2003年10月

■2003/10/31 (金) 『デオドラント』『本屋さんでGO!』

■石田育絵『デオドラント』(二見書房、Charadeコミックス)
…けっこうよかった。何様だよ攻と奴隷。ただ、もう少し幸せげな様子がみたいもんだ。

■角田緑『本屋さんでGO!』(マガジン・マガジン、JUNEコミックス)
…はじめて読む作者だけど、なかなかよかった。下僕とクールビューティ(笑)という組み合わせ。お得意とはいえこんなに一軒の本屋に入り浸りの版元ってどうよ…とかは考えないことにする。801はメルヘンやファンタジーなんですから(by花京院。

■2003/10/30 (木) 『詩人は一日にしてならず』

■高口里純『詩人は一日にしてならず』(芳文社、花音コミックス)
…ラブちゃんかわいい。もっとモテモテの話が読みたい。しかしこういう本に男女ものが混じりこんでるのは犯罪だ…(涙。

■2003/10/29 (水) 『夢見るミューズ』

■宏槁昌水『夢見るミューズ』(徳間書店、キャラコミックス)
…うーん。香りと記憶という基礎設定はいいものの、ちょっとツメ甘すぎかと。表題作もいまひとつ…。

■2003/10/26 (日) 『下僕少年節』『ぼくらの運勢』『ウィトゲンシュタインはこう考えた』

■Dr.天『下僕少年節2』(光彩書房、光彩コミックス)
…古本屋に丁度あったので買ってみたけど、なんかやはりいまいち面白さがわからないかも。

■松本テマリ『ぼくらの運勢』(角川書店、シエルコミックス)
…新刊で買ってたら正直がっかりしたかもしれない。絵もお話も、可もなく不可もないかんじ。ただ、短編のアンドロイドもののオチは、よくあるオチなんだけど、こういうの好きじゃないんだよね…。

■鬼界彰夫『ウィトゲンシュタインはこう考えた―哲学的思考の全軌跡1912‐1951』(講談社現代新書)
…思想系の新書はつい買ってしまう。こないだBK1で買っておいたのを読みはじめたけど、まだ一章にはいったとこ。序章はべつの意味で面白かった。ウィトゲンシュタイン文体に魅了されるのは日本浪漫派に熱狂するのと等価にちかいんではないか。あと、「スレッドシーケンス」という言葉でくくられてしまうウィトゲンシュタインの「論考」は、2ちゃんねらの読者には「ああ、つまりウィトゲンシュタイン板の中にスレッドがいっぱいあって、ウィトゲンシュタインは日々ひとりでななしさんをやって、いろんな問題に関して書き込みしてるってわけか」とナトークしやすいね。また、「文責は鬼界に」という一文は、ウィトゲンシュタインに文責を負わせてるのかと一瞬びっくりした。著者氏なのね。
時間掛かりそうだけど、ゆっくり読もうと思う。(こんなこと言ってるから一年に二冊くらいしか読めてないんだよね…)

■2003/10/24 (金) 『裁かれし者 』『Inferior Doll』

…ばっかりじゃないの。わかっていたけどこうしてつづってみると情けなくもある。

■本間アキラ『裁かれし者 』(心交社、CHOCOLATコミックス)
…表紙がスゲエ(笑。劇画かこれは。川崎三枝子を思い出した。しかし中の絵は本仁戻に似てた。本仁戻に劇画と少女漫画を足したかんじ…どんなんだ(笑。いやしかし、ほんと美麗な絵で久々に買ってよかった本です。冷静に考えてみると、ストーリーはいまいちで、あんまりモエモエしないんだけど(あ、医者の話はちょっとモエモエする。でも割合しっかり調べて描いてるし、絵も美しいので全然いいかんじだ。

■霜月かいり『Inferior Doll』(幻冬舎、リンクスコレクション)
…幻冬ってBL出してたっけ…あ、ルチル、バーズもここだっけか。なんか幻冬って会社起こしたときのイメージがまだつよくて、いつまでもヘンなかんじ。それはさておき、この作家もはじめて買った。表題作はアンドロイドものでまぁまぁよかったし、なにしろ往年の藤崎竜をおもわせるような絵・世界観がおもしろかった。

■2003/10/23 (木) 『僕らを支配するコトバ』

『ベロニカ…』まだ読み止しなのに職場に置いてきてしまった…。来週まで読めない。うぅ。

■不破慎理『僕らを支配するコトバ』(徳間書店、Charaコミックス)
…この作家は初めて読んだ。義理の兄弟もの。で、作家が出てくる。作家とか漫画家が出てくる話は好きだ。けど、絵がちょっと不安定な気がした。

