太平洋戦争の直前に小直径で2000馬力クラスのエンジン 「誉」(ほまれ) が完成し、海軍は約1年後に局地戦闘機 「紫電」 を完成させました。

しかし水上戦闘機「強風」の設計を流用した太い胴体や中翼が災いし、速力不足の上、長脚と下方視界の不足で離着陸事故が多発しました。
紫電は再設計となり、さらに1年をかけて胴体の絞り込みや低翼化などが行われた結果、良好な性能を示し、「紫電改」 と呼ばれました。

しかし既に戦争は末期で、物資の不足と工業力の低下によりエンジンも機体も品質が低下し、十分な活躍をせず終戦を迎えました。
ちなみに局地戦闘機とは、敵爆撃機の迎撃を目的とし陸上基地での運用を想定した機体のことで、要撃機や迎撃機と同じ意味合いです。

航続距離よりも短時間で高高度に達する上昇力と強力な攻撃力が要求され、艦上戦闘機とは異なる機体コンセプトでした。
まったくの素組みです。ハセガワらしい良いキットですが、金型の疲弊か珍しくバリが多く、ヒケや合いの悪いところもありました。

緑の基本色は Mr.カラーの124番。控え目なグラデが写真ではベタ塗りに見えます。

明るいブラウンのスミイレでイラスト的な仕上がりになりました。

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Mar.01.2009