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RedHat Linux 7.2 のインストール手順
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1. 構築環境
ここでは古くなった中古パソコンを、Linuxサーバとして再利用する・・・という方針で行きます。
よってスペックは悲しいかな・・・こんな感じです。元はWindows95が入っていたマシンですが、
Linuxならまだまだサーバとして遊べます。ちなみに低スペックの為、X-Windowsは使用しません。
2. ソースの入手
http://www.jp.redhat.com/download/
3. ブートFDの作成
まずはソースからブートFDを作成します。ここではCD-Rにソースを
焼いてありますので、それをWindowsパソコンに入れます。
CD-R(H:)をセットして(HDDに入っている場合も同様)
以下のコマンドを実行します。
H:\dosutils\rawrite.exe
すると以下のメッセージが表示されるので、空のFD(DOSフォーマット)を
FDドライブに入れてENTERします。あとは自動的にブートFDが作成されます。
Enter disk image source file name: H:\images\en\boot.img
Enter target diskette drive: A:
Please insert a formatted diskette into drive A: and press -ENTER- :
4. ブートFDから起動
ブートFDをLinuxをインストールするパソコンのFDドライブに挿入し、
パソコンの電源を入れます。対話的に設定値を聞かれますので
以下のように入力して下さい。
boot:[F3-Expert]
language:English
keybord:jp-106
Instlation Type:Server System
Partition: / 1150MB
swap 64MB
Format: /dev/hda1/
※ここではディスク容量が少ない為、細かくパーティションを分けませんでした。
理想を云えば、 / , /etc, /usr, /var, /opt, /home/ と/swap に分割するのが
望ましいです。各パーティションのサイズは用途によりますので、専門書などを
参考にして下さい。
Hostname:hogehoge
IP address:192.168.1.5
Sabnetmask:255.255.255.0
DefaultGateway:192.168.1.1
PrimaryDNS:192.168.32.254
Generic 3 button Mouse
Time zone:Asia Tokyo
Password:
Add User:user1, pass
Server:Web,DNS
BootDisk:yes
※アドレスや名前は嘘です。実際にはもっともらしいものを付けて下さい。
さて、これでインストールは完了です。
試しにWindowsパソコンから telnet 192.168.1.5 としてみて下さい。
正常にlogin出来れば成功です。
5. 環境設定
5-1. シリアルポート設定
ここではシリアルポートからloginする設定を説明します。
なぜそんな事をするかというと、ふたつ理由があります。
(1) セキュリティを高める
公開するサーバの場合(Webサーバなど)ではtelnetポートは
閉じておいた方が安全です。(閉じる=ポートを使用不可にすること)
そして直結されたシリアルポートからだけloginを許可します。
これによってネットワーク経由でのloginを禁止する事が出来ます。
(2) ディスプレイとキーボードの節約
自宅にパソコンやサーバが何台もあると、ディスプレイとキーボードを
共有しないと邪魔で仕方ありません。KVMスイッチというディスプレイ切替機
などもありますが、Windowsパソコンがあればそこからシリアルloginが
可能です。・・・それならtelnetでいいじゃないか、という声もありますが、
telnetはネットワーク設定に異常が生じると接続出来ません。その点
シリアル接続はLinuxのOSが起動していさえすれば、ネットワークが
ダウンしていてもloginが可能です。
まず、Windowsパソコンのシリアルポートと、Linuxサーバのシリアルポートを
クロスのシリアルケーブルで接続します。ここでは両方ともCOM1に繋ぎました。
このままではまだlogin出来ません。Linuxサーバの設定が必要です。
この設定段階ではLinuxサーバには直接ディスプレイとキーボードが
接続されています。この設定完了後にディスプレイとキーボードを外してしまい
Windowsからシリアルloginで操作することにします。
シリアルポートの設定
/etc/inittab を以下のように修正
(2行目のco:を追加)
| # Run gettys in standard runlevels co:2345:respawn:/sbin/mingetty ttyS0 9600 vt100 1:2345:respawn:/sbin/mingetty tty1 2:2345:respawn:/sbin/mingetty tty2 #3:2345:respawn:/sbin/mingetty tty3 #4:2345:respawn:/sbin/mingetty tty4 #5:2345:respawn:/sbin/mingetty tty5 #6:2345:respawn:/sbin/mingetty tty6 |
init q で設定を反映させる。
# init q
/etc/securetty の末尾に以下を追加
ttyS0
さぁ!これでうまくいきました。
Windows2000のシリアル(COM1)からRedHat Linuxのシリアル(COM1)へ
TeraTermでloginが出来ます。