■2003/10/22 (水) 『ベロニカは死ぬことにした』『June Pride 6月の自尊心』

■パウロ・コエーリョ『ベロニカは死ぬことにした』(角川文庫)
…たしか、以前単行本のときにかなり出ていたタイトルだったかと思う。まだ半分くらいなんだけど、なかなか面白い。ただ…この訳、わたしに合わない…ちょっと今一つだ。読み止しなのでこのへんで。

■ごとうしのぶ(原作)おおや和美(漫画)『June Pride 6月の自尊心』(角川書店、あすかコミックスCL-DX)
…シエルの漫画結構スキかもしれない…克本かさねもシエルで描いてほしい…(絶対男の子漫画のほうが色気があって面白い漫画になってると思うんだけど…『メイカー』とか『ダブルジャンクション』とか…ぐちぐち。いや、今は関係ないんだが)。おおや和美って他に一冊くらいしか読んだことないけど、絵はやはりきれいだ。内容はそこそこ面白いけど、いまいちまだ入り込めない。前作から読まないと。ところで、平凡少年に学園の王子様がベタ惚れってシチュエーションは王道だけど、結構好き。そういう王道は少女漫画ではたんと出てたけど、きっとボーイズではこのシリーズがそういうののはしりなんだろうな。

■2003/10/21 (火) 『下僕少年節』『恋愛』

ちょっとさあ、昨日から日記再会して、いきなりボーイズもので更新ってどうよ、と思って今日はばっくれようとしたんですが、やはりテクストに優劣をつけてはいけない、それを読む行為にも優劣はないのだ、問題はいかなるシニフィエをいかほどとりだして、それがいかに作用するかなのだ、とわけのわからないことをいって自分を正当化しつつ(できてないよ!)やっぱ記録しようと思った。とほほ。すごくダメ人間の気分だ。…実際そうなのかもしれない。まぁいいや。

■Dr.天『下僕少年節』(光彩書房、光彩コミックス)
…よくみると「東京野蛮外伝」の文字が。それだからか。後半の読みきりはよく分からなかった。表題作はそこそこ楽しめたか…だけどほんと801ってかんじ、話が進んでないよー。ところでタイトルは「ふし」?「せつ」?PASSAGEということは「ふし」なのか。

■高沢たえこ『恋愛』(コアマガジン、drapコミックス)
…あんまり面白くなかった。なんか小さいコマに小さいキャラと小さいセリフとが沢山はいっていたような気がする。設定をとっぴににしようという作為がミエミエな作品が多いように思った。表紙の絵は上手くてきれいなんだ…。

■2003/10/20 (月) 最近の傾向

さて、以前の日記が消えてしまったので、あたらしくさるさる日記を借りました。なるべく毎日書いていきます。とりあえず、今までの分も兼ねて、最近愛読してたり気に入ったりした作家、注目作品を紹介することにします。

小説は最近あまりアタリが出ない。森博嗣くらいか。目取真俊の『水滴』もピンポイントによかったが。恒常的に好きなのは、中島敦、宮部みゆき。中上健次の路地シリーズで中本の一統の美青年が出てくるもの。

海外小説ではイヴァノビッチ「ステファニー・プラムシリーズ」が大好き。ガルシア・マルケスも結構好きだ。『ワンダー・ボーイズ』の原作もよかった。

評論系では最近読んだのは、遅ればせながらだがサイード『プロパガンダと戦争』、ニーチェの『ツァラトゥストラ』(評論…?)、坪井秀人の『声の祝祭』とか。この辺は好き嫌いの問題ではないな。これもけっこう前だが内田樹『寝ながら学べる構造主義』はよかった。

少年漫画は荒木飛呂彦の『ジョジョ』が燃える。あと手塚治虫、とくに『三つ目がとおる』と『火の鳥』。冨樫義博も、もう絵が荒れようがなにしようが恒常的に好きだ。『ヘルシング』『ジオブリーダーズ』も面白い。あと『エヴァ』。小畑健、鈴木央の絵も好き。

青年漫画は奥浩哉の『GANTS』がスゴイ。浦沢直樹、とくに『PLUTO』も。あと『アグネス仮面』『狂四郎2030』『ホムンクルス』、それから高橋ツトム。山田芳裕、ゆうきまさみ、桂正和の現行作を様子見中。

少女漫画は最近あんまり読まないが、田村由美の『SEVEN SEEDS』は群を抜いている。『てるてる×少年』、麻々原絵里衣、今市子、克本かさね、市東亮子、青池保子なども好き。ここに入れていいのか分からないが、山岸凉子、宮脇明子も好きだ。

ボーイズ漫画は最近よく読むんだけど、寿たらこ、今市子、宮本佳野、本仁戻、語シスコ、山田ユギ、よしながふみなどが好き(だいたい好きな順)。他に紺野けい子、小鳥衿くろ、雁須磨子、葛井美鳥、大和名瀬、那須雪江、中村春菊、南京ぐれ子、星野リリィなどもよく読んでる。

とりあえずそんなとこです。