磐船街道バスの路
 ここでは、去る2月1日に38年間の幕を閉じた、奈良交通バス私市線(京阪私市〜東生駒駅)を紹介します。 写真はすべて、廃止直前の1月27日に撮影したものです。
 私市線は、奈良交通バスが県境を越えて運行する数少ない路線の一つでした。 またこの路線は、国道168号線の南端を走る十津川特急バスと相対するように、国道168号線の北端側を走っていました。 さらに、奇しくも、同じ名を持つ「天の川」が寄り添う形で流れているのです。(ちなみに、南の天の川は、下流で新宮川と呼ばれるようになります。
 私個人にも思い出深い路線です。通勤通学によく利用しました。 また、運転中にこのバスに出会ってしまうと、冷や汗をかきながらすれ違いをしました。
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今は旧道になった磐船神社前を通り過ぎる、京阪私市行き。バイパスが出来るまでは、通勤や輸送の主要道路だったため、バスがやってくると、すれ違いにはかなりのテクニックがいりました。
京阪バスは、奈良交通廃止後も継続運行です。以前は、京阪交野市と京阪大和田を結んでいました。
今や、道路だけでなく、河川も巨大トンネルで山を越える時代です。左の写真は、天の川下流のトンネル出口。右は上流のトンネル入り口。磐船神社を含め、遊歩道と公園になっています。
バスはというと、そんなことにはお構いなく、旧道をそろりそろりと走ります。
また一つ、県境を越える奈良交通の路線バスがなくなりました。 悲しいかな、北田原停留所が、北のはずれにぴったりの雰囲気を出してしまっています。(京阪バスは健在なのですが・・・・)
停留所には、休止を知らせる張り紙。もちろんいずれ廃止になります。
運転手さんありがとうございます。 最後だからということで、東生駒駅行きになっている方向幕を、もう一度京阪私市行きに戻して見せて下さいました。