駿河梅花文学賞 選考委員略歴
●那珂 太郎(なかたろう)
  詩人。1922年、福岡生まれ。東大国文卒。詩集「エチュウド」「音楽」(読売文学賞)「はかた」「空我山房日乗其他」(芸術選奨)「幽明過客抄」「鎮魂歌」(歴程賞)、評論集「萩原朔太郎その他」「萩原朔太郎詩私解」「詩のことば」、随筆集「鬱の音楽」「はかた幻像」「時の庭」、「木漏れ日抄」94年芸術院賞恩賜賞。現在、萩原朔太郎研究会会長。
   
●高橋 順子(たかはしじゅんこ)
  詩人。1944年、千葉県生まれ。東京大学仏文科卒業。著書に「高橋順子詩集成」「連句のたのしみ」「意地悪なミューズ」「海の少女」(詩画集)など。詩集「花まいらせず」で現代詩女流賞、「幸福な葉っぱ」で現代詩花椿賞、「時の雨」で読売文学賞受賞。出版社勤務を経て、法政大学非常勤講師。
   
●笠原  淳(かさはらじゅん)
  作家。1936年、神奈川県生まれ。法政大学中退。著書に「十五歳 夏」「祀りのあと」「茶色い戦争」など。「漂白の門出」で第12回小説現代新人賞受賞。「ウォークライ」で第8回新潮新人賞受賞。「杢二の世界」で第90回芥川賞受賞。法政大学文学部教授。
   
●眞鍋 呉夫(まなべくれお)
  作家・俳人。1920年、福岡県生まれ。文化学院文学部中退。39年、阿川弘之・島尾敏雄・那珂太郎らと同人誌「こをろ」を創刊。句集「花火」、小説集「サフォ追慕」「二十歳の周囲」「天命」「飛ぶ男」「黄金伝説」「評伝・檀一雄」、エッセイ集「夢みる力」「露のきらめき」など。句集「雪女」で92年度歴程賞および読売文学賞。
   
●種村 季弘(たねむらすえひろ)
  ドイツ文学者。1933年、東京生まれ。東京大学独文科卒。主著に「怪物のユートピア」「吸血鬼幻想」「器怪の祝祭日」「謎のカスパール・ハウザー」、訳書、G.R.ホッケ「迷宮としての世界」ザッヘル=マゾッホ「毛皮をきたヴィーナス」など。95年、「ビンゲンのヒルデガルトの世界」で齋藤緑雨賞受賞、芸術選奨。第27回泉鏡花文学賞受賞。
   
●加島 祥造(かじましょうぞう)
  詩人。1923年、東京生まれ。早稲田大学英文科卒。詩集「晩晴」「放曠」「離想」新川和江との共著「潮の庭にて」で丸山豊賞受賞。エッセイ集「フォークナーの町にて」「英語の辞書の話」「伊那谷の老子」、訳詩集「倒影集」「タオ・ヒア・ナウ」「ポー詩集」など。最近は伊那谷に住み、画作にもかなりの時間をさいている。