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寒の水未来を生きる涅槃道

指先をあたため一服冬の朝

明日描き霜夜ぬくぬく底光り

冬北斗胸にひろがる夜の空

夢語る結果にコミット夜冴ゆる

足もとにお気をつけくださいオリオン座

三寒四温軒下に置く温度計

寒波去り作業の進む路側帯

引っかける袖口虎斑カーディガン

伊吹颪往復痛快サーキット

波高し沈めばうねり虎落笛

吉報は朝一番に神渡し

リクルート満載の記事霜の花

風花に戸口を開けて待ちぼうけ

連峰をよりどりみどり雪女

マイナスの第一印象北の風

手作りのカバーのぬくもり足温器

三寒の天井裏は鎮もれる

種選び追加注文急がれる

厳寒の表彰状の文字映える

ボカシ肥に白カビ生える冬深む

日脚伸ぶフリーペーパーの地域版

手を合わせ拝むお日様春を待つ

上っ面しばれる朝の防火水

春近しできるだけ速いほうがよい

書類集め確定申告のエキスパート

春の風留学生の職探し

入り乱れ寮生たちの春の園

初夢は不思議の国のパンを焼く

席を立つ臨時職員春を待つ

朝型は夜眠くなる福は内

寒ぶりの刺身華やぐアルバイト

職人のボタンがはずれ湯気の立つ

5分前カウンターレジにカーディガン

無事もどるスノボー一式駐車場

キャンセルの代わりの用事春となり

朝光る春めく夢のある暮らし

大寒の光の波の元気よく

魔術師はリズムに乗って春めけり

欠席のやりとり電話冬銀河

マフラーを探す箪笥に寒太郎

スノボーの消えてなくなる応接間

夢のあるワンダーランド春を待つ

底つけば上がるしかない寒の暇

悴めり指先痺れ脳梗塞

葉牡丹の列の曲がりて交差点

北風に向かい踏み切りを通り抜け

うす氷乳酸菌の発酵水

福は内宅配便の贈り物

冬いちご生クリームにレモンミント

好き焼きの肉を奮発盛り上がる

確定の源泉徴収寒の内

ぎりぎりに間に合う雪の駐車場

白銀の鈴鹿連峰高くなる

健康で働けるうち鬼は外

自転車で北風を追う喫茶店

大寒のパン屋の貼り紙覗き見る

納豆の力を借りる葱の畝

寒晴れの乳酸菌に頼み事

冬木の芽湧く復活のエネルギー

生きいきとはこべはみどり別天地

息絶える弱きはただれ枯野畑

虎落笛水道管に米袋

手袋を口にくわえて作業する

石垣にハサミを置いて悴む手

逸材を適材適所鬼は外

巻きつける万能テープ寒の内

踏み足にしばれる大地音立てる

冬の朝長靴履いて探検す

ひねっても何も変わらず水凍る

夜明け前凍結防止水垂らす

オレンジのカリフラワーを葉で隠す

葱狙う仲間のうちの争奪戦

白菜のビッグサイズの食べごたえ

寒中を乗り切る野菜旨み増す

芽のそろうベビーリーフの正月菜

虎刈りのほうれん草の畝を刈る

冬野菜そろえ父母待っている

残念賞待ちくたびれて昼寝する

冬ざれる頼みの綱を断念す

塞がれる入り口深く蛇眠る

遠出してチェックのマフラー置き忘れ

生活の潤いとなる水凍る

寒晴れにショッピングモールの鬼笑う

雪予報さらにひろがる選択肢

よいことが起こりますよう冬夕焼

拮抗の楽観悲観冬の暮

本部から制服届く福は内

カシミヤの丸首セーター黒手帳

冬いちご火曜を囲む丸印

冬木立天然温泉星四っつ

春めけり野菜の種のラインナップ

冬木の芽どっちに転ぶか糸電話

大小のソルガムの種注文す

冬りんご次なる一手待ち受ける

こそばゆい冬創造のエネルギー

冷凍の種に生命力芽生え

春となり安い種ほど面白い

注文の予定は赤のシール貼り

格安の人気商品種選び

送料と送金方法福は内

大寒の弱気サイコロの目を数え

再生の国家プロジェクト春めけり

梅一輪ピンクに光る指の爪

店長はイケメン白いマスクして

小麦粉のふくらむ袋山眠る

パソコンの画面開かれ春めけり

春の風レジの後ろに出入り口

大型の暖炉若人パンを焼く

