2004年01月

■2004/01/31 (土) 『REAL FOCUS』『判事殿の恋愛事情』『ラブシーカー』

■すずはら篠『REAL FOCUS』(三和出版、サンワコミックス)
…やはり絵がすき。いろっぽい。内容もそこそこよかった。

■みさと美夕稀『判事殿の恋愛事情』(オークラ出版、アクアコミックス)
…うーん…いまいち入り込めない。それに、裁判所という特性がそれほど活かされてると思えないし、絵があまり上手くない上表紙からちょっとイヤな予感はしたんだけれどどうも子どもみたいなキャラだらけ。話の展開とかキャラの性格付けとかもスムーズでないかんじ。

■龍川和ト『LOVE SEEKER』(コアマガジン、ドラコミックス)
…どうもやはりキャラの反応とかがオタクくさくて好きになれない。服装やデザインなどもイマイチ。

■七瀬かい『天才いちごの憂鬱』(芳文社、花音コミックス)
…なんだかよくわからない。キャラの性格、動機付けなどが無理がある。

■2004/01/28 (水) 『Reverse!?』『宮脇明子ホラー漫画セレクション 2』

■三島一彦『Reverse!?』(光彩書房、光彩コミックス)
…うーん、いまいち。まず目につかう線が多過ぎ。あと、表題作の先生がワガママすぎで感情移入できない。他作品もなんというか慣れていないかんじというか。

■宮脇明子『宮脇明子THE BEST 2 悪夢〜ホラー漫画セレクション 2』(集英社、クイーンズコミックス)
…あいかわらず面白い。最後の麻雀マンガがよかった。麻雀の役がいまだに分からない。

■2004/01/27 (火) 『7SEEDS』『ダメな男ほど愛しい』

■田村由美『7SEEDS』4巻(小学館、フラワーコミックス)
…なぜだか妙に表紙が燃える。平積みを見てドキっとした。きっとバサラを思い出すからだと思う…少女主人公の漫画で、男二人の表紙、威勢よさげな黒髪の男、雪国、ってあたりが。
そして内容は、春チームの話は、とりあえずナツを応援したくなってしまうので(ダメな気がするけど)、花とピアノ弾きのハルがもっと仲良くなって欲しい。あと、冬!いつかこういうチームが出るんじゃないかとは思ってたけど、ほんとにチームがタカ一人きりになってしまうなんて…作者もあとがきで冬チーム好きだったと書いてたけど、やっぱり表紙もそうなんだけど、吹雪がよかったんだよね。バサラっぽい(って悪い意味では全然なくて)激しさがあって、すごく魅力あるキャラだった。美鶴もけっこうそういう激しい系のキャラだしよかった。あー。こんな使い捨て…いや、使い捨てとは全然思ってないんだけど、でもやっぱこんなすぐに死んじゃうのは悲しい…。
それにしても、この作品すんごく長くなりそう。そしていったい結末はどうなるんだろう。あー気になる…。

■ユキムラ『ダメな男ほど愛しい』(松文館、ダイヤモンドコミックス)
…この作家は絵もデッサンも話も設定もそこそこのレベルにあると思うんだけど、微妙に萌えない…。「エウクロス」のほうが好きだったと思うけど、冷静に考えると「エウクロス」も好みなのは半分くらいなのだった。

■2004/01/24 (土) 『それを言ったらおしまいよ』『リアル1/2』『微熱のカルテ』『前日島』

■よしながふみ『それを言ったらおしまいよ』(太田出版、FXコミックス)
…なんだかひさびさ。同時収録のボーイズじゃない作品には読んでてつらいところがいくつかあった(中年カップルのはやはりキツイ。かなしい)。しかし、それを吹き飛ばすいきおいで表題作がすごく好き。「はらへりなのニャ」とか、全部「かっわいーの」ですませちゃう崇のセリフとか、あと他にもいろいろ細かいネームがやっぱりスゴク上手いよなぁ。あと表紙の構成もおもしろい。よしながさんの作品を読んだのはお会いする機会がなくなってからだったので、新しい作品読むたびに思い出してスゴクくやしい。もっとお話していればよかった。
どうでもいいけど、このタイトルずっと「それを言っちゃあおしまいよ」だと思ってた。寅さんではなく、中村一義の「金字塔」の声で…。

