初飛行はドイツのMe262 に8ヶ月遅れの1943年3月。第2次世界大戦の連合軍側初のジェット戦闘機で部隊配備は1944年6月からでした。

キットの F.3 は F.1 に続く量産型で、ヨーロッパ大陸に送られましたが、終戦までMe262との空中戦は有りませんでした。

戦後は F.8 を中心に1954年まで約3900機が生産され英空軍の主力となった他、10ヶ国以上で採用され、朝鮮戦争ではオーストラリア軍が運用してMig-15に優位を保ったそうです。
ミーティアの 1/72 のインジェクション・キットはフロッグやマッチボックスから出ていたようですが、今では入手が難しくなりました。

金型は古いようですが合いもよく、エアフィックス特有のリベットの好き嫌いを別にすれば、組み上がりのプロポーションはミーティアの雰囲気をよく表現していると思います。

エンジン・ナセルの優美な細長い水滴形がこのキット最大の魅力です。
座席ギリギリまで機首に鉛を詰めないと尻餅をつきます。それ以外は細かい部分を除いてスジ彫りし、真ちゅう線でピトー管を追加した程度です。

F.3 は実戦でさほど長くは運用されなかったせいか、実機の写真でハゲやチップはほとんど見られず、描くのはやめました。
機体がのっぺりしているので、迷彩をグラデして立体感を出してみました。やり過ぎるとわざとらしくなるので、この程度が良い気がします。

実機の胴体のパネルラインは目立ちませんが、リベットぼちぼちのパネル・ラインに墨をさしてエアフィックスらしさを強調してみました。実機に近づけるだけが模型の楽しみではないでしょう。

Oct.31.2006