春となりがらりと変える大統領

幕開けの期待ふくらむ冬夕焼

寒晴れに布団干すのはやっとかめ

寒中見舞い即戦力に頼られる

朝一の準備中なり寒の朝

取次ぎの電話の奥より冴ゆる音

ネイティブの日常会話冬銀河

赤糸のセレンディピティー春を待つ

4月から始まる学校英会話

純粋なメイプルシロップ寒の雨

照りを出す刷毛のしなやか柚子香る

てきぱきとアップテンポのジョウビタキ

冬みかんショーウィンドーのパン職人

北風を追っかけ踏みだす第一歩

健やかな手足の動き春めけり

大寒の朝指先にまで満ちる

躍る竜静かに眠る冬夕焼

雪かぶる立山のぞむ露天風呂

冬山に天然温泉しみとおる

白髪の紳士コートに厚みあり

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茶畑の白波穏やかまだら雪

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自然体潤う関節春めけり

早送り飛びだす冬の庭香る

寒の内三日坊主をやり直す

弾みつけ冬の太陽光り満ち

転職のすすめふもとに伊吹颪

匂い立つのんびり寒の空眺め

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職探す検索番号シクラメン

赤旗を振る防寒の警備員

ハイオクのガソリン満タンあばた雪

薬局で爪切りを買う寒の内

寒晴れを渋滞もなく山を縫う

山肌の天空に映え冴え返る

連峰の路肩の雪は消えかかる

冬の朝始発列車は順調に

寒林の曲がりくねって徐行する

隙間風こぼれる光射す方に

肩の荷を降ろし熟睡冬籠り

薪の棚ぎっしり積まれ冬館

雪靴にすらりと伸びる長い脚

マフラーをぐるぐる巻きに顔沈む

素人の詳しい知識寒椿

曖昧な迷路を進む寒の晴れ

塗りつぶす記憶の底に春を待つ

本番の試験に向かい日脚伸ぶ

新旧の分かれ道あり冬深む

月凍てる自分のものと主張する

山里に凍土の傾斜露天風呂

凍みる肌芯からあったまりのぼせ

大寒に天然温泉大回り

スリッパが揃えて置かれ冬籠り

アルバイト臨時収入雪女

幾何学に樹木彩る雪景色

一面の雪の野原に道作る

雪掻きの男レーシングカー称え

雪道のハンドル操作尻を振る

雪野原二本のレールの上を行く

スタッドレスタイヤの走り渋滞す

インプレッサ雪まきちらし走りぬく

クリスマスブランデーケーキ食べ尽くす

パンジーは生きいき色を競い合う

限界にベゴニアの溶け切り詰める

固定種を選び抜く姫金魚草

雪雲の中に突入七変化

不死身なりみぞれまじりに絶つ仲間

艶やかに急転勇ましあられ降る

透明なトンネル走るぼたん雪

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年齢を問わぬ能力春となり

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各地から朝の報道雪が降る

部屋干しのスキーウエアぶらさがる

緑黄色野菜とりんご手土産に

対向車ライト妖しき猛吹雪

鬼のまく幸せの豆霰降る

ぼたん雪大型スーパー偵察す

雪晴れに決行高速伊勢参り

振り子ゆれ成り行き任せ雪が降る

昼寝する電車で移動することに

雪景色降ったり止んだり決めかねる

雪煽る通行止めの掲示板

雪しまき外出しようかしよまいか

シベリアの風の流れに雪警報

軒屋根を見るたび雪の嵩高く

雪の朝これから激しくなるという

運転手湯たんぽを抱き思案する

雪が降る中継尾張は冬銀河

寒太郎フードーコートで町内会

花売り場房成りの冬いちご鉢

忍耐の限界に姫金魚草

蓋開けるスノボー一式丸一年

手袋を探す箪笥をかき回し

冬帝のおでまし大地にひれ伏して

パンジーに宅配便の上機嫌

日本の北から寒波襲来図

快適に過ごす自己流防寒着

小寒の体調管理で差をつける