■明治カナ子『リアル1/2』(光彩書房、光彩コミックス)
…兄弟もので、これもSMというか調教っぽい。面白かった。続き、でるのかなあ…。すごく中途半端で気になる。

■石田育絵『水平線』(オークラ出版、isコミックス)
…うーん、あまり面白くない…。そろそろこの作家のどれが面白くてどれが面白くないのか見分けがつくようになりたい…。でもよく考えるとアタリのほうが少ない気がしてきた…。

■漫画・こいでみえこ、原作・春原いずみ『微熱のカルテ』2(徳間書店、キャラコミックス)
…なんだかいまいちだった。麻酔医さんがちょっと不安定すぎるせいかな。一巻のほうがおもしろかった。

エーコ『前日島』今100ページちょっとだけど、面白くならないぃぃ。なんだろ、ユーロ史の細かい知識がないせいもあるんだけど、それだけじゃないよなぁ。『薔薇の名前』は知ってる範囲の教義とかで理解できたもんなぁ。下巻も買っちゃったのに…。

*寿たらこ『SEX PISTOLS』結局雑誌のバックナンバー入手して、米国編読んじゃった。だって委員長が不憫で…よかったねぇ。これからもっと米国がメロメロなところが見たい。

■2004/01/20 (火) 『てるてる×少年』

■高尾滋『てるてる×少年』6(白泉社、花とゆめコミックス)
…まぁそこそこに。いつもどおりくらいに面白かった。ちょっとヒネリがない展開も目立つけど。あと、やっと松子の過去話が出てき始めたので、もう単なる冷酷キャラではなくなるだろうということで一安心。しかし才蔵が男前な性格すぎ。いや、顔は男前でもいいんだけど。メガネなし顔とか。そろそろクライマックスだといいなぁ。編集長がかわっても、花ゆめはもう信用できないから、いい作品は適当に切り上げて欲しい。

■2004/01/18 (日) 『SILVER DIAMOND』『夏草ノ譜』『聖血 ホーリーブラッド』『はな、さいた』『校則違反』

■杉浦志保『SILVER DIAMOND シルバーダイヤモンド』(冬水社、いちラキコミックス)
…表紙がすごくキレイな色と雰囲気で、いいなぁと思っていたので買ってみた。そしたらこの人、わたしが1巻で挫折した「氷の魔物の物語」の作者なのね。ごくふつーなお話と、独特な写植があいまって、2巻いいやって思って買わなかったんだよね。でもこのお話はかなりイイ。異世界人間が降って来るオーソドックスなファンタジーなんだけど、「植物」をメインに据えてて木製の銃がでてくるとことか、「重華成重」「金弦金隷」とかの名前のセンスとか、ヘビが剣になる描写とか、わたし好みで読んでいて楽しい。はっきり言って、予想を上回るかなりのアタリだった。
「魔物…」のほうも、すごく長く続いていた話だから人気あったんだろうし(まぁ冬水社だからそうはいいきれないのかもしれないけど)、もういちど読んでみようかと思う。

■すずはら篠『夏草ノ譜』(三和出版、サンワコミックス)
…この作家は初めて読むけど、絵がなかなか好みだった。お話は、借金のカタに少年が「置屋で三味線」だなんて、時代モノかと思ったら、現代高校生だったので少しおどろいたけど、なかなかよかった。

■石田育絵『聖血 ホーリーブラッド』(冬水社、いちラキコミックス)
…吸血鬼?の王と「与える者」だった高校生。ファンタジーとして、ちょっと地味で古い印象があり、いまいち。

