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「そういう年になってやっと蓄えられる預金高が……1千……2千万という金なんだ……」
(賭博黙示録カイジ7巻 利根川幸雄の言葉)
鉄骨渡りでの賞金2000万円という額について利根川が語った言葉で、実際はもっと長いです。
「想像してみろ 何も築いてこなかったおまえらにどこまで想像が届くかわからぬが想像してみろ
いわゆるレールの上を行く男たちの人生を おまえらのようにボォーッとしちゃいないぞ……!
小学中学と塾通いをし……常に成績はクラスのトップクラス
有名中学有名進学校と受験戦争のコマを進め一流大学に入る……
入って3年もすれば今度は就職戦争……
頭を下げ会社から会社を歩き回り足を棒にしてやっと取る内定……やっと入る一流企業……
これが一つのゴールだが……
ホッとするのも束の間すぐ気が付くレースがまだまだ終わってないことを……今度は出世競争……
まだまだ自制していかねばならぬ……!
ギャンブルにも酒にも女にも溺れず仕事を第一に考えゲスな上司にへつらい取り引き先にはおべっか
遅れずサボらずミスもせず……毎日律儀に定時に会社に通い残業をし
ひどいスケジュールの出張もこなし……時機が来れば単身赴任……夏休みは数日……
そんな生活を10年余続けて気が付けばもう若くない30台半ば……40……
そういう年になってやっと蓄えられる預金高が……1千……2千万という金なんだ……」
一般の人たちがこうやって貯めたのと同じ額のお金がもらえるのだとしたら、地上300メートルのビルの間で
鉄骨を渡るくらいしないといけない、ということで、2000万というお金の重さがすごく伝わってきました。
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「公平である必要はないが……少なくとも……公平感は客に与えねばならんのだ……!
そんなやり方では……搾り取れんだろうが……下民どもから……!」
(賭博破戒録カイジ10巻 兵藤和尊の言葉)
兵藤が運営する裏カジノにある1発4000円のパチンコ「沼」。
カイジがこれに挑んでいよいよ攻略されそう、というときにカジノ側があまりにわかりやすい妨害工作をして、
それが後々カジノ側の首を絞めることになったときに兵藤が言った言葉です。
確かに、ある程度公平だと思うわけだからギャンブルに突っ込む人がいるわけで。
兵藤はそういうところから搾り取っていったのだろうな、と感じた言葉です。
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「ギャンブルだ!」
(賭博破戒録カイジ4巻 カイジの言葉)
地下帝国の強制労働から20日だけ外に出ることができるようになったカイジ。
その20日間で80万円を6000万円にしなければならないけれど、どうやってもできないでしょ?と言われたときに
カイジが言った言葉で、こいつ心の底からダメ人間だ、と感じた言葉です。
確かに80万を6000万にするにはギャンブルくらいしか方法はないと思いますが……
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「イヤリングを両方なくしたら、あきらめる。片方だけなら、探し回る。それが女だ。」
(長い長い殺人で佐々木が言った言葉)
言われて確かにそうだな、と感じた言葉です。
イヤリング、ピアス、靴下、などなどの対になっているものは、いくらたくさん持っていても、
特に気に入ったものでなくても、片方なくすと私は探し回ります。でもきっと、両方なくして
いたらそれはそれで諦めます。
そういった心理をちゃんと言葉に表してくれたのをこの作品で初めて目にしました。
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「いつか彼らのために騎士として戦う日が来たら
彼女の涙のために3回死ぬ覚悟をしよう」
(Landreallの5巻(収録予定)でカイルが心でつぶやいたの言葉)
カイルがDXへの面当てのつもりで近寄ったDXの妹・イオンに対して、DXはイオンを
傷つけたらただではおかない、と強い宣戦布告をします。
それで事態の深刻さを知ったカイルはイオンをさり気なく振ってしまうのですが、イオンの
無理している姿を見ながら心の中でこうつぶやいたので、実は結構いい人なのかも、と感じ
ました。
言葉の韻の踏み方(?)もいい感じです。
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「ごめんという気持ちがあれば、警察が要らないことはいっぱいある」
(東京下町殺人暮色で慎吾が言った父親の言葉)
「ごめんで済めば警察は要らない」とよく言われますが、これはその反対に当たる言葉です。
言われて確かにそうだな、と思わずうなずいてしまいました。
謝れなくて、引くに引けなくなってどうにもならなくなる。そうなる前に謝ればそれで済んで
しまうこと、というのは世の中たくさんあるものです。
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「人が人を殺すというときというのは、
その段階で既に失敗をしているということなのよ」
(しずるさんと偏屈な死者たちでしずるさんが言った言葉)
このセリフを見たとき、なるほどな、と思えました。
他にもしずるさんは、