大鍋の湯気立ちっ放し底がつく

底冷えの廊下駆け足丸くなる

寒の内耐えねばならぬ正念場

暖かく寄り添ってくる冬の月

受験生へ応援の熱いメッセージ

この先は通行止めと冬木立

人参の畝ひき抜かれ土の肌

トラックの運転席で冬の昼

着ぶくれて暴れる風を寄せつけず

傘を手に狐の嫁入り仲間入り

白い息追い越し車線に帆掛け舟

酷寒にやわらかくなる手の小指

大量にほうれん草を茹で小分け

冬夜明け起きよ掛け声数え歌

冬眠の御殿に姫を案内す

ゆっくりと青首大根背を伸ばす

母の畑袋いっぱいほうれん草

春となり免疫力を当てにする

大根干し腱鞘炎を患いつ

冬籠り現状維持の生き仏

寒の内ためらいがちにある葉書

薬局のヒートテックのタイツ買う

トイレットペーパー購入山眠る

お目当てのガソリンスタンド伊吹颪

ジェイムズの茶目っ気たっぷり霙降る

冬の昼送迎時刻思いやり

裏口にパンジー華やか送りだす

冬朝日ほのかに希望明らかに

寒の内もぐら叩きに鬼退治

春となり教育熱で町起こし

初仕事外人講師のアシスタント

寒の内フリーペーパー置き去りに

食すすむスイッチ腹に貼るカイロ

湯たんぽは自然の言葉しみとおる

ヒットする姫金魚草顔となる

葉牡丹の家から犬の散歩道

寒の入り安全カメラを設置する

玉葱にもみ殻をまく伊吹颪

新春の御殿のひろがり姫となる

オリオン座世界の珈琲喫茶店

よき友はしみるおでんの出汁昆布

くちびるの潤い白い息を吐く

鬼は外くるあてのない着信音

暖冬の手のぬくもりに前進す

春めけり半年前の未来予測

遅ればせながら芽をだす麦を踏む

ゆとりあるスポンサー探し冬木立

冬ぬくし暮らしやすさに満ち足りる

冬の雨運動靴の背に名前

冬灯し姿は見えぬシール貼り

神渡り社会の窓はきらめいて

着ぶくれて弁当作り送りだす

勢いをつける冬の泉あり

改めて感情の在り処冬ぬくし

福は内エネルギッシュに突き進む

春となり世界は招くひらかれて

冬籠もりかねてひたすら夢を追う

新年の挨拶選び願いごと

さしだされ俳句の漫画冬温し

交換にひと口いかがカキフライ

通される畳に椅子の冬座敷

鯛泳ぐ生簀に鯵の群れをなす

和食屋の賑わいの列餅飾り

新年会友人からの家電話

もみ殻の透明袋白い息

地に落ちたトマト自生えの根の動き

手作りのキルトのパンツ毛糸帽

ぱっちりと目覚め記念樹春となり

冬の朝マイナス3のストレッチ

健康に野菜たっぷりポン酢鍋

科学者の常識披露新年会

業者向け冷凍食品冬野菜

温室の車内で昼寝待ちぼうけ

初景色道案内の道しるべ

履いてみる目玉商品冬セール

コート売り場50パーオフに吸いこまれ

冬休みフードコートに家族連れ

実南天巨大迷路は駐車場

初歩き人工知能に銀の靴

寒の内電波時計に寒暖計

腰かがめしなだれる姫金魚草

パンジーの自信たっぷり出迎える

清浄な香りを求め水仙花

精を出す地主の息子新垣根

お気に入りメニューのつづく去年今年

金巡り最終バーゲン専門店

日常の生活戻る女正月

輸入する新春バナナ叩き売り

新着のビッグバンセオリー初笑い

冬夕焼展望台の地平線

対談は新春スペシャル墨流し

しゃぶしゃぶの売れ行き好調切り落とし

へばりつくほうれん草をカットする

ほかほかの満腹中枢昼寝する

去年今年ニュージーランドから2年

まとめ役買って出るべし宝船

走りやの10万キロ越え初仕事

赤々と朝日が昇る霜の畑

暖冬のなまず列島朝ぼらけ

起きだして冬銀河降る道走る

布包むブランデーケーキ冬籠り

パソコンの保障期間に初交渉

穏やかな仕事休みに贅尽くす

新年を迎えてからは竜宮城

年明けて家族の団欒入り浸り

夕刻に好き焼き肉を選定す

竜宮の生活速し松の内

福袋リュックに詰めて重くなる

赤ワイン残しうさぎは帰る人

1年が吹っ飛ぶ勢い去年今年

明らかに運動不足初詣