■石田育絵『はな、さいた』2(二見書房、シャレードコミックス)
…うーん、1巻のほうが面白かった。主人公二人の好きっぷりがあまり感じられないかも。

■祇園あゆみ『校則違反』(芳文社、花音コミックス)
…短編集。なんだか薄味というか展開がいきなりで人物の感情がつかみかねる話が多かった。でも祇園あゆみの書くお母さんが好き。奥様は魔女みたいで。

■2004/01/17 (土) 『激しい雨』『ライフウィズユー』『はな、さいた』『キスしよう手をつなごう』

■不破慎理『激しい雨』(ビブロス、BBコミックス)
…どうも竜司の片思いっぽさが強くて、馬場さんの不器用さとか竜司へのホレっぷりもかかれているのに、なぜか読んでて(精神的に)つらいとこもありました。不思議。お話自体は面白かった。でもネコにイカをあげてはいけません!(笑。

■月原繭里『ライフウィズユー』(大洋図書、ミリオンコミックス)
…何度か買おうと思ったんだけど、表紙の絵をみて、デッサンの微妙さとか後頭部が絶壁にみえるとことかを考えて、デッサンが自分に合わないと話も合わないことが多いので、やめていた。それになんかカラーもいまいちだったので。でも、この作品についてよく言っている書評を二つみて、しかも一つはかなり信頼できる(自分にあっている)書評だったので、買ってみた。したらやはり面白かった!それに、中の絵はそれほどニガテでもなかった。だから表紙がもったいないんだなあと思う。表題作のSPのもよかったけど、結構ベタな設定の眼鏡のデサイナー(眼鏡をデザインするわけではない)の話も好きだ。

■石田育絵『はな、さいた』1(二見書房、シャレードコミックス)
…かなりよかった。この人の作品はごついヤロウばかりという印象だったけど、瀬川がときおり美形になるのでちょっとカルチャーショックというか、なんだかよいかんじだった。

■かいやたつみ『キスしよう手をつなごう』(芳文社、花音コミックス)
…同人誌発祥らしく、なんだかいまいち世界にはいりこめない。そして最近の作品よりもオサレ志向がつよく感じる。話もエピソードがとびとびのような雰囲気で総合的にあまり面白くなかった。

エーコの『前日島』をやっと買った!忙しいけど仕事で読む本が来る前に読みたい…無理な気がするけど。

■2004/01/15 (木) 『カブキ 華の章 』『Hくん』

■はしだ由花里『カブキ 華の章 』(海王社、GUSHコミックス)
…信長チックなカブキもの光之介と小姓の景矢が転生して現在に復活。事故で昔の記憶をとりもどした光之介は、それまでの新しい人生の記憶を忘れている。
なんだかありきたりな展開でいまいちだった。でも次も買うかも。すでに何冊か裏切られてるけど、高橋由紀のころはすごく面白かったような記憶があるのであきらめきれない…。

■松本花『Hくん』(新書館、ディアプラスコミックス)
…『がっこうのせんせい』につられて(笑)。古い本なのでいまいち内容がまとまってないのとか、絵が見慣れないのとかあった。表題作のかわりもの叡智(H)くんはおもしろかった。

■2004/01/14 (水) 『鬼虫』『からくりサーカス』

■柏木ハルコ『鬼虫』(小学館、ビッグコミックス)
…なんつーか…燃えるね。おっぱいほりだして大奮闘。天変地異はちょっと多過ぎ(笑。もっと人間関係のほうに重きをおいてほしいなぁ。
帯で「いぬ」「花メリ」が代表作になってて、「よい子」「ブラバン」はなんか…黒歴史かいね。しかし確かに「ブラバン」の後半はおしかったなあ…すごく好きな漫画だったのに、後半はやっぱぐだぐだだったと思う。
いずれにしてもこの作品は続きが楽しみだ。