「殺人というのは基本的には失敗の埋め合わせであり、自分の怠惰をごまかそうっていう
姑息なものなのよ」
とも言っているのですが、これにも思わず納得してしまいました。
中には失敗の埋め合わせには当てはまらない復讐のための殺人というのもありますが、
これもこれで人を殺す感覚が麻痺して目撃者を殺すことに発展したりするので、何かしらの
失敗の埋め合わせはありえるな、と思いました。
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「倒せば最終回ですが、死んでも最終回です」
(ゲーマーズヘブン!2巻でナタが言った言葉)
突然現れたラスボスについてナタが説明するときに言った言葉ですが、思わず笑って
しまいました。
確かに漫画でラスボスを倒せば最終回ですが、主人公が死んだらそれはそれで最終回な
わけで。
何気なくサラッといっていたところがよかったです。
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「そしたら、また・・・トモダチになれるよね・・・」
(七ツ風の島物語において、ガープ博士の前身年のトモダチが言った言葉)
この言葉を見たときには泣きました。
強い約束みたいな言葉に私は弱いようです。
セリフを全部通して見ると、より感動できます。
「もうすぐ前身年が終わる。
でも、生まれ変わっても自分の名前と・・・
今も昔も変わらず好きなものの名前は忘れないんだって。
生まれ変わってボクの名前を君に教えたら、
気に入ってくれると思うんだ・・・
そしたら、また・・・トモダチになれるよね・・・」
ちなみに、ガープ博士はトモダチに今も昔も変わらず好きなものの名前をつけてあげたのですが、
私は「クラウド」(笑)とつけてあげました。
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「お盆を運んで札束がもらえるのならば……!
ダレが検事などするものかッ!」
(逆転裁判Uで御剣検事が言った言葉)
このゲームには数々の笑えるセリフが出てきますが、これが1番笑えました。
とある目撃証言で、ホテルのボーイが控え室の前でスターからもらっていたチップが札束だった、
という話が出てきて、スターなら気前がいいからそれもありえるのではないか、ということに
なりそうになったとき、御剣検事がこう叫ぶのです。
思わず御剣検事の本音が出てしまったところかな、というところでしょうか。
成歩堂が分析するに、御剣検事は検事の給料に満足していないのでは、ということだそうです。
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「これはな−お前の言葉を借りれば、『何か』が働いたんだ」
(スカーレット・ウィザード5巻でジャスミンが言った言葉)
小説にしろ漫画にしろ何にしろ、人が作った物語では故意に偶然を創り上げることができます。
大抵の作品の場合、その偶然は必然的に仕組まれたものだと納得するか、そんな偶然あるわけ
ないと白けてしまうかどちらかなのですが、このセリフを見たときに、ものすごい確率の偶然を
信じることができました。
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「違う。これは映画の撮影なんだ。本物の海賊船が来るはずがない。
あれはな、エキストラの皆さんだ」
(スカーレット・ウィザード5巻でジャスミンが言った言葉)
奪われた息子を取り返すため、ジャスミンは敵を映画の撮影を口実にとある宙域におびき出し、
軍人時代の仲間の力を借りて総攻撃を仕掛けます。そこにケリーが協力を求めた海賊たちが応援に
かけつけるわけですが、軍と海賊は本来敵対関係にあります。
一気に自軍内に緊張が走りますが、ジャスミンは事も無げにこう言うのです。
心底ジャスミンがすごいと思いました。
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「求める結果は同じはずなのにどうして人は違う道を選ぶのだろう?」
(ワイルドアームズ セカンドイグニッションでアシュレーが言った言葉)
このゲームはこの言葉が根幹にあったのではないかな、と感じました。
また、馴染み深いところだと数学の答えの出し方から始まって、世の中いろいろとこういったことが
多いと思います。
人の考えは確かに十人十色ですが、同じ結果を求めるときもそれは違うのだと気付かされました。
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「弟も大事だけどお金も大事です!」
(パパムパ1巻で弥生が言った言葉)
弟を誘拐した誘拐犯との身代金交渉の電話口で弥生が言った言葉です。
確かにそうだよな、と思えて思わず納得してしまいました。
人間の深層心理をついている言葉だと思います。
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「変態を凌ぐ変質者に女の幸せが手に入れば
あたしゃ今頃ゴールインだ!!」
(パパムパ2巻で直子が飯島先生言った言葉)
人間でありながら犬として扱われているグラジオラスが連れていかれた動物病院の獣医・飯島先生。
グラジオラスが気に入ってしまった飯島先生は、グラジオラスのことをもっと知りたいと解剖しよう
とします。
それを止めようとした直子に飯島先生が、