華やかにミニチュア模型鏡餅

腰示す健康サイン水仙花

にこやかに鬼退治姫金魚草

パンジーにそそくさ帰り城守る

途中から見はじめ抜ける初映画

極上の味噛みしめるフランスパン

赤ワインたっぷりついで居間温し

機嫌よく始まる朝のホットコーヒー

パソコンを買うつもりあり春となり

新品のスリッパそのまま柚子香る

仕事始め英気養い皮膚の艶

黒豆の光沢憲法談義する

好き焼きを囲む家族や日本映画

寒ぶりの刺身手摘みの野菜盛り

常緑の千両芯に形なす

威厳あり母の寒菊の仏さま

放り出す畑の水仙花街道

パンジーの威厳を保ち花盛り

飽きるほどネット三昧鏡餅

息白し境界線は13℃

焚火して次の一手を考える

寒肥えに動物性と植物性

通帳の残高数字冬の泉

セーターを着れば動物の動きする

虎落笛光を通す窓ガラス

湯たんぽの恵み手足に行きわたる

毛布かけ百獣の王虎睨む

煮凝りの溶け山垂れの純和食

若菜粥自給自足のありがたみ

パンジーに乳酸菌の残りかす

顔ぶれはいつも変わらず新年会

腰周り痩せ松過ぎの滑り出し

実験に挿し芽で増やすブロッコリー

つながらぬネット接続年惜しむ

初夢は海外旅行を申し込む

戦国に城の輝き山眠る

神さまは存在しない冬銀河

かじけ猫古いソフトに安住す

金ぴかに洗濯し終え仏の座

松の内小皿を並べ腹八分

はや七日イースト菌の予備発酵

早送り七日正月夢芝居

冬北斗3の引き算繰り返す

収集は色別寒菊の選りすぐり

投稿に年齢制限麦を踏む

新聞の裏の真実寒起こし

訳知らず虎の尾を踏む冬休み

自慢げな姫金魚草枝垂れ咲き

パンジーの彩り豊か玉手箱

蔦の這うコンクリート塀日向ぼこ

生サラダ泥はね落とし手足荒る

遅々として人参の畝はこべ這う

はや六日音の違いを聞き分ける

冬眠の畑の個性を活かしきる

つるつるのもち肌保つポインセチア

よく転ぶ母の訴え初笑い

悴む手石垣の石持ち上げる

仕事始めもみ殻燻炭煙立つ

早々と予定の埋まる新暦

新しい家族を迎えシクラメン

くしゃみして注意信号に対応す

寒の入り野菜が甘くなってくる

おてのものロケットスタートはや五日

しみとおる霜夜のラジオ結晶す

冬雲雀喜びの歌披露する

北風に向かう飛行機夢を見る

考えあぐね笹鳴きの藪の道

水仙花放り出されて生き残る

飛び火するインフルエンザ注意報

足温めにらめっこする温度計

初ショール同級生に癒される

開墾の痛みは消えて指冴ゆる

はや四日人工知能は休みなし

オリオンのカンパネルラのピアノ曲

実南天青少年の相談室

焼餅のだし利いている醤油味

よみがえるなずな地表を占領す

初声の健やか野菜ダイエット

光線の虹の屈折初詣

自由なる単独行動初雲雀

三が日ゲームを離れ夢つかむ

大空に今年の夢をアドバルーン

菜園の素材を楽しむはや三日

正月の古いパソコン青ざめる

買い初めの食材高値目の泳ぐ

自然農新装開店打ち始め

外に阿吽の狛犬内に獅子柚子

寝正月ネット配信見放題

庭竈得意料理に追加する

ほのぼのと未来に期待初景色

気心の知れた仲間に淑気みつ

今年に賭ける開墾の正念場

冬銀河目覚めリュックを背に走る

初晴れの笑みのぬくもり布団干し

初春のいいことづくめ舞い上がる

エネルギーの才気走る年賀状

切れ味を確かめる俎板始め

初風呂に至れり尽くせりシンデレラ

門松の強剪定に伸び半ば

ぶつ切りの鶏ダシ雑煮言い伝え

祝い箸丸く収まる長く生き

日本のベビーリーフや正月菜

掘りたての旬の野菜の節料理

初衣装ネット注文郵便受け

快く年末年始アルバイト

淑気みつこぼれ種にはガラス質

今ここを生きる頬紅初の風

気兼ねなくいつか呼びたき年賀客

元旦の地球はひとつ改まる

情報の波のなかから初日の出

開墾のいのちはぐくむ初ひかり

初夢の幾つかすでに掌に

初美空日本列島穏やかに

おだやかに祈りはじめる初茜