旧日本海軍の局地戦闘機とは重要拠点の防空用の機体で、短時間で高高度に達する上昇力と強力な武装が必要とされました。

雷電の開発は昭和14年に始まり、適当な大出力エンジンが無かった為に爆撃機用の大型エンジン「火星」を採用しますが、これがたたります。
空気抵抗を抑える為、エンジン前方に先を絞ったカバーを装着し、延長軸でプロペラを廻す構造にしたところ、振動問題に悩まされます。

解決に2年がかかり、後発の紫電に先を越され、生産は昭和18年9月から約400機。一部の奮戦を除けば期待を果たせず終戦を迎えました。
金型の疲弊かハセガワのキットにしては合いが悪いところが散見され、特にエンジンナセルとキャノピ周辺は盛ったり削ったりが必要です。

モヤシみたいなピトー管はプラ棒と銅線で作り直し、型ズレの20mm機関砲はパテを盛って削り出しましたが、金属パーツに換えた方が楽です。
キャノピーが大きく中が丸見えなのでコクピットは少々手を加えました。

基本色は Mr.カラー15番のビン生です。紫電改よりグラデを強調しましたが、日の丸と黄色い稲妻に負けました。

スミイレは黒強めのこげ茶。バフより上品ですがメリハリには欠けます。オーバーコートはつや消しです。


Jun.30.2009