「私は獣医としては完璧よ!ただ女の幸せが欲しいだけ!!」
と叫んで、直子がこう返しました。
「変態を凌ぐ変質者」というフレーズがかなりツボにきて、しばらく笑い続けていました。
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「それでいくつ守れたの?」
(ドラゴンクエスト 天空物語でテンが村長に言った言葉)
村長が村や自分の地位を守るためにかつての親友を裏切ったことがわかった後、村長は言い訳のように
「守るものがたくさんあったから仕方なかった」
というようなことを言うのですが、それに対してテンがこう切り返したとき、感心してしまいました。
大切なものを守るために別の大切なものを犠牲にしたとき、果たして本当に守りたかったのは何だった
のか、守りたかったものは本当に守れたのか。
結局、何も守れなかったと思います。
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「敵は意外にバカです!」
(星界の戦旗2巻でクファディスがスポールに言った言葉)
お互い消耗戦に入っていて、こちらが逃げる姿勢を見せれば敵も意外にバカでなければ追ってこない、
とスポールは戦況を読んだのですが、敵はスポールたちを追いかけてきます。そのときにスポールの参謀
であるクファディスがこう叫んで、思わず笑ってしまいました。
クファディスはこういうことを言うようなキャラではないのですが、すごく焦っている状況なら言って
しまうだろうな、とも思えて、クファディスが好きになりました。
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「はっはっはっはっはっは!!大丈夫!ぼくもない!!」
(清村くんと杉小路くんと3巻で杉小路が清村に言った言葉)
左と右のタイヤを別々のハンドルで運転する車に清村が乗ったとき、免許がないという清村に向かって
杉小路がこう言いました。
一応杉小路は仮免を持っているのですが、確かに免許はないのです。そのことに改めて気付かされました。
毎回勢いのあるギャグで笑うことも多いこの漫画、中でもこのセリフが1番笑えました。
清村のハンドルが取れたとき、杉小路が、
「大丈夫!!ぼくもとれた!!」
と言ったときも笑ったのですが、やはり最初のセリフの方が好きです。
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「本場のフレンチカンカン見せてくれる!」
(サクラ大戦3でグリシーヌがさくらたちに言った言葉)
ダンスコンテストの前にグリシーヌはかなり本気で言っていた言葉なのですが、笑いが止まりませんでした。
確かにフレンチカンカンも立派なダンスですが、日本に置き換えたら、
「本場の盆踊り見せてくれる!」
と言っているように思えてしまって。
でも、こんなグリシーヌの真面目なところも好きでした。
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「コトロまっしろだし・・・」
(こねこもいっしょでコトロ(子猫トロ)が言った言葉)
なぜか「こねこもいっしょ」の中で1番印象に残っている言葉です。
もしかしたら自分は人間じゃないかもしれない、と思ったコトロがこう言うのですが、色の前にまず姿形だろ
う、とポケステに向かってツッコミを入れていました。でも、それもトロらしいなぁ、と思えた言葉でした。
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「めんどくさいから両方死んで。」
(破天荒遊戯2巻でラゼルがアルゼイドとバロックヒートに言った言葉)
アルゼイドとバロックヒートが溺れたとして、どちらかしか助けられないとしたらどちらを助けるか、という問
いにラゼルはこう答えました。
この直後にラゼルは、
「そのときはあたしも一緒に溺れたげるから、あんたたちは必死こいてあたしを助けて、ついでに自分も助かりな
さい。」
とフォローしていますが、やはり最初のセリフには驚かされたので、そちらを採用しました。
同等のものを二者択一で選ばなければならない、という質問に対して「両方助ける」と答えるキャラが多い中で、
このセリフは異色で好きです。
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「永遠に生きたかったんじゃなく、ひとりで死ねなかったんだ」
(ジバクくん6巻で爆が雹に言った言葉)
永遠の命を望む人、誰にも共通に言えるのではないかな、と思えた言葉です。
死ぬことが恐い、ということが言えなくて、その逆である永遠の命が欲しい、と言っている人たちがゲームでもマ
ンガでも意外に多いような気がします。
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「いつか帰るところを、だよ」
(FINAL FANTASY\においてジタンがダガーに言った言葉)
ジタンと一緒に旅をしていたビビは育ての親に死なれてしまって独りぼっちになっていたのですが、
旅の途中で自分と同じ黒魔道士たちが暮らす村を見つけます。ビビはそこで自分の存在とはどんな
ものかをはっきり知ってしまうことになるのですが、そのとき、ビビを心配するダガーにジタンが言った
言葉です。
直前のセリフから書くと、
ジタン:あいつも見つけられるかもしれない。
ダガー:見つけるって、何を?