■藤田和日朗『からくりサーカス』(小学館、サンデーコミックス)
…ごめん、そろそろ飽きてきた…。なんかやはりダレるなぁ。そして絵が厳しいものがある。「うしお」の頃のほうが上手かった気すらする…。でもそろそろマサルと鳴海が再会しそうなので、それは楽しみ。もうこの漫画は終了時にまとめ読みするのと、鳴海関係のエピソード(特にしろがねとの恋愛成就)のためだけに読んでる気がする。

■2004/01/13 (火) 『キモチの行方』『天使の擬態』『微熱のカルテ』

■明治カナ子『キモチの行方』(光彩書房、光彩コミックス)
…総と洋の兄弟に調教されてる啓治に、はじめて友達が出来て、ってどう考えてもこの友達が本命だと思うじゃないさ。裏切られてよかったけど。ちょっと調教場面はひいたけど話はおもしろかった。

■春野まみ『天使の擬態』(徳間書店、キャラコミックス)
…天使のようなクラスメートと一緒に暮らす事に。
なんだかちょっとものたりない。あと絵がちょっと古いかんじ。

■漫画・こいでみえこ、原作・春原いずみ『微熱のカルテ』1(徳間書店、キャラコミックス)
…調子いいけど能力高い外科医とクールビューティでわけありの麻酔医もの。
なんだかこいでみえこの絵がだんだんよくなってきた気がする…気がする。お話も結構おもしろかった。

■2004/01/12 (月) 『SEX PISTOLS』『リトル・バタフライ』

■寿たらこ『SEX PISTOLS』(ビブロス、SBBコミックス)
…事故をきっかけに斑類の先祖がえりをして、フェロモンたれながしになったノリ夫と、デカイ猫又の国政の話とかいろいろ。
うぅ、雑誌に手を出さずに待ったかいがあった。すごく面白かった!!わたしは「クロック・ダウン」が大好きなんだけど、やはりこの人は設定がすごく上手い。「斑類」て。あと、ノリ夫って。ボーイズラブで出ないよこの名前は。いいよねこういう名前のセンス。髪の毛にリボンなんかつけちゃう(あれ後で気づいたけど、男嫌いの米国の前でだけなんだね、細かい…)受け受けしいキャラに、たとえば「楓」とか「薫」とか、あとなんだろ、とにかく中性的な名前とかドキュンネームみたいな当て字名前とか付けないのはわたし好みだ。
しかし、あまりエッチな場面はないのに、なぜBBでなくSBBなんだろう。そして、なんで表紙が白いんだろう…。でもなんだか白は寿たらこのマンガには合っている気がする。つーか『ドグラマグラ』を白くすればよかったのに…。

■高永ひなこ『リトル・バタフライ』1巻(海王社、GUSHコミックス)
…いわくつきの同級生とのなんだか青々しいお話だった。
なんとなく押しがよわい感じがして、あまり好きな作家ではなかったんだけど、裏表紙の紹介を読んでついまた買ってみた。けど、やっぱりいまいちだったなぁ…。2巻はいいや。

■2004/01/11 (日) 「ブレック・ファースト・クラブ」について

外出しなかったので『セックス・ピストルズ』を買いにいけなかった…。

閑話休題。この前みていたここの記事http://www.sting.co.jp/voice/v38.htm)で「美形ぞろいではない」ボーイズラブマンガ、というくくりで挙げられていたコミックスたちが、ほとんど読んだ事があって、かつすべて大好きかそこそこスキな作品、というものだったのでちょっと感慨にふけった。
それにしても「寮住まいのむさ苦しい男子学生の日常を描く」というキャッチで宮本佳野の『MOONY 桜花寮トリロジ(原文ママ)』と高井戸あけみの『ブレックファースト・クラブ』が挙げられていて、MOONYのほうはまあ確かにそういえないこともないんだろうなと思ったけど、BFCのほうは飯塚みたいなかわいい子や双子のようなキャラもいるし、松本も犬山もそんな男男してないし、それになによりも、わたしとしては寮長の三木はいわゆるクールビューティの範疇にはいるだろう超のつくお色気キャラだと思っていたので、「あれってむさくるしいのか〜」となんだか違和感を感じた。でもきっと生活感が濃いせいで、あとMOONYに合わせていちおうここで挙げられているんだろう。あと三木はけっこう男前だからかもね。三木のナース服の脱ぎ方とか、あと『ピロー・トーク』の犬山の「今一生ついていきたくなった〜」をつかっての、コミックスのオビ「強気なメガネ君に一生ついていく」というのがスゴクいいと思うんだけど、つまりそういうことなんだろう。
まぁ結局何がいいたかったかというと、そんな三木がとてもイイキャラだってこったね。

