映画感想 駄作編
「ターミネーター3」
泣きました。
感動とかじゃありません。情けなくて。
何でしょうか、この展開……人気作品の続編は総じて駄作、との法則に反して、ターミネーター2は名作でした、ええ。信念のもと、未来を変えるために戦う母子と、側で守るターミネーターとの暖かな交流。
そして、作品にこめられた強いメッセージ。
『未来は変えることができる。希望を持って戦うことで』
3作目。
『あらら。やっぱり未来は変わりませんでした。残念〜〜!!』
……何の冗談でしょうか。
2で盛り上げた感動を3で完全に打ち消してどうするのでしょう。ウケ狙いにしても面白くありません。本気で。
小生意気で可愛い健気な美少年だった彼がジャンキーとなって登場してくれたこと、ターミネーターが明らかに老化してること、敵役のターミネーターが女になっている以外に何の変化もなかったことなど、文句の付け所は数知れず。いっそ、最後に核シェルターの中で禁断症状に苦しむ主役の姿も描いてしまえば、いいコメディで終われたのではないでしょうか。
そしてとどめは、新たなヒロインが機関銃をぶっ放す姿へ、主役が放ったセリフでした。
『……まるで、ママみたいだ(ハート)』
褒め言葉?褒めてるんですか、それ?世界各国、どこの文化圏でも普通の女なら確実にひくセリフだと思うのですが。
うっとりした顔でママへの憧れを語り、それを彼女に投影する主人公の姿は、まさに冬彦さん。
感じ方は人それぞれでしょうが、私は、他の何よりも、その場面だけでもうダメでした。
最後までは観ましたが(レンタル料金が勿体ないから)、私の脳内では、ターミネーターは2でお終いになっております。
2006.07.18