ジタン:いつか帰るところを、だよ。
となっています。
ジタンもまた本当の親が誰かは知らなくて、別の人に育てられていた、という経験があるので、
そういう自分の体験談が入っている言葉だったのにより感動しました。
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「助かったんじゃなくて生きようとしたんだ。いつか帰るところに帰るために。」
(FINAL FANTASY\においてジタンがダガーに言った言葉)
上のセリフを伏線にして、エンディングでジタンが言った言葉です。
このゲームのテーマとして、生きる意味と死ぬ意味を知る、ということがあったと思うのですが、
その他にも、自分の居場所を探す、というテーマがあったのではないかな、と感じたセリフでした。
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「”好き”の反対は”嫌い”じゃなくて”無関心”なんだよ」
(シーマンにおいてガゼー博士がシーマンに言った言葉)
シーマンは昔ジャンポール=ガゼー博士という人に研究されていたことがありました。これは
そのときにガゼー博士が言っていた、とシーマンに教えてもらった言葉です。
昔から、大嫌いから大好きになることもある、とか、愛情と憎しみは表裏一体、などという言葉を
耳にしてきましたが、これはシーマンのこのセリフの派生形なんだな、と思えました。
大学のレポートでも就職の面接でも、質問に対する答えは肯定でも否定でもどちらでもいいけど、
必ず自分の意見を持つことが大切で、どっちつかずの答えが1番悪い、と言われたことが私には
あります。それもまた、この言葉に近いものなのかもしれない、と思いました。
人に対しても物に対しても、何かしらの感情がなければそれから発展することはないですし、
記憶からも抹消されてしまうものです。このHPもレビューやファンページを見てもらって、
エニックスに対する何かしらの意見を持って欲しい、というところから始まりましたから、すごく
共感できました。
私は大嫌いから大好きになる嫌いもあるけど、絶対に好きにならない嫌いもある、と思っていますが、
私の考えるその嫌い、というのは無関心な嫌いのことなのかも、と考えるようになりました。
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「もしも私が涙を流せば、ずっと一緒にいられるのかしら?」
(フランケンシュタインズ・プリンセス3巻のベルリネッタの心の言葉)
自分を造ってくれたヴィクターと一緒にいたいのに、自分が人形であるが故に誰かに売られてしまう
ベルリネッタが、ヴィクターが目指している悲しければ涙を流すような感情のある人形だったら離れ
なくてもいいのだろうかと、ずっと心の中でくり返してきた言葉です。
ベルリネッタの健気さが伝わってくる言葉です。
私の推測だと、最初にこの言葉を心の中でつぶやいたときには、ベルリネッタは恋愛感情はわかって
いても、人が涙を流す本当の理由は知らなかったのだと思います。
★
「時として、最良の方法が最善の結果を生むとは限らない。」
(FFTにおいてディリータがラムザに言った言葉)
妙に納得させられてしまったこの言葉。FFTの中でディリータはラムザ以上に名言を
残しているキャラです。
類似語として「僕はベストよりもベターを選びたいんだ。」という銀河英雄伝説の
ヤン=ウェンリー氏の言葉があります。これも好きです。
ディリータはおそらく、このときティータが死んだときのことを考えていたと、私なりに
解釈しています。
★
「あなたの描くうそは、誰かがお金を払ってでも騙されたいものかしら?」
(G戦場のヘヴンズドア2巻で猪熊宗一郎が町蔵に言った言葉)
漫画って突き詰めるとこういうことなんだな、と目からうろこが落ちたセリフです。
私は嘘はつけないですが、そこそこオリジナルで小説を書くことは出来ます。考えてみれば
それも嘘のことで、公然と嘘のことを書いているわけです。
そして、それを商売にしている人は嘘を売っていて、私は買う側として確かにお金を払って
でも騙されたいと思っているのです。
漫画家や小説家として活躍している人たちへの尊敬の念がこのセリフで増えました。
★
「たったひと言の願い事からその本質を見抜くことができるんだろうか」
(でんせつの乙女に収録されている短編「マネキン」の中で鳥子が深雪に言った言葉)
何度も読み返しているうちに心に響いてきた言葉です。
願い事は大抵一言で言われるものですから、何通りにも解釈することが出来る、ということに改めて
気付かされました。いくら神様が全能でも、たったひと言から全てを見抜くのは難しいと思えました。
鳥子が言っていた言葉の全文は次のようになっています。
「・・・ねえ深雪。願い事をするには普通相手がいるよね。
神様も仏様もこんなときこんなふうに勘違いすることないんだろうか。
「世界がわたしのために───────」
たったひと言の願い事からその本質を見抜くことができるんだろうか」
ちなみに、鳥子は動けるようになったマネキンで、深雪は願いを叶えてくれると言われているその
マネキンに「世界がわたしのためにありますように」と願った女の子です。