後 日 談



   【 余談・後日談 】

     本書(ライブドア・二重の虚構)執筆以後の話があります。内容は、
       後日談  (最新の事情についての感想など。)
       余談   (本書の裏事情や落ち穂拾いなど。)

     です。特に読む必要はありませんが、お暇ならばご覧ください。

       → 小泉の波立ち (7月23日 以降)
       → 小泉の波立ち (9月05日 以降)






 【 参考サイト 】

 著作には、検察に密告した「密告者」の話が出ている。( 183頁〜 )
 この「密告者」が誰であるかは、著作では特に名を明示しなかった。いちいち示さなくても、言わずもがなの常識だと思えたので。

 ただ、ライブドア事件について詳しくない人だと、これが誰であるかを理解できないかもしれない。そこで、誰であるかを理解できるように、次のサイトを紹介しておく。

   → 魚住昭の取材ノート

   該当箇所を引用すると、次の通り。 ( ※ 中川一徳の著作からの孫引きにあたる)


中川氏のレポートによると、ニッポン放送株が買い占められたとき、フジサンケイグループは幹部たちが政界、官界人脈をフル動員し、時間外取引の違法性を含めてライブドアを摘発できないか、水面下の工作に走り回った。これは不発に終わったものの、足下に火がついたフジテレビでは記者が動員され、堀江とライブドアの過去を洗えとの社命が下った。ライブドアグループを辞めた役員などに取材をかけた結果、今回の端緒となったライブドアマーケティングによる企業買収にともなう偽計取引、風説の流布容疑につながる資料を入手し、地検に持ち込んだとされるという。


 密告者が何であるかは、上記の通りだ。ただし、注意せよ。密告者はあくまで副因であって、主因ではないのだ。
 では、事件の主因は何であるか? それは、本書の 187頁以降を参照。そこに書いてある通りだ。(読んでいれば、すぐに思い出せるはず。)



 なお、次の情報もある。これも「密告」だ。


 「05年の4−5月ごろから堀江氏に反感を抱いている人々からライブドアが行っているとされる不正・不当な行為について東京や大阪(の地検特捜部)に投書があったと聞いている。その文書にはかなり具体的な内容が盛り込まれていたそうだ。また、内情をよく知る者が検察庁に出頭して説明したとも聞いている」
( → livedoor ニュース


 この情報は、2006年09月05日付のネット・ニュースだが、これと同じ情報は、何カ月も前から知られていた。もちろん私も聞いていた。それで、著作のように「密告者」という言葉を使ったわけだ。(この密告者には、前述の民放の関係者を含むはずだ。)
 なお、「内情をよく知る者」というのは、ライブドアを(仕事怠慢という理由で)クビになった元従業員であろう。氏名も特定されているはずだ。
( ※ ライブドアは、仕事の出来の悪い従業員を簡単に解雇してしまうらしく、解雇された者に逆恨みされることが多いらしい。社員の間では「あいつがクビになるのは当然だ、出来が悪いんだから」と思う人が多いようだが、クビになった方は恨むだろう。有能な人なら、クビになっても簡単に転職できるが、無能な人は、クビになっても転職先がない。自分の不幸を、ライブドアのせいにする。かくて、恨みを募らせたすえ、検察に密告するわけだ。普通の人ならさっさと転職先の仕事に邁進するが、無能な人は暇を持て余して、せっせと密告するわけだ。)
( ※ 駄目な従業員をあっさりとクビにしてしまうのは、厳密に言えば適法でないらしい。「行列のできる相談所」によると、駄目な社員も会社は簡単にクビにしてはならない、というのが法的判断の慣例であるらしい。このことからすると、ライブドアが駄目な社員から恨みを買ったことには、まともな理由があったことになる。身から出たサビ、と言えなくもない。……比喩的に言えば、男と女が別れたとき、男が勝手な言い分で交際を終了させると、女から恨まれる。それに似ている。)



 なお、オマケで一言。
 私が「密告者」という言葉を使って、わざと曖昧にぼかしたことには、理由がある。それは、密告者が誰であるかということについて、直接のニュースソースを知っているわけではない、ということだ。上記の話も、ただの「又聞き」にすぎない。この情報は、マスコミで正式に報道されたわけでもない。あくまで、あやふやな情報なのだ。
 ブログならば、あやふやな情報でも書くことはできる。しかし、書籍上では、あやふやな情報に基づいて書くわけには行かないのだ。その密告者がどこかの放送局だったとしても、あやふやな情報(自分で確認したわけでもない情報)に基づいて、「こいつだ」と名指しして出版するわけには行かない。勝手に名指しして出版すると、「名誉毀損」の罪で訴えられかねない。
 実際、明白な根拠もなしに、勝手に推測で名誉を貶めるのは、犯罪である。私としては、犯罪をするわけには行かないので、あえて曖昧にぼかして書いたわけだ。
 ただ、それでは不親切だと思うので、本サイトで「リンクで示す」という形で、情報の出所を明かすわけだ。

( ※ なお、書籍でなくネット上でなら、私はかなり早い時期から、この放送局を名指していた。 → 小泉の波立ち 2006年1月20日c
 







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