■2004/01/10 (土) 『トコハル』

■小鳥襟くろ『トコハル』(海王社、GUSHコミックス)
…この作家大好き。しかしなんかだんだん男前のキャラの目が小さくなってきている気がする。前からちっちゃいけど。ちょっとこわい。表題作の、トコハルという犬の霊と飼い主とお隣さんのお話はかわいくてよかった。犬神さまがかわいい。あと、素直なのか素直じゃないのかよくわからない不思議少年の出てくるイエロー・タグもよかった。

あ。そういえば、ビブロスの新刊でてたから、すっかりわすれてたけどセックス・ピストルズももう出たんだよなあ。なかったなあ。くそー…明日買いにいこう…。でもなかったってことはきっと売れてるんだろうなあ。うれしいな。

■2004/01/09 (金) 『がっこうのせんせい』

■松本花『がっこうのせんせい』(新書館、ディアプラスコミックス)
…動物のオバケみたいな、しっぽと耳つきの子ども達が廃校でおべんきょうしているとこに、トラブルで仕事を失った新任教員がやってくるお話。かわいい…。何しろかわいい。なつきまくりのイヌとか、美人のネコとか、万年発情期のウサギ(でも三月ウサギって発情期のウサギのことだよね…実際はどっちがほんとうなんだろう?)とか、ふたごのリスとか、すごくかわいい。そして松本花は絵もコマ構成も丁寧で安心してよめる。そして今回はお話も通常より安定している(王道的な話の展開が多いせいかもしれないけど)気がする。いや、もちろんいつもお話がダメってことでは全然ないんだけど、『カメラ・カメラ・カメラ』の後半がちょっとイヤだったのが尾をひいているのだろう。
で、わざわざ抜かしておいたキツネの銀がスゴクかわいい…。なんか銀ってすごくねらいすまされているキャラだと思うので、銀にモエモエしてしまうのは、知っていて落とし穴に落ちるようなかんじだけれど、でもかわいいのでしかたない。ウサギのノンではなくて先生ともっとくっついてほしいなぁ。ノンもスキだけどね。

■2004/01/08 (木) 『ちんつぶ』『天使か悪魔か』

■大和名瀬『ちんつぶ』2巻(実業之日本社、MBコミックス)
…期待以上に面白かった!!特に岩淵と神谷。神谷の分身がどんどんぶりっこになっていくのもかわいいしおもしろく、また分身に嫉妬する神谷もかわいかった。あと、アフレコマンガとかCD関連の話を読んでいたら、ちょっと聞いてみたくなってしまった。BLCDは買ったことないし、興味もあまりないんだけど…。
ところで駅書店でコミックスが平積みになっているのを見てどうにも含み笑いがもれた。だってちんつぶだよ、ちんつぶ。

■越智千文『天使か悪魔か』1〜6巻(桜桃書房、GUSTコミックス)
…えーと、この作家は『BREATH』で興味をもったので、医者と学生とゆう松居と慎吾を目当てに読んでみたんだけど、やはり主人公カップルのキーチと新田はただのバカップルというかんじであまり興味をひかれなかったため、まだちゃんと読んでない。松居と慎吾の方はなかなか精神的にもマゾ的になっていってしまう慎吾がけっこう面白いけれど、なんかちょっと違うかな、というかんじ。うまくいえないけど。もうすこし幸せそうなのもよみたいのだ。

■2004/01/06 (火) 『グランド・ミステリー』と奥泉光のこと。

奥泉光『グランド・ミステリー』上下(角川文庫)読了。この作家は『我輩は猫である殺人事件』が面白かったんだけど、結末にハァ!?と思って(そういう作品なのだとは納得できたものの)、気になりつつも他の作品は読んでいなかった。これは仕事で読んだけど、やっぱりハァ!?な部分がいっぱいあって、でも今度はそれも予測・期待していたので、なかなかいいかんじで読めたと思う。こういう独特さは、ハマるとクセになりそうだ。ネタばれになってしまうのでくわしいことは書けないけれど、こういう修辞、トリック、文法、構造をしっかり考えた小説は好きだ。感覚をメインとしてかかれた小説にも美点はいっぱいあることはわかるが、どうしても最近では「つくる」という行為、「虚構」であることの意義に重きを置きたいと考えるようになった。

■2004/01/05 (月) 『ミラクル琉一様ランド』『禁じられた体温』『AVALON 永遠の愛の島』

■佐久間智代『ミラクル琉一様ランド』(新書館、ウイングスコミックス)
…学園の守護神琉一様の側近になってしまった一般人のお話。この人の絵がダメで過去一冊読んだだけだったんだけど、なんか人気あるみたいだから読んでみた。よくわからない話だけどそこそこ面白くよめた。

■宗真仁子『禁じられた体温』(徳間書店、キャラコミックス)
…警官が昔の友人の弟のトラウマをいやしてやるとゆー普通のお話。普通だった。ところでこの作家のペンネームは『出直しといで!』の相馬仁子だと思うんだけど…そのまんまじゃんねぇ。

■紅井採乃『AVALON 永遠の愛の島』1、2巻(ビブロス、SBBコミックス)
…ナチス下ドイツの貴族アロイスとユダヤ人の召使ダヴィデの話。話がしばしばなんだかまどろっこしい。そしてダヴィデって名前は人名につかうのかなあ。あと最後がなんだか淋しい。

■松本いなき『春宵縄化粧』(光彩書房、Boys Lコミック)
…縄師の話。表紙がちとはずかしい。多分『北神伝綺』の縄師といっしょのモデル。絵も話もなかなか上手い。

■2004/01/03 (土) 『19歳の密かな欲望』『征服者』と『純情ロマンチカ』について。

■捨井タスコ『19歳の密かな欲望』(ビブロス、BBコミックス)
…うーん。わるくないけど、ハマりもしない。やはり語シスコに絵とか似てる。

■かぶとまる蝶子『征服者』(芳文社、花音コミックス)
…表題作品のM代議士ものがよかった。これをもすこし読みたい。

あと一冊か二冊買った気がするんだけど忘れた。そしてみつからない…不憫な。
ヒマだったというのは語弊があるけれど読むものがなくって、CIELの「TresTres」冬号を買ってみてしまった。『純情ロマンチカ』のウサギの小説が載るというのと、どうせならコミックスと連動してやってる全プレ企画についでに応募しようとおもったから。

それでロマンチカについて。どうもこの作家はデッサンがよくなくて(現代物になってからとくに…)読んでいて赤面してしまうことがあるんだけど、内容もはずかしいんだよね。王道というかなんというか、まあそれが目当てで読んでいるわけだけど。
で、雑誌のCDアフレコレポートを読んでて思ったのだけれど、このシリーズのポイントはやっぱ「ヒロさんはすごい人です」とゆってしまう野分の魅力なんですよ(ところでわたしは野分のことを「のわけ」だとずっと思っていたので、この漫画ではじめて「のわき」だと知った)。なんでかというに、野分と上條のカップルは少女漫画では絶対無理なんですよ。だって高学歴、院生からアカポスへすすむ素直でない女性に、天涯孤独で中卒フリーター(まぁ後に学生になるけどそれでもだ)の率直な男がメロメロで、という設定だったら…誰も読みたくないもんなぁ。やっぱボーイズというファンタジーの世界だからなりたつ二人で、だから魅力があるんだと思う。