまっしぐら」の始まりです。
 そんな…ある意味まったく方向違いのところから始めた「ななみまっしぐら」が単行本になるなんて持込みした時にも思っていなかったし、連載が始まっても「出たらいいな」程度にしか思っていなかったのが事実です。
 手元にはもう出来上がったコミックス1巻があるわけですけど…本屋さんに並ぶまで信じられないという、疑り深い自分がいるわけでして…。

 このあたりは長いこと海面すれすれの低空飛行を続けてしまったせいか、ちょぉいとひねくれすぎているかもしれませんね。

 ちなみにPCつかって楽しているかということに関しては…余計疲れる…の一言です。

 まぁ、これには別の理由もありまして、ふつうのコマ漫画だとペン入れなども速いページは10分ぐらいで終わるのですけど、4コマ漫画は全部が均等に手間がかかってしまうため、絵を描く手間だけでも5倍増…。おまけに忘れていたもうひとつの自分が嫌いなもの…ちっちゃい絵は描きづらい…ってなことでさらに手間が倍…。いや…指が痛いのは気のせいじゃなかったんだ! 昔はかけ網のし過ぎで指が痛かったけど今は別の理由で痛かったんだ!

 などと「大変だ〜大変だ〜」と口では言っていますが、実はそのあたりも楽しんでいたりする自分がいます。
 こんなやつが描いた「ななみまっしぐら」ですけどコミックスで再び楽しんでもらえたらうれしく思います。

 そういえば4コマ漫画家と呼ばれるのにはちょっと抵抗があったりします。
 自分にとって4コマって言うのはいくつかある表現方法のうちのひとつだと思っていたりしますし、まだまだ普通にコマ割った漫画も描きたいですから。
 べつにどっちが上でどっちが下というわけではないのですけど、自分にとっては両方同じ表現方法のひとつだということで、普通にまんが屋さんでいいのじゃないかいな…などと思っている次第でございます。

 それにしてもそろそろオリジナルの長いマンガも描きたくなってきたわけで、そろそろどこかに持ち込みかけようかなどと思っている今日この頃です。