「艦隊の陣形」

 

「艦隊の陣形についてはほとんど確立されたものがあり、あまり考える必要が無いかもしれない。しかし、ほんのわずかな工夫を行うことも可能で、それによって戦況になんらかの影響を与えることが可能なのだ。」

 

艦隊の陣形は、その艦隊に含まれる艦種によってほぼ原型が決定される。

@戦闘艦船のみの場合。

戦闘艦船とは「戦艦」「巡洋艦」「駆逐艦」などの、その艦自体に攻撃力が備わった水上艦船があげられる。これらの場合、その陣形は「単縦列陣形」でほぼきまりである。特に駆逐艦の場合は2,3隻で1列の陣形をなして戦闘海域に突撃するのがもっとも効果的である。とはいっても、これは艦自体の攻撃力を大きくするわけでもなく、理由としては「艦隊運動が指示しやすく、魚雷の同士討ちを避ける」のがその理由である。

 

A空母と戦闘艦船の場合。

いわゆる機動部隊と言われる艦隊である。これはかなり工夫の余地のある陣形選択が求められるのだが、基本的には「空母をその中心に置いた輪形陣」がよいとされている。しかし、少し工夫すれば面白い対空防御が可能である、たとえば、空母の前方に巡洋艦を配備すると、その方向からきた攻撃機にかなり効果的な対空砲火を浴びせられるはずだ。要するに、敵攻撃機に多くの対空砲火を浴びせられる配置を選ぶのがベストなのだ、ある意味で輪形陣はもっとも妥協的な陣形でもある。

 

「艦隊の陣形」は以上です。

(翻訳:徳